2020年01月31日

豪栄道引退に寄せて

豪栄道は大阪の寝屋川市出身だが,巨人ファンだそうで,どうしてそうなったのかはちょっと気になる。稀勢の里と同い年だが,稀勢の里が中卒で入門してはやばやと出世していったのに対し,豪栄道は埼玉栄高校に進学,高校横綱になるなど,アマチュア時代から名を馳せていた。全日本相撲選手権大会が3位であったから,あと少しで史上初の「高卒幕下付出」であったし,現在の制度であれば余裕の三段目付出であった。そのため本名の「澤井」も早くから注目していた人たちの間では通りが良く,四股名を得てからもしばらくは澤井と呼んでいた人も多かった。

2005年初場所で前相撲,2006年九州で新十両,2007年九月に新入幕でその場所11勝の敢闘賞,2008年九州で新小結であるから,出世はかなり早い。だが,そこから先が長かったのは稀勢の里と同じだった。エレベーターの状態を脱したのは2012年頃。その間に野球賭博問題により2010年の名古屋場所は出場停止となった。今思い返すにこの出場停止から相撲が改善されたので,本人としては思うところがあった転機だったのかもしれない。この足踏みもあり,2010年頃までは栃煌山や琴奨菊の方が評価が高かった。栃煌山はもろ差し,琴奨菊はがぶり寄りの技が確立されていたのに対して,豪栄道はこれといった型が無かったというのもあった。もっとも,最後まで型の無いまま引退するとは思っていなかったが。

2012年五月に新関脇に昇進してからは14場所連続で関脇に在位し,史上最高記録を樹立。丸二年以上関脇の片方を独占していた形になる。琴光喜も2005年から2007年にかけて11場所連続で関脇,魁皇も1995年から1997年にかけて13場所連続で関脇であったが,これらの記録がこれほど短い間隔で破られるとは思っていなかった。関脇最後の三場所は合計32勝で目安に達していなかったが,14場所連続在位も評価されて大関昇進となった。稀勢の里同様に「いつかは大関になる」と言われ続けていた人ではあったが,その稀勢の里から2年遅れることになった。稀勢の里も随分かかったという印象であったが,豪栄道も長かった。とはいえ大関昇進前後で相撲ぶりが変わったというわけではなく,関脇時代とさして変わらなかったので,大崩れも少ないが二桁もなかなか勝てないという状況が続いた。ただし,後述するように豪栄道は日ごとの調子の波が激しいがために終わってみるとそのような成績になってしまうのだが,好調で相撲勘が抜群の日が連続で続けば自然と無敵であり,2016年九月のように優勝する場所も出現した。逆に言えば不調の日が続けば普通に負け越すので,カド番は9度に渡った。大関在位時の勝率は.572とお世辞にも高くなく,歴代の大関は.580〜.590になったあたりで引退に追い込まれているので,むしろよく低空飛行を維持したという部類に入る。ケガの存在を全く公言しない力士であるので休場の際の診断書でしか推測できないが,それだけで全身ケガだらけの満身創痍であったことはうかがいい知れる。


取り口について。まず日本人としてはがっちりとした体格でほとんどの力士に当たり負けせず,立ち合いで立ち遅れる悪癖が大関昇進頃まで改善されなかったが,それでも形になるだけの受け止められる力があった。立ってさえしまえばむしろ瞬発力があり,良くも悪くも出たとこ勝負で勝負が決まるのが豪栄道の相撲であった。一つ一つの技の切れ味が鋭く,相手の隙を突いて一撃の投げ技なり押し相撲なりで決めてしまう相撲は見ていて痛快であった。良くもあんな変な差し手で寄れる(投げられる)ものだ。というのも力をかけていいタイミングの見極めが絶妙なのだろう。組んでも離れても取れ,後述するように極端な苦手力士もいなかったので,そのフラットさはかえって際立つ特徴だったと言えるかもしれない。

一方,相撲全体に戦略がなく,こうなったら必ず勝てるというような必殺技も無かったので,理詰めで攻められると逆転の機会無く詰んでしまう。相手が攻め急いで攻め込んでくれた方が豪栄道にとっては良く,あえて豪栄道の特徴と言える技を挙げるなら,絶体絶命の状況から繰り出される首投げとなるのは満場一致の解答になろう。好調な時は首投げを出さざるを得ない状況にならないから,首投げが出る時はどちらかというと不調な時であり,得意技は調子のバロメーターであるという不思議さも豪栄道の魅力であったと言えるかもしれない。優勝した2016年九月では12日目まで一度も出なかった……それだけに13日目で日馬富士に見舞った(最終的にこの場所の首投げはここだけ)のには爆笑してしまったが。

そういう取り口であるので調子がその日の相撲勘に完全に左右され,場所ごとの調子どころかその日の調子に勝敗が大きく左右されたのも,豪栄道の特徴だろう。極端に合口の悪い力士はいなかったが,逆に言えば実力通り・番付通りの勝率になるということで,白鵬・日馬富士・鶴竜・稀勢の里戦の勝率は悪い。あとは遠藤に負け越したが,これは前述の通りで理由がわかる気がする。逆に相手も身体頼みで来る貴景勝や照ノ富士には勝ち越しており,パワープレイヤーキラーであったとは言えよう(その割に逸ノ城には分が悪かったのだが)。実は白鵬については大関昇進直前期に限れば勝率が高く,これは白鵬の「場所前半は可能な限り手抜きして,省エネで勝つ」という戦略を突いて,雑になった部分を攻めて勝つということをしていたためである。これは大関に昇進した結果,白鵬が大関相手だと省エネ相撲をとらないので,再び白鵬の分が良くなっていったのだが。


古風な力士で,極力自分のケガの有無を言わず,よほどのことがなければ休場せず,言い訳もせずに沈黙を貫き,あくまで土俵の上の振る舞いですべてを示すというタイプであった。それだけに9度のカド番は本人が一番こたえたのではないかと思われ,すぱっと引退を決めたのもわかる気がする。個人的な好みで言えば力士にはアスリートであってほしいのでもうちょっと話してほしかったところだが,「古き良き」を尊重すべき部分もあろう。遠藤もそうであるようにこの流儀は今後も引き継がれていくだろう。お疲れ様でした。  

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2020年01月28日

ニコマス20選・後から追加編(2014〜2018)

半期ごとのニコマス20選ではあるが,2014年以降の私の選出は20作品未満しか選出できていない事が多い。しかし,その後自分の見聞が広がって,当時知っていたら選出したであろう作品を拾うことが多くあり,今選び直せば20に到達する期がいくつかあったので,そういう期の再選出をしておく。


2014年上半期。16本は選んでいるので残り4本で,2本追加選出。



完全に入れ忘れ。アイマス男性陣の面目躍如たるトレスアニメ。



まさに楽団ひとり。鍵盤は万能だなぁ。



2014下半期。15本選出しているので残りは5本。追加の選出は4本。



当時はミリオンライブをそんなに知らなかったので。今なら間違いなく選出。



これは当時なんで入れてなかったのかが全く思い出せない……ブロガー出身なだけあって製作あとがき付なのがまた良い。



eitei枠のはず。単純にeiteiPを追い損ねていたのだと思われる。家庭菜園(意味深)(アカン)



