2008年12月25日
HoI2DDA ベルギーAAR(前編)
今回のAARはプレイがうまくいったので書き下ろすが、短く二回でまとめる予定なので未プレイヤーには少々不親切なことになっている。
プレイ目標
1、フランスをドイツから守りきる。アルデンヌの森は抜かせない。
2、史実より早い年代でベルリンを落とす。
3、できれば、オランダも守りたい。

プレイ目標
1、フランスをドイツから守りきる。アルデンヌの森は抜かせない。
2、史実より早い年代でベルリンを落とす。
3、できれば、オランダも守りたい。

1936年、ベルギーでプレイ開始。
内閣は首相にIC+5%、軍需大臣にIC+10%がいて、特に足を引っ張る閣僚がいない。基礎ICが30、補正が付いて35。この領土でこれだけあれば立派なものである。資源は全て自給できているが、本国でまかなっているのはエネルギーと鉄の半分。鉄の残り半分と希少資源はアフリカのコンゴ植民地からの供給である。ただまあ、今回は連合プレーなのでどうにも困ったらイギリスとアメリカの資源大国が助けてくれるから心配はしていない。
研究機関は一見目立たず、HoI2界隈でも特に優秀という声を聞かなかったので不安だったが、使ってみると非常に使い勝手がいい。スキル5-7の間でまとまっていて「これは存在意義があるの?」と思ってしまうものが少ない。得意分野が使いやすいところを固まって4,5つ持っているものが多く、かゆいところに手が届く仕様。特に極めて優秀なのがやはり、この子。

ヴィッカーズ・アームストロング社は大英帝国連邦の主要国になら必ず存在する神なのだが、まさかベルギーにいるとは。いやまあ、当時の国際情勢的にほぼ大英帝国連邦と言っていいレベルの親英国だけど、まだ正式に同盟を結んでいるわけではないわけで。
欠点は海軍ドクトリンが死んでいることだが、連合プレーならば海軍力はイギリスが担ってくれるので、作る必要がない。むしろ、船なんぞ作ってるICがあったら歩兵を作れ。あと核研究はまったくできないが、そんなことを気にする奴はいない。はっきり言って、海軍と核を除けばソ連やイタリアよりもよほど優秀。フランスやカナダに並ぶかも。
スライダーは自由放任経済がほぼMAXなのはありがたいが、ハト派MAX、徴兵軍MAX、孤立主義もほぼMAXと最悪に近い。とりあえず連合入りしないことには1940年で滅亡確定なので、初年度は介入主義へ一つ動かす。技術はひとまず基本型工作機械といった基本的なものを抑えようかと思ったが、陸ドクがなぜか火力優勢ドクトリンだったので(後半は圧倒的に強いが前半は弱い=今回のプレイには向かない)、研究機関の得意分野を考えて浸透強襲系に変更。
生産はまず軍事物資があまりにも不安な在庫状況だったのでこれを増やす。あとはドイツとの国境線の三プロヴィンス(アントワープ、リエージュ、バストーニュ)に要塞を建築する。どうせ最終的にはフル増資するので、最初からそのように発注。
1937年
スライダーを介入主義に一つ振る。直後、神に魅入られているのか、ランダムイベントで勝手に介入主義+1されるイベントが二回起き、同盟への参加が可能になったためイギリスに打診。成功確率92%と、当然高かったので一発で成功。七月のことであった。イギリスから大量の青写真を獲得し、元々優秀な研究機関がそろっていることもあって一気に世界最先端に追いつく。
1938年
スライダーは介入主義に振る予定だったが、余っちゃったので自由放任に一つ振ってMAXにしておいた。来年からはタカ派に振ることにする。特に何も起きず、ベルギーは要塞作りながらまったり。極東では早くも日中戦争が勃発し、黄河付近ですごく泥沼になっていた。とても楽しくなさそうである。
1939年
6月、要塞が全部MAXに到達。歩兵を作り始めるが、開始から全く軍隊を編成してないのにいまだ人的資源が三桁に到達していないことに軽く恐怖を覚える。日収0.08だってさ。(参考:主要国は普通に1.00超え。カナダでさえ0.3はあるというのに。一個師団生産するのに10必要。)なお、この時点で空軍は一機も存在していない。9/4、ドイツ軍がポーランドに侵攻して開戦。しかし、西部戦線は史実どおりファニーウォーの様相を呈していたので、ためしにこちらかから攻めこんでみることにした。

