2006年01月16日
第43回「カラー版 西洋美術史」高階秀爾著 美術出版社
美術史をまとめるために買った本。考えてみると美術史系の本で、教科書を除けば初めて買った本である。全面カラーで非常にみやすい。また、彫刻や建築まで幅広く扱っている。時代もアルタミラやラスコーから始まっている。
まさしく美術史といった感じで、流れを中心に書いている。しかし幅広すぎたのか図版を多くしすぎたのか、文章量が少ない。芸術家個人個人の話は相当端折られていて、少々物足りない感はあったがしかたあるまい。むしろ有名な絵画であっても載っていない場合があって、カラー版にしては徹底されていないという部分を糾弾すべきかもしれない。
最低限抑えるべきところはきちんと抑えてあるし、文章そのものは美術史の流れを軽く知っていればかなり読みやすいレベルで、良書と言えるだろう。何より、全面カラーで250ページ、しかもこの大きさの本で2000円を割っている、というのがすばらしすぎる。
カラー版 西洋美術史
まさしく美術史といった感じで、流れを中心に書いている。しかし幅広すぎたのか図版を多くしすぎたのか、文章量が少ない。芸術家個人個人の話は相当端折られていて、少々物足りない感はあったがしかたあるまい。むしろ有名な絵画であっても載っていない場合があって、カラー版にしては徹底されていないという部分を糾弾すべきかもしれない。
最低限抑えるべきところはきちんと抑えてあるし、文章そのものは美術史の流れを軽く知っていればかなり読みやすいレベルで、良書と言えるだろう。何より、全面カラーで250ページ、しかもこの大きさの本で2000円を割っている、というのがすばらしすぎる。

Posted by dg_law at 14:05│Comments(0)│