選出期間中に知らなくて漏れたと思われる。おしゃれな曲でおしゃれなメンバー・衣装とこの方向で突き詰めたエディテッドPV。



2015年上半期2015年下半期は20の枠を使い切っているのでパス。2016年上半期は17本選んでいるので,残りは3本。追加の選出は無し。2016年下半期は15本選出で残り5本。追加の選出は5本で20が埋まった。



当時未選出の理由は記憶なし。知らなかったとも思えず。当時の記録を見るとノミネートはしていたらしい。



/sec.P。合作の単品で,当時は合作自体を見ていなかったものと思われる。perfum@sでアニマスが主体なのは当時も珍しかった記憶。



これは期間中に知らなくて漏れたやつ。間に合ってたら確実に入れていた。すばらしいダンスと色合い。



eitei枠で選出漏れ。なんだか知らないけどeiteiPは漏れてしまう。大爆笑。途中までは雪歩誕生祭とは気づかない。よく考えるなぁ。



英語だけ発音が流暢なのずるい。



2017年上半期は14本選出で残りは6本。追加は4本。



トカチP。作品の存在に期間外に気づいたやつ。トカチPがまだPVを作っているのを知って嬉しかった記憶。のあさんがアイドルになる物語。



これも期間中に知らなかったから選べなかったやつ。大橋彩香の曲を使っているのが良い。



これも期間中に知らなかったやつ。ナイス完全再現。



多分選出期間に気づいていなかったやつ。これは時代性が重要なので,選出しておきたかった。3人ステージの曲を無理やり5人ステージにするやつ,昔ながらのニコマス感強い。



2017年下半期は15本選出済みで残り5本。追加の選出は5本で埋まった。



これはたらひさんの存在に気づいていなかったやつ。知ってたら当然入れていた。この辺から技術的進化がすごいことになっていったんだなぁ。



多分,当時はどうせならダンスの動画も欲しいとかいうわがままな理由でノミネートでとどめた気がした。今となっては正規に選出で良かったという気分である。



うしわかP。当時は単純に気づかずに未選出。デレステでもしっかりとしたうしわカラーになっているのがすごい。



whoPが戻ってきているなら誰か教えてくれよ……。



トカチPによる田所あずさ曲による最上静香のダンスPV。ミリシタでも生きているトカチPの丁寧なダンスシンクロ。



2018年上半期は選出がわずか8本。「5本を割ったら次回から不参加」と言っているが,幸いにも2019年はそれを割ることがなかったどころか,二桁選出に戻っている。さて,残りの枠は12本。追加選出は7本。この追加選出数を見るに,単純に私が2018年上半期はなんらかの事情でニコマス見ていなかっただけっぽい。節穴すぎでは。



期間中に知らなかったもの。ちょっと珍しい,妖艶なアーニャ。



これも期間中に見ていない。流行していた「一人合作」を一つくらい選出してもいいか,という気持ちで追加選出。雪美ちゃんもボイスついて本当に良かった。



これも期間中に見ていない。仲良し三人組が歌いだしたところで大爆笑してしまった。反則である。



これは当時見ていると思うが,未選出の理由は不明。じゃがm@sをうまく消化……昇華した。



当時未視聴。神風P投稿してるって誰か教えてくれよ。



当時未視聴。待つ氏が久々に投稿していた。次の据え置き機は玲音が出てくるようで嬉しい。



当時未視聴。素晴らしい手描きMAD。



最後,2018年下半期は13本選出。残り枠が7本で,追加選出は5本。上半期と同じでむしろ埋まりそう。



これは当時ミリマスを知らなかったので未選出。なんというもったいない。



4動画にまたがってて長すぎて見そびれていたら,2019年になっていたという記憶。参加メンバーが本当に豪華。



当時未視聴。カニルPは透けm@sterの人と思われがちだけど,本職はこっちで,面白いことをやっている。



当時未視聴。今ミリシタ素材でPerfumeM@sterをやるならEscapeになるのだなぁ。



当時未視聴。whoPの本領発揮。恐ろしいまでの細かいポイントへのチェック,そして愛の重い押し方。  
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2020年01月27日

2020年初場所:本人すら予想しない優勝

初場所は5年連続で初優勝の力士が優勝する展開となった(琴奨菊・稀勢の里・栃ノ心・玉鷲・徳勝龍)。しかも,仮に「初優勝の力士が優勝する」と予言されていたとしても,初日の時点で徳勝龍の名を挙げられた人は皆無であろう。なにせ本人が「自分なんかが優勝していいんでしょうか」と言っていたほどである。全く予測のつかない優勝争いであったが,横綱二人が早々に休場,豪栄道はカド番なのに絶不調,10勝で大関復帰の高安も負け越しで上位陣で元気だったのが貴景勝一人であった。それに対して平幕は元気な力士が多く,今場所に限って言えば前半の方が良い相撲が多く,熱戦が多かったという意味では良い場所であったので,その結果として幕尻が優勝したというのは順当と言えるのかもしれない。

優勝争いした徳勝龍と正代は,奇しくも勝ち残っていた理由が似通っていて,今場所はどちらも腰が重く,打たれ強かった。受け将棋ならぬ受け相撲で,相撲は普通受けに回ると,”後の先”のような例外や実力差が著しい場合を除けば不利になる。しかし今場所の両者は腰の重さでまず受けてから次の一手で逆転するという相撲が多く,意外な逆転劇が多かった。特に徳勝龍は十日目から十四日目までの5日間は連続で決まり手が「突き落とし」であったが,これは引き技の中では比較的ポジティブな部類の技で,引くというよりも横に動く技になるという点で自らが後ろに下がったことにならない。逆転技としては自分が不利になりづらいという利点があり,今場所の徳勝龍はこの利点をよく生かしていたように思う。正代の場合はもともと上半身が柔らかく,突かれても残すことの多い力士だったが,今場所は腰も重かったので本当に相手の攻撃がびくともしなかった。今季のアニメに合わせていうなら「防御力全振り」状態だろうか。それだけに負けた2番,琴奨菊戦と徳勝龍戦は正代が攻めての逆転”負け”であったから惜しい。

ともあれ,徳勝龍の優勝は記録づくめとなった。33歳5ヶ月での初優勝は歴代3位のスロー記録(1・2位は旭天鵬と玉鷲)。3人とも直近10年であり,スポーツ科学発展の影響は大きい。結びの一番で平幕力士が登場するのは48年ぶり,幕尻力士が登場するのは史上初。徳勝龍の優勝は,奈良県出身力士として98年ぶり,幕尻優勝は20年ぶり。一方,豪栄道は33場所守った大関から陥落し,大関は1人となるが,これは38年ぶりのこと。1人横綱は珍しくもないが,1人大関は異常事態と言っていい。横綱不在であってもよいが,大関は不在となれば横綱が代理するという番付上必須の地位であり,東西があることも考えると2人はいないとバランスが悪い。これは早いところ朝乃山に上がってもらわないとなるまいが(豪栄道が10勝する可能性もあるが),彼(ら)への余計なプレッシャーにもなりそうである。


