2022年01月29日

ニコ動の動画紹介 2021.5月下旬〜2021.6月上旬



裏妙義のヤバさを再確認する動画。この人ですらこれだけ慎重に進むのだもの。




4年ぶりの「自然を食べよう」シリーズ。醤油とバターが出てくるだけで重課金と言われてしまうのが本シリーズらしいが,最後にワイン(煮込み用)が出てきて視聴者困惑。しかしながら,このシリーズはちゃんと料理してくれた方が面白いので良い。また栽培されているようなやつが結局一番うまいという身も蓋もない結論が出るのもまた本シリーズらしいかも。





さらにリズムアクションゲームの要素が強くなって自分では全くクリアできる気がしなくなった感じ。



NG+であろうがなんでそんなタイムに……という疑問の答えはちゃんとキャプションで説明されている。冒険の書0番とかあるんだなぁ。





谷幽零氏。突如流行したチャンネル権。いかにアイドルに絶対に言わなさそうなことを言わせて果穂からチャンネル権を奪うかが鍵。



石川/Garanzo氏。ハッピーエンドに見せかけてからの……



とりにてさん氏。上半期20選選出。チャンネル権動画の最高傑作。ハッピーエンドで良かった。



ジャイロPがアイマス曲ではないものを踊ってアイドルを応援していた。



マンモス氏。上半期20選選出。マンションポエムラッシュが楽しい。こうして改めてじっくり読むと曲の歌詞が天才すぎる。



mobiusP。SideMのMMDも増えていくと嬉しい。  

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2022年01月26日

少なくとも私は入山料をとってほしい

・登山道が消える!? 北アルプス登山に危機(NHKニュース)
→ この問題がやっとまともに取り上げられたという印象。下記のような役割を担っていることは意外と知られていないと思う。私自身も自分が登山をやり始めるまでは知らなかったし。
>登山道の維持、トイレの整備、遭難者の救助、自然の保護、学術調査への協力など、多岐にわたって公益的な役割
→ 「国立公園」なんだから国や地方自治体はもっと税金から補助金を出すべきという主張も当然妥当であるが,現実的には厳しかろう。だからこそ,北アルプスによらず,協力金制度または入山料制度を拡充して,日帰り登山勢からも支払いを求めていいと思うのよな……と日帰り登山勢としては思う。我々は山小屋にあまりにもお金を落としていない。バイオトイレ代くらいはと思って使ったらお金は入れているが,逆に言えばそれくらいであるので。登山客の多くは,シルバーツアーが多いこともあって多少の支出増は厭わないと思うし,そこで厭う人は登ってほしくないかな。富士山保全協力金の様子を見ていても反対する人は極少数だと思う。


・イスラム教徒だけ「ズルい」…中国で大多数の漢族が抱く「被害者意識」の正体(平野 聡)(マネー現代)
→ 回民(回族)と同様に新疆のトルコ系も包摂できるはずと考えた昔の共産党首脳陣と,アファーマティブ・アクションへの反発も含めて包摂できないと考える大衆の思考の違いで,習近平政権は後者に寄った,というように読んだ。結局のところ,中国政府が思っているほどには「中華民族」論が大衆には定着しておらず,多様性の中の統一は拒否されているということなのだろう。中国政府は独裁だが大衆の政治的意見はよく観察・吸収していて単純な上意下達ではないという話はよく聞くが,これは大衆の意見がよろしからぬ方向に政府の政策を曲げてしまった。
→ また,記事中で指摘されている通り,国際的な風潮が「テロとの戦い」になっているという影響も強く,実際に中国政府はウイグルに対する弾圧を正当化する名目としてウイグルから中東に移動してテロリストになる若者がいることを掲げている。
→ 回民にとっても現下の状況は望ましくなく,長い歴史をかけてせっかく漢族社会に溶け込んでいるのに,これを契機にウイグルと同一視されて社会からパージされるわけにはいかない。ハラール認証の取り下げは苦渋の決断だっただろう。


