2024年03月31日

2024年02月18日

2024年1-2月に行った美術館・博物館(和食展,ウスター美術館展)

都美のウスター美術館展。ウスター美術館はアメリカ,マサチューセッツ州のウスターにある美術館だが,フランスの自然主義・印象派の収集の他に自国アメリカの印象派収集にも注力してきた歴史がある。これを活かし印象派の国際的な広がりが展覧会のテーマになっていて,日本の美術館所蔵の明治期の画家の作品も展示されていた(このため展覧会名に反してウスター美術館所蔵品以外も多かった)。異国から来た画家たちはパリで最先端の文化を学んでフランスの風景を描くが,故郷に錦を飾ると自国の風土を描くようになる。ロマン主義とは別の意味で故郷への愛着・ナショナリズムを否応なく内包してしまう自然主義や印象派を思ったりした。故郷の風景はロマン主義的に選抜したり加工したりしなくても十分に美しいのだ。最初は明治期の画家がノイズに感じたが,見終わってみると納得であり,パリから遠く離れた西洋美術の辺境としての日本とアメリカという共通点がちゃんと明らかになる構成であった。本展のテーマ設定は成功だと思う。ただ,宣伝の段階でもう少しウスター美術館所蔵品以外の展示も多いことは示しておくべきではないか。

また,アメリカのロマン主義風景画というとハドソン・リヴァー派であるが,アメリカ印象派は新たにゼロからフランスから直輸入したもので,ハドソン・リヴァー派とは全く接続していないのが興味深かった。ハドソン・リヴァー派は全く別のトーナリズムという様式に接続するらしい。本展ではそのトーナリズムの作品も展示されていた。ハドソン・リヴァー派は面白さの割に後ろが無いので語りにくいという欠点がありそうで,ドイツ・ロマン主義に近い。実はドイツ・ロマン主義がビーダマイヤーに転じていくのと,ハドソン・リヴァー派がトーナリズムに転じていく流れもよく似ていて,ロマン主義的風景画は若々しさを失うとどうしても感傷主義に陥りがちなのかもしれない。

アメリカの印象派で印象に残ったのは(ダジャレではない),やはりチャイルド・ハッサムで,都市を遠景にとった室内風俗画はエドワード・ホッパーを連想させる寂しさが少しあって,そこにアメリカらしさを感じた。アメリカ特有の都会の侘しさ,あれは一体何なのだろうか。

どうでもいいオチとして,本展はウスターソースとコラボしていた。ウスターソースのウスターはイギリスのウスター市から来ていて、アメリカのマサチューセッツにあるウスター市とは無関係である(しいて言えば両ウスター市は姉妹都市らしい)。しかし,そんなことは織り込み済の上でコラボする精神は割りと嫌いじゃない。買わなかったけど。




科博の「和食」展。和食に用いられてきた食材や日本人の料理法の歴史の展示がメインであった。食材では硬水と軟水の違いや,日本の地域ごとの食材の紹介などが面白かった。日本はヨーロッパに比べると軟水に寄っていて,だからだしの文化が発達したというのは知っていたが,日本の中では南関東が比較的硬水で愛知県が超軟水というのは知らなかった。火山が多い県が硬水というわけでもなく,法則性が見えないのが面白い。野菜がいつ日本に来たかの表もだいたいのところは知っていたが,何度見てもレタスと白菜は詐欺だと思う。地方ごとの食材では大根の地域差が大きくて面白かった。割りと食べたことがあるような気はするが,何個かは見たことすらないものも。出雲おろち大根,概ねマンドラゴラでは。大丈夫? 引き抜いたときに叫んだりしない?

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料理法の歴史では過去の上流階級や庶民の食事の再現模型が展示されていた。卑弥呼や長屋王等の食事はTwitterで何度かバズっていたので見たことがある人も多いのではないか。長屋王や平安貴族の食事は現代の基準でも豪華な食材を使っているが,食材の種類や調理法の少なさのため,現代人が食べると短い日数で飽きそうである。近世初期の織田信長くらいまで来るとやっと和食の片鱗が見え始める。現代人は贅沢というよりも豊食である。明治期の洋食の展示もあり,本展の最終的なオチの一つは現代の和食は様々な要素の積み重ねで成立したものであって境界も曖昧であるというところであるから,明治期の洋食もその源流の一つという解釈なのだろう。

