2014年08月25日

非現実な冷たさ,恐怖(ヴァロットン)

ヴァロットン《ボール》三菱一号館のヴァロットン展に行ってきた。フェリックス・ヴァロットンは19世紀末から20世紀初頭に活躍した画家で,一般的にはナビ派に分類されるものの,ナビ派の主流とは似ていないところが多く,どちらかというとエコール・ド・パリの走りと言った方が正しいかもしれない。フランス語圏ではあるが,スイス出身で純粋なフランス人だったわけではない。ただし愛国心は強かったようで,第一次世界大戦の折には志願兵に応募したものの,年齢を理由に断られている(開戦時49歳,そりゃそうだ)。

ナビ派の主流とは似ていないと書いたが,むしろ全く似ていない。ヴァロットンがナビ派に分類されるのはナビ派の主流と仲が良く,その関係の展覧会にも出品していたからに過ぎず,ヴァロットンはあのようなポスト印象派と野獣派の狭間にいるような色使いや画面の抽象化は全く行っていない。むしろその点でははるかに古典的な絵画に近い。

一方,ヴァロットンは,何かに似ているというよりは,同時代の様々な要素を持っていて,考えてみるとこの時代の美術の風潮をよく示した画家なのかもしれない,と思った。肌の質感が硬質でにもかかわらずきちんとエロい,色気があるのはデルヴォーと共通した要素だし,音の全くしない空間を作り上げて冷たい雰囲気を表現するのはむしろハンマースホイに近い。そういえば,女性の後ろ姿を多用する点もハンマースホイと同じ。ただしハンマースホイはその冷たい雰囲気を内なる温かみを表現するのに活かしたのに対し,ヴァロットンはまんま冷たく,超現実的な世界を表現するのに用いた点でやはりデルヴォーに寄る。

じゃあシュルレアリスムかというと,本当に非現実な世界というわけではなくて,現実にある空間には違いないのがヴァロットンの特徴で,雰囲気は非現実的なのに,具象画なのはもちろんのこと,表面も奥行きも間違いなく現実世界なのである。ありそうで存在しない世界なのではなく,浮世離れしているのに確実に存在している場面なのだから,むしろシュルレアリスムとは逆かもしれない。このギャップがヴァロットンの魅力と言えるだろう。それがしばしば都会の無関心的な方向性で発現される辺りは,今度はホッパーにも近い。明確にポリフォーカスを取り入れているところからはセザンヌの影響があるのは疑い得ない。かなりいろいろなことが言える,論評しやすい画家だと思う。

代表作はやはり《ボール》(今回の画像)。これはフライヤーやポスターなどにも使われていたが,採用した人がうまいなと思う。画面手前でボールを追う女の子は,影がかなり歪んでいる。その奥には小さく彼女の両親と思しき男女が立っているが,女の子には全く気を配っていない。どころかこの絵は真ん中でずばっと区切られており,二つの世界に分かれているように見える。というよりも,画面の奥は隔絶されていて,女の子を突き放しているようにさえ見える。そうして女の子の側をもう一度見ると,ボールは森の方に転がっていき,女の子はそれを追って……。このように神隠しの場面として解題していくと,人によってはこの作品を「ホラー」に分類するだろう。(技術的な話をするなら,手前と奥で遠近感がずれていてポリフォーカスになっている。手前と奥で元にした写真が違うとのこと。色調もあえて女の子だけ全く別で,画面自体から浮遊しているようにみえるのが,神隠し感の正体。)

ヴァロットンの絵はこうしたものが多いので,夏にやるにはちょうどよい企画展だったと言えるかもしれない。残暑厳しいこの月末に,どうでしょうか。

  

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2014年08月22日

最近(?)読んだもの・買ったもの

もはや最近でもなんでもないものも含んでますが。

・『ブラックラグーン』10巻。連載再開のスタート。基本的にKousyouさんがすばらしいレビューをあげているので,それに賛同するところ。いつもの複雑な構成のブラックラグーンって感じで良く,これからこれらの糸がどういうふうに絡み合って,最後には解けて大団円なのか,気になってしょうがない。
→ ロックは自力では戦闘力を持たず外の世界をよく知ってる元日本のサラリーマンな部分と,ロアナプラに染まってしまった部分が融合して異能生存体的な何かになりつつある。「変わってしまった」というより,「手の付けられない前例のない何か」に進化したと言ったほうが。
→ 1990年代という設定上,パソコンがめちゃくちゃ古かったり中国軍の情報部隊が貧弱極まりなかったり。連載当初からある種のノスタルジーはあったが,舞台の年代と現在がどんどん離れており,現実世界の情勢の変化によってよりノスタルジーが増している。これも一つの本作の魅力になりつつあるのかなと。
→ ソーヤーさんがかわいかった。かわいかったのだけれど,自分の無口・ジト目好きも末期だなと思わないでもない。