・プラモ転売問題に対して経済学者が考える「均衡価格で販売すれば良い」に違和感を覚えてしまうのは何故?→大阪大学准教授の分析が興味深い(Togetter)
→ 需要供給曲線で考えるとそういう話になる。この概念は前に何かで知って,それ以来気になってはいた。本来なら消費者が得るはずの経済厚生(消費者余剰)を失わせることになるので,社会にとって害悪になる。社会全体の幸福を奪っていることになるのだ。次の論文も参照のこと。あとまあ,下記の図示もせっかくなので掲載しておく。
・大橋賢裕「転売行為と効率性について」『経済集志』第90号,2021年,191-203頁
  
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2022年01月24日

信州から来た男がやっと(2022年初場所)

お前はいつ覚醒するのだと言われ続けていた人が,やっと覚醒した場所であった。私事であるが,先場所に「私事ながら10月に木曽御嶽山に登り,泊まったペンションや登山道中の山小屋の人等と話して地元民に強く応援されているのを知ったので,けっこう応援していた。地元民に「彼は欲が無くてねぇ……」と言われてしまっていたが,今場所の11勝を起点に今度こそ大関取りを成功させてほしい。」と書いていた通りで,今頃あの地元の人たちが喜んでいるのだろうと思うと,昨年のうちに御嶽山に登っておいて本当に良かったと思う。

今場所の大関取りのハードルは高く,場所前に伊勢ケ浜審判長が「全勝優勝でもしたらね」という程度に御嶽海は期待されていなかった。なにせ先々場所は9勝,先場所は11勝であるから今場所は13勝が要求されていた。しかしながら,追い風も無かったわけではない。現大関の貴景勝は若いがケガが多く不安定,正代は毎場所勝ち越しがやっとであり,横綱照ノ富士も長命になるとは言いがたい。また根本的に横綱・大関が合わせて3人しかいないのはやや少ない。早々に4人目を作りたいという欲は協会にも好角家にもあった。隆の勝・明生・大栄翔は少なくとももう1年かかる見込みで,阿炎・豊昇龍あたりはさらにもう少しかかりそうであるから,もう御嶽海しかいない状況であった。

御嶽海はすでに2回優勝しており,何度も三役で二桁勝利していた。新小結が2016年の九州場所で,そこから上位総当たりの地位からほぼ下がっていないので持続力はある。にもかかわらず,その勢いが2場所持たないのが欠点で,少しどこか痛むと怯み,場所終盤でスタミナが切れたりしてやる気がなくなり(スタミナ切れに伴って稽古不足がしばしば指摘された),まさに「欲がない」と言われてしまう状況であった。関脇在位18場所は史上6位,三役在位は28場所でこれも史上6位である。そうして二桁勝利と勝ち越し1点を繰り返すことが続き,初優勝が2018年の名古屋場所だから,我々は3年半に渡る大関取りに付き合ったことになった。ひるがえって今場所は最終盤まで勢いが持続し,やっと大関になるという欲が出たのだろうと思う。人生になにか転機があったか,もうすぐ30歳という年齢に追い立てられたのかはわからない。書いてみて思ったのだが,もう30歳とは信じられないほど若々しく見える。これからも若々しい相撲をとってほしい。それこそ関脇時代の安定感があればそうそう陥落することはなさそうだ。


個別評。横綱照ノ富士は,やはり本人が望む横綱相撲は膝への負担が大きく,続けるのがつらそうである。今場所は前半から厳しそうな取組が多く,六日目に玉鷲に敗れると,その後は少し前に出る相撲に戻った。しかし,十二日目の明生戦は今度は前のめりに倒れることになり,そこでの落下で右かかとを負傷して,なおさら膝に力が入らなくなった。十三日目の隆の勝戦は立ち合いでとったりという奇襲で制したが,十四日目・千秋楽はなすすべなく終戦した。横綱としての照ノ富士は,優勝する場所の圧倒的な強さから忘れそうになるが,これからもこういう場所が少なからず出現することになろう。朝青龍や白鵬ほどの安定感は望めない。

大関陣。貴景勝は不運だったとしか言えない。それにしてもケガが多いし,ケガの箇所が毎回違うので若くして全身がボロボロという印象になってしまう。正代は長らく相撲の調子が狂っている。体調が悪いようには見えないし,目立ったケガがあるようにも見えないので,案外どこかの場所で復調するかもしれない。