個人的には「日本食」と言われたらラーメンもカレーライスも入れていいが,「和食」と言われたらそれが作られた伝統だろうと純粋な和食だけを指してほしい。「洋食」や「日本式中華」も日本食の一つだと思うが,和食ではない。その意味で本展の結論は受け入れがたいというか,「日本食」という概念を示さずにあえて和食と洋食と日本式中華を混ぜ込んだのは乱暴だったのではないだろうか。もちろん和食にもゆらぎはあって,一番わかりやすい例で言えばカリフォルニアロールを認めるかどうか等は人によって意見が分かれるところだろう。本展でも世界に広がる和食としてカリフォルニアロールも取り上げていたのであるが,ラーメンとカリフォルニアロールを同じ次元で扱って「和食にもゆらぎがあるでしょ」という主張をしたかったようであるが,普通にカテゴリーエラーでは。生物分類や水質の話題に比べると後半の展示は突然雑になったように感じられた。科博とはいえ,もう少し文化史に丁寧な展示を期待したい。  
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2024年02月09日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.12月下旬〜2024.2月上旬




スキャン対象が爆増するので単なるトロコンよりもかなり大変。手早いスキャンが面白い。




けっこう面白そうなシミュだった。地下を掘っていって都市を建設するゲームは他にもあるが,敵襲防衛や徴税・法律制定等の細かい部分でユニークさがある。






おやつ氏。ジョブが完全無成長でもアイテムと初期アビリティだけでなんとかなるもんだなぁ。まもり&かばう戦法が強すぎるという気はする。


たいたぬさん。奇しくも投稿日が正月,「新年早々有事だよ!」は現実では見たくなかった。ともあれ,さすがのMSFSでも富士山山頂の描写は雑。




ドイツ語版はマルシル本人という評価も納得の出来。





猫の毛で作った醤油,ちゃんと猫の匂いがするのは面白い。



高速道路は偉大。あと長い道中を飽きさせないトーク力がすごい。



A級八段に無茶振りするシリーズだけど,これはハメ技が決まっていて気持ち良い。  
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2024年01月30日

2023年8-12月に行った美術館・博物館(ポーラ美術館,テート美術館展,キュビスム展他)

溜め込んでしまったので一気に書いていく。

ポーラ美術館のシン・ジャパニーズ・ペインティング展。宝永山に登って富士屋ホテルに泊まり,翌日は無計画という状況だったため,都内で開催されているポーラ美術館展には何度も行っているのにポーラ美術館自体には行ったことがないことに気付いて,良い機会と捉えて行くことにした。したがって,ねらって行った企画展ではなく,行ったら偶然この企画展だったという形である。「新たな日本画の創造」をテーマとして所蔵品から明治から現代までの作品に,加えて現代作家から出品してもらったものを加えて大規模な展覧会を構成していた。とはいえ所蔵品からの出品は所蔵品であるがゆえの制限からそこまで統一性が無く,また現代の作家が「新たな日本画の創造」等という抽象的なテーマで素直な出品をするはずもなく,結果として総花的な展覧会と化していたのは否めない。が,個々の作品はなかなか面白かった。有名な現代作家では金魚の人こと深堀隆介や李禹煥の作品があった。しかしまあ,なんだかんだで同行者ともども一番盛り上がったのは天野喜孝の巨大な作品であった。

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常設展的な展示では,やはり印象派からアール・ヌーヴォーあたりが充実していて良い。ハンマスホイの作品もあり,抜け目なく所蔵しているものだなと。ちょうどメアリー・カサットの新収蔵品があって,これが目玉となっていた。


サントリー美術館の虫めづる日本の人々展。虫は多くの地域で描かれるモチーフであるが,江戸時代の江戸の日本人は虫との距離が近く,草虫図がよく描かれた。江戸では虫を飼うことがしばしば流行していて,鈴虫などを売る店や蛍狩りの様子もよく画題になった。画家からすると細かい部位が多い虫は腕を振るうに適した題材だったのだろう。そうした虫が描かれた絵画や工芸品を,江戸時代のものを中心に紹介する展覧会であった。個人的には,虫は生き物の中では好まない部類であったが,登山をするようになってから割りと慣れたくらいの存在だったりする。本展も怖いもの見たさが2割くらいの感覚であったのだが,やはり実物と描かれたものは違い,どれだけリアルであっても嫌悪感はゼロであった。

なお,虫というテーマ設定ゆえに普段のサントリー美術館よりも親子連れが多かった。多くの美術館は自らの公共性を自覚して子供が来館しやすい展覧会を心がけるものであるが,虫というテーマはテーマ自体がよく効くようだ。自分とほぼ同じペースで鑑賞していた親子は,男の子が親に画中の虫の名前を全部教えてくれていて頼もしかった。楽しんで帰ってもらえたなら,美術の側が好きで見に来た赤の他人ながら非常に嬉しい。