・『聖☆おにいさん』10巻。よくネタがつきないなと毎回思う。なんだかんだ言って,まだまだマリア様とかサンダルフォンとかネタにできる部分はあるようだ。
→ 一番笑ったのはサイゼリヤ回。そりゃサイゼリヤは聖母子にとって実家のような安心感でしょうよ。
→ 「マリア様縛りの男性向け恋愛シミュレーションゲーム『マリア様がいっぱい』」なにそれ超おもしろそう。出そう(提案)。あれでしょ,マグダラのマリアだけで3人くらいいる的な。欄外コマにあったけど,友人キャラのイエス・キリストが強すぎてバッドエンドしかない。


・『スカーレットオーダー』1巻。『ダンス・イン・ザ・ヴァンパイアバンド』の第2部である。一気に7年経って2020年,東京五輪開幕から話が再開。開いて1ページ目,いきなりザハの設計通りの新国立競技場で吹いた。そりゃミナ様の経済力ならなんとかなるかもしれないが。
→ まだ存在してない(というか,してもザハ案にはならないであろう)新国立競技場は置いといて,深川・清澄庭園がDIVBの聖地巡礼スポットになった,とは言えるだろう。個人的にはもう何度も行ってはいるのだが。
→ 甲賀三郎はこういう人のようだ。日本神話とは別系統の諏訪の蛇神信仰のルーツであり,諏訪湖の御神渡りの理屈付けでもあるよう。諏訪は東方の聖地巡礼で何度も行ってるしいろいろ調べたことがあるが,こんな民話があるなんて知らなかった……というかまた諏訪か。すごいな諏訪。


・『ご注文はうさぎですか?』1・2・3巻。アニメ見てからまとめ買い余裕でした。原作もおもしろいじゃないですか。感想はどうしてもアニメと同じになってしまうのだが,原作の絵はなおのこと綺麗である。こういう系統の四コマ漫画なのに,画集が出ているだけのことはある。というか画集も買った。まだ読んでないけど。
→ こういう日常系百合漫画で絵が綺麗というと,アニメの感想にも書いた通り『ゆるゆり』を彷彿とさせるけど,『ごちうさ』の場合は色気があってよい。しばしば「ココアたちは中学生,チノたちは小学生に見える」という感想を目にするが,これだけ絵に色気があるなら,設定上ココアたちを高校生にしたのは正解。
→ そして,これだけ絵で押せるのであれば,4コマというのはむしろ足かせなんじゃないかなぁとは思わないでもない。大ゴマでどかっと描いた方が映えるのに,4コマでせせこましく話が動いているところはあり,個人的な意見ではあるがかなりもったいない。だからこそたまの大きい絵に異様なまでの気合が入ってて美麗,というところはあるにせよ。
→ 2・3巻は意外とアニメ化に使われていない話があって,アニメ化しづらい話だったののか,話がつなげづらかったのか。しかし,この辺もピックアップして使うなら,4巻の内容も合わせれば案外2期の分の話が早く溜まるのではないかと。期待して待っていよう。
→ 最後にややどうでもいい話をすると,やっぱり『ごちうさ』ファンならテテザリゼとジョガマヤを入手して飲まにゃあかんのだろうか。紅茶は好きなので,普通に興味はあるのだが,入手難易度が。
  
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2014年08月20日

C86参戦記 with インディアン麻雀

13日
鹿島神宮と大洗。詳しくは別記事にて。

14日
安息日。インディアン麻雀をして時間をつぶしていた。簡潔にルールを書くと

1.山牌を伏して積むところまでは通常と同じ。ただし,配牌は普段と反対向きに立てる。つまり,自分の手牌は見えないが,他人の手牌は全て丸見え。理牌は紳士協定で対面が責任を持って行う。
2.ツモ牌は全員に見える形で開ける。その上で対面は紳士協定にもとづき,手牌のどこに入るかを示す。プレイヤーはツモ牌が入った場所から自分にだけ見えない手牌の並びを予測し,1枚捨てる。
3.ポン・チー・カン・ロンも紳士協定。もっとも,ロンはなかなか紳士協定が守られないが。

無論,最速で13巡目には全ての手牌がオープンになるが,これはスタートが遅れる上に,紳士協定があるとはいえ自分の手牌が全て相手にも見えている状態でもあるため,思ったより有利にならない。いかに手牌の見えない部分を正確に予測し,不要牌を当てて切っていくかがポイントになる。そんなもん上がれないだろ,と思われるかもしれないが,紳士協定さえちゃんと順守されていれば案外と上がれる。というよりも,ここまで5回ほど打って一度も流局がない。

