2007年04月10日

もう今眠い

早朝6時に起きて、ひかりに乗って豊橋を出発。我ながらよく起きれたもんだ。豊橋市民的には常套手段として有名なひかりなので、さすがにそれなりに混んでいた。東京に着いた後、まだ教務課が開く時間には差があったので地下鉄には乗らず、上野駅まで京浜東北で行ってそこから東大まで歩くことにした。

上野公園の桜はさすがに散っていたが、まだ少し残っていたのが逆に風流だった。むしろ桜の足元で多分杜若が咲き始めていて、まだ一ヶ月ほど早いだろうと驚いた。やっぱ今年は2〜3月が異常に暑かったんだろうか。

ところで、杜若かどうかは割りと自信が無い。アヤメか杜若か菖蒲かなんて、正直見分けがつかない。色が薄くて(濃いほうからア>菖>杜)、花に模様が無かったから(アヤメは紫地に白い線)、多分杜若であってると思う。これで、この三つ以外だったらもうどうしようもないが。そのうち別の記事で花札について書くつもりだけど、花札の6月も「菖蒲に八橋」と言われているが、実は描かれている絵はアヤメで、実際八橋に生えているには杜若(在原業平で有名な)、というここでも勘違いの連鎖が起こっていておもしろい。

東大に着くと、ちょうど教務課が開いてくれた。成績表とシラバスを受け取って美術史の研究室へ。成績表を眺めると、大方優が取れていて安心した。何より小川先生が優をくれたのが意外すぎる。ゲーテが良だったけど、あれはもう仕方が無い。むしろ優なんてとったら、henri他の受講生に悪すぎる。あとは現代ダンスが良だったが、それも仕方ないだろう。

次にシラバスを見て、いろいろ悩む。卒論を控えていることを考えるに5〜7コマくらいに抑えたいが、興味がわいたのに全部チェックをつけると11コマになって、ここから半分に減らすには相当厳選する必要がある。どうしたもんやらと考えていると、ドクターの某M氏が「………単位が足りてるなら履修届に書かずにもぐりでいいんじゃないか。」とあきれたようにぽつんと。いや、目から鱗でした。

その後、M氏とロマン主義トークで盛り上がった挙句、卒論についていろいろ指導を受ける。「6月までが史料集めで、夏休みまでにそれに目を通して10月から執筆」が一般的な流れなんだとか。そしてようやく待ち人が来て、用事が済んだので帰宅。安請け合いでとんでもない重要作業を任されてしまったんだが、自分がやって大丈夫なんだろうか。


そんなわけで、来週にその11コマを、とりあえず全部出てから考え直そうかと。まず美術史or美学専修の人以外とはまったく重ならないとは思うけど、一応その11コマを下に羅列してみた。一人で出るの寂しいんで、重なってたら御一報ください。あと、ストーカーしてくれるようなヤンデレ募集t(ry
○は確定、△は暫定。


月2 ○美史 秋山「聖遺物」
月3 △美学 小田部「美学史」
月4 △文化資源 ニコル「陶磁器」
月5 ○美学 小田部「カントの『判断力批判』を読む」(去年の続き)

火2 ○美史 佐藤「日本美術史概説」
火4 △美史 田中「プリミティヴィズム(マティスとかピカソとか)」

木2 △美史 浅井「仏像」
木3 △美史 小佐野「ルネサンス期の美術交流」
木4 ○演習

金2 △美史 枡屋「イスラーム芸術」
金4 △美学 安西「ピクチャレスク」


水曜日は休み。つまり、いきなり明日は休み。

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