2006年11月10日
beautiful mind
統合失調症にかかった数学者がノーベル賞を受賞するまでの、ノンフィクションストーリー。とは言っても,割りとフィクションの部分も多いらしい。
最初からそのことを知ってても、初めて見た人は主人公と一緒にだまされることだろう。実は映画の前半がある一定の割合で主人公の幻覚なのだが、どこまでが幻覚で、どこまでが現実なのか、真相が明かされるまでさっぱりわからなかった。彼の幻覚はそれくらい自然なのだ。
映画の後半は病状が明らかにされ、妻が献身的な介護を始める。まあぶっちゃけてありがちな「愛が全てを救う」話なわけだが、むしろ彼自身の懸命な努力が自分の心を打った。映画の結末のネタばれというか、ノンフィクションなわけだから、ノーベル賞受賞という事実がこの映画の結末を物語っていると言えるだろう。奇抜なテーマに平凡なストーリーではあるが、一定の感動は与えてくれると思う。
主演のラッセル・クロウといい、皆名演技だった。ラッセル・クロウはグラディエーターのイメージしかなかったので、いいイメージの刷新になった。他だと特に幻覚の役を与えられている人々の迫真的でかつ気づいてみるとどうみても怪しいという、微妙さを要求される演技はおもしろかった。
最後に。まあ自分が心配することではないがこの映画は、天才と何かは紙一重、という風説をより流布してしまうのではないか、と思わないでもない。まあ、理三とか見てると風説じゃないような気もするが。
最初からそのことを知ってても、初めて見た人は主人公と一緒にだまされることだろう。実は映画の前半がある一定の割合で主人公の幻覚なのだが、どこまでが幻覚で、どこまでが現実なのか、真相が明かされるまでさっぱりわからなかった。彼の幻覚はそれくらい自然なのだ。
映画の後半は病状が明らかにされ、妻が献身的な介護を始める。まあぶっちゃけてありがちな「愛が全てを救う」話なわけだが、むしろ彼自身の懸命な努力が自分の心を打った。映画の結末のネタばれというか、ノンフィクションなわけだから、ノーベル賞受賞という事実がこの映画の結末を物語っていると言えるだろう。奇抜なテーマに平凡なストーリーではあるが、一定の感動は与えてくれると思う。
主演のラッセル・クロウといい、皆名演技だった。ラッセル・クロウはグラディエーターのイメージしかなかったので、いいイメージの刷新になった。他だと特に幻覚の役を与えられている人々の迫真的でかつ気づいてみるとどうみても怪しいという、微妙さを要求される演技はおもしろかった。
最後に。まあ自分が心配することではないがこの映画は、天才と何かは紙一重、という風説をより流布してしまうのではないか、と思わないでもない。まあ、理三とか見てると風説じゃないような気もするが。
Posted by dg_law at 02:20│Comments(0)│