インディアン麻雀


たとえばこれでクイタン赤2ドラ1になるが,上がった本人(私)には最後まで伏せた牌がわからなかった。後で確認したら(456)(五六七)(567)五五234だったはず。本来なら三色をつけるべき手だが,インディアン麻雀にそんな余裕はない。というか,紳士協定で対面に「その五筒チーできるよ」と言われたから鳴いただけであって,実際のところ上がるまで本人には(456)なのか(567)なのか,確認しようがない。場が進んで数え上げが聞くようになってようやく,なんとなく把握できるという感じ。紳士協定がちゃんと守られる仲間内なら大変盛り上がる競技なので,暇つぶしにいかがか。


15日
初日。前日夜に友人たちとサークルチェックをしたところほとんど買いに行くところがなかったため「重役出勤でよくね?」となり,朝9時半に出発,10時40分に東駐車場に並び始めた。11時半頃に入場かと思っていたが,意外と列の消化が早く,11時5分には会場入り。チェックをつけていたサークルはおおよそ買えた。結果的に今回の購入物で艦これジャンルは3位を占めたものの,艦これジャンルのある初日はチェックしたサークルが10に満たず,そりゃ重役出勤でいいわなぁと。それでも暇だったので薄荷屋かHEARTWORKかに並ぶことにし,ORATORIOから「HEARTWORK頼む」というリプライが飛んできたので結局HEARTWORKに並び,購入後に企業へ。アクタスに並んだ。

アクタス列はなのはプロジェクトや文化放送と同じ並びの隔離列に並ばされたので「うわぁ,たいへんなことになっちゃったぞ」と思ったが,アクタス列は長くなかった。単純にアクタスのブースが建物の内部にあった上にブースが最小単位=非常に狭く,とてもじゃないがブースの前に列を形成できるようなスペースが無いため,屋外に隔離列を形成することになったということのようである。アクタス自体は極小のスペースの中でレジを3つ置くなど,がんばっていたと思う。そんなことより,隔離されている企業の待機列が多すぎたという事情から,移動列同士が渋滞を起こすという本末転倒な事態になっていた。右腕を上げた私が含まれていた移動列も,あわや右腕を上げた20人ほどの別の集団と正面衝突しかけていたが,最後まで事故が起きなかったんじゃろうか。そんな心配をよそに,ガルパン関連書籍を手に入れ,友人と合流して撤退。13時半頃に会場を離脱。

帰宅後にアクシデントが発生。初日は電車で行ったから問題なかったが,二日目以降は電車の始発より前の到着を目指すため頬付の車を利用するところ,彼の車が故障。結局直すために頬付は夜中まで奔走していた。お疲れ様です。また,東京に着いて早々に飲み会に旅立っていったORATORIOが予定から大幅に遅れて帰宅する情勢であったため,代わりに彼のチェックリストの最終確認と作戦立案をし,案の定へべれけで帰ってきたORAを出迎えてから23時頃に就寝。


16日
二日目は直ったばかりの車で出発し,5時半に現地着。風が強く日差しは強くなく,大変過ごしやすい朝であった。10時5分頃に東会場入り,おおよそは予定通り順調に買えたのだが,唯一の失策が東で最後に並んだ伊東ライフである。前回さくっと買えたから今回も楽勝やろうと気軽に並んだら大変な牛歩であり,思わず「伊東ライフ列長すぎがんばれない」とつぶやいてしまった。列整理のスタッフが「心のなかでがんばれ♥がんばれ♥とつぶやけばあと一歩詰められます」とか言い出す始末である。あまりにも時間がかかりそうだったため,急遽終戦していたORAに西を全て頼み,待つに待つこと90分,とうとうあと5人ほどのところで「新刊完売です」の告知。さすがにこれはがんばれない。いやまあ,長いことコミケに来てれば何度か経験することではあるけれど,何度経験しても60分超が消し飛ぶのは辛い。(※ 後日,とらのあなで買えました)

伊東ライフ購入に失敗した後ORAに連絡を取ると西で頼んだものは全部買えたそうなので,他の友人たちとも連絡を取り合って合流。13時半頃に会場離脱。帰宅後,シャワーを浴びて身体を休めて飲み会「バーストリンカー(隠語)による飲み会」通称「バ会」に参加。三日目はガチ参加である関係上あまりゆっくりできなかったが,いろんな人といろんな際どいトークができておもしろかった。そしてバ会名物(?),メロン日本酒。写真をあげようかと思ったが秘密結社(笑)のバ会の主旨を考えて断腸の思いで止めておくが,メロン半玉に種を繰り抜いて日本酒を注ぎ込み,果肉を削りながら飲むという飲み方である。これがマジで効く。メロン日本酒はメロンの甘みがアルコールを増幅させてるんじゃないかとしか思えないほどがっつり酔いが回るということが,今回初めてトライしてわかった。是非ともコミケ期間中ではなく,前後不覚になっても許されるタイミングでお試しあれ,と読者諸氏には進めておく。