テート美術館展。現代アート混じりだったので行くかどうか迷ったが,19世紀までの作品もけっこう豪華であったのと,Twitterのフォロワーが何人か行っていたので,まあ行き惜しむことはないかと考えを改めた。本当はサントリー美術館の虫展とはしごする予定であったが,大混雑で60分待ちであったためにあきらめ,平日に有休をとって出直した。一応「光」というテーマ設定ではあったものの,「光」などという抽象的テーマ設定で総花的展覧会にならないはずが無いだろうということで,実際にテーマはそこまで重要ではなかったように思われる。そういうものだと割り切れば展示品自体は悪くなかった。来ていたのはライト・オブ・ダービー,ウィリアム・ブレイク,ジョン・マーティン,ターナー,コンスタブル,ラファエル前派の面々,ホイッスラー,印象派の面々,カンディンスキー,マーク・ロスコ,ゲアハルト・リヒター等。やはりイギリス人が多い。現代アートはキャプションによる説明不足であり,また体感型のものが多かったのでコメントのしようがない。

ちょっと嬉しかったのはハンマスホイの作品があったこと。本展は写真撮影可の作品が多かったが,作品保護のためか,「光」というテーマ設定を活かすためか会場が非常に暗く,あの環境下でフラッシュ無しにちゃんと撮影するのは相当に厳しい。意外と一眼レフが活躍する場面だったかもしれない。ハンマスホイの部屋は照明が比較的マシだった。

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国立西洋美術館のキュビスム展。2023年はキュビスム関連の展覧会が2つあり,2023-24年でマティスの大規模な回顧展も2つあり,20世紀初頭の流行年だったのかもしれない。このキュビスム展はわかりにくいキュビスムの流れがよく整理されていて面白かった。感想はほぼ全て直後のTwitterに書いてしまったのだが,Tweetが消える危険性も考慮して,ここに加筆しながら転記しておく。キュビスムの成立前史から1925年頃の下火になる頃までを追う展覧会で,前史から成立までの抽象化の過程や,これが抽象表現主義・シュールレアリスムに変わる過程が描かれたのは面白かった。一方,盛期のピカソやブラック,レジェの作品はやはり何も理解できないという感想になる。結局,私の理解が及ぶのはセザンヌやマティスから一歩はみ出たところまで,ということなのだろう。とはいえ,今まで敬遠していたキュビスムが少しは理解できるようになったので嬉しい。

キュビスムは地域的な広がりがちょっと面白く,エコール・ド・パリと同時代の潮流であることに加えて,伝統より理論で組むために,異国出身の貧しい前衛芸術家にキャッチアップしやすいという特徴がある。このため広がりやすかったのだろう。これは新しい発見だった。近代西洋によらず美術は中心から周辺にかけて広がっていくので周辺の流行は遅れがちになるのが普通である(それゆえに前近代だと古い様式の作品は周辺の方がよく保存されているなんて言われたりすることもある)。前衛の概念が誕生すると,この法則も崩れるようだ。

ロシアでは,フランスのキュビスムとイタリアの未来派が同時に入ってきたので,どうせなら合体させてみようという発想から立体未来主義(Cubo-futurism)が成立したこともあったらしい。全く相容れない概念を無理やり合体させていて,周辺だからこそできる荒業という感じもした。実際の作品を見るとキュビスム異常によくわからない。

また,そういう国際的な潮流だったことに加え,ピカソがスペイン人であり,ピカソやブラックのパトロンがドイツ人の画商だったため,一次大戦時に愛国的な美術ではないと因縁をつけられ,フランス人のキュビストが怒って論争になったということもあったそうだ。21世紀の現在はそのキュビスムがフランス現代美術の象徴になっているのだから,未来のことは予測がつかない。なお,キュビスムの発想の源泉の一つにプリミティヴィスムがあり,それが多分にオリエンタリズムを帯びていたものであったことはちゃんと指摘されていた。それだけに同じ西美で開催されていたブルターニュ展でオリエンタリズムの視点が欠如していたのは返す返すも残念である。

  
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2024年01月29日

2024年大相撲初場所の感想

照ノ富士の3場所ぶりの復帰,霧島の綱取り,琴ノ若の大関取りと話題が豊富で,これに引っ張られて上位陣は内容の濃い取組が多く,非常に盛り上がった場所になった。結果は霧島だけが未達となったが,照ノ富士が9度目の優勝,琴ノ若が大関取り成功かつ優勝同点と,多くが達成された。

