2007年05月02日

K-1GP 2007 ハワイ大会

昨日は俺には春天を優先されカシンにはスルーされたかわいそうなK-1の感想でも書こうと思っていたら、いろいろ手間取って流れたので今日になった。昨日手間取らせてくれた原因の人はなんらかの責任をとってくれるらしいのでほっといてみよう。

おとといのK-1ハワイ大会は、まあそれなりにおもしろかった。ただ、トーナメントの一回戦・準決勝がほとんど全部すっとばされたのが、かなり不満ではあったけれど。あいかわらず無駄な選手紹介が長すぎである。トーナメントの結果自体も1から9くらいまで予想通りで大番狂わせが無く、そういう意味でもつまらなかったかも。まあそれは仕方が無いし、応援している選手が勝つのは嬉しいからジレンマだ。



マイティ・モーVSキム・ギョンソック。谷川は実は韓国人が嫌いなんじゃないだろうか。かませ犬にしか使っていない気がするのだが。完全なクリーンヒットといえるような当たりでもないようなパンチなのに倒れやがって、全く盛り上がりに欠けた。

次の試合、グッドリッジが消えるのは意外となんとなく予想がついてたかも。パトリック・バリーはデビューから2戦負けてはいるけども相手がピチュクノフとスコット・ライティと、けっこう厳しい相手だった。なんにせよこれで来年の地方大会くらいには、かなり注目の選手になっているかもしれない。グッドリッジは、年かな。

ピチュクノフVS富平。富平には何の期待もしてなかったが、短すぎ。ピチュクノフは決勝まで来るだろうな、とは思っていた。極真勢として、というよりもカラエフと並ぶロシア人として期待して見ている。パトリック・バリーも予定通り一蹴。ノルキアにも何の期待もしてなかったが、お前もやられるの早すぎ。

決勝のモーVSピチュクノフはもう少しもつれるかと思っていたけどモーの調子があまりにも良すぎた。意外とローキックを多用することは知っていたが、そのローキックが今までよりもかなり強化されているような気がする。ピチュクノフのお株を奪う戦い方で決勝を制した。GPにも期待が持てる。

澤屋敷VSランディ・キムも、モーの初戦同様当て馬に近いものがあった。澤屋敷のプレッシャーを解いてやるのが谷川の目的だったと思うのだが、少し過保護だったんじゃないかと思わないでもない。チェ・ホンマンとマイク・マローンの試合も似たような目的だったが、こっちはマローンががんばってくれたおかげで多少は見れる試合になっていたと思う。ナイスアメリカ人。

藤本VSバダ・ハリは藤本があまりにもあっけなすぎて涙が出てきた。バダ・ハリは確実に強くなってるね。次の対戦相手がレミーにしろグラウベにしろすぐ負けるかと思っていたけど、これならわからんかも。がんばって防衛してみてほしい。

そのレミーVSグラウベはレミーが勝ったわけだが、足技同士の対決すぎて結局勝負を分けたのはボクシング技術だったのかなと思わないでもない。しかしどっちの選手も調子はよさそうで、GPもいいところまでいきそうだ。


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