・『猫神やおよろず』6巻(完結)。5巻を読み終わったときに「これは6,7巻くらいで完結だな……」と書いていたのだが,本当に6巻で終わってしまった。正直に言えば7巻までは行くと思っていたので,少し残念である。
→ さてその最終巻。駆け足で完結させた感は強いけど,うまいことまとめたと思う。最低限の風呂敷はちゃんとたためている。しかしまあ駆け足には違いなく,こよりのキャラ描写もラストバトルも,もっと綿密に描いてほしかったというのがファンの本音である。こよりはまだしも,スサノオさんは本当に何をしたかったのやら詳しいことはわからず。描写しようと思えばできたんだろうなーというのがかいま見えるだけに,悔しくなる終わり方であった。
・『ダンスインザヴァンパイアバンド』14巻(完結?)。こちらは事前に,だいぶ前から今巻で完結することが発表されていた。しかし13巻の時点で終わる気配がまったく無かったのでどうするのかと思っていたら,一区切りして第一部完だったようだ。ですよねー。根本的にはなんも解決してないですもんね。
→ で,表面的には大団円で終わったわけだけれども,こちらも若干駆け足だったところは否めず。姫様どうやってスイスから日本に移動したんですかね。スパランツァーニさんとかドクトル・ファウストが何をしたかは読みたかったところであった。何より,ヴェラさんは第二部のほうで何かしら救済措置があると信じたい。
→ 本作ではあからさまな社会・政治風刺があるわけだが,あれで良かったんじゃないかな。全体主義とはああいうものだし,14巻の前半は胸糞悪くなるくらいリアリティがあった。
・ツタンカーメンのコスプレでツタンカーメン展に一番乗りしてみた(Togetter)
→ 定番といえば定番だけど,笑った。
→ これ3千円の入場料が高すぎて,しかもツタンカーメンのミイラ以外に目玉が乏しく,行く気がしないんだよなぁ。上野公園で何度か博物館の前を通りがかっているのだけれど,一度も行列になっているのを見たことがない。中身も気になるが,集客状況も気になる。
・これすごいかも…ABC順に並べたアルファベットを全て「線対称」にしたアート(らばQ)
→ 「イルミナティの陰謀。」というブコメをつけたが,誰からのリアクションもなかった。わりとショックである。つい最近読んだ自分が言うのもなんだが,『天使と悪魔』は『ダヴィンチコード』ほどネタが伝わらないようで。少なくとも,この文字のギミックは宗教関係ないしおもしろいので,ぜひに。映画のほうはこの文字のギミック成分が減っているので,その意味ではお勧めしかねる。