バ会から帰宅して即就寝。


17日
午前2時半に起床。酒はいまいち抜けてなかったが体調は元気。さくっと仲間内で作戦会議をして出発。4時50分頃会場着。昨日よりはやや後ろ。この日はやけに涼しく,午前8時頃までは非常に楽であった。そこから少し気温が上昇し始めたが,それでも例年のコミケよりは全然楽な気候のまま一日が過ぎていった。10時7分頃に会場入り。東456から回り始め,あまりにも列が長かったNEKO WORKsをあきらめた以外はおおよそ順調に購入。VISTAで手に入った秋雲のクリアファイルは某秋雲好きな人にプレゼントした。

12時頃に東123に移動。こちらも長大な列が形成されていたまほ〜びんとRedropはみなかったことにしたことと,表計算先生ことEXCELさんのGewaltが完売していたこと以外はおおよそ完売なく買えていった。列が長くて閉口したのはじぇのばけーきくらいで,じぇのばけーきをあきらめていたらまほ〜びんとRedropのどちらかくらいは買えていたかも。どれを優先するか,判断の難しいところである。ここまで13時のやや手前。西に移動し,アイマスの島サークルをちまちまと。最後にエロゲ評論ゾーンにいる何人かの知り合いに挨拶して,14時くらいに終戦。14時半頃に全員集合して帰宅。

帰宅後,17時半頃まで戦利品をチェックしながらだらだらと過ごした後,頬付の車で東に帰っていく友人たちを見送って,コミケが終了した。……聞くところによると,頬付の車はゴール間際でガス欠になりかけて詰みかけたそうで,今回車関連のトラブルは多かった。おそがい(唐突な三河人アピール)
  
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2014年08月19日

第三次大洗巡礼記(&鹿島神宮)

コミケの手前の13日に,鹿島神宮と大洗(三回目)に行ってきた。

鹿島神宮に行ったのは,直刀を見たかったから。剣道・剣術の聖地鹿島が誇る宝剣で,正式名称はまんま「直刀」。古代から伝来する来歴のはっきりとした直刀としては最古の部類に入るものの一つで,かつ保存状態が非常によい。制作された理由も比較的はっきりしている。日本神話において崇神天皇が布都御魂を石上神宮に奉納したことになっているが,人間の時代になってから鹿島神宮が,布都御魂は元は武御雷が神武天皇に与えたものだから武御雷を祭神に祀る鹿島が所有するにふさわしい,と主張するようになった。結局返ってこなかったので,奈良時代に新たな布都御魂が作られて,これが鹿島神宮に寄贈された。『常陸国風土記』にも奈良時代頃に直刀が打たれて寄贈されたということが記録されており,様々な考証とも一致するため,おそらく1200年以上昔の作例になるのは間違いない。

そうした由来から鹿島神宮はこの宝剣を「韴霊剣(フツノミタマ)」の俗称で呼んでいる。要するに,伝奇系創作的な言い方をすれば神剣「布都御魂」に対する宝剣「布都御魂(偽)」なのであるが,元の神剣の格と1200年以上の歴史を鑑みるに十分な霊力を持っていると思われる。そもそも2.5m超の巨大な直刀であるため,多分選ばれた血の持ち主か英雄の類じゃないと持ち運べないと思います。聖杯戦争の媒介に使えば(直接関係ないけど)塚原卜伝あたり召喚できそう(適当)。残念なことに撮影禁止だったので茨城県教育委員会の解説ページにリンクを張っておくが,実物は2.7mあるだけあって巨大でインパクトがあり,1200年以上経過しているとは思えないほど,本当に保存状態が良くて驚いた。とは言ってもさすがに刀身は鈍そうで,むしろ当時の技術力を如実に感じさせた。宝物館にはその他にもいろいろ展示してあったが,直刀以外は他の古くて大きな神社なら持ってそうな物しかなく,目新しさは無かった。

宝物館以外にも一通りの施設は回ったが,要石と御手洗池はおもしろかった。御手洗池の横にある売店の鮎の塩焼きとみたらし団子が美味なので,これから行く人にお勧めしておく。


その後,車で一度大洗を通りすぎて,水戸のクックファンに移動。ガルパンカツを食う。

ガルパンカツ


作中(10話)でも登場し,生徒会チームが食べていたアレである。写真の物は初期型(1580円)で,これとは別にリアル型(3000円),重戦車型(7200円)の三種類ある。リアル型は揚げるのにかなり時間がかかる上に2〜3人分,重戦車型は要予約で4〜5人分となる。ぶっちゃけて言うと初期型でもかなり大きく,1人で食べると相当お腹いっぱいになるので,リアル型・重戦車型に挑むのであれば相当な覚悟が必要であろう。でも次行く機会があるなら,4人で行って重戦車型を注文してみたい気も。味はうまかった。豚肉にこだわっているらしく,とてもやわらかい。店長さんが大洗応援団長なだけはあって,店内はガルパングッズがかなり多かったが,ガルパン関係なく来る客を圧迫してないかはちょっと心配であった。

