2007年08月13日

K-1GP 2007 ラスヴェガス最終予選

前回とトーナメントのレベル違いすぎだろ……常識的に考えて。今回の準決勝メンバーなら、皆藤本倒せてしまうような。

ただ、全体的に判定に納得が行かなかった。あれがラスヴェガス補正ってことなんだろうか。その割にヴェガスの観客も判定に不満げだったような。本来ならパトリック・バリーが優勝だっただろう。


以下、各試合の感想とグランプリへの展望。



ピチュクノフVS中迫
カシンの化身の応援(?)空しく、その才能は今回も開花せず。いや、一生しない気がするんだが……

イマニー・リーVSリック・チーク
未放送。まあどっちも準決勝に上がってきてないわけだし、塩っぽかったからそれでいいのかも。

パトリック・バリーVSリカルド・ノードストランド
ノードストランドはけして悪い選手ではないんだが、バリーの強さが目立った試合。あのローキックは、さすがホーストの教えを受けているだけはあるのかもしれない。

ザビット・サメドフVSエスチャダー
こちらもけしてエスチャダーは弱くなかったものの、サメドフの強さが遺憾なく発揮されたかと。エスチャダーはまだデビューしたばっかりなので、再起を期待したい。

ボンドラチェックVSマストフ
これが予想外に良い試合だった。両方全く知らない選手ではあったのだけれども、両方次のありそうな選手だと思う。ボンドラチェックは当初の予定通りレコと闘っても良い試合をしたのではないかと。マストフにはナイス逆転勝利、という言葉を送っておきたい。それにしても、後ろ回し蹴りが多用される大会である。

ピチュクノフVSダグ・ヴィニー
ピチュクノフ特有というより極真共通の弱点という気がするのだが、なんでこう極真の選手は突然よくわからないところで急に心が弱くなるかな、と。普段どおりの力ならピチュクノフが圧勝だっただろう。なお、どっちも同じセフォーのジムであり、そこら辺がピチュクノフの心理に影響した可能性は否めない。

バリーVSサメドフ
手数ではサメドフ、ダメージではバリーが優勢だから、バリーが勝ちか延長だろうなと思っていたらサメドフが勝った。サメドフがノーガードすぎて吹いたw彼はセフォーの跡を継げるね。見てておもしろい。ただスタミナが足りてないかも。せっかくのスピードが生かせてない。

モーVSレコ
レコが強かったのではなくて、モーがレコのようなスピード型を著しく苦手としていることが露見した試合。今まで当たってきた一流選手が皆モーと同タイプのパワー系だったから、モーの試合運びの上手さが目立っていた。さあ、これでモーが開幕戦にどう調整してくるかが楽しみだ。レコはクリンチ多すぎ。

セフォーVSブレギー
確かにブレギーはけっこう強かったが、あの判定はおかしいと思う。ドローが正解。しかし、セフォーは去年のグランプリでも不可解な判定で負けているわけで、運が無いにも程がある。

ヴィニーVSサメドフ
これも不可解判定。というか、一番謎だった。確かにダメージはサメドフのほうがあったように見えたがあれは準決勝のバリーのローキックを引きずっていたわけで。手数は同数かややサメドフが多い程度。ドロー延長かサメドフの2−1で勝ちじゃなかったかと思う。ヴィニーは弱くは無いがテクニックにかなり欠ける感じで、サメドフやバリーが不憫すぎる。


さて、グランプリ開幕戦は、去年のベスト8+各地区予選優勝者+ヘビー級、スーパーヘビー級チャンピオン+ファン推薦2人=16人なわけだが、今回はスーパーヘビー級チャンピオンと去年のベスト8(というか優勝者)がシュルトさんでかぶっているので、ファン推薦が3人になるはず。そのうえで今まで決まっている13人は

去年のベスト8
シュルト、バンナ、ハリッド、グラウベ、カラエフ、レミー、レコ、アーツ、(ホースト)

地区予選+ヘビー級王者
マイティ・モー、スロウィンスキー、藤本、ダグ・ヴィニー、バダ・ハリ


である。ここにいない常連はというとセフォー、ホンマン、武蔵なので、まあこの三人がファン投票で選ばれるんじゃなかろうか………と思っていたが、セフォーは不可解ながらブレギーに負けるし、武蔵はこの間のトーナメント全然ダメだったし、ここでも大番狂わせがあると思いたい。むしろもう武蔵は見たくないぞ。代わりとしては今回の準決勝メンバー、ピチュクノフ、バリー、サメドフの誰かでいいんじゃないだろうか。

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