関脇・小結。優勝した御嶽海は前述の通り,メンタルが強くなったのが勝因で相撲ぶりは変わっていない。立ち合いで強く当たって一気に持っていくのが持ち味で,持っていく形は押しでも四つでもどちらでも良いのが彼の強みであろう。しいて言うと突きは使わないが,むしろ相手が突いてきても密着して間合いをつぶしてしまうという上手さがあり,これがよく出たのが七日目の玉鷲戦であった。隆の勝と大栄翔はそれぞれ並の調子だったように思うが,周囲が好調だったのが1点負け越しという結果だろう。明生は腰に大きなテーピングをしていた日が何番があり,腰痛で脆かった。その中で照ノ富士・正代・貴景勝を全て倒しての5勝は奮戦したのではないだろうか。腰痛の痛みにより日毎の出来が違ったのだろう。

前頭上位。若隆景は完全に上位定着した雰囲気。新関脇にも期待が持てる。上位に勝てなくても取りこぼしがなく,連敗しても心が折れないのは良い。霧馬山はまだ膝が治りきっていなさそうで,攻めているうちは強いが下がると脆い。宇良はケガ明けの上位初挑戦で勝ち越した。馬力で押し切る相撲とアクロバット相撲を使い分けるので相手は対処しづらいのだろう。一方で展開を読まれると単純な力負けしたり,動きについてこられて負けてしまう。また,土俵際で粘りすぎて大ケガをしそうな転落が今場所も見られた。相手もケガをさせそうで怖いし,ただでさえそれで一度やり直しになっているのだから,プロなのだからそこは割り切って受け身をとってほしい。阿武咲は上位総当たりで10勝しているが,それほど印象がない。御嶽海にも勝っているのだが。

前頭中盤。上位と下位で好調な力士が多く,豊昇龍・阿炎・宝富士を除くと壊滅的に負け越している。豊昇龍は今場所も縦横無尽に暴れて11勝だが,番付運が悪く新三役は無理そうである。せめて技能賞をあげてほしかったところ。馬力不足を気迫で補っているが,やはり馬力がほしい。阿炎はまだ元の地位に戻っていく過程だと思うが,それでも12勝で千秋楽まで優勝争いに残ったのは立派。来場所は新関脇だと思うが,9勝以上なら本物である。

前頭下位。石浦は小兵相撲が光って11勝。十三日目に王鵬を4回転ほどして左下手捻りで倒した相撲がハイライト。琴ノ若も11勝で敢闘賞。身体の大きさを生かした正攻法の攻めがよく決まり,押しでも四つでも取れるのは相手に応じて取組内容を変えられるので強みである。土俵際での逆転や投げの打ち合いも多く,根性のある相撲が多かった。千代丸は結果負け越したが動きがよく,土俵際をつたって逃げ回る相撲が印象に残った。一山本は,序盤は左上手で頭をつけて攻める相撲がよく決まっていて良かったが,中盤で左膝を痛めてからは相撲になっていなかったのでもったいない。琴恵光は張り差しからもろ差しになる形が完成していて力強い。新入幕の若元春は9勝で,左四つになるとなかなか強い。来場所に相撲を覚えられてどうなるか。もう一人の新入幕の王鵬は7勝で僅差の負け越し。押し相撲で引きも上手かった。終盤で負けが込んで11日目から5連敗したのはよくわからない。スタミナ切れだろうか。