クックファン


店先はこんな感じ。会長と華さん押しだが,会長は作中でのクックファンの登場が上述の如く生徒会チームがここでカツを食べていたから。華さんは店長が好きだかららしい。

そして大洗に移動。今回の主目的はカルパッチョとペパロニ。「かくれんぼ」という本来の主旨に立ち返って,公式サイト上には「アンチョビの近く」「飲食店」ということ以外に情報がない状態である。ただし,OVA劇場公開のパンフレットにはどちらもはっきり場所が載っているため,持っていれば探しまわる必要はない……というか,ペパロニはともかく,カルパッチョは「アンチョビの近く」「飲食店」以外のヒント無しで辿り着くのは不可能に近いような。アンチョビのパネルからはけっこう遠い,とだけ書いておく。

ペパロニカルパッチョ


完全に新規の「ガルパンキャラの」パネルというとこの2体だけだが,それ以外のパネルが増えていた。どういうことか。答えはこれだ。

肴屋本店


実在の人物のパネルである。この肴屋本店さん以外にもいくつかの店舗で店長さんのパネルがキャラと並んで設置されていた。どこに向かっているんだ大洗。ただ,後から知ったのだが実際にはかなりまじめな企画で,NHKでも取り上げられていた。実際悪くない試みだと思うが,実際キャラパネルと並んでいるのを見るとシュールである。実はこのパネル,どうブログで紹介したものかけっこう悩んでいて,顔を隠せば大丈夫か,とか考えていたのだが,NHKで報道されていてHPに堂々と載ってるなら,私がここで隠したところで今更であった。まあ何か問題が浮上したら消すかトリミングします。


次に行くのは劇場版公開時かなぁ。可能ならばクックファンのリアル型ガルパンカツを昼食に,あんこう鍋を夕食に。
  
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2014年08月15日

C86サークルチェックリスト(三日目)

三日目,チェックを再確認するに,私意外と忙しいのでは。

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2014年08月14日

C86サークルチェックリスト(初日・二日目)

初日は行かなくてよさそうな雰囲気が。数が少ないし,チェック付けたのは全部委託がありそう。二日目は逆に,咲が二日目に移動して東方とぶつかったため,三日目並に忙しいかも。

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2014年08月09日

非ニコマス定期消化 2014.3月下旬〜2014.4月上旬

今回は雑多に。




咲にプロ実況シリーズの後追い。本家に比べると,という拙さはあるものの,これはこれで十分におもしろい。



なんで合うんだよというツッコミはもはや無粋。



派生元。なんだこの異様な完成度。本気で大洗を応援したくなる煽り方。



墨絵の美しさというか。すごく中国的なセンスなんだけど,東方とあわさっても違和感があまりない。湖南省の山奥あたりにありそうな幻想郷。



エイプリルフール企画。ゲームを改造してのTAS。※ 本作はクレイジータクシーのTASではありません。



狩猟免許を取ったカメ五郎がいよいよ始動。12月の1回目は一応完結したが……? 2回目の動画も最近始まった。



すっごいそれっぽいCMとしても楽しめるし,当時のCMのパロディとしても楽しめるので一石二鳥。ちゃんと声を入れたのがすごい。



案外と普通のアイドル曲でいい曲なのがすごい。そしてコールの完成度。



ぴょんぴょんがいつの間にか癖になる。うーちゃんかわいい,ぷっぷくぷー。



カンスト動画。グレイズはもちろん,桜点の増やし方,森羅結界を出すタイミング,桜点最大値の増やし方全てを計算して動き続けている。桜点の関係で後ろのステージほど点数が増えやすいが,Part5の異様な点数の増え方は必見。
あと単純に,久々に妖々夢の曲を通して聞いたけど,やっぱり反則的に美しい。
  
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2014年08月08日

華麗なるギャツビー(映画)

恥ずかしながら原作未読。レオナルド・ディカプリオ主演の方の映画である。ストーリーについては全く予備知識無しに見たので,新鮮ではあったのだが,原作との違いが気になってしまいストーリー面で真正面から評価するのをためらわれることになってしまったので,素直に原作を読んでから見るべきだったと若干後悔している。この辺は人によるのだと思うが,やはり自分の場合原作が気になるのであった。これが再確認できただけあって見た意味はあったかもしれない。本作はやや犠牲になる形になってしまったが。ネットでざっと感想を見た感じでは,原作におおよそ忠実であったようで,気にしすぎなのかもしれない。