照ノ富士は休場が多いが出場すれば優勝するという,末期の横綱の過ごし方を全うしている。なんとかあと1回は身体が持ってほしい。序中盤で2敗したことについて不安視されたが,琴ノ若・霧島・豊昇龍に対しては生涯不敗のままであるので,本人は心配していなかったのかもしれない。負けが込んだら休場,体力が持ちそうなら完走という心持ちで,2敗はある程度織り込んでいたのではないだろうか。終盤は膂力や気迫もさることながら,やはり四つ相撲の技能が突出していた。小刻みにたぐって小手投げをうって崩し,右四つになってしまう。最後の優勝決定戦,照ノ富士が巻き替え合いを制してもろ差しに組まれたら琴ノ若でも為す術もない。

琴ノ若は先々場所が9勝,先場所が11勝の計20勝であったから,そもそも13勝は無理であって大関取りの場所とは言えないと言われていた。にもかかわらず13勝するかもしれないという望みがあって審判長が大関取りの場所と明言してしまったのは,審判長が師匠であるがゆえの甘めの裁定だとすら言われていた。それをひっくり返して13勝,しかも優勝決定戦まで残り,何より文句のつけようのない充実した内容であったから,前評判をひっくり返している。なお,私は先場所の評で「年間全て三役で勝ち越している安定感,横綱・大関の数も考えると初場所はかなり下駄を履かされそうであるが,それでも12勝で計32勝はないと話題にならないだろう。仮に初場所12勝以上するようなことになれば優勝争いをしており,霧島の綱取り最大の障害になっている可能性が高い。これも期待して待ちたい。」と書いていて,予想通り,期待通りの展開であった。内容については,従来より恵まれた体格を活かしてどっしりと構え,サラブレットらしい優れた技能で投げるか寄り切ってしまう。今場所はその技能に磨きがかかっていて,2回も肩透かしを見せている。体格から考えると相当に身軽であり,技能賞は納得の受賞である。ただし,それだけに同じように上体の体格と抜群の技能でとっている照ノ富士が完全上位互換と言え,それは苦手だろう。琴ノ若は対照ノ富士に限って別の相撲でいった方が勝機があるかもしれない。


個別評。照ノ富士は上述の通り。大関,霧島は器用貧乏に苦しんだ感があり,序盤は相撲に迷いが見えて上手く取れていなかった。終盤は調子を上げて四つ相撲が光り,豊昇龍戦の二枚蹴り等は見事であったが,結局序中盤の2敗が響いて優勝戦線に残れなかった。ここは2敗が響かなかった照ノ富士との大きな違いだろう。十四日目の琴ノ若戦は琴ノ若の出来が良すぎ,彼が重すぎて攻めきれなかった。しいて言えば押さずに早めに組むべきだったかもしれないが,あの日の琴ノ若は結局寄り切るのも難しかったかもしれない。豊昇龍はどうしても出足の強い相手に負けがちで,五日目の豪ノ山戦は単なる負けで済んだが,六日目の阿炎戦で右足を負傷したのが,まさか十三日目の霧島戦で蹴られて休場に追い込まれることにつながるとは。むしろ,その右足のケガを引きずったまま終盤まで2敗で優勝戦線に残っていたことを褒めるべきかもしれない。重傷では無さそうなので,しっかり直してほしい。貴景勝は場所前は好調そうだっただけに,早々に休場となったのは惜しかった。最後まで残っていたら照ノ富士も琴ノ若もどうなっていたか。

関脇・小結。琴ノ若は前述の通り。そういえば改名はするのだろうか。大栄翔は可も不可もなく。大関取りとなると5人目の大関であるので,ハードルがかなり高くなりそうな。高安は腰の古傷の悪化で一度目の休場,インフルエンザで二度目の休場と不運の極みである。宇良は勝ち星が上がらないなりに身体は動いていて,千秋楽には竜電相手に見事な伝え反りを見せた。

前頭上位。若元春は復調傾向で,左四つの強さが戻ってきた様子。大関取りに再挑戦してほしいが,状況は大栄翔と同じで相当に厳しい。熱海富士は上位挑戦で跳ね返された。体格は十分だが,まだまだ動きが鈍重で,幕内上位の早い展開についていけていない。琴ノ若以上には0−4(照ノ富士とは対戦せず),それ以外には6−5ではあるので,中盤では十分に通用するだろう。豪ノ山は豊昇龍を倒した相撲が会心の出来だったが,それ以外は出足を止められて苦しみ,熱海富士同様に跳ね返された形。翔猿は今場所も動き回って良い相撲を見せた。六日目の照ノ富士戦が少し物議を醸したが,私の感想はこの通り。