上記が攻勢限界。十一月にポーランドが死亡したため、ものすごい勢いでドイツ軍が戻ってきてたたきのめされたため、無理はせずじりじりと後退。
1940年
一月、なぜか日本がソ連に宣戦布告。どうやら御前会議は北進論が勝利したようである。にしても、時期が早すぎる気がする上に、日中戦争が終結していないんだが。四月、元の国境線要塞まで撤退。しかし、さすがに要塞は強い。三倍の兵力に囲まれたときはさすがに死んだかと思ったが、それでも何とか守りきった。しかし、人的資源が一時20まで磨り減った。なお、この時点でのベルギー軍は18個師団で、一つのプロヴィンスに6個ずつ置いてある。ここにフランスの援軍が5個師団ずつくらいいて、結局10個師団で守っている感じ。対岸のアーヘンやドルトムントには25個師団ほどのドイツ軍がいた模様。
ちなみに、ここが一種のプレイヤーチートなのだが、ベネルクス三国のいずれかがM-R協定前に連合入りしていた場合、ドイツAIが切り替わらず、マジノ線迂回が発生しない。そうすると、史実や通常のHoI2の展開と比べてファニーウォーの期間が長くなり、連合にとっては非常に有利な展開になる。使いどころは少ないが、連合プレイなら知っておくとおいしい豆知識だ。
唯一の不安は航空戦力で要塞が削られることだったが、イギリスの大規模戦闘機部隊が到着し制空権を確保してくれたため、心配事は無くなった。ファニーウォーに再び戻って暇になったので、人的資源の関係で歩兵も作れず、おそらくこの後訪れるだろう危機を考え、オランダ国境のゲントに要塞をフル投資してICを遊ばせないようにしておく。
内閣は首相にIC+5%、軍需大臣にIC+10%がいて、特に足を引っ張る閣僚がいない。基礎ICが30、補正が付いて35。この領土でこれだけあれば立派なものである。資源は全て自給できているが、本国でまかなっているのはエネルギーと鉄の半分。鉄の残り半分と希少資源はアフリカのコンゴ植民地からの供給である。ただまあ、今回は連合プレーなのでどうにも困ったらイギリスとアメリカの資源大国が助けてくれるから心配はしていない。
研究機関は一見目立たず、HoI2界隈でも特に優秀という声を聞かなかったので不安だったが、使ってみると非常に使い勝手がいい。スキル5-7の間でまとまっていて「これは存在意義があるの?」と思ってしまうものが少ない。得意分野が使いやすいところを固まって4,5つ持っているものが多く、かゆいところに手が届く仕様。特に極めて優秀なのがやはり、この子。