狂乱のアメリカ1920年代という雰囲気はよく出てたと思う。引いた位置からカメラを高速で手前or奥に移動させてズームアップし,画面にインパクトを与える手法や,上空からの俯瞰からパンをしながら近づいていく手法は,よく知らなかったのだがこの監督の特徴らしい。なるほど,どの映画でもこのカメラを多用するのであれば,それは確かに強い特徴だろう。本作においては効果的に動いていたと思う。それでカメラが寄ったときに飛び出してくるのが露骨に趣味のよろしくないド派手な衣装や部屋の内装であり,テンポの早いダンスである。ギャツビーの屋敷で繰り広げられていた,そして実際のニューヨークでもよくあったのであろう乱痴気騒ぎの雰囲気はとてもよく伝わってきたし,本作の最大の見どころと言っていいかもしれない。

そうしたシーンの多い前半に対し,ギャツビーの正体と目的が明らかになるにつれてパーティーの回数は減っていき,作品はむしろ落ち着いた雰囲気を見せ始める。ストーリー的にはここからようやく動き出すので,ストーリー面を中心に見る人は映像にだまされることができずに飽きてしまうかもしれない。実際にそういう感想はいくつか見受けられた。私はうまいことだまされた側の人間なので,気にならなかったが。映像の派手さとストーリーの動きが,ギャツビーの正体が明かされることでスイッチし,昼と夜のように切り替わるのは構成としておもしろかった。

原作が有名ではあるのだが一応ネタバレは無しで言うと,ストーリーはわかりやすく,オチは割と早々に気づく。が,王道は王道だからこそおもしろいを地で行くので読めても問題ないし,むしろ予想通りの道を特急で駆け抜けてくれるので気持ちがいい。主人公ギャツビーは「華麗なる(the great)」とつくだけあって,超大金持ち・イケメン・陽気で派手好き・好感の持てる立ち居振る舞いと非の打ち所のない人物に見えるが,謎めいていてどこかに影を持っており,心の底では信用ならない人物にも見える。そうしたつかみどころのない人物像はレオナルド・ディカプリオにとってはまり役であった。彼と言えばずっと『タイタニック』のイメージしか無かったが,うまく年を取って貫禄が出てきたように思う。あまりにぴったりすぎてむしろレオナルド・ディカプリオ本人も心の底では信用ならない人物に見えてきたという自分の中での風評被害が生じてしまったが,そのうち『アビエイター』でも見て上書きしておこう。あと原作はそのうち,おいおい。


華麗なるギャツビー [Blu-ray]
レオナルド・ディカプリオ
ワーナー・ホーム・ビデオ
2014-05-02

  
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2014年08月06日

ユーザーが最大の脆弱性

・コロンビアは「Columbia」ではない!―国名のつづりミス撲滅運動を展開(ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版)
→ カタカナ表記しか見ないので,気にしたことなかったな。今後アルファベットで書く機会があったら気をつけます。


・サンキューユッキと姫川友紀の描いた軌跡(めぐりあいクロニクル)
→ 上から下まで同意しかない。サンキューユッキはすごく良いタイミングで終わったと思う。シンデレラローテーションで仕切りなおしたのはうまい判断だったし,なんJネタや野球ネタという縛りもなくなって自由にやってて,公式の動きをあまり気にしなくて良くなったと。実際にはユッキが出てきてそういうネタになる回もあるけども,何回かに一回というだけで全然作品の雰囲気が違う。
→ サンユキの公式への影響というと,ネギ振り回してた時点でなくはなかったと思うので,あれが良い予兆になったのかも,とは後から思った。


・「このアニメは今期のダークホース」って言い方はいい加減やめろ(増田)
→ とはいえ世評のようなものは漠然として存在してなくはないわけで。してないと言われたらその時点で議論は終了してしまう。事前に宣伝や原作をチェックはするけども,実際にどうなるかは蓋を開けてみないとさっぱりわからないのがTVアニメなわけで。だから始まる前や始まった当初はあーだこーだ世評をうかがって見るべきアニメを定めていく人も多いわけだ。これが漠然とした世評ってものだろう。その中で事前には話題にならなかったけど,終わってみると話題をかっさらっていたアニメであれば,やはり「ダークホース」と呼ばれると思う。「「意外と面白いじゃん」みたいに言われんとアカンのだ。」と言われても,意外とおもしろかったのだからそう言われるだろう。
→ 「ダークホース」で気分悪くなるなら,世評のようなもの自体を気にしないようにした方が精神衛生上良いと思う。気にしつつ「使うな」と訴えるのはちょっとわがまま過ぎるのではないかと。使ってる側からすると別に上から目線で使っているわけではないし,明確な罵倒用語だったり差別用語だったりする用語でもないし。むしろ好きな人が少数派な状況を見事にひっくり返したのだから,称賛の意味合いしかないと思うのだが。