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2022年01月22日

大相撲とFF6の話

・《6場所出場停止》大関・朝乃山の処分は重すぎ? 能町みね子と相撲担当記者が徹底検証 - 相撲 - (Number Web)
→ 長編だが,ちゃんとした好角家がそろった良い座談会だった。司会の方,佐々木一郎氏,能町みね子氏ともに信頼できる。能町氏が
>3場所や6場所の出場停止って、休場中の横綱のサッカー問題や野球賭博問題を超えるほどの重罰なのか?と、その整合性がわからなくて。
→ と発言しているが,6場所中4場所が過ぎて思うことに,やっぱり6場所は長かったかなと思う。というよりも阿炎と比べて,大関という地位の重みと最初に虚偽報告したことで2・3場所増えるのは仕方がないとしても,阿炎の3場所がまず重かったようにも思われた。朝青龍のサッカー謹慎2場所と同じでよかったのでは。なお,野球賭博は琴光喜だけが解雇で残りが謹慎休場1場所だったのは,今考えるとアンバランスな上に甘い裁定である。
→ 番付降下に伴って,他の幕下力士が勝てなくて迷惑する問題は割と深刻だと思うのだが,こうした好角家に比べて協会は能天気っぽいのが気にかかる。本記事で出ているような十両最下位張出に留めて案は割と良いかも。 代わりに減給の方を厳しくすればバランスはとれるだろう。まあ,これらの案が生かされてしまうような次の謹慎者が出ないことが一番良いのであるが。


・十両貴源治が大麻使用、警視庁が捜査 使用を認め常盤山親方の指示で謹慎中(日刊スポーツ)
・尾車事業部長「本当に残念。調査進める」英乃海と紫雷の賭博関与疑惑に(日刊スポーツ)
→ 前者は去年の7月,後者は今年の1月のことだが,どちらも悲しいと言えばいいのか怒ればいいのか。貴源治は解雇となり,英乃海・紫雷は未裁定である。野球賭博は12年前,大麻問題は14年前とはいえ,協会内部にまだ記憶が残っている人が多く,親方や先輩力士から注意もあっただろうに,まだそれに手を出す文化が根絶されていないことが一番残念だ。英乃海・紫雷は……甘くて4場所謹慎休場,金額と反社とのつながり方によっては解雇もありうる。


・「またSHIFTにお願いしたいと言われる為に」株式会社SHIFT 渡邊 綾乃さん インタビュー - (アプリゲット)
・『FF6』のバグを令和になっても探し続ける男──「縛りプレイ記録更新のために本職のゲームデバッガーに」狂気に満ちたやりこみゲーマーの生き様に迫る(ニコニコニュース)
→ 上の記事は,エディさんの勤めている会社へのインタビュー記事。「あのエディさんがいますよ!」は普通に営業トークとして成立しそうな感じがするw。下の記事は,エディさん本人がインタビューに答えている記事。なお,勤め先および顔出しは別のインタビュー記事が初出である。3つ合わせて読みたい。
→ エディさんはてっきり趣味が高じてデバッガーになったのだと思っていたが,ニコニコニュースの方で本人が逆であること,すなわちFF6の攻略を進めるためにデバッガーになったことが語られていた。FF6に対する情熱が我々の想像を超えている。あと,おやつさんの相互にリスペクト意識があるのは面白い。動画を見ていてもそれは確かに感じるところ。  
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2022年01月19日

登山記録5(関八州見晴台,伊吹山)

No.14 関八州見晴台
〔標高〕771m
〔標高差〕530m
〔百名山認定〕無し
〔ヤマノススメ〕8巻
〔県のグレーディング〕無し
〔私的な難易度と感想〕2B-
『ヤマノススメ』聖地巡礼以外の目的がほぼ無い,自分としては珍しい登山。結論から言えば『ヤマノススメ』聖地巡礼目的以外なら登らなくていい。登山道は極普通で,樹林帯歩きや稜線歩きはぼちぼち楽しいが,それなら別の山でいい。肝心の眺望は,立地と名前からすると360度の絶景が広がっていそうなものだが,実際には山頂には樹林が生い茂っていて,せいぜい120度というところで関八州は全く見渡せない看板倒れになっている。また整備がひどく,YAMAPと方位磁針を頼りにしないと普通に迷っていた。YAMAPや「山と高原地図」では通行可能になっていた道が通行止めになっていたり(それも更新が間に合っていないだけと言えるような様子でもなく),何よりも下記のつぶやきの通り看板の案内が普通に間違っているのは大問題であろう。山頂でシルバーツアーの方々が「めちゃくちゃ道に迷って薮漕いできた」と話していたのも印象的で,そういうことも起きるよなと。

