2006年08月05日
レイかわいいよレイ
豊橋市美術館の海洋堂展に行ってきた。最初は「前々からあの市はおかしいと思っていたが、とうとう美術館まで頭がおかしくなったか」と思っていたが、いい機会なので博物館学のレポートのネタにすることにした。単位が来るかは知らない。
海洋堂とは、ここを見に来てる人の半分には説明不要な気もするが、日本一の造形集団である。有名どころではチョコエッグだろう。今回の展示の第一展示室もチョコエッグであり、さすがにとっつきやすいところから並べたという意図が読める。その割に展示の入り口が綾波レイと大魔神とケンシロウという致命的なコンビネーションだったのだが。
チョコエッグの後は海洋堂40年の歴史をたどる形で、ゴジラや仮面ライダーの怪人のフィギュアを中心に展示。最後に最近の造形を展示する形をとっていた。もちろんこの部屋の展示も、量質すごかった。自分自身ゴジラ好きだし、ゴジラがきちんと映画出演順に、それもあだ名付で紹介されていたのは驚いたものだ。
だが、ゴジラたちは最後の展示のインパクトを和らげるためのクッションの役割もあったのだろう、最後の展示室が一番ひどかった。まさか市美術館にラブひなやわたおにのフィギュアが並ぶ日が来るとは、誰が予想しえただろうか。我々や(こめや燕、ORATRIOと行った)、高校生たちはうわ、やっちゃったよ、とか言いつつもおもしろがって鑑賞していたが、顔を背ける家族連れも。うん、まあ。正直理解を得るには時代を先駆けすぎたかな、と思わないでもない。だって、幼女のフィギュアだしね。
帰りにミュシャの四季がフィギュア化されていたので、買ってきた。自分もミュシャの絵はとても100年前のフランスで描かれたとは思えない親近感があるというかぶっちゃけ萌えなので、似たようなこと考える奴が海洋堂にもいるんだなと嬉しくなった。
その後、インタビューへ。いろいろおもしろい話が聞けた。会ってみると非常に感じのいい人で、どちらかといえばお堅いインタビューなどではなく酒を入れて語り合いたい感じ。誘導尋問に近い質問をぶつけたわけではなく、こちらも向こうもまじめなインタビューに終始した。しかし自分が「なぜ展示の最初を、ケンシロウと綾波にしたのか」という質問を投げかけたとき、「ああ、あのレイはね、やっぱ知名度とインパクトだよ」とすごく嬉々として返事をされ、その瞬間えもいわれぬ親近感を覚えた。それでこそ、豊橋市美術館の学芸員だ。郷土愛が変な方向に深まった、インタビューだった。
海洋堂とは、ここを見に来てる人の半分には説明不要な気もするが、日本一の造形集団である。有名どころではチョコエッグだろう。今回の展示の第一展示室もチョコエッグであり、さすがにとっつきやすいところから並べたという意図が読める。その割に展示の入り口が綾波レイと大魔神とケンシロウという致命的なコンビネーションだったのだが。
チョコエッグの後は海洋堂40年の歴史をたどる形で、ゴジラや仮面ライダーの怪人のフィギュアを中心に展示。最後に最近の造形を展示する形をとっていた。もちろんこの部屋の展示も、量質すごかった。自分自身ゴジラ好きだし、ゴジラがきちんと映画出演順に、それもあだ名付で紹介されていたのは驚いたものだ。
だが、ゴジラたちは最後の展示のインパクトを和らげるためのクッションの役割もあったのだろう、最後の展示室が一番ひどかった。まさか市美術館にラブひなやわたおにのフィギュアが並ぶ日が来るとは、誰が予想しえただろうか。我々や(こめや燕、ORATRIOと行った)、高校生たちはうわ、やっちゃったよ、とか言いつつもおもしろがって鑑賞していたが、顔を背ける家族連れも。うん、まあ。正直理解を得るには時代を先駆けすぎたかな、と思わないでもない。だって、幼女のフィギュアだしね。
帰りにミュシャの四季がフィギュア化されていたので、買ってきた。自分もミュシャの絵はとても100年前のフランスで描かれたとは思えない親近感があるというかぶっちゃけ萌えなので、似たようなこと考える奴が海洋堂にもいるんだなと嬉しくなった。
その後、インタビューへ。いろいろおもしろい話が聞けた。会ってみると非常に感じのいい人で、どちらかといえばお堅いインタビューなどではなく酒を入れて語り合いたい感じ。誘導尋問に近い質問をぶつけたわけではなく、こちらも向こうもまじめなインタビューに終始した。しかし自分が「なぜ展示の最初を、ケンシロウと綾波にしたのか」という質問を投げかけたとき、「ああ、あのレイはね、やっぱ知名度とインパクトだよ」とすごく嬉々として返事をされ、その瞬間えもいわれぬ親近感を覚えた。それでこそ、豊橋市美術館の学芸員だ。郷土愛が変な方向に深まった、インタビューだった。
Posted by dg_law at 22:10│Comments(0)│