2008年02月20日
『さよならを教えて』レビュー
これは意見が分かれるだろうな……自分は意外かもしれないが、かなり否定派。
エロゲによらず小説、物語を読みなれてるとすぐに落ちがわかってしまう。もっと若い頃、たとえばこのゲームが出た当時にでもやれば感銘を受けたんだろうが、今やっても使い古しの話にしか見えない。というか、昔あったよねこんな映画。もしくは、こんなことバタイユかフーコーかドゥルーズ辺りから適当に引っ張ってきた思想のようなものを盛り込んでみたという軽ささえ感じる。
シナリオは無いに等しい。シナリオが無いこと自体がテーマを表現するために必要な手法の一つとはいえ、あまりにも電波すぎてついていけない。意図的に前後のつながりをつぶした文章が流れるため、よほどゲームの中に入り込んでいないと眠くなる。音楽とCGは(2001年ということを考えれば)非常に良質だが、睡眠導入への抵抗にはならない。
全部で10時間はまずかからないという短さ。にもかかわらず共通部分が多く、既読スキップで流している時間が長かった印象。しかも選択肢ごとに既読スキップが止まる上に既読スキップには一々右クリックをする必要があるため大変めんどくさい。しかも選択肢がやたらめったら多く、それでいて選択肢一つ一つは大して重要な分岐の要因にはなっていないのでますます腹立たしい。
選択肢中にセーブすることができないことにはあまり不満は無いのだが、そもそもセーブする必要を感じないほど短かった。何よりいらいらしたのはバックログ未実装。そもそも読みづらい文章なのに読み返せないとは、他人に読ませる気があるのか。2001年ならば既にそんなの当たり前になりつつあったのだから、時代のせいにはできまい。選択肢セーブ不可はゲームデザイン上の一貫としても、バックログは許しがたい。
これが昔話題になった作品だ、という歴史的意義以外でプレイする意味は感じない。そもそもその昔でも、これが話題になって『終ノ空』はそこまで人気でもない理由がわからない。同時期の同ネタならあっちのほうが綺麗に描けていると思うのだが。もうちょっと新しい作品なら、『CROSS CHANNEL』という最高峰だってある。現在の評価は過大である、もしくは懐古である、と思う。
エロゲによらず小説、物語を読みなれてるとすぐに落ちがわかってしまう。もっと若い頃、たとえばこのゲームが出た当時にでもやれば感銘を受けたんだろうが、今やっても使い古しの話にしか見えない。というか、昔あったよねこんな映画。もしくは、こんなことバタイユかフーコーかドゥルーズ辺りから適当に引っ張ってきた思想のようなものを盛り込んでみたという軽ささえ感じる。
シナリオは無いに等しい。シナリオが無いこと自体がテーマを表現するために必要な手法の一つとはいえ、あまりにも電波すぎてついていけない。意図的に前後のつながりをつぶした文章が流れるため、よほどゲームの中に入り込んでいないと眠くなる。音楽とCGは(2001年ということを考えれば)非常に良質だが、睡眠導入への抵抗にはならない。
全部で10時間はまずかからないという短さ。にもかかわらず共通部分が多く、既読スキップで流している時間が長かった印象。しかも選択肢ごとに既読スキップが止まる上に既読スキップには一々右クリックをする必要があるため大変めんどくさい。しかも選択肢がやたらめったら多く、それでいて選択肢一つ一つは大して重要な分岐の要因にはなっていないのでますます腹立たしい。
選択肢中にセーブすることができないことにはあまり不満は無いのだが、そもそもセーブする必要を感じないほど短かった。何よりいらいらしたのはバックログ未実装。そもそも読みづらい文章なのに読み返せないとは、他人に読ませる気があるのか。2001年ならば既にそんなの当たり前になりつつあったのだから、時代のせいにはできまい。選択肢セーブ不可はゲームデザイン上の一貫としても、バックログは許しがたい。
これが昔話題になった作品だ、という歴史的意義以外でプレイする意味は感じない。そもそもその昔でも、これが話題になって『終ノ空』はそこまで人気でもない理由がわからない。同時期の同ネタならあっちのほうが綺麗に描けていると思うのだが。もうちょっと新しい作品なら、『CROSS CHANNEL』という最高峰だってある。現在の評価は過大である、もしくは懐古である、と思う。
Posted by dg_law at 01:15│Comments(0)│