個別評。白鵬は二日目の遠藤に負けて歯車が狂った。しかし,それで四日目から休場するのはあまりにも見切りが早すぎる。思い切りが良いのは悪いことではないが,もうちょっと相撲を見せてほしかった。今場所の優勝争いの様相を見ても,出ていれば違ったのではないか。一方,鶴竜は本当に腰痛がひどそうで厳しい。ただ,来場所で進退というのは,去年の7月に優勝していることに鑑みればちょっと評価が厳しいのではないかと思う。少なくとも今年の7月までは見てもよいのではいか。貴景勝は可も不可もない出来で,突き押しきれずに引きを交えたり組もうとしたりしたところを見るに,他の上位陣が絶不調だったから11勝できただけで,実のところ貴景勝自身も不調だったのではないかと思われる。豪栄道は5勝に終わるとはさすがに思わなかった。ひたすらに脆く,攻撃力も欠いていて,いつもなら決まるところで決まらなかったのは,本人が一番悔しかろうと思う。千秋楽に,押し相撲の阿武咲相手に組んで負けてしまったのが象徴的な取組で,場内も静まり勝ってしまい,いたたまれなかった。(追記)豪栄道の引退が発表された。これは別記事にまとめた。


関脇。高安もまさかの負け越し。こちらも豪栄道に同じで,全く本調子ではなく,脆いし決まらない。かち上げの威力もなければ突き押しも効かず,組んでも寄れないのではどうしようもない。ただし,相撲内容を見ていると豪栄道よりはまだ復活の余地があるようには見えた。朝乃山はなんとか10勝に到達して来場所の大関取りにつなげたが,貴景勝に同じでこれだけ上位陣が不調だったのだから,むしろ12勝くらいしておきたかったところ。場所の中盤,中日に正代に負けたところで歯車が狂ってしまい,翌日の大栄翔には辛勝したが,十日目・十一日目は栃ノ心・炎鵬に為す術なく敗れてしまった。右四つになればほとんど負けないし,右四つになる技術も卓越しているのだから,多少ペースを乱されたくらいで連敗しないでほしいところ。そのハートの強さが大関取りの最後の砦なのかもしれない。その意味で十二日目以降は復調したのが好材料。

小結。阿炎は場所前に右膝を痛めてかばいながらの相撲となり,中盤ちょっと盛り返したように見えたが,終盤は再び失速した。休場すべきだったかは判断が難しいところ。大栄翔は負け越したが7−8だったから惜しい。引き続き押し相撲に見るべきところがあり,このまま上位に定着しそう。

前頭上位。遠藤は金星2つがお見事で,特に白鵬戦,張り差しからのかち上げコンボを遠藤が左に完全にかわし切り,最後は切り返しでとどめを差したのは近年稀に見る対白鵬の完勝相撲であった。その後の場所の主役が遠藤自身でなかったのは本人にとって悔しいところではあろうが,あれが白鵬休場,今場所のターニングポイントであったのは間違いなく,今場所を作ったのは遠藤であったと言える。遠藤は立ち合いに失敗することが少なくなく,当然失敗すれば相撲にならないのが玉に瑕で,それが今場所も9勝に終わった理由になる。もっと技巧が活きる相撲が見たいので,立ち合いで終わるのは減らしてほしい。もう一人の金星2つの妙義龍は,金星以外に見るところなく5勝に終わった。上位は甘くない。

北勝富士は11勝で技能賞ゲット。良い押し相撲を見せてくれたが,優勝争いという点では影が薄かったのがもったいない。御嶽海は7勝に終わって負け越し。相変わらず気分屋で,気持ちが切れるとずるずるといってしまうのが良くない。勝った相撲は強いのだが。正代についてはすでに触れた通りで,今場所の正代は突かれようが寄られようが崩れない鉄壁の防御で,柔らかい上体と重い腰が噛み合っていた。相手が疲れて隙ができたところで逆転できてしまう。それだけに自らが攻め急いだがために落とした星2つが惜しい。炎鵬は上位挑戦勝ち越し。どうせなら9勝して技能賞をとってほしかったところ。慣れて対策をとられたら苦しいとは言われているが,あの低さはなかなか慣れるものではあるまい。

前頭中盤。あまり触れる力士がいない。竜電は10勝だがこれは上りエレベーター。阿武咲も9勝だが相撲が変わったとは思われず。あとは11勝した豊山くらいだろうか。良い突きを見せていた。中途半端に組みに行かないほうがいいだろう。隆の勝は良い相撲をとっていた印象があるが7勝で負け越していた。良い低さで押していっていたのだが,土俵際でよく逆転されていた。詰めを大事に。石浦は6勝で負け越し。潜る相撲と押していく相撲を使い分けているのはよいのだが,どちらも中途半端になっている感じもする。

前頭下位。幕尻優勝した徳勝龍についてはすでに触れた通り。なんだったのかというくらいに腰が重かった。二日目にいともたやすく魁聖に押し出しで負けているのが,今となってはよくわからない。その魁聖は8勝でぎりぎりの勝ち越しである。不調な時のもっさりした動きで,番付が前頭下位だったから勝ち越せたという様子。前頭下位は徳勝龍と同じ17枚目,霧馬山が新入幕で11勝の敢闘賞であった。動きが軽やかで投げが鋭く,いかにもモンゴル勢である。趣味が絵を描くことだそうで,相撲の取り口も日馬富士の路線になるのだろうか。AbemaTVの解説で花田虎上氏に「左に回り込む癖がある」と指摘されていたので,自分の記録を見直してみると,霧馬山は確かに左からの突き落としや肩透かし,送り出しが多い。また,これだけ送り出しが多い力士も珍しく,いかによく動けているかの証拠にはなるだろう。


(追記)荒鷲が引退した。晩成の力士で新入幕まで所要68場所,すでに28歳であった。取り口はトリッキーで「何をしてくるかわからない」とまで評されたが,実のところそれは組むまでの話で,右下手を取ってからの強烈な下手投げが最大の持ち味であった。あるいは離れたまま相手の差し手をたぐってとったりという勝ちパターンもあった。一方で,体重が120〜130kgだったことを考慮したとしても幕内で取るには当たりが弱く,押し相撲は当然苦手で,組んだとしても投げる前に胸が合うとあっさり寄り切られて負けてしまった。そうした弱点もあって前頭2枚目が最高位であったが,ともかくインパクトの強い下手投げが印象に残った好角家は私を含めて多かろう。お疲れ様でした。
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2020年01月26日

ニコ動の動画紹介 2018.12月下旬〜2019.1月中旬



機能美PのハイセンスCM。



17回MMD杯から発掘。美しい叢雲だった。



これを見落としていたのは失敗だった。珍しく西郷と坂本の実力差が小さいかに思われたが,最後w



色っぽすぎて「やーらしか」以外の言葉が消失した。




神竜もオメガも倒したが,ネオエクスデスはまた違った強さだった。ぎりぎりの闘いの最後に起きた不可解な現象。その検証付き。



おまけ。細かく分岐するよなぁ。



壺おじさんにそんなバグがあろうとは。しかも有利にはならないというw



私的このシリーズ最高傑作。やっぱりパチュマリが最高なんだよ。





アイマスの踊ってみたをやっている方たち。上手い。



上半期20選選出。豪華合作。最初の千早パートが一番好き。  
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2020年01月25日

SIR(スーパーアイドルマスターランキング)のP名数を数えてみた in 2019



ランキングの紹介が200位までから100位までに変わっている。それに伴って集計ルールは少しだけ変わっている。長期は正式にカウントするが,ランキング動画に登場する上位5作品のみのカウント。合作の場合,3人くらいまでのものはバラバラにカウント。参加Pが多すぎて収拾がつかないものに関しては「合作」でカウントした。除外とシリーズ最上位以外は参考記録としてカウントで,シリーズ最上位以外については100位まで集計した。