難易度は単純な技術だけで言えばA+でもいいくらいに易しいが,上述のような無駄に高く求められるルートファインディング能力やそれに伴うスケジュール管理能力,最悪の場合の藪漕ぎへの対応力から言ってB-とした。なお,本山は高山不動という不動明王を祀った寺院と不動三滝なる三つの滝が名物であるが,滝は枯れていたり小規模だったりで見どころにはなりえず,見に行くにはかなりの遠回りを強いられるので行かなくていい。高山不動の建物はまずまず立派で寄る価値があるが,キャプションがかすれていて読めないなど,ここでも不整備が目立った。いろいろな意味で残念な山である。そう思って『ヤマノススメ』8巻を読んでみると,この山はあおいが山頂でコーヒーを淹れる回であって山はメインではなく,滝に寄っていなかった。さもありなん。


No.15 伊吹山
〔標高〕1377m
〔標高差〕1160m
〔百名山認定〕百名山
〔ヤマノススメ〕9巻
〔県のグレーディング〕無し
〔私的な難易度と感想〕3B
高山ばかりという批判もある日本百名山だが,1500m以下で入っているものは4座しかなく,伊吹山はそのうちの1座である……ということが登山口の簡易ビジターセンターで熱心に説明されていた。確かに標高は1500mに満たないが,琵琶湖の湖岸から少し内陸に入っただけの場所からスタートするので登山口の標高は220mしかなく,獲得標高は1200m近いから普通にけっこうな長丁場になる。登山道における最大の敵は日射で,土壌が石灰岩質であるために火山かと思うほどに樹林が発達しておらず,山の南西方向から登っていくため登山中は常に日光に照らされる。日焼け止めを入念に塗っておかないと,まさかの日焼けでリタイアということになりかねないだろう。また,石灰岩の小石・浮き石が散らばっていて転びやすく,八合目以降は岩場もある。コースタイムも6〜7時間とそこそこ長い。この辺りの注意点を勘案すると3Bでよいだろう。『ヤマノススメ』ではあおいが楽に登っているが,いつもの詐欺である。あおいが富士山に苦労する程度の体力という設定,常にどっかに飛んでくだよなこの漫画……

眺望は道中からしてずっと良く,正面には山頂が,振り向けば琵琶湖が常に見える。登山道の両側は斜面に色とりどりの草花の合間に石灰石の白石が転がっていて,これがよく映えている。花の百名山にも認定されているのは伊達ではない。鳶が飛んでいるのも趣深く,山頂の山小屋には「鳶と鷹は身体のサイズ以外に違いがない」という説明があるほど鳶の数が多い。個人的には山頂まで続く登山道がけっこう好き。1枚目が4合目からの山頂,2枚目は中腹からの琵琶湖,3枚目は8合目付近の登山道で,石灰岩の様子がよくわかるだろう。
伊吹山登山道伊吹山中腹伊吹山8合目

山頂の眺望は絶景で,登山道の方向を見れば琵琶湖の対岸まで見え,90度ほど東に目を向ければ関ヶ原である。日本史が好きなら東西両軍の配置が目に浮かんで感動することだろう。なお,その関が原方向から山頂に向かって伊吹山ドライブウェイが伸びていて,九合目まで自家用車またはバスで来ることができるので,登山をする体力・時間が無ければこちらで山頂まで来るのもよいだろう。また,山頂には大きな山小屋があって,昼食や土産物が豊富に準備されている。観光としては記紀神話に登場し,ヤマトタケルが白猪と戦っている(しかも白猪が勝っている)ことがアピールされている。ヤマトタケルの巨大な像もあれば白猪の像もあった。その辺りの面白さも含めてさすがは日本百名山であり,難易度のちょうど良さも含めて私は大好きな山である。  
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2022年01月13日

2021下半期ニコマス20選

ポータルサイト

今回も参加します。

<総評>
ニコマス全体の活気はそれほど無かったけど,いくつかの流行があって見るべき作品はそれなりに多く,個人的には楽しめた半年になった。


1.140000000000000000平米にスーベニア(みおはす氏)



