nix in desertis

今日は昨日に引き続き、ほぼ同じメンバーで飲み会だった。筋肉痛を引きずりながら。和民を使った。飲み放題を外したせいか、非常に安く終わったのでよかった。あれだけ飲み食いして一人２千円とはね。

にしても今日はテンション高かった。皆頭の中身がピンク色に染まりすぎ。あれだけの下ネタは、あのテンションの中でなければ話せないだろう。それでも「ゴマダレってエロいよね」という言葉の真意はどうにも理解できなかったが。それを言い出したら、ドロドロの液体状のものはなんでもエロいことになる。そんな発想ができるのは中学２年生くらいだろう。

話は一気に変わるけど、ここからはいつもの逆評定。とうとうB系列に突入する。改めてみるとB系列多い…歴史系だから当然だが。そういうわけで、B系列前半だけになってしまった。

B系列：地域・国際

地域文化論１：柴　☆☆☆
バルカン半島史。中世のあたりが短かったのがやや残念だが、やはりバルカン半島というと近代にもっとも世界の注目を浴びているので仕方ないか。バルカン半島は好きなので興味をもって聞けたし、どのようにして現代のバルカン半島の情勢が作られたかよくわかった。ただ、柴さんの語り口そのものは非常に眠い上に、採点は自分こそ得意分野だから優をとれたものの、大して甘いというわけではないので、お勧め度は低い。

地域文化論２：村松真理子　☆☆☆★
イタリア文化の話。村松教官のイタリアの豊かな地域性について、多大なる偏愛をもって聞かされる。割と眠い。が、教官の人柄が非常にいい人なので腹は立たない。また、途中で２，３本イタリア映画を見れる。これがけっこうおもしろい。試験とレポートを両方課されるのでめんどうかと思いきや、出せば内容によらず必ず優が来る。よって、イタリアが好きな人か、楽して単位が欲しい人はとるといいだろう。個人的には、この人と塩野七生の対談を聞いてみたい。収拾のつかないイタリアトークが始まることは間違いなしだ。ちなみに某友人によると「イタリア語のほうだと鬼」だそうで。

比較文化論：三角　☆★
三教指帰を用いた、儒教・道教・仏教の比較論。三角教官については前回の「日本語テクスト分析」で触れたとおり超眠い。むしろこの授業のせいで「日本語テクスト分析が眠いのは月曜一限だからという理由ではない」という命題が証明されてしまった。加えて、この授業をとった理由は三教指帰について興味があったからだが、三教指帰が予想を裏切ってつまらない。空海には失望した。途中から源氏物語にテクストを変えてほしかったくらい。それでも０．５点加算したのは、日本語テクスト分析に比べて非常に採点が甘い。けっこう点の高い優をくれた。でも、点数のためにこの授業を取るのは割りに合わないので、お勧めはできかねる。

比較地域史：柴　☆☆☆
三度登場、柴教官。論基礎の歴史２のテストを時間ミスって受けられなかったリベンジのためにとった。内容は「中欧とバルカン半島の比較」で、授業のタイトル通りだった。が、もうこれで１年半も同じ人の授業を受けている自分である。完全に地域文化論と歴史２の混合であることがすぐにわかってしまった。そして急激につまらなくなり、はっきり言ってまじめに授業受けてない。それでも当然優。ただし、自分のような特例は別にして、客観的にはけっこう難しい試験だったと思う。興味深い内容ではあるので、近代ヨーロッパ史に興味があって、あまり点数に固執しないならとってもいいと思う。