2009年07月23日
さくらシュトラッセ レビュー
冒頭からいきなりルーデルさんが急降下して主人公が死ぬ新感覚恋愛ADV。いや、冒頭がそんなんなだけであって、内容は軽めの普通の恋愛ADVである。「ジエータイだし、撃ってこないと思う」とか口走るキャラも登場するが、断じて戦争物ではなく、壮絶な出オチでもバカゲーでもなく、至って普通のエロゲである。
本作のシナリオライター、NYAONの描くキャラは、独特である。私は本作以外では『もしらば』でしか知らないが、これは断言してもいいだろう。文章が独特であるのではない。描かれたキャラの内部での葛藤や論理展開が、他の人とは異なる。それゆえに、一癖も二癖もあるキャラが誕生し、しかもその癖は紋切り型の言葉で落とし込められないものであり、「こんなやついねーよ」と「いや、エロゲなら許容されるのか?」の境界線上をさまよっている。だからこそ、強烈な魅力と拒絶反応の両方をもたらすことになるのだ。
というわけで、本作は『もしらば』からは大きく離れて単純な萌えゲー、キャラゲーの体裁をとってはいるが、その独特の論理展開においては『もしらば』となんら変わることはない。単純な萌えゲーであってシナリオゲーではないのは確実だが、しかし前者には不必要なほどの癖を持ち、むしろシナリオゲーマー御用達なのではないかという感覚がする。とりわけ本作なら、マリーとかりんのキャラ付けとシナリオに対し、不快に感じたプレーヤーはさぞ多かったのではないだろうか。とりわけ、批評空間のレビューでは自分の予想よりも大きくかりんのキャラが叩かれていてた。その一方で、本作のシナリオは実にエロゲらしい甘さ、ラブラブいちゃいちゃ(死語)をも内包している。実に、不思議である。
くすくすの絵に関しては、本作の出来ならば現状のエロゲ界において最高に近い評価を与えてもいいだろう。少なくとも自分の中ではべっかんこう、こ〜ちゃに次ぐ(みやま零