下半期の流行と言えばクソデカシリーズ。クソデカにしたくなる歌詞の良い曲によく合わせた。


2.やっちゃいなよ、そんな劇場版ストレイライトの偽予告なんか!(hibiki氏)



下半期の流行と言えば(2回目)マフティー構文。ロング版も好きだが,集計上はどちらに入れても同じと思うのでこちらで。セリフが一箇所を除いて全て公式そのまま。最近もう公式もわざといろいろ冬優子に言わせてるんじゃないかという気さえする。あさひのニュータイプ感(あるいは強化人間感)の強さもまた偽予告のそれっぽさを強めていると思う。


3.【アイマス16周年】なんどでも笑おう【ニコマスMADMAD】(がぉすP)



ニコマスの歴史を振り返る動画……なのだが作品のチョイスがネタ寄り,疑似m@s寄りなので俺たちの約15年はこんなんだったっけ?wという不思議な感慨に襲われる傑作。「深刻な素材過多」ではあるが,これだけ集めるのは大変だったのでは。


4.あいこまーけっと(だぶくろ氏)



よくこれだけ描いたとしか言いようがない。


5.無限にホメてくれる桜守歌織先生(マハラギ氏)



原曲何回聞いても泣いちゃうので,こうやってニコマスで見れて嬉しい。


6.【人力】シンデレラ&ミリオンでLOVE & PEACH!!【64人】(メカP・Oriens氏)



「ステキな替え歌あげる」も好きだけど,今期のメカP枠はこれだろう。64人も使っているのに完成度が高い。


7.クリーニング△さんかく(末定氏)



初見で腹筋崩壊した。桃子は三角のままで良かったんやなって。RULOのCMからこれを思いつくのは天才の発想。ナレーションで音ハメしているのも笑った。


8.何でも言うことを聞いてくれるアカネチャンの天気予報(ヨシキP)



これを混ぜたかw。言われてみると,何でも聞き流すアカネチャンと無理やり言うことを聞かせるお天気ヤクザは相性が最悪で面白い。


9.五ツ座流星群(もあい氏)



もあい氏がどんどん上手くなっていて,アニメーションがとてもよく動く。


10.とおまどアニメ(タケシス氏)



4秒しかないが,どこで止めても静止画が美しい。


11.ゆかさえ オブ ライフ 2021【水本ゆかり / 小早川紗枝】(やーまP)



Reve Purが結成されて最初の誕生日なだけあって壮大な讃歌となった。


12.存在しないシャニマス3.5周年CM(ひさ氏)



下半期で一番笑ったのがこれ。同じように作っているのに本家との落差よ。


13.【シャニマス3.5周年記念WEBCM】努編(しろさぎ氏)



CMからもう1つ。津田健次郎氏がしゃべるだけで面白いのは反則。


14.【ダンスMAD】BANG!!!【白石紬】(YASU-P )



非常に珍しいスタマスのダンスPV。もっと増えろ。


15.クソデカ夕映えプレゼント(伯方氏)



伯方氏がこれまでの自作品で夕映えプレゼントを酷使しているからこそ,ここでクソデカシリーズがぴったりとはまった。

  
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2022年01月11日

SIR(スーパーアイドルマスターランキング)のP名数を数えてみた in 2021



毎年恒例。集計ルールは昨年と同じ。長期は正式にカウントするが,ランキング動画に登場する上位5作品のみのカウント。合作の場合,3人くらいまでのものはバラバラにカウント。参加Pが多すぎて収拾がつかないものに関しては「合作」でカウントした。除外とシリーズ最上位以外は参考記録としてカウントで,シリーズ最上位以外については100位まで集計した。

