2007年07月26日
一騒動過ぎ去って
ある朝、いつものようにパソコンをつけ、ブログを書こうとして訪問者数を見たら三十倍に増えていた。全く何が起こったかわからない、そんな感覚だった。それからここ一週間は生きた心地がしなかった、7/12-16五日間の合計訪問者数が普段のブログの十ヶ月分の訪問者数とか、どう考えても異常である。(ちなみに、昨日の訪問者数は7/11以前の約3倍)
調べてみると、いろいろな大手さんからリンクをしていただいたが、やはり格別に嬉しかったのは「独り言以外の何か」「カトゆー家断絶」「はうにぶー(みやま零)」の三つか。「独り言」さんは似たような趣味の持ち主だし、「カトゆー」はいわずと知れた超大手、みやま御大はそりゃもう御大ですから。
今回思ったのはまず、はてブのネットワークを甘く見ていたということ。当ブログがライブドアであるにもかかわらず、はてなのキーワード検索「エロゲ」に登録されていたことがそもそもの発端であり、そこから「マンガ☆ライフ」さんに捕捉されて広がっていった。ちょうど近々コミュニティ論を書こうかと思っていたから、いい経験になったかもしれない。
次に、うちが火種になってエロゲ○○選が増えたということ。これまで幾度か店頭POP等ではあったが、個人ブログ間では珍しいムーブメントだったのではないだろうか。皆脳内にはあったのだけれどきっかけと覚悟が無かったのではないか。自分自身、あれを作るときけっこうな不安があった、「大それた選別になってはいないか」と。ゆえに「?」をつけ、あのような前提条件を設置したのではあるが。幸いにして「?」の部分も含めて伝播していったようだから、誤解も少なくてすんだのだろう。
一方で「マイナーなエロゲから選出したと書いてある割りにマイナーじゃない」という意見も散見されたが、一理ある。あの中で本気でマイナーと言えるのはセイレムとカタハネくらいなものだろう(螺旋回廊とMOON.が境界線上か)。まず、あまりにもマイナーだと私がやっていない。また、究極的に評価なんてものは好みと質の妥協点とはいえ、評判と評価と質に相関関係が無いわけではない。ゆえに、超マイナーなものは外させてもらったという経緯がある。後付で悪いが、そこは御理解いただきたいところだ。
最後に、やはりヲタネタは強いということ。当該記事のコメント欄でもちらっと書いたが、うちのブログとしては特別力を入れて書いた記事ではなく、なぜこれが?という疑問は今でもある。基本的にここは私が何でも発表したいことはする、特定の話題で連続して書かない、ということを既定路線にしている以上、ヲタネタだけこれだけ取り上げられて騒がれるのは、少々複雑な気分である。
やはりどっちかといえば、美術館レポートや哲学ネタにツッコミを入れて欲しい(政治ネタは不毛になることが多いのでどっちでもいいが)。幸いにして、リンク先の面々はそういった方面にツッコミを入れてくれる方々であるし、いつも巡回してくださる方々もそういう期待をしてくれているのだろうが、一見さんにそれを期待するのは酷か。
「独り言」さんにリンクお礼のコメントを打ったときにも書いたが、美術というものは怖いものではない。愛をもって接すればマンガやゲームと変わらない、感動や驚き、笑いを与えてくれるものである。そんな使命めいたものを思い起こさせる事件であった。
調べてみると、いろいろな大手さんからリンクをしていただいたが、やはり格別に嬉しかったのは「独り言以外の何か」「カトゆー家断絶」「はうにぶー(みやま零)」の三つか。「独り言」さんは似たような趣味の持ち主だし、「カトゆー」はいわずと知れた超大手、みやま御大はそりゃもう御大ですから。
今回思ったのはまず、はてブのネットワークを甘く見ていたということ。当ブログがライブドアであるにもかかわらず、はてなのキーワード検索「エロゲ」に登録されていたことがそもそもの発端であり、そこから「マンガ☆ライフ」さんに捕捉されて広がっていった。ちょうど近々コミュニティ論を書こうかと思っていたから、いい経験になったかもしれない。
次に、うちが火種になってエロゲ○○選が増えたということ。これまで幾度か店頭POP等ではあったが、個人ブログ間では珍しいムーブメントだったのではないだろうか。皆脳内にはあったのだけれどきっかけと覚悟が無かったのではないか。自分自身、あれを作るときけっこうな不安があった、「大それた選別になってはいないか」と。ゆえに「?」をつけ、あのような前提条件を設置したのではあるが。幸いにして「?」の部分も含めて伝播していったようだから、誤解も少なくてすんだのだろう。
一方で「マイナーなエロゲから選出したと書いてある割りにマイナーじゃない」という意見も散見されたが、一理ある。あの中で本気でマイナーと言えるのはセイレムとカタハネくらいなものだろう(螺旋回廊とMOON.が境界線上か)。まず、あまりにもマイナーだと私がやっていない。また、究極的に評価なんてものは好みと質の妥協点とはいえ、評判と評価と質に相関関係が無いわけではない。ゆえに、超マイナーなものは外させてもらったという経緯がある。後付で悪いが、そこは御理解いただきたいところだ。
最後に、やはりヲタネタは強いということ。当該記事のコメント欄でもちらっと書いたが、うちのブログとしては特別力を入れて書いた記事ではなく、なぜこれが?という疑問は今でもある。基本的にここは私が何でも発表したいことはする、特定の話題で連続して書かない、ということを既定路線にしている以上、ヲタネタだけこれだけ取り上げられて騒がれるのは、少々複雑な気分である。
やはりどっちかといえば、美術館レポートや哲学ネタにツッコミを入れて欲しい(政治ネタは不毛になることが多いのでどっちでもいいが)。幸いにして、リンク先の面々はそういった方面にツッコミを入れてくれる方々であるし、いつも巡回してくださる方々もそういう期待をしてくれているのだろうが、一見さんにそれを期待するのは酷か。
「独り言」さんにリンクお礼のコメントを打ったときにも書いたが、美術というものは怖いものではない。愛をもって接すればマンガやゲームと変わらない、感動や驚き、笑いを与えてくれるものである。そんな使命めいたものを思い起こさせる事件であった。
Posted by dg_law at 12:00│Comments(0)│