2005年10月13日

いじめ 良くない

社会学やら教養後期の連中が厳しくて嘆いているようだが、いいじゃないかまだ、君たちは。今日の某S教官(西洋史教授)に「この史学雑誌というのは全ての史学科が参加していて、つまり日西東と、あと考古学ですね」と、思いっきり存在を無視されたわけだが、いつから美術史は史学科じゃなくなったんだろうか。美芸のいる思想文化学科にでも引き取ってもらうか?そもそも今学期、美術史の持ち出し科目が無い時点で何かが間違っている。おかげでいまだに同じ専攻の人に一回も会ったことが無い。ひょっとして本気でつまはじきにあってるのか、と疑いたくもなる。(実際そんなことはないんだろうが)


今日そのS教官が歴史学について云々語っていたわけだが、とにかく眠かった。話し方が眠かったというのもあるが、一番大きい原因は「歴史学とは何か」という駒場で散々聞いたような話がテーマだったからだろう。「全ての歴史は現代史である」なんて言葉、なんかもう耳にたこができるくらい聞いた気がする(油井さんとか柴さんとか山本昌之とかetc、一人一回言ってるんじゃないか?)。

そこまで教養教育を信用していないのか、と思う。このクオリティで半年やるなら、本気で必修ということ意外に受講する意味を見出せないね。せっかく積極的にしろ消極的にしろ、すくなくともあと2年は歴史を志す気の生徒を集めたんだから、もっと生産的なことをして欲しい。ちなみにS教官は古代ギリシアが専門で、ギリシアへの偏愛がすごいらしい。それなら聞く気がするんだが。

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