・「性能が低下しています」「スパイウェアを探知しました」「クラッシュ寸前です」「エラー 直ちに削除」警告表示広告に要注意・国民生活センターが注意喚起(ガベージニュース(PN))
→  あの広告は光って点滅するのが半端無くうざい上に,twipicのようなサイトでも表示されるから滅びろとしか思わない。取り締まった方が良いレベル。まあ,取り締まれと思っているようなネットユーザーは最初から対象にしていない広告ではあるのだけれど。
→ 広告を出している詐欺会社には何も期待してないが,代理店やサイトの側はあれのせいで閲覧数が減るという危惧から行動をとってくれないかなとは思う。しかし,マウスオーバーで拡大して動画が始まる形式の広告(あれも非常にうざったい)も,マイナス効果と知りつつ「契約期間でやめられない」という話も聞くので,同じような理屈でいきなり掲載中止にするのはなかなか難しいのかも。


・深刻な脆弱性が見つかったInternet Explorer(IE6〜11)を巡り全国各地の社内がコントでカオス(市況かぶ全力2階建)
→ もう3ヶ月前の出来事だけど,うちの会社もこれに近い状態だったのであまり笑えない。割とガチで若者社員数人で午前中いっぱい全PCにChrome入れるのが仕事だった感ある。ネタだろと思ってる方は世の中の水準をなめている。私もIT知識的には完全に一般人に入る部類だが,世の中の水準は少なからず「ブラウザって何?」であることがよくわかる一日であった。40代はともかく,50−60代はこういう水準じゃないかな。
→ そういう意味では,もう10年前になるが,大学入学最初の情報の授業で「PCのスイッチ入れるの初めて」という人が女子中心に意外と多く,カルチャーショックを受けた覚えが。携帯なら普及はしていたが,当時はガラケーであり,PCとの使い方の差は大きい。10年経ってスマホも普及し,さすがにそういう事例は少なくなったろうと思うが,「1995年当時くらいに10〜30代だった現代人なら,PCくらいバリバリ使えて当然で,そこに地域差や育ちの差なんてない」というのは割と幻想なのかなぁと。  
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2014年08月05日

ヒトラーの贋札

ホロコーストを扱った映画の金字塔というと『シンドラーのリスト』で異論は無かろう。あの作品は強制収容所内の悲惨さを訴えた系統の作品であった。しかし,『シンドラーのリスト』があまりにも偉大すぎるため,以後のホロコースト作品は何かしらの工夫が必要になる。うまい具合に比較されることを避け,新たな作品像を打ち立てたのは『戦場のピアニスト』だと思う。あえて逃げまわるピアニストと破壊されるワルシャワ市内に焦点を当て,悲惨の強調される強制収容所は映さなかった。しかし,孤独極まる逃亡生活の苦しさや廃墟となったワルシャワの虚無感,そして哀愁漂うショパンの音楽と,ホロコーストの悲劇を示すには十分なインパクトを持った。『ライフイズビューティフル』は強制収容所が舞台の話ではあるが,主役を「楽しく生きよう」をモットーとするイタリア人にすることで,重く苦しい収容所生活の中に明るさを持ち込んで差別化しようとしていた。

さて,『ヒトラーの贋札』はどうだったかというと,「(比較的)厚遇されるユダヤ人」に焦点を当てることで差別化を図った,と言えるだろう。主人公は天才的な贋札造りの犯人で,それゆえに「ポンドやドルの贋札を作って連合国の経済を混乱させる」という作戦が発動されると,一躍厚遇される立場となった。作業場には他にも印刷工や画家志望の学生など,贋札造りに必要な技術の持ち主だったり手先が器用だったりする人々が集められ,「これだけの待遇を与えてやっているのだから,協力しろ」と迫ってくるわけである。協力すれば戦争は長引くし,協力しなければ元の収容所へ連れ戻されたり殺されたりする。結局,彼らは巧妙にボイコットしつつも,贋札造りに協力せざるをえないのである。

本作のハイライトは,誰しもが次のシーン群を挙げるだろう。一般のユダヤ人収容者の生活を,彼らが覗いてしまった場面や,無造作に殺害されるのを目撃してしまったシーンである。あからさまな分割統治ではあるが,自分たちが厚遇されているだけに,そして強制的にとはいえ協力してしまっているだけに,やりきれない気持ちが蔓延する。彼らは贋札造りに協力すべきであったのか否か,彼らに与えられた厚遇は許されざるものなのか。本作はその倫理的な答えを出さないし,また出ない類の問いであろう。しかし,主人公ソロヴィッチは,その倫理的問いと答えの間をかいくぐり,知恵と機転を働かせて,最適解を導いていく。極限状況で最後に勝利を得るのは個人の才知というのがひょっとしたら答えなのかもしれないと考えると,誤りではないがそれはそれで薄ら寒い。

