2009年07月05日
2009年上半期ニコマス20選！
１、天海春香「春よ、来い」（いちじょーP）
新年会より。カメラワークによって春香の物憂げな表情を完全に表現している。全体がすばらしいのだが、特に1:17-24が秀逸である。別の方の二十選でも「ニコマス全体の二十選であっても選ぶ」と言われていたが、私もそうするであろう。
２、im@s side story（同制作委員会）
同様に新年会より。これは皆挙げるだろう。ニコマスの可能性を見せてもらった気がするし、実際にこの半年のニコマスはその方向への進化は著しかった。PV系とノベル系の垣根は今後も消えていくだろう。
３、高らかにオナニー（ｼﾒｼﾞP）
カクサバ2009参加作品なので、これも新年会関連。このネタ曲をどう料理してくるのかと思ったらステージ再現で来た。そのステージは言うまでもなく、ダンスや演出も非常に高レベルでまとまっている。ちょうど昨年の今頃発生した七夕革命も、ここまで来たかと思わされた作品はいくつかあるが、その中でもっとも印象に残った作品というとこれかWR3であった。
４、十珠伝 肇輯第十八回
十珠伝自体がもっと評価されてもいい。八犬伝とアイマスの融合・アレンジの上手さという点ではマスクエとなんら遜色はなく、八犬伝を知らずともその物語には引き込まれることであろう。この回は八犬伝の名場面、芳流閣の戦い。これをどう表現するのかと思えば、音楽も文章も演出も神がかっていた。玉梓のカットインは何度見ても鳥肌の立つシーンである。
５、アマミハルカ × あした（かよーP）
この時期の名作というとFix you（七夕P）と「サンデイ」（タクヲP）があるが、両方とも他に選んでいる人が多いのでその集計に加担してもよかったのだが、同率で悩んでいるのならばマイナー路線を進むべきではないだろうかという葛藤の下数日間悩んでこちらを選出した。以上、言い訳終わり。本作品に関しては、葉鍵っ子ホイホイすぎた。こうして見ると、春香の白黒反転と融合といったニコマスの流れは、一種の伝統なのかもしれない、とか考えた。
６、Dream to new world（きはるP）
きはるP信者ですから。王道ながらも様々な仕掛けが楽しい。雪歩が美人で、その妖しさも儚さもここに表現されている。1:39、はい死んだよー。俺死んだ。サムネ一選もこれで。
７、へんたい・おぶ・たーれん（森キノコP）
個別の部分のよさはもちろんあるが、この流れのよさは特筆すべき。ナイト・オブ・ナイツよろしく綺麗に前後がつながっていて、これだけ過密情報だというのに耳がちゃんと付いていく。この心地よさは危険。
８、ハルカオスクエスト�� 〜そしてわた春香へ〜（うぃずP）
見事なネタの仕込み方だと感心するがどこもおかしくはない。HARUKA FANTASYで僕の腹筋は崩壊した。それにしても、うぃずPの春香はかわいい。ところで、再生数から鑑みてこれ選ぶ人は少ないだろうと思っていたらそうでもなかった。要するに重症ニコマス民にはブロンティストが多い（ry
９、組曲「ハーリ・ヤーノシュ」より第2曲 「ウィーンの音楽時計」（カルミナP）
最近のカルミナPはクラシックという特異性を除いても、普通に良シンクロ・良演出の名作メーカーである。しかし一方で、その選曲ゆえの仕掛けをちゃんと用意してくるからおもしろい。この曲はハンガリーのコダーイ作曲。「ハーリ・ヤーノシュ」はほら吹き爺さんハーリの嘘物語という設定の組曲で、これはその一つ、ウィーンの音楽時計から小人の兵士がぞろぞろと現れ、それと戦ったという場面を表現した音楽。ロリトリオを用い、背景に大時計を配したのはその再現だろう。ただし、裏の画像はウィーンのものではなく、有名なプラハの天文時計である。おそらくウィーンのほうの画像が見つからなかったのだろう。半ば偶然だとは思うが、時計が現れたときに、最初に見える数字が「８４１」で、最後にそろって見える数字が「７６５」という演出もおいしい。
ブラ４好きなので、同じカルミナPの作品ならそちらを入れてもよかったのだが、MADとしての出来はハーリ・ヤーノシュのほうが良く感じられたのでこちらを選出。
１０、亡國覚醒カタルシス（わかむらP）
こちらで書いた通り、今のニコマスを端的に説明する場合最も使いやすいPV。ゆえに選出せざるをえない。こちらを選出したがゆえにWR3は省かざるをえなかった。しかし、うちのPCもかなり高めのスペックなんだが、フルスクリーンにするとさすがに少し重い。
１１、忙しい人のための「Colorful Days」（薄幸P）
「ナンジャラス」とともに「ノーマルブラック」は、元を聞いてると違和感を覚えるレベルで脳にこびりついてしまった。どうしてくれよう。
１２、アイマスクエスト�� 82話 第七章09「勇者、怒りの踏みつけ！」（ておくれP）
マスクエで一つ選出すべきだと考えたが、シリーズ全体としての出来が良いし集計もシリーズごととのことなので、ここであえてどの回を取り上げるべきかというのは少し悩んだものの、やはりこの回であろう。羽帽子をとられて我を忘れる様子は、勇者（かっか）と融合しているからでもあるし、春香自身の優しい性格もあろうだろう。やよいの不思議なダンジョンなところや、雪歩のミミック化など、ギャグでありながら細かな伏線＆回収にもなっているという巧妙な作りはまさにておくれPの真骨頂。
１３、Broken Glass Syndrome（まんまP）
とんでもない再現度、それしか言えない。ここまで表情いじれるものなのか。一目でわかるナイス配役。
１４、おっきな如月千早を彫る（ジェイソンさん）
これってニコマス作品に入る？ｗ 入らないならカウントしなくてもいいです。しかし、2009上半期のニコニコというと、ジェイソンさんは外せないと思う。この回は三踊神完成の回。マジでこれはどっかで保存してください。ジェイソンさんのチェーンソーテクが光る。
１５、星井ミキの消失 -BLACK END-（カイザートP）
単純にこの曲が大好きだというのもある。しかし言うまでもなく、この作品の良さは人力ボーカロイドと「叩きつけるような」映像。そこから発せられる愛だろう。しかし、その愛と人力ボーカロイドの発露として、この曲を選択したこと、そこに一番の評価を持っていきたい。
１６、No,No,works.（機能美P）
そのセンスの良さもさることながら、普通に大爆笑した。
１７、ロシア国歌POP ver（タグロックP）
同志アマーミンもここまでメジャーになったか……という感慨深さから思わず選出。しかし、どこの架空戦記に行っても春香と雪歩は徹底して陸の女で、千早とあずさが海の女なのだが、自分にもやはりそういうイメージがある。君が代を歌わせるなら千早なのか。ちなみに、タグロックPの作品では他に「You're my treasure」が最終候補まで残っていた。が、こちらを選んでみた。
１８、美希『緋色月下、狂咲ノ絶』（TiltP）
TiltPの弾幕m@sterは前作でようやく評価され、今作は最初から真っ当な評価を得ることができたと思う。レーヴァテインは何度見ても鳥肌が立つが、他の弾幕の出来も良く、コマ送りのレベルで細かく描かれている。
１９、COLTEMONIKHA×アイドルマスター communication（しょじょんP）
出来が良すぎた結果やや氾濫傾向にあるKosmosのダンスだが、これが一番しっくりと来た使い方だった。要するにヤスタカ曲とは相性がいいのは間違いないのだが、じゃあどう使えばいいのかとなるとセンスが出る。良いからこそ、シンクロをあわせるのは難しいのではないだろうか。
２０、くされ戦記 42匹目後編（独眼P）
6/30までに投稿された作品ということでギリギリセーフ。ええ、泣きましたとも。美希は……一途だよなぁ。次回は秀吉・小烏勢力離反の理由だろうか。くされ戦記ももう終わる方向に進みつつあるらしいが、確かに最近そんな雰囲気がしてきてやたらとしんみりする。
新年会より。カメラワークによって春香の物憂げな表情を完全に表現している。全体がすばらしいのだが、特に1:17-24が秀逸である。別の方の二十選でも「ニコマス全体の二十選であっても選ぶ」と言われていたが、私もそうするであろう。
２、im@s side story（同制作委員会）
同様に新年会より。これは皆挙げるだろう。ニコマスの可能性を見せてもらった気がするし、実際にこの半年のニコマスはその方向への進化は著しかった。PV系とノベル系の垣根は今後も消えていくだろう。
３、高らかにオナニー（ｼﾒｼﾞP）
カクサバ2009参加作品なので、これも新年会関連。このネタ曲をどう料理してくるのかと思ったらステージ再現で来た。そのステージは言うまでもなく、ダンスや演出も非常に高レベルでまとまっている。ちょうど昨年の今頃発生した七夕革命も、ここまで来たかと思わされた作品はいくつかあるが、その中でもっとも印象に残った作品というとこれかWR3であった。
４、十珠伝 肇輯第十八回
十珠伝自体がもっと評価されてもいい。八犬伝とアイマスの融合・アレンジの上手さという点ではマスクエとなんら遜色はなく、八犬伝を知らずともその物語には引き込まれることであろう。この回は八犬伝の名場面、芳流閣の戦い。これをどう表現するのかと思えば、音楽も文章も演出も神がかっていた。玉梓のカットインは何度見ても鳥肌の立つシーンである。
５、アマミハルカ × あした（かよーP）
この時期の名作というとFix you（七夕P）と「サンデイ」（タクヲP）があるが、両方とも他に選んでいる人が多いのでその集計に加担してもよかったのだが、同率で悩んでいるのならばマイナー路線を進むべきではないだろうかという葛藤の下数日間悩んでこちらを選出した。以上、言い訳終わり。本作品に関しては、葉鍵っ子ホイホイすぎた。こうして見ると、春香の白黒反転と融合といったニコマスの流れは、一種の伝統なのかもしれない、とか考えた。
６、Dream to new world（きはるP）
きはるP信者ですから。王道ながらも様々な仕掛けが楽しい。雪歩が美人で、その妖しさも儚さもここに表現されている。1:39、はい死んだよー。俺死んだ。サムネ一選もこれで。
７、へんたい・おぶ・たーれん（森キノコP）
個別の部分のよさはもちろんあるが、この流れのよさは特筆すべき。ナイト・オブ・ナイツよろしく綺麗に前後がつながっていて、これだけ過密情報だというのに耳がちゃんと付いていく。この心地よさは危険。
８、ハルカオスクエスト�� 〜そしてわた春香へ〜（うぃずP）
見事なネタの仕込み方だと感心するがどこもおかしくはない。HARUKA FANTASYで僕の腹筋は崩壊した。それにしても、うぃずPの春香はかわいい。ところで、再生数から鑑みてこれ選ぶ人は少ないだろうと思っていたらそうでもなかった。要するに重症ニコマス民にはブロンティストが多い（ry
９、組曲「ハーリ・ヤーノシュ」より第2曲 「ウィーンの音楽時計」（カルミナP）
最近のカルミナPはクラシックという特異性を除いても、普通に良シンクロ・良演出の名作メーカーである。しかし一方で、その選曲ゆえの仕掛けをちゃんと用意してくるからおもしろい。この曲はハンガリーのコダーイ作曲。「ハーリ・ヤーノシュ」はほら吹き爺さんハーリの嘘物語という設定の組曲で、これはその一つ、ウィーンの音楽時計から小人の兵士がぞろぞろと現れ、それと戦ったという場面を表現した音楽。ロリトリオを用い、背景に大時計を配したのはその再現だろう。ただし、裏の画像はウィーンのものではなく、有名なプラハの天文時計である。おそらくウィーンのほうの画像が見つからなかったのだろう。半ば偶然だとは思うが、時計が現れたときに、最初に見える数字が「８４１」で、最後にそろって見える数字が「７６５」という演出もおいしい。
ブラ４好きなので、同じカルミナPの作品ならそちらを入れてもよかったのだが、MADとしての出来はハーリ・ヤーノシュのほうが良く感じられたのでこちらを選出。
１０、亡國覚醒カタルシス（わかむらP）
こちらで書いた通り、今のニコマスを端的に説明する場合最も使いやすいPV。ゆえに選出せざるをえない。こちらを選出したがゆえにWR3は省かざるをえなかった。しかし、うちのPCもかなり高めのスペックなんだが、フルスクリーンにするとさすがに少し重い。
１１、忙しい人のための「Colorful Days」（薄幸P）
「ナンジャラス」とともに「ノーマルブラック」は、元を聞いてると違和感を覚えるレベルで脳にこびりついてしまった。どうしてくれよう。
１２、アイマスクエスト�� 82話 第七章09「勇者、怒りの踏みつけ！」（ておくれP）
マスクエで一つ選出すべきだと考えたが、シリーズ全体としての出来が良いし集計もシリーズごととのことなので、ここであえてどの回を取り上げるべきかというのは少し悩んだものの、やはりこの回であろう。羽帽子をとられて我を忘れる様子は、勇者（かっか）と融合しているからでもあるし、春香自身の優しい性格もあろうだろう。やよいの不思議なダンジョンなところや、雪歩のミミック化など、ギャグでありながら細かな伏線＆回収にもなっているという巧妙な作りはまさにておくれPの真骨頂。
１３、Broken Glass Syndrome（まんまP）
とんでもない再現度、それしか言えない。ここまで表情いじれるものなのか。一目でわかるナイス配役。
１４、おっきな如月千早を彫る（ジェイソンさん）
これってニコマス作品に入る？ｗ 入らないならカウントしなくてもいいです。しかし、2009上半期のニコニコというと、ジェイソンさんは外せないと思う。この回は三踊神完成の回。マジでこれはどっかで保存してください。ジェイソンさんのチェーンソーテクが光る。
１５、星井ミキの消失 -BLACK END-（カイザートP）
単純にこの曲が大好きだというのもある。しかし言うまでもなく、この作品の良さは人力ボーカロイドと「叩きつけるような」映像。そこから発せられる愛だろう。しかし、その愛と人力ボーカロイドの発露として、この曲を選択したこと、そこに一番の評価を持っていきたい。
１６、No,No,works.（機能美P）
そのセンスの良さもさることながら、普通に大爆笑した。
１７、ロシア国歌POP ver（タグロックP）
同志アマーミンもここまでメジャーになったか……という感慨深さから思わず選出。しかし、どこの架空戦記に行っても春香と雪歩は徹底して陸の女で、千早とあずさが海の女なのだが、自分にもやはりそういうイメージがある。君が代を歌わせるなら千早なのか。ちなみに、タグロックPの作品では他に「You're my treasure」が最終候補まで残っていた。が、こちらを選んでみた。
１８、美希『緋色月下、狂咲ノ絶』（TiltP）
TiltPの弾幕m@sterは前作でようやく評価され、今作は最初から真っ当な評価を得ることができたと思う。レーヴァテインは何度見ても鳥肌が立つが、他の弾幕の出来も良く、コマ送りのレベルで細かく描かれている。
１９、COLTEMONIKHA×アイドルマスター communication（しょじょんP）
出来が良すぎた結果やや氾濫傾向にあるKosmosのダンスだが、これが一番しっくりと来た使い方だった。要するにヤスタカ曲とは相性がいいのは間違いないのだが、じゃあどう使えばいいのかとなるとセンスが出る。良いからこそ、シンクロをあわせるのは難しいのではないだろうか。
２０、くされ戦記 42匹目後編（独眼P）
6/30までに投稿された作品ということでギリギリセーフ。ええ、泣きましたとも。美希は……一途だよなぁ。次回は秀吉・小烏勢力離反の理由だろうか。くされ戦記ももう終わる方向に進みつつあるらしいが、確かに最近そんな雰囲気がしてきてやたらとしんみりする。
Posted by dg_law at 18:50│Comments(0)│
