2005年07月17日
今日は遠出した

今回のルーヴル展は、新古典派とロマン派に焦点を絞っていた。と言っても歴史ごとに絵画を分けるのではなく、「歴史画」や「肖像画」、「風景画」と言った感じで展示室を分けていたので、見やすかったと思う。とは言っても、正直本日最大のメインであるアングルの「泉」(←参照)が、最初に展示してあったのはびびったが。
古典派の絵画もロマン派の絵画も好きだ。古典派は、ダヴィドのような荘厳な印象やアングルのような女性美がすばらしいし、ロマン派はドラクロワのような、精密でかつ動的な絵画が、純粋に美しいと思う。
小林康夫は「ドラクロワは完成されすぎて嫌いだ」と言っていた。自分は、この論自体は受け入れるが、自分の趣味とは相容れない。完成されているからこそ、美しいと思う。だからアングルの完成された女性美も好きだし、ダヴィドの整った構図も好きなんだろう。
Posted by dg_law at 23:31│Comments(0)│