2008年03月06日

ブロガーの苦悩は続く

あるあるすぎて俺涙目。上から見ていくと、文頭に「まあ」はどうしても使いやすい。譲歩だったり斜に構えたりオチ担当だったりと多彩な活躍を見せてくれる。自分としても使いすぎ傾向が気になるので一文章に一回と縛りを入れているんだが、効果のほどは出ているんだろうか。

読点は自分の場合あんまり関係ないのでスルーするとして(多分少ないほうだと思う)、文末の「けれど」も使いやすすぎて困る。これも「まあ」と効果は全く同じ。しかし「まあ」を乱発できないためにどうしても一、二ヶ所こうなるところはある。それに、「まあ」に比べて文章全体の最後や逆にタイトルに特に適している。「まあ」とも併用しやすい。

「結構」「と思う」は気にすることはないと思う。これはブログや日記の類ならば許されるだろう。次の『文頭の「しかし」、「ちなみに」、「もちろん」』はものすごく自覚がある。ブログではとかく文章を装飾過多にしやすい。わかりやすさをできる限り追求しようとすると、どうしても副詞や接続詞を多用せざるをえない。「まあ」も使い勝手がいいから目立つだけで、装飾の種類の一つにすぎない。

ここ2、3ヶ月は卒論を書いてて自分の文体について考えさせられることも多く、こういったブログ文体の画一化について若干懐疑的になっており、パターンを何とか多様化させることはできまいかと試行錯誤しているがいかがだろうか。自分としても努力の割りにあまり変わったようには感じることができていない。結局のところ(この表現も多いんだよね)、語彙を増やして装飾のパターン自体を多様化させるくらいしか方法は無いのであろう。これはこれで、一つの有用な勉強であるように思う。


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