ヴィッカーズ・アームストロング社は大英帝国連邦の主要国になら必ず存在する神なのだが、まさかベルギーにいるとは。いやまあ、当時の国際情勢的にほぼ大英帝国連邦と言っていいレベルの親英国だけど、まだ正式に同盟を結んでいるわけではないわけで。
欠点は海軍ドクトリンが死んでいることだが、連合プレーならば海軍力はイギリスが担ってくれるので、作る必要がない。むしろ、船なんぞ作ってるICがあったら歩兵を作れ。あと核研究はまったくできないが、そんなことを気にする奴はいない。はっきり言って、海軍と核を除けばソ連やイタリアよりもよほど優秀。フランスやカナダに並ぶかも。
スライダーは自由放任経済がほぼMAXなのはありがたいが、ハト派MAX、徴兵軍MAX、孤立主義もほぼMAXと最悪に近い。とりあえず連合入りしないことには1940年で滅亡確定なので、初年度は介入主義へ一つ動かす。技術はひとまず基本型工作機械といった基本的なものを抑えようかと思ったが、陸ドクがなぜか火力優勢ドクトリンだったので(後半は圧倒的に強いが前半は弱い=今回のプレイには向かない)、研究機関の得意分野を考えて浸透強襲系に変更。
生産はまず軍事物資があまりにも不安な在庫状況だったのでこれを増やす。あとはドイツとの国境線の三プロヴィンス(アントワープ、リエージュ、バストーニュ)に要塞を建築する。どうせ最終的にはフル増資するので、最初からそのように発注。
1937年
スライダーを介入主義に一つ振る。直後、神に魅入られているのか、ランダムイベントで勝手に介入主義+1されるイベントが二回起き、同盟への参加が可能になったためイギリスに打診。成功確率92%と、当然高かったので一発で成功。七月のことであった。イギリスから大量の青写真を獲得し、元々優秀な研究機関がそろっていることもあって一気に世界最先端に追いつく。
1938年
スライダーは介入主義に振る予定だったが、余っちゃったので自由放任に一つ振ってMAXにしておいた。来年からはタカ派に振ることにする。特に何も起きず、ベルギーは要塞作りながらまったり。極東では早くも日中戦争が勃発し、黄河付近ですごく泥沼になっていた。とても楽しくなさそうである。
1939年
6月、要塞が全部MAXに到達。歩兵を作り始めるが、開始から全く軍隊を編成してないのにいまだ人的資源が三桁に到達していないことに軽く恐怖を覚える。日収0.08だってさ。(参考:主要国は普通に1.00超え。カナダでさえ0.3はあるというのに。一個師団生産するのに10必要。)なお、この時点で空軍は一機も存在していない。9/4、ドイツ軍がポーランドに侵攻して開戦。しかし、西部戦線は史実どおりファニーウォーの様相を呈していたので、ためしにこちらかから攻めこんでみることにした。

上記が攻勢限界。十一月にポーランドが死亡したため、ものすごい勢いでドイツ軍が戻ってきてたたきのめされたため、無理はせずじりじりと後退。
1940年
一月、なぜか日本がソ連に宣戦布告。どうやら御前会議は北進論が勝利したようである。にしても、時期が早すぎる気がする上に、日中戦争が終結していないんだが。四月、元の国境線要塞まで撤退。しかし、さすがに要塞は強い。三倍の兵力に囲まれたときはさすがに死んだかと思ったが、それでも何とか守りきった。しかし、人的資源が一時20まで磨り減った。なお、この時点でのベルギー軍は18個師団で、一つのプロヴィンスに6個ずつ置いてある。ここにフランスの援軍が5個師団ずつくらいいて、結局10個師団で守っている感じ。対岸のアーヘンやドルトムントには25個師団ほどのドイツ軍がいた模様。
ちなみに、ここが一種のプレイヤーチートなのだが、ベネルクス三国のいずれかがM-R協定前に連合入りしていた場合、ドイツAIが切り替わらず、マジノ線迂回が発生しない。そうすると、史実や通常のHoI2の展開と比べてファニーウォーの期間が長くなり、連合にとっては非常に有利な展開になる。使いどころは少ないが、連合プレイなら知っておくとおいしい豆知識だ。
唯一の不安は航空戦力で要塞が削られることだったが、イギリスの大規模戦闘機部隊が到着し制空権を確保してくれたため、心配事は無くなった。ファニーウォーに再び戻って暇になったので、人的資源の関係で歩兵も作れず、おそらくこの後訪れるだろう危機を考え、オランダ国境のゲントに要塞をフル投資してICを遊ばせないようにしておく。
Posted by dg_law at 12:00│Comments(0)│