総評
シャニマスの流行とたべるんごの流行は去年と傾向が同じ。ただし,大きく高騰して全盛期並の数字になった反動でptsは大きく下がり,100位の2266ptsは2014年の約2600ptsを下回って過去最低を更新した。50位相当は3616ptsで,100位から50位で全然ptsが上がっておらず,ここが団子状態になっているのも今年の特徴である。20位でやっと5802ptsになるが,これは2020年だと100位圏外(100位で8201pts),2019年の20位は8680ptsであるから,やはりかなり低い。なお,多くの視聴者は過去作を見ていたということなのだろう,ランキング入選相当の長期作品(殿堂入り作品)が多く,ニコマスから人が減ったというよりは新作が全然見られていなかったという方が正しいのだろう。たとえば2021年の正規の1位は19563ptsであったが,長期除外扱いの「たべるんごのうた」は34528ptsでこちらが最多視聴となる。

ランクインした人数は71人で,去年の76人より少し減った。シャニマスMADは引き続き新人が多そう。
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2022年01月03日

ニコ動の動画紹介 2021.5月上旬〜2021.5月下旬




とらねずの人。『大神』は噂にたがわぬ傑作であった。映像も音楽も物語も,何もかもが美しく,これはゲーム史に残るだろう。アクションの難易度と3D酔いにより自分ではクリア不可能っぽい感じだったので,丁寧な実況動画で完走できたのは幸いだった。



おやつ氏。最小戦闘回数が1回なので最初で最後の戦闘が地獄の君主である。クリアできるものなのだなぁ。





おっさんイェーの元ネタついてるの,親切で助かる。



過労死しそうなきりたんがかわいい。Remasterの強くてニューゲームだと,カーネイジのせいでこいつが一番苦戦したかな。



秋川やよいさん割と好き。



taiga氏いつもながらに上手い。DYNAZENONはめちゃくちゃ面白かったと思うんだけど,GRIDMANほど話題にならなかった感じでもったいない。続編があるので期待している。





ととろP。上半期20選選出。個人的上半期最大の衝撃,「14平米にスーベニア」のMADPVその1。試聴版公開から一週間以内にこの仕事はジェバンニと言っていい。



らすくP。お願い!シンデレラ を三拍子にしようという発想がすごい。



くらわんP。周年曲でもないのに全員分の歌い分けが出てきて驚いた。「団結2021」言われてるのもわかるわ。
  
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2022年01月01日

2022 賀正

あけましておめでとうございます。昨年はこのブログをご贔屓にして頂き大変ありがとうございました。今年もご愛顧の程をお願いします。

例年に従って,今年の目標を書き並べておく。(ここまでコピペ)

エロゲ・ギャルゲ:昨年は目標8本で,結果は4本であった。2020年は『聖剣伝説3』,2021年は『Satisfactory』と『サガフロンティアRemaster』で時間をとられた結果ではあるのでゲーム全体としてはそこそこプレイしているのは救いか。また,『アメイジング・グレイス』という稀代の傑作に出会えたのも良かった。今年の目標も8本としておこう。


美術館:昨年は新型コロナウイルス感染対策での閉館期間や夜間開館の中止・入場時間指定制等を考慮して目標は例年より大きく減らした15で,結果も同じく15であった。2022年はさすがにこうした規制は解除されつつあるし,2020年や21年よりも規制が悪化することも少なかろうと踏んで,17・18くらいまで戻したいところ。

旅行:2021年は2020年よりもさらに新型コロナウイルスに阻まれて,木曾(10月)・天浜線(10月)・美ヶ原&蓼科(11月)と下半期にがんばってはみたものの,例年よりも全然旅行に行かなかった。登山絡みの旅行が多いので,絡まない旅行を増やしてもよさそう。特に,以前からの目標である関西の東方の聖地(弘川寺や信貴山等),未踏県の青森・秋田には行きそびれているので,今年こそはこの2つに行きたい(ということを賀正記事に長らく毎回書いている)。

登山:昨年に登った百名山は美ヶ原・蓼科山・木曽御嶽山の3座。来年も4・5個は百名山を登りたい。候補地としては木曽駒ヶ岳・甲斐駒ヶ岳・立山(雄山)・丹沢・赤城山・浅間山(外輪山)・大台ケ原山・大峰山・荒島岳・白山くらいか。結局新型コロナウイルス次第なところはあって,旅行が制限されなければ荒島岳・白山・大台ケ原山・大峰山が候補になり,そうでなければ比較的近場になろうか。
  
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