2007年10月22日

やっぱりスペース料が高すぎるのか

国立新美術館のフェルメールとオランダ風俗画展を見に行った。フェルメールの《牛乳を注ぐ女》に釣られて行かざるをえなかったが、正直行く前から「実はこれしかフェルメール来てないんじゃね?」という疑念はあった。でもさすがにねぇ……本当にフェルメール一品とは……

まあフェルメールは別にしても他のオランダ風俗画に期待したかったところだったんだが、それも微妙。まあオランダ風俗画の特徴なんだから仕方が無いんだが絵が小さすぎるし構図も似通ったものが多い。有名な画家が少なく、普通の人ならフェルメールとレンブラントしか知らない展示だっただろう(少し詳しくてヤン・ステーンがわかるかどうか)。質としても首をかしげるものが多かった。作品数も80点足らずでヴォリューム不足だ。

土日に行ったのが失敗だったのは認めざるを得ないが、それにしても《牛乳を注ぐ女》の周囲に人いすぎ。レオナルド・ダヴィンチの《受胎告知》並の状態で、そこまでの他の作品の微妙さもあいまってすっかり見る気を失っていて、結局これもあんまり見ずに帰ってしまった。もう一人の有名人レンブラントも、まあ予想のつく人には予想のつく通り、版画しか来ておらず(それも微妙な版画)なんともいいがたい。

なんかもう、いろいろぼったくられたなあという感想しかない。会期はまだまだだいぶ長いが、見に行かないことをお勧めしておきます。よほどフェルメールの《牛乳を注ぐ女》がどうしても見たいという人は、平日の空いてる時間帯に行くことが必須。まあ後は、あんまりオランダ風俗画を見たことが無いって人には見る価値があるかも。

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