前頭中盤。金峰山は首と右膝に故障を抱えての場所となり,非常に痛々しかったので休場してほしかった気はする。その中で,押して一方的に勝てる取組だけ白星を拾い,7−8にまとめた。良いことではあるが,あまり良くない成功体験になってしまう気も。湘南の海も豪快な相撲がなりを潜め,押されると一方的に負け,特に中盤が不出来で大敗した。ケガを公表していないので様子がわからないが,どこか痛めていたのではないか。一山本は突きの威力が通用せず,家賃が重かった。先場所大勝ちして中盤に上がったが,跳ね返された。朝乃山は途中休場を挟んで9勝,本来の実力を考えれば妥当だが,どうも謹慎休場後はケガに弱い。謹慎休場でなまり,身体の作りに影響を与えているように思われる。北青鵬は無茶な相撲でも勝つのが持ち味だったが,とうとう右膝が限界を迎えた。やはり相撲ぶりを変えるしかない。勝った相撲で翌日から休場するのは少し珍しい。御嶽海はこの地位で6勝は意外な出来で,身体がしぼんでいるようにも見える。老け込むのはまだ早い。

前頭下位。剣翔は張り差しで相手の出足を止めるのが得意戦法になっていて,割りと効いている相手が多い印象。止められなくてもぼちぼち相撲になっている。隆の勝は久々に元気で10勝,これで中盤には戻れるだろう。王鵬も10勝したが,もはや登りエレーベーターと評した方がよく,問題は中盤で勝てるかどうかである。一方苦戦したのがベテランで,妙義龍は5−10に終わった。足腰が弱っていて脆い。遠藤も5勝に終わり,ばたついた相撲が多い。宝富士も6勝で,個人的にはこれが最もショックである。左四つになっても完勝できておらず,攻めが鈍っている。碧山は1勝も出来ないまま途中休場となった。彼も突いても相手を崩せなくなっている。

最後に大の里。熱海富士と並ぶ期待のルーキーで,前頭下位・中盤で取る分には十分な体格も技能もあり,出足が鈍いということもなく,現時点では明確な弱点が見当たらない。さすがに琴ノ若・豊昇龍・照ノ富士と当てられて3連敗したが,本割が崩されなかったら14勝で新入幕優勝でも全くおかしくなかった。さすがに来場所は対策されるであろうことと,宇良や翔猿,翠富士のような小兵やトリッキーな力士とは当たっていないので,その辺でどうなるかを楽しみに待ちたい。  続きを読む
Posted by dg_law at 07:00Comments(7)sports

2024年01月19日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.12月中旬〜下旬




あの長い長いSubnauticaが2時間半未満で終わる。チャートの最適化がすごい。資源集めでグダらなければまだまだ縮みそうなのもすごい。



こちらは最近流行したゲームで一瞬で終わるRTA。



8番出口のおっさんは皆のアイドル。



見覚えのある名古屋の風景。オアシス21をくぐるとは思わなかったw



こちらのたいたぬさんはグランドスタッフになって働いている。アメリカ国歌が流れたところで笑いすぎて涙出てきた。



けまり部P。水着の琴葉が4人並ぶと壮観。



未定氏。ある意味「忙しい人向けシリーズ」。おっしゃる通りです。眠かったら寝よう。




20年を経て歌っているのを聞くと流石に感慨深い。まだ歌ってくれるありがたさよ。


昔『こち亀』で見たやつ。意外とルールが整備されていて,もうちょっと真面目にやっても面白そう。将棋の実力差はそれほど問われなさそうw


ここから見られる各有名選手の反省会が毎回面白い。SASUKEを見ているなら必見。  
Posted by dg_law at 12:00Comments(0)diary

2024年01月09日

SIR(スーパーアイドルマスターランキング)のP名数を数えてみた in 2023

毎年恒例。集計ルールは昨年と同じ。長期は正式にカウントするが,ランキング動画に登場する上位10作品のみのカウント。合作の場合,3人くらいまでのものはバラバラにカウント。参加Pが多すぎて収拾がつかないものに関しては「合作」でカウントした。除外とシリーズ最上位以外は参考記録としてカウントで,シリーズ最上位以外については100位まで集計した。

