2007年03月26日
まあ飽きなんて来るはずも無いか
都美のオルセー展を見てきた。あんま期待せずに行ったら(作品に期待してなかったというよりも印象派そのものに飽きてきたから)、意外といい作品が多くて儲けものだった。
今回最も知名度が上がった画家は、おそらくベルト・モリゾだろう。印象派の紅一点で本人も割りと美人ながら作風も美しいので個人的には前から知ってたし好きだったが、今回の展示ではやたらプッシュされていた気がする。しょっぱなモリゾの描いた絵で、中盤の最も見やすい位置の一つにマネの描いたモリゾの肖像。きっと展示の企画者が、モリゾ好きに違いない。
今回の展示で最大の作品は、モネの『ルーアンの大聖堂』。本当はこの作品、朝ver、昼ver、夜ver、etcとあって、今回来てたのは多分昼間のルーアンの大聖堂だと思う。いろいろ見比べるとモネの光の巧みさがよくわかっていいのだが、一点だけでも十分の迫力があった。
あとは個人的な意見でも述べておくと、やはりアンリ・ファンタン・ラトゥールの描く女性像はすばらしい。2点あったが、どっちも手放しで賞賛するしかないだろう。もちろんルノワールのものも素晴らしいのだが、ルノワールはロリコンすぎる描く対象を幼く描く傾向があるように思えるが、ファンタン・ラトゥールは貴夫人然としていて、かつ優しい雰囲気を出すのだ。
最後のほう、写真やよくわからない造形物で作品数がかなり水増ししてあったことを除けば、文句の無い展覧会であった。印象派が好きなら、ぜひ終わる前にどうぞ。あと、案の定東博は死ぬほど混んでいるようである。まだ行ってない。
今回最も知名度が上がった画家は、おそらくベルト・モリゾだろう。印象派の紅一点で本人も割りと美人ながら作風も美しいので個人的には前から知ってたし好きだったが、今回の展示ではやたらプッシュされていた気がする。しょっぱなモリゾの描いた絵で、中盤の最も見やすい位置の一つにマネの描いたモリゾの肖像。きっと展示の企画者が、モリゾ好きに違いない。
今回の展示で最大の作品は、モネの『ルーアンの大聖堂』。本当はこの作品、朝ver、昼ver、夜ver、etcとあって、今回来てたのは多分昼間のルーアンの大聖堂だと思う。いろいろ見比べるとモネの光の巧みさがよくわかっていいのだが、一点だけでも十分の迫力があった。
あとは個人的な意見でも述べておくと、やはりアンリ・ファンタン・ラトゥールの描く女性像はすばらしい。2点あったが、どっちも手放しで賞賛するしかないだろう。もちろんルノワールのものも素晴らしいのだが、ルノワールは
最後のほう、写真やよくわからない造形物で作品数がかなり水増ししてあったことを除けば、文句の無い展覧会であった。印象派が好きなら、ぜひ終わる前にどうぞ。あと、案の定東博は死ぬほど混んでいるようである。まだ行ってない。
Posted by dg_law at 14:54│Comments(0)│