ランキングが100位までとなっているのは労力の問題であろう。公開が三週間ほど遅れたことからも今の制作体制の苦しさが見て取れる。辛ければそもそも隔週ランキングにしてしまうなどの省力化はありだと思う。


総評
雰囲気はだいたい昨年と同じで,ヴジョーPとメカP,ノーマルPVとジャガm@sが多かったが,新たにシャニマスMADが急増するという目立った変化はあった。餃子の影響は大きいが,それ以外でもシャニマスは多かったように思う。逆に2018年はSideMが元気だったが,2019年はあまり姿を見なかった。

ptsは全体としてさらに下がっている。100位水準で約3000pts(昨年3430pts,一昨年6270pts),50位水準で4750pts(同6130pts,11820pts),20位水準で8680pts(同10390pts,19910pts)。しかし,実はそれでも過去の最低記録である2014年の100位・50位水準の2800・4300ptsよりはちょっと高く,全然ニコマスが盛り上がらなかった年というわけでもない。

ランクインした人数は,2018年まで200位まで入った人数で比べていたが,2019年は100位までで比較すると,2018年は81人だったのに対し,2019年は67人とかなり少なかった。例年200位までで150〜180人の間であったから,単純に2で割れば75〜90人で収まるはずのところ,これを大きく割っている。特定のPがこれだけ数多くランクインしたのは史上初ではないかと思う。

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2020年01月22日

東北旅行記(仙台・山形,2019年8月)

昨年8月に旅行した東北旅行の記事を書いておく。

〈初日:移動のみ〉
夏コミ終了と同時に出発。コミケ不参加だったパレさんが合流して頬付カーに乗り込み北上。今回の旅行のコンセプトが「いつも旅程を詰め詰めにしてしまうので,今回は戦利品(同人誌)を車に積み込んで,旅館でだらだらしながら読む」とした。つまり,合計3人分の同人誌(200冊くらいある?)を車に積んでいたことになる。初日は移動のみで福島県某所のビジネスホテルに宿泊。同人誌を読む気力もなく爆睡。


〈二日目:仙台・かみのやま温泉〉
ビジホの朝飯を適当に食べて出発。昼飯は牛タンを食べたいということで,仙台駅前の某名店へ。美味なり。午後は青葉城へ。スタンプラリーのつもりで行ったのだが,観光に力がかなり入っていて意外と面白かった。特に仙台城VRゴーは傑作である。

ただでさえCV:種崎敦美なのに(代表作3つの妥当性が高い),映像のクオリティが非常に高い。青葉城址を歩き回って特定のスポットでゴーグルをかぶると,そのスポットでの伊達政宗当時の城内や城下町の映像が流れ,種崎敦美のキャラが説明してくれる。これは確かに現在と過去の往復が容易で,当時の風景を肌で感じるような感覚を味わった。特に城内の狩野派の襖絵のリアリティが(多分)高く,あれはちゃんとした史料に基づいて再現したのだろうと思う。ただし,青葉城を建てた伊達政宗の意図が徹底して「平和への願い」とされていたのには笑ってしまった。さらに,このゴーグルを貸し出している青葉城資料展示館の展示もなかなか良かった。こちらの館内でもムービー上映があったのだが,こちらのCVは若本規夫他。結果的に青葉城は適当に30分くらいで済ませるつもりが,ここでがっつり2時間ほど使ってしまった。

結局これ以外はあまり仙台観光せず,山形県に移動して旅館へ行き,当初のコンセプト通り早めにチェックイン。夏場で日が高いこともあり明るいうちに旅館の部屋に入るという,このメンバーの旅にしては珍しいことが起きた。この日に泊まったのは,かみのやま温泉の古窯。この旅館の開業6年目(1957年)に,敷地内で奈良時代の須恵器の窯跡が発見されたために改名したとのこと。須恵器というと当時の日本にあってはそこそこ高度な陶器であり,まだ蝦夷討伐事業も途中な辺境の出羽南部に,小規模とはいえ生産地があったというのはちょっとした驚きである。この地方の官人や郡司が使っていたのだろうか。この遺跡は旅館の地下1階に展示されているので,宿泊客は見ることができる。
古窯

また素焼き陶器の手作り体験コーナーがあり,宿泊した有名人の制作物が陳列されていた。一番上手かったのは原哲夫の絵付けした皿。あとは好角家として日馬富士の見事な山(多分蔵王山?)の絵付け皿を挙げておく。他に千代の富士・貴乃花・瀬戸内寂聴・上野千鶴子と挙げておけばかなりジャンルがバラバラなことが察せられるだろう。
古窯・力士の絵皿

この古窯はこうした遺跡や手作りコーナーに陳列コーナーが1階・地下1階にあるところからも想像がつく通り,建物自体がかなり巨大で,部屋もそれぞれがかなり広いようだった。少なくとも我々4人が泊まった部屋は,過去の我々の旅行では加賀屋に次いで豪華な部屋であった(持ち込んだ同人誌が悠々に置けるほどに)。だからこそ,

こんなことになって普通にけっこう焦ったのだが。その他,仲居さんのサービスも親切で良かった。部屋からの眺望も抜群だったが,温泉が建物の高い位置にあり,そこからの眺望は尚の事良かった。お夕飯は米沢牛のすき焼きで味は言うまでもなし。温泉の泉質は正直あまり記憶に残らなかったが(弱アルカリ性でちょっとぬるっとしていた),それ以外の要素のインパクトがあまりにも強烈で,この旅行の一番の思い出を一つだけ挙げろと言われたら,青葉城のVRかこの古窯の宿泊体験のいずれかを挙げると思う。そういうわけで夕飯を食べた後はゆったりとだらだらしながら同人誌を読むのに没頭。適当に眠くなったところで就寝。


〈三〜四日目:かみのやま温泉・立石寺・会津東山温泉〉
古窯の朝食を食べたらチェックアウトせずに一旦外出,旅館の目の前に「1日限定20食の生プリン」なる気になるものが売っていたため。しかし出遅れていて見事に完売していた。これを食べるなら旅館の朝食を食べていてはダメということなのだろう。旅館に戻ってチェックアウトし,出発。この日は立石寺へ。「山寺」の別名がある通り,山肌に張り付くように建っていて,境内は階段だらけであった。奥の院まで八百段ちょっと。しかし,登ってみると特に大したことはなく,登山慣れしていない同行者でも別に苦労せず(疲れてはいたが)最後まで登りきっていた。奥の院からの眺望はなかなか良い。

こうして見ると,眺望が良いというよりも境内が山水画的で良いと言った方がいいかもしれない。境内の雰囲気は確かに寺院というよりも「よく整備されていて,建物が多い登山道」という感じで,建物の無理やり気味な建て方といい,投入堂をちょっと思い出した。難度は段違いに投入堂の方が難しいが。なお,蝉はそんなに鳴いてなかったような。8月のど真ん中なのに。下山後は麓の食堂で昼食。ここで食べたずんだ餅が美味かった。