総評
ptsは激減の様相。2022年比で,100位の843pts(昨年は1640pts),50位の1071pts(同2313pts),20位の1988pts(同3898pts)と,いずれも過去最低どころか,過去最低だった昨年からさらに半減となった。2022年はそれでも小規模なブームがいくつかあったが,2023年は思いつくブームもなかった。ランクインしている作品も2021年や2022年投稿のものが多く,新作が投稿されていないか,投稿されても伸びない。

ランクインした人数は70人で,これは昨年よりも増えた。近年はこれもずっと縮小傾向だったので,傾向がよくわからない。ptsが下がり切って過去作がランクインしやすくなっており,最近は活動していないプロデューサーが多くカウントされている可能性はある。



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Posted by dg_law at 08:00Comments(0)Nicom@s

2024年01月06日

ニコマス20選2023下半期&後から追加編(2019〜2022)

ポータル
一応参加します。


1.【アイマス合作】DREAM SONGS COLL@BORATION【人力ボカロメドレー】(合作)



傑作メドレーだった。ニコマスにはまだこれを作れるだけのPが(力量的にも人数的にも)いるということに感動してしまった。

2.除夜m@s'23 なんどでも除夜ろう(メカP・蝉丸P・眠子P)



恒例の。最後のRat_A_Tat!!!の力業よ。今回は1回で108回の鐘が鳴るので2周しなくていい。



2023下半期の選出が2本にとどまったので,自主的なおまけで以下は後から追加編。前回はこれなので,趣旨はそちらを参照のこと。

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Posted by dg_law at 20:56Comments(0)Nicom@s

2024年01月01日

2024 賀正

あけましておめでとうございます。昨年はこのブログをご贔屓にして頂き大変ありがとうございました。今年もご愛顧の程をお願いします。

例年に従って,今年の目標を書き並べておく。(ここまでコピペ)

エロゲ・ギャルゲ:昨年は目標5本で,結果は0本であった。マジで一本もやっていない。一昨年は登山が忙しくて3本に減った……というような状況であったが,昨年は加えて仕事も忙しく,こっそり4巻の準備もしていたりしてどこにも隙間が無かった。今年もエロゲに回帰する隙間があるかかなり怪しいので,目標は立てずに置く。できたら復帰したい。

美術館:昨年は入場時間指定制も減少して,美術館の入場についてはほぼコロナ前に戻った感がある。目標は19としていて,結果は18であった。2023年も18を目標としたい。

旅行:2023年は賀正の記事で「以前からの目標である関西の東方の聖地(弘川寺や信貴山等),未踏県の青森・秋田には行きそびれているので,今年こそはこの2つに行きたい(ということを賀正記事に長らく毎回書いている)」と書いていて,このうち青森県への訪問は達成した。これらの目標は2024年にも残しておきたい。

登山:昨年に登った百名山は筑波山・男体山・北岳・西吾妻山・磐梯山・安達太良山・荒島岳・岩木山・八甲田山(筑波山と男体山は2回目)で,新たに登ったものは6座。合計では32座になった。目標は4・5座だったので,ずいぶんと超過して達成した。2024年も4・5座くらいは増やしていきたい。候補地としては甲斐駒ヶ岳・立山(雄山)・丹沢・恵那山・赤城山・白山・尾瀬・蔵王山など。また,過去に登った百名山をもう一度登るのをいくつかはやっていいかなと思っている(金峰山・阿蘇など)。あとは冬の間に奥多摩・秩父の主要な山をもう少し登っていきたい。  
Posted by dg_law at 07:00Comments(2)diary(2)

2023年12月29日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.11月中旬〜2023.12月中旬




メジャーだけど案外完走者を見なかったゲーム。桶の値段が高すぎてゲームバランスが崩れちゃうのは修正してほしい感じも。



話題のゲーム。ルールが単純で短く終わり,ホラー要素もあるので実況向き。これが瞬間的に流行するのはわかる。



あるべきカバー。結束バンドの曲はもっと小樽潮風高校の面々でカバーされるべき。




こういうくだらない替え歌案外好き。




ココル原人さんは活動をYouTubeに移していたのね。変わらず上手い。


某Vtuberが高瀬音源を出しあぐねている間に,別の人から出てきたのであった。様々な業界の音楽家が楽曲提供に来るV界隈の吸収力がすごい。



中村太地八段の理解力が高く,他のたややん氏との対談よりも深いところまで話が進んでいて面白かった。  
Posted by dg_law at 12:00Comments(0)diary