2006年01月12日

痛みを覚えて前へ進め

結局昨日はあの後、気づくとこたつで落ちていた。最後に記憶があったのは、午前5時だ。その次は午前9時。こたつで寝たせいもあり、力を使い果たしたこともあり、しっかり風邪をひいていた。38度という数字をかなり久々に見た。軽く飯と薬を飲んだら、そこからは休養と不貞寝を兼ねて、ベッドで寝た。

今は熱は下がったが、体はややだるい。まあ明日には治るだろうから、史学概論には出ると思う。レポ落としたので単位が絶望的になった日本史にはもう出ないが。

今回の教訓は、二つ。一つは、長期休暇と言っても新学期始まる直前に下宿に戻ってきてはダメ、ということだ。レポートのやり損ねや体調を考えると、三日はほしい。でないと目も当てられない事態が起こる。もっとも、今回に限れば成人式があったのでしょうがなかったのだが。

もう一つは、文学部の出すレポートは教養前期に比べて、出せるか出せないかの差が激しいということだ。興味のある分野ならさくさく書けるが、そうでない分野に関しては全く筆がのらない。この傾向は教養前期でもあるにはあったが、大鬼教官のものも含め、今までレポートで単位を落としたことはなかった。そのときも何とか書けたものであったが、今回はどうにも無理だった。今回だけでなく、英語学のレポもかなり無理しながら書いてるしね。

改めて思ったが、教養学部は教育熱心だ。単純に学生を教育する熱意なら、文学部もあまり差は無いと思う。が、文学部の先生は、沼野さん他自分の好きな教官も含めて、ともかく自分の好きなことを聞いてもらいたい一心のように見える。ついてくるかどうかは、学生次第。少人数だから成功しているところはあると思う。それに対して教養学部の先生は、技術の差こそあれど、きちんと理解してもらいたいという気概が大きい気がする。マスプロが多いので、逆にカバーしようとしている成果かもしれない。

それに伴ってか、今まではテストが多かったし、丁寧なシラバスはあったし、逆評定もあった。が、文学部にそんな丁寧さは無い。皮肉にも「学生を丁寧に管理すべき」と主張したのは、文学部の上野千鶴子教官だったが。また、レポートは落としたときのショックがテストよりも大きい。テストなら純粋に力で負けたから、すがすがしい敗北感があるが、レポの未提出は時間があったはずだっただけに、どんなに理由がついたところでどろどろとした感情が残る。

来年以降は、もっと慎重に履修を考えたほうが良さそうだ。

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