この日の観光も立石寺のみで,さっさと宿に移動してチェックイン。この日の宿は会津東山温泉のくつろぎ宿千代滝。かなりの山奥で,よくこんなところにこれだけ大きく典型的な温泉街ができたなと思う。竹久夢二と土方歳三が湯治に来ていたそうで,それを宣伝していた。特に土方を大きく押していたが,やはりそこは会津という土地柄が出ているのだろうか。お盆中なだけあって夜中はお祭りがやっていて,直接出向かなかったが,旅館から見えるぼんぼりの列がなかなか綺麗だった。こうして田舎の夏祭りを見ると,夏も終わっていくのだなという寂しさがある。この日も夕飯・温泉後はのんびりと同人誌を読んでだらだらと過ごし,読み終わったら就寝した。それにしても二晩かかるとはやはり膨大な量であった。

四日目は急き立てられるものがなかったのでゆっくり起きて,旅館の朝食を食べた後は会津東山温泉観光。その後は一路帰路についた。コンセプト通りののんびり温泉旅で,それほど語るべきトピックが無かったのだが,これはこれで面白かったし,実は買った後読む時間がまとまって取れずに困るコミケの戦利品を,他人のものも含めてまとめて読む時間がとれたのは大きく,夏コミの後にこういう旅行をするのは正解かもしれない。

実は私はこれで未踏県が1つ埋まり,あとは本当に秋田県と青森県だけになった(厳密に言えば秋田県は過去に八幡平に行ったときにちょっと入っているが)。ということで,2020年の旅行はなにかのタイミングで秋田県か青森県のどちらかには行くと思う。今回は山形だったからなんとか自動車で行けたが,秋田・青森だとさすがに電車かな……  
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2020年01月20日

佐賀旅行記(2019年5月,『ゾンビランドサガ』聖地巡礼)

さすがに1年経過したり新展開が起きたりする前に書いておかねばなるまいと思われるので,旅行の記事を消化していく。しかし,それこそ放置しすぎて時間が経っているので,当時の情景を忘れている部分もあるので簡潔に。まずは昨年のゴールデンウィークに行った『ゾンビランドサガ』の聖地巡礼から。


〈初日:佐賀到着・かつみ屋・ガタリンピック会場〉
新幹線で佐賀到着からレンタカーを借り,急いで移動して,昼飯は『グルメランドサガ』漫画版『ゾンビランドサガ』でお勧めされていたかつみ屋へ。

なお,このクイズ正解者がいた。すごい。店はやや狭く少し待った。ただし,うどんであるので回転率は良い。名物の鶏の皮を使った「すどりかま玉うどん」は絶品と言ってよく,濃いめの味のかま玉うどんに鶏皮の食感が実によくマッチしていた。もう一回佐賀に行くことがあればまた行きたい。

昼食後はさっさと移動してガタリンピック会場こと七浦海浜スポーツ公園へ。

この日は快晴,5月上旬にしては随分暑く,夏の気候と言っていい状況であったので,着替えをちゃんと持ってきていれば泥まみれになって遊びたかったところ。残念ながら長期旅行で身軽な格好をすべく下着以外の着替えが無かったのでそれはできなかった。そのような気候であったからすでに家族連れやカップルがざぶざぶとやっていて楽しそうだった。周辺施設を散策したが,ゾンビィたちが水浴びをしたと思しきそのままの場所は見つからず。それっぽい場所はあったので,配置は作品都合でちょっとずらしたということなのだろう。なお,こういう聖地巡礼ねらいの作品では後発であることもあり,佐賀県自体がこういうところでノリが良い気風であるのもあり,このスポーツ公園をはじめとした至るところで,

こんな感じのパンフレットが配布されていた。地元住民の理解度も高く,これだけの浸透度はガルパンの大洗に近いものを感じた。しかも大洗よりも広範囲な県単位なので尚更すごい。あれからさらに半年経った今もまだ熱気は続いているのだろうか。

この日の観光はこれで終わりで,宿は嬉野温泉へ。一泊目は入船荘。施設や食事は普通だったが,謎の忍者押し(肥前夢街道忍者村という近隣のテーマパークと提携しているのが理由らしいがそもそも佐賀に忍者のイメージが無い)だったり,風呂の洗い場がなぜか一面畳だったりというユニークさはあった。温泉は美人の湯として有名なだけあってぬるぬるしている感じ。長距離移動の疲れと翌朝の朝が早いことから早々に就寝。


<二日目:ドライブイン鳥・唐津駅前・アルピノ・鏡山展望台・唐津市歴史民俗資料館・華翠苑>
この日の移動はかなり激しい。朝食を軽く済ませて早々に出発。

「ドライブイン鳥・伊万里本店の混み方はさやわか御殿場店並」と事前に聞いていたので,開店前から並んでおくべきだろうということになった。実際,ツイートを見ての通り,10時半の時点で明らかに一周目にはなれない人の量の列があった。しかし店が広かったので回転は良く,11時開店で12時には席に座れたからまずまず良いタイミングだったと言えよう。もっとも,我々が座れた時点で外はとんでもないことになっていたが……

味よし,値段は安く量は多く,三拍子そろっている。聖地巡礼としてはやき鳥と鳥めし両方食べねばならず,一番定食を4人分頼んだらやっぱりちょっと多かったよね。仲間4人の中に健啖家がいるので完食できた。なお,店内には『ユーリ on ICE』のポスターも貼られていた。これはここに限ったことではなく,佐賀県基本的にどこも『ゾンビ』と『ユーリ』は並べて押しているという印象。特に唐津市はこの傾向が強かった。


次は唐津駅前に移動して,例の広場とアルピノ見学。アルピノ隣接のお土産コーナーは概ね大洗まいわい市場のような感じで,ゾンビランドサガグッズコーナーが一角を占めていた。例の「ライブイベント中に発生した建物倒壊に関するお詫びとお知らせ」の嘘告知も,ここに貼られていた。「原因:積雪荷重にイベントホールが耐えきれずに,倒壊」は何度見ても笑う。そのアルピノでは,
・思ってたよりも狭い
・思ってたよりも駅から近い
という二点でギャップを修正できた。なるほど,これだけ近ければあんな悪天候でも見に来る人いるわ。逆に狭すぎて,よく人気絶頂期のアイアンフリルがあそこでライブやってくれたな,とは思った。こうした認識の修正も聖地巡礼の醍醐味の一つと言える。なお,この日は唐津焼市をやっていた。

今回の旅行は『ゾンビランドサガ』の聖地巡礼に徹したので有田にも伊万里にも行かなかったので,まともに陶器を見たのはここだけかも。

そのまま唐津市内を移動,虹の松原と唐津城を通り過ぎて(唐津城は宿題になってしまった),鏡山展望台へ。サキがチキンレースをやった駐車場と,巽がさくらを説得した「絶対に見捨ててやらん」展望台がある場所である。行ってみてわかったことが2つ。
・駐車場の下は実際には崖ではなく,池。落ちても多分死なない。
・展望台からの光景は絶景ながら,概ね畑でありアニメのように民家の光であふれるという夜景にはなりえない。
前者はともかく,後者はけっこう面白い改変だと思った。

アニメだと手前に民家からの光,後景に虹の松原と海の闇という感じだったが,多分これ,実際にはけっこう一面闇になると思う。これは唐津市に住宅街や繁華街が無いというわけではなく,この画像の左側,方角で言えば鏡山展望台から西側の方向はけっこう良い夜景になると思う。あくまで鏡山展望台の正面側は一面畑と松林というだけである。確かに,眼前にそんなに民家がないと巽の檄が映えない。この展望台の近くにある商店で「ゾンビランドサガ聖地巡礼証明書(非公式)」が配布されているので,巡礼者は受け取るとよいだろう。