なお,本作は実際に贋札造りに参加した人の自伝をベースにしている実話である。また,『ヒトラー最期の十二日間』と同じ制作会社ということを頭の片隅に入れておくと,さらにおもしろいかもしれない。


ヒトラーの贋札 [DVD]
カール・マルコヴィクス
東宝
2008-07-11


  
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2014年08月04日

指の数が足りない

アール・デコのダイヤのリング西美の指輪展に行ってきた。2年前に大量の寄贈を受けたのが企画の契機とのこと。元は個人のコレクションだそうだが,よくこれだけ集めたものだという量である。約870点だそうだが,展示に出ていたのは300点ほど。一個おいくら万円なんだ,というのがこれだけ大量となると,寄贈された資産だけでものすごい金額になるのでは。なお,寄贈者はご存命(90歳)。

展示はおおよそ時代順で,最初は古代エジプトから始まる。約4千年前の指輪だが,しょっぱなからスカラベである。さすがはエジプト。材質は紫水晶であったが,加工しやすいらしい。輪の部分は最初から金である。それからギリシア・ヘレニズム・ローマが出てくるが,他のオリエントの指輪は持ってないか,展示しなかったということなのだろう。ローマまで来ると,コインから想像されるように彫刻が細かくなり,宝石も多様化する。ラピスラズリ・ガーネット・オニキス・カーネリアンなど。今回の展示には無かったが,ルビー・サファイア・エメラルドも古代からあった素材だ。中世ヨーロッパは特徴的な形のものが多い。台座の部分が異様に大きかったり,むしろ台座と輪の部分が一体化していたり。ローマ教皇の指輪も展示してあったが,輪の部分が大きすぎてあれは入らないような……で,中世末からとうとうダイヤモンドが出てくる。後から調べたら,研磨の方法がなかなかわからなかったそうだ。さすが最高硬度。

近世以降は流行を除けば大体我々が知っているような形の指輪が出てくる。ただし,ダイヤモンドについては削る技術の発展があるので,知っておくと見るときにおもしろいかも。なかなか見慣れた(と言っても美術館で見た時間が圧倒的に長いが)ブリリアントカットが出てこず,あれは近代も末になってからなんだなというのがよくわかるし,やっぱりテーブルカットやローズカット等に比べてブリリアントカットは恐ろしく輝いているのもよくわかると思う。そして19世紀末からはアーツ・アンド・クラフツ,アール・ヌーヴォー,アール・デコが来て,カルティエやブルガリが出てきて現代に至る。今回の画像はアール・デコのもの。いかにもという直線。

あと,一点注目しておきたいのは展示にあった「星が浦」という宝石。夜空に星が輝いているのを表現した,青いガラスとダイヤモンドによる大きめの台座を持った指輪だが,「星が浦」と名付けられた由来がとても物悲しい。これはぜひともエピソード付で鑑賞したい一品である。


歴史をたどったゾーン以外では,テーマ別の展示があった。印章としての指輪や,お守りとしての指輪など。「男根が浮彫りにされた指輪」という珍しいものもあった。ローマという制作年代を見て納得する。台座の上に,宝石の代わりにネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲の形をした金細工がのっかっている。ちなみに黄金製なのでこれが本当の金玉状態なのだが,男性鑑賞客にどの程度このギャグを連想したか大変アンケートを取ってみたい。私だけだったら憤死しかねないがそんなことはあるまい……ないよね……あとヒキガエル石というものを初めて知った。お守りとして珍重された石でイギリスで流行し,ヒキガエルの頭から取れると信じられていたらしい。言うまでもなく,実際にはただの鉱石である。色は黒っぽい。というか,ただの石にしか見えない。こんな石でも呪術的価値があると信じられれば宝石になるんだなというのは少し意外であった。

最後の方は服装(ドレス)の流行の変遷と,その当時に作られた指輪をセットで展示するゾーンであった。別にドレスを中心とした展覧会ではないので軽く感想をまとめると,ヴィクトリア朝の堅苦しさとシャネルの大転換すげーなとは改めて。一方,指輪はやっぱりあまり変わっている感じがしない。あとは自殺用の毒薬を隠したポイズンリングなるものが展示されており,なるほどそこに隠されているとは思うまい。「アメリカ陸軍空挺部隊のバッジが付いたポイズンリング(1940年頃)」というのもあり,使われたのが太平洋戦争だとすると,日本人としてはOh.....としか言えない。


タイトルはサガフロンティアネタで何かぼけようとしたが,思いつかなかったことを白状しておく。
  
Posted by dg_law at 00:45Comments(0)TrackBack(0)