心に残ったエロゲのバッドエンド。偶然別の記事で話題になってるけど他意はない。まあ『アカイイト』のバッドエンドは間違いなく傑作の物が何個かあるよね。以下、適度にネタばれ。
月並だけど、多くの人の記憶に残っているだろうバッドエンドと言えば、『AIR』のよーい、どん。あの清涼さはすばらしかった。いまだに覚えてるんだからすげぇ『雫』のトースターは非常に懐かしい。同じく懐かしい系統だと、『水夏』の三章バッドはスレでも挙がってる通り、きっつい。三章といえば『銀色』の三章バッドはえらく見るのが難しかった覚えが。なんで当時のゲームの三章って話自体が重いん?
『君のぞ』のエンドも印象深いの多い。妊娠エンドは怖すぎる。茜ルートの遙妊娠エンドは特にいろいろ痛々しくて記憶に残ってるなぁ。遙の服を着た茜のCGがほんとにもう。水月妊娠エンドもなぁ。孝之の自業自得に近いのではあるけれども、あれは途中から水月自体が怖いし。マナマナルートはルート自体がバッドエンド、かな。『螺旋回廊1・2』もいろいろ酷かった。ポリバケツというか赤鼻のトナカイさんは言うまでもなく。犬エンドやありますよねぇ?、最後の最後の「夏の終わり」等、心に残ったのは多い。ageはえぐいの作らせたらほんとうまい。
スレ中盤で上がってる『とらハ1』のバッドエンドはマジ壮絶。あそこだけゲーム違う。あと『とらハ3』のおまけ。都築の野郎はときどき本性(?)出しやがるから困る。いや、困らない。「壁に咲く薔薇」の話はするな。あと、スレに挙がってるところで共感したのは、『マイブラ』の第三の勝利者。あれは怖ぇ。『スクイズ』の話があまり出てないのは、ありきたりすぎてみんな敬遠したか、編集した人がごっそり削ったか。
スレに挙がってないところだと、『Phantom』のトゥルー以外はかなりたくさん分岐しておもしろかった。特にクラウディアルートは味のあるエンドが多い。さくっと殺されたり復讐したり。『神樹の館』のバッドは館モノの典型的すぎて逆に記憶に残ってるかも。人形に戻った後は割と呆然とした。
『顔月』もエンディングの数多かった(そういえば『顔月』も分岐図採用してたゲームだよね)。トゥルー以外だと、主人公が蛇神の能力を身に着けて、正真正銘館の主となって鈴菜と愛欲の日々を過ごしましたとさ、エンドは記憶に残っている。ああいうエンドは好きだ。(まあこの場合は水菜が救われないんだが)
『蟲愛』(これも分岐図使ってるけど、システムが独特すぎてちょっと違うか)も印象深いエンディングが多い。強烈なのはやはり「蟲を産む人生」、「砕かれた幸せ」、「人と蟲の狭間で」。グロすぎ。大好き。トゥルールートだけじゃなくて、アゲハ編、西館編も徹底的におもしろいというのが、このゲームのすごいところの一つだと思う。本当に容赦が無い。いろんな意味で。味のあるバッドエンドが好きなら是非に。