最後に唐津市歴史民俗資料館へ。ゾンビィたちの住処である。

良い建物なので中に入れないのは残念。上手く補修して長く残してほしい。建てられたのは1908年,設計は曽禰達蔵。それで知ったのだが,曽禰達蔵も辰野金吾も唐津市出身であった。さりげなく明治日本の大偉人を輩出しとるやんけ……もっとも,その割に唐津に(というか佐賀に)全然彼らの作品が無いのだが。帰宅後に調べたら曽禰はこの資料館(旧三菱合資会社唐津支店本館)くらい,辰野金吾も旧唐津銀行と武雄温泉の楼門くらいだった。事前に知っていれば旧唐津銀行も行き先に入れていたのだが。佐賀県,佐賀の七賢人以外の偉人もちゃんと宣伝しよう。

それはそれとして,閉館していることもあってこんなに人が集まる場所になることを想定していなかったのだろうが,明らかに巡礼熱に対して近隣の駐車場がキャパオーバーしており,近隣住民がちょっと迷惑そうだった(親切にも駐車を誘導していただいた)。巡礼者はちょっと遠くに止めて徒歩で行くべきかもしれない。なお,地元住民とこんな会話があった。

なんかこれがバズってしまい,彼の携帯はこの後の通知がすごかった。通知で電池が死ぬって本当にあるんやな。俺が,俺達がゾンビィだ!


最後に嬉野温泉に戻ってきて華翠苑へ。

ちょっと良いホテルなだけあってさすがに施設も食事も大変にすばらしかった。いろいろブランド牛を食べてきたが,佐賀牛も他のブランドに全く負けず美味である。


〈三日目:嬉野温泉観光・呼子・帰宅〉
詰め込んだ旅程の最終日は,午前中に嬉野温泉観光。ゴールデンウィークのど真ん中だっただけあって,さすがに巡礼者多数,同業者だらけであった。シーボルトの湯や足湯何かの写真を撮りつつ散策。Twitterにアップする許可を取り忘れたので掲載できないのが大変に惜しいのだが,例の足湯に巽幸太郎のコスプレイヤーがなんでもない風に座っていたので,写真を撮らせてもらった。特にイベントがあるわけでもなく,撮影目的というわけでもなく,単にコスプレして風景に馴染んでいる人がいたのはけっこう面白かった。豊玉姫神社では例のなまずにタッチ。

この白いナマズの像以外には特に何も見所がないが(絵馬はご想像の通りです),そのためにかえって住宅街から隔絶された閑静な雰囲気をまとった神社で,私はけっこう好きになった。また,『ゾンビランドサガ』の聖地巡礼とは全く関係ないが,この神社の近くにある瑞光寺もなかなか立派なお寺で良いところなので,ついでに寄ると良いだろう。

旅の最後に,『ゾンビランドサガ』とはさして関係ないが,呼子へ。これまたゴールデンウィークのど真ん中だったために,呼子までの道路がとんでもない渋滞になっていて,全く動けないに近い状態にまで陥った。新幹線が予約してあったので離脱時間が決めてあったためかなり焦っていたが,主要なルートを外れてみると案外すんなり到着した。迂回してみるものである。また,渋滞で止まっていた時に,気晴らしと様子見を兼ねてトイレに出かけてみたが見つからず,警察署に入って「公衆トイレって近隣にあります?」と聞いてみたところ,そのまま警察署のトイレを貸してもらえた。さすがに警察署の中でトイレに行ったのは人生で初めてであった。「渋滞大変でしょ?」と話しかけてくるなど,佐賀の警察はフレンドリーであった。

そういうわけで呼子には着いたものの当然ながらどの店も満席の2時間待ち。店で食うのは諦めて市場を眺めていたら,いけすのイカをその場でさばいて刺し身にしてくれる売り方をしていたのでこれを1匹購入,近くの休憩所のテーブルにはこれ用の醤油まで備え付けられているサービスの良さ。完全にこれで正解だった。このイカは刺し身だけ,醤油だけで十分美味。



これにて全旅程が終了。佐賀駅まで戻ってレンタカーを返し,新幹線で東京まで帰還した。前述の通り,『ゾンビランドサガ』の聖地巡礼に徹した結果,それ以外は呼子くらいしか行っていないので,陶磁器巡りの旅は行ってないし,旧唐津銀行は存在自体を帰ってから知った。この辺はまた,二度目の聖地巡礼か,また何かの用事で北九州に行った時に回収したい。  
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2020年01月18日

約3年ぶりに己の萌えを確認する(3回目)。

約3年前。ところで,いずれのコンテンツもキャラ総数が200〜250くらいなのだが,その辺が限界なのだろうか。いやまあ,この先いずれのコンテンツもまだ増える余地はあるが。


【東方】
1位:パチュリー・ノーレッジ
2位:レミリア・スカーレット
3位:八意永琳
4位:茨木華扇
5位:八雲紫
6位:摩多羅隠岐奈
7位:稀神サグメ
8位:秦こころ
9位:ドレミー・スイート
10位:古明地さとり
11位:博麗霊夢
12位:純狐
13位:古明地こいし
14位:堀川雷鼓
15位:西行寺幽々子
16位:聖白蓮
17位:フランドール・スカーレット
18位:霧雨魔理沙
19位:稗田阿求
20位:埴安神袿姫

<コメント>
順位はいつもの東方キャラソートより。意外と移動が多くて自分でびっくりした。3年くらい期間が空くとやるかいがあるものだ。紫様の浮上は隠岐奈さんに引きずられて&鈴奈庵の最終話効果が大きい。偶然にも4〜6位に賢者が固まった。ドレミーは憑依華効果。何あれかわいすぎない。結果的に作品別だと紅魔郷一強の様相が強かったところ,書籍・紺珠伝組がかなり増えてきて多少バランスが取れてきた。袿姫様についてはまだあまり調べていないので,これから萌え要素が増えたらランクアップするかもしれない。また3年後くらいにやった時にどうなっているか。なお,21位以降はお燐,ルーミア,小鈴,メリー,慧音,衣玖さんと続く。


【艦これ】
1位 響
2位 加賀
3位 叢雲
4位 浜風
5位 不知火
6位 Pola
7位 Graf Zeppelin
8位 夕立
9位 Warspite
10位 磯風
11位 Ark Royal
12位 時雨
13位 蒼龍
14位 Saratoga
15位 Commandant Teste
16位 野分
17位 Colorado
18位 日進
19位 霧島
20位 嵐

<コメント>
艦これキャラソートから。引き続き良いキャラは増えていくのだが,以前よりも追う気力が減衰しているというジレンマがある。新規で増えたのはArk RoyalとColoradoと日進。日進は良いのじゃ……ロリではないか。Coloradoは戦艦なのにちんまいのが良い。そういえば,Arkは2017年登場で前回いなかったのか。装備は弓ながら,磯風以上にアグリアス・セイバーの系譜ではあろう,ということで磯風と並びの順位なのには理由がある。コマちゃんは前回21位以下だったが,わずかに外れていただけなので実はそう大きく上がったわけではない。逆に外れた鹿島・浦風・綾波・弥生・親潮も20位〜35位にはいて,この辺はかなり熾烈な争いで僅差,その日の気分で入れ替わる感じ。それでも鹿島が外れたのはちょっと意外だった。他の惜しかった艦娘は翔鶴,萩風,Javis,伊8,鳥海,矢矧,夕雲あたり。


【アイマス(デレステ)】
1位 神崎蘭子
2位 渋谷凛
3位 白坂小梅

4位 久川凪
5位 二宮飛鳥
6位 依田芳乃
7位 鷺沢文香
8位 北条加蓮
9位 神谷奈緒
10位 浅利七海
11位 藤原肇
12位 鷹富士茄子
13位 森久保乃々
14位 高垣楓
15位 久川颯
16位 高峯のあ
17位 三船美優
18位 松永涼
19位 佐城雪美

20位 佐久間まゆ
21位 櫻井桃華

22位 星輝子
23位 黒埼ちとせ
24位 アナスタシア
25位 桐生つかさ
26位 成宮由愛
27位 橘ありす
28位 結城晴
29位 大和亜季

30位 早坂美玲

<コメント>
デレステキャラソートから。一番大変だったやつ。パッションは黄色にしたら文字がつぶれて読めなくなったのでオレンジに寄せた点はご容赦いただきたい。既存のアイドルの順位はさして変動なく,ぶっ刺さった新アイドルがランクインしている。久川凪さんはヤバイ。今はまだこの位置だけど,3年後にもう1・2つ順位を上げていてもおかしくない。彼女については単独でちょっと書いているのでそちらへ。凪のおかげで1〜10位がよしのん以外真っ青という状況が打破されたのも,変化としては結構大きいかもしれない。新アイドル以外だと藤原肇さんが大きくジャンプアップ。これは単純に私があまり知らなかったというだけで,調べてドハマリした。あと山紫水明の効果も大きい。あれは見事なカップリングであった。31位以下は新田美波,砂塚あきら,白菊ほたる,氏家むつみ,佐々木千枝……と続く。しかし,20〜40位あたりはかなり頻繁に入れ替わると思われ,大混戦である。なお,これをボイス無しアイドルに限定するとこうなる。

1位 浅利七海
2位 高峯のあ
3位 桐生つかさ
4位 成宮由愛
5位 氏家むつみ


社長と七海は可能性がそれなりにあるんじゃないかなと思っている。七海はボイスが付いたらその日仕事が手につかなさそう。でも上手く「れす」って言える声優さん,いるんだろうか……のあにゃんとむつみさんと由愛ちゃんは諦め気味。ゆきみんにもほたるにもボイス付いたし,じっくり待ちたい。

さらについでに,ミリシタと765ASのアイドルも入れてアイドルマスターキャラソート完全版を作るとするなら,10位以内に入ってきそうなのが如月千早,四条貴音,真壁瑞希,桜守歌織。20位以内に入ってきそうなのが望月杏奈,白石紬,北沢志保,最上静香,ロコ……かなぁ。実のところ765ASについてはこういうランキングに入れるのがなにか違うと感じる程度にはデレステ・ミリシタと別ジャンルという感覚が自分の中にあった。過去形なのは,ここ1年ほどになってやっとそういう特別視が薄れてきた。逆に,やっと自分の中でデレマス・ミリマスが消化されてきたということかもしれない。ここまで9年もかかっている。  
Posted by dg_law at 19:00Comments(4)

2020年01月17日

もっと宗主にフォーカスを当てた展示でも良かったのかも

昨年11月に西美のハプスブルク展に行っていた。近年の西美は研究寄りでこういう企画展は少なかったので,久しぶりという感がある。まあでも2018年にもルーベンス展はやっていたか。展示品は大半がウィーン美術史美術館所蔵のもので,少しブダペスト国立西洋美術館のものと西美の所蔵品が入っている。

ハプスブルク家600年の歴史を追いながら関連する事物を展示するという形の展覧会であるが,さすがに本当の最初期の展示は無く,最初に登場する宗主はマクシミリアン1世である。よって600年というのは誇張で,20世紀も無いことを考えると400年の歴史が正しい。個人的にはルドルフ1世なりルドルフ4世建設公なりのものでもあれば持ってきてもらいたかったところ。ともあれ,「中世最後の騎士」マクシミリアン1世がスタートというのは時代の切れ目としては綺麗で,第1章が豪華なプレートメールの数々というのは人目を引き,展覧会としては成功である。これは隙間を狙って刺すか殴り倒すしかないよな,とか考えながら見るとよいだろう。

第2章はやや跳んでルドルフ2世。カール5世をすっ飛ばしたのはなかなかいい度胸であるが,文化史という観点で見て欠くべからざるかと言われると,確かにちょっと弱い。しかし,ルドルフ2世もその宮廷はプラハであるからこれはこれで本道から離れていないか,という疑問を抱いたのだが,そもそも第2章の章題が「ルドルフ2世とプラハの宮廷」だった。第3章でもスペイン=ハプスブルク家が出てくるし,あまり細かいことを気にしたら負けであるようだ。ルドルフ2世は美術収集家であったので,ここでは彼の時代の画家というよりも彼の集めたものという枠で作品が展示されていた。ゆえに,デューラーやジョルジョーネなど,実際にはカール5世の時代の作品も含まれている。なるほど,そういう解決。ただし,そういう枠組みであっただけにやや散漫な印象があり,豪華さの割には面白くなかった。

第3章はレオポルト1世その他17世紀の収集家たち。ここも低地地方の総督やスペインのフェリペ4世まで出てきて,展示の中核もベラスケスだったりでオーストリアの影は薄い。また,ここも収集家単位でまとめられていたので,画家の時代や様式,作品のテーマ設定等はばらばらでちょっとピンとこない感じ。収集家ごとにまとめるとこういう弊害があるという気づきが得られたという意味では新鮮だった。収集家ごとに大きく趣味が違っていればまた話は別だったのかもしれないが,皆目利きではあれ方向性は同じなので。なお,本展は展示数が約100点だが,うち40点近くがこの第3章である。その意味でもバランスが悪い。もうちょっと第4・5章の品々が見たかった。

第4章は18世紀に入ってカール6世,マリア=テレジアとマリア=アントニア等その家族たち。マリア=テレジアの多産と家族愛が説明され,肖像画がずらっと並んでいたが,展示数が少ないせいでそれで終わってしまったという印象。第3章までの流れであればマリア=テレジアやヨーゼフ2世の収集品が並べられていてもよかったように思う。ヴィジェ=ルブランによるフランス王妃の肖像画もあったので,ここまで来るともはや「ウィーン美術史美術館所蔵の,ウィーンにいなかったハプスブルク家由来の作品」が今回の隠れテーマだったのではないかと思えてくる。実際,ヴィジェ=ルブランのこの作品がウィーン美術史美術館所蔵だったというのはちょっと驚いた。

第5章はフランツ=ヨーゼフ1世とシシィを中心とした19世紀。ただしここも展示が6点しかなく,ハプスブルク家の歴史を終わらせるべくとってつけた印象がある。もっとも19世紀のウィーンについては同年の別の企画展で深く触れられていたので,ネタかぶりを避けたのかもしれない。一点,最後の方にあった展示が装飾されたフリントロック式ピストルだったのは,本展覧会が中世末期のプレートメールから始まったことを想起すると,上手い締め方だった。プレートメールで開幕したハプスブルク家栄光の歴史は,銃声によって幕を閉じたのである。19世紀末なのに,装飾用とはいえフリントロック式というのもまたノスタルジックで良い。


書いてみると文句ばっかりだったが,ハプスブルク家の歴史をざっと追う学習的な展覧会としてはまずまずよくできていたと思う。展覧会期間が長く,1/26まで開催中。いい感じの画像が見つからなかったので,公式Twitterの画像でも貼ってごまかしておこう。
  
Posted by dg_law at 19:44Comments(0)

2020年01月10日

2019下半期ニコマス20選

ポータル

いつも通り参加。

<総評>
選出は12本。4本減ったが,少数精鋭でけっこう楽しい下半期だった。MSCがあり平成アイマス楽曲大賞があり,にぎやかな下半期であったと思う。
なお,私は20選を通常日付順で並べているが,今回はMSC関連だけ並びになるように少しだけずらしている。気にしている人はいなかろうが一応。

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Posted by dg_law at 16:00Comments(0)

2020年01月09日

腰巻きビル再考とか

・腰巻きビルと向き合う(デイリーポータルZ)
→ 私は腰巻きビル肯定派で嫌いじゃないのだが,ダサいという人の意見も理解できる,デザインとして未熟と言われるとその通りかな,というようなことを3年半ほど前に書いていた。今でもこの意見は全く変わっていない。この記事でも触れられている通り,やり方は腰巻き以外にもあるはずで,商船三井ビルディングや東京駅,東京大学工学部2号館に関する感想は概ね本記事と同じである。こういう解答もあるはずだと思う。東京銀行協会ビルヂングの事例のように腰巻きにしておいて取り壊すという本末転倒だけはやっぱり避けてほしいし,神戸地裁の建物と神戸の朝日ビルディングの事例は確かにもうちょっと何かあったのではと思ってしまう。
→ その上で最近考えているのは,腰巻きビルはこのDPZの記事のように遠景で見るとダサく見えるのだが,実際に現地を歩いてみて足元から見ると,意外にも新旧が調和しているように見えるから,やっぱり嫌いにはなれないということだ。足元からだと継ぎ目が見えないのは大きいかもしれない。丸の内レベルで密集していると一体感すらある。その意味で丸ビル・新丸ビルが疑似腰巻きビルとして建てられたのは三菱地所の慧眼として評価せざるをえない。本記事の指摘通り,腰巻きビルはもはや様式化しているのだ。


・勉強が出来る子と苦手な子の比較に「分かる!」の声や「出来る子はそう考えていたのか…」の声→それ以外のパターンの子も集まる「勉強とか超越した子」(Togetter)
→ これは小中学校の段階で勉強に行き詰まった子に会うとよく見る事例で,大人になってからというよりも自分の小中学校時代の級友を振り返るに多くの事例を思い出す。試験で重要なのは答えを出すことだが,勉強の段階ではプロセスの方が重要であるという違いを理解しておらず,勉強は全部試験だと思ってしまっている。
→ さらに分類するなら,良くない教育を受けてきた結果それが勉強だと勘違いしてしまった子か(誤答した子を叱責するのは最悪のやり方である),勉強に興味が無さすぎて1秒でも早くこの場から抜け出したいタイプの子である。前者については粘り強くほどいていくことになろうが,割とあるのがそもそも勉強の目的を理解していないパターンで,「今の段階で君がやるべきは答えを出すことではなくて,思考のプロセスを鍛えること」がであることを明確に子供に言ってあげるべきだと私は思う。当てずっぽうでもいいから答えを出せば大人が喜ぶと思っている子に,思考のプロセスを問うても「わかりません」としか返ってこないのは当然の帰結である。一方,後者はもう勉強そのものから解放してあげた方がその子の最終的なQOLが上がるような気も。


・「FF6」の新たなバグを発売25年後に見つけたテスト技術者の腕前 (日経 xTECH)
→ FF6の有名プレイヤーのエディさんがインタビューを受けていた。顔出ししていたのが意外。めちゃくちゃ若かったのも意外だが,本職については納得感しかないというギャップ。
→ なお,現在のFF6の低歩数記録はエディさん自身が「有用バグが多すぎて確定できず,確定できないからプレイできない」というとんでもない状況で止まっている。これだけ時間が空いてバグが多数発見されるゲームも珍しい。  
Posted by dg_law at 07:30Comments(0)

2020年01月06日

C97参加記録

今回も4日間開催で,初日・2日目は不参加。

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Posted by dg_law at 07:30Comments(0)

2020年01月03日

ニコ動の動画紹介 2018.12月上旬〜12月下旬



相変わらずすごいものを見つける。この場合は見つけたというよりも編み出したという感じだけど。



行ったことのある山なので道に見覚えがあり,面白かった。かなり長い山なので,テントを背負って6時間弱はかなり早い。



納得のそれっぽさ。戦闘曲やダンジョン曲ですわ。



恒例の神主のネタつぶし動画。毎度のことながら設定を活かした弾幕で上手い。それで気づいたが,天空璋は「域」にかかわるキャラが多かったのだなと。





下半期20選選出。ニコマスの原点を考えると,極めて正統派なPV。これが元の振り付けに見える感じが非常に良い。



辻野あかりさん初登場のときに皆びっくりしたよね……



突然始まった謎企画。すごい理屈でゆかさえを見出していく手腕(?)に注目。



下半期20選選出。たらひさんの執念である。



下半期20選ノミネート。除夜m@sもシャニマスに。



メカPではない人による除夜m@s。楽しいので皆作ればいいと思う。こっちはミリマスで北上麗花さん。



さらに別の方の除夜m@s,しかも東方m@ster。音源はメカPのもの。よく描いたなぁ。見事な三次創作。アップ直後は伸びていなかったが,無事に再生数が伸びて安心した。



さらにやーまPの除夜m@s。実際やーまPは課金動画も作っているので……  
Posted by dg_law at 12:00Comments(0)

2020年01月01日

2020 賀正

あけましておめでとうございます。昨年はこのブログをご贔屓にして頂き大変ありがとうございました。今年もご愛顧の程をお願いします。

例年に従って,今年の目標を書き並べておく。(ここまでコピペ)


エロゲ・ギャルゲ:昨年は目標5本で,結果は9本であった。なんかすごい消化できた。今年の目標は増やして10本。

美術館:例年の目標である20であるところ,昨年は19。意外と登山に圧迫されなかった。今年も20で。

旅行:昨年はGWに佐賀と関西,夏に富士山登山と東北と諏訪・霧ヶ峰,11-12月に奥鬼怒を旅行した。山形に行って未踏県を一つ減らした。しかし,以前からの目標で立てた関西の東方の聖地(弘川寺や信貴山等),未踏県の青森・秋田にはまたしても行きそびれているので,今年こそはこの2つに行きたい。

登山:昨年に登った百名山は伊吹山・男体山・霧ヶ峰・大菩薩嶺・筑波山。今年も4・5個は百名山を登りたい。丹沢,天城山,甲武信岳辺りが候補地か。飯能にも行けたので,他の『ヤマノススメ』の聖地も巡礼していきたいところ。  
Posted by dg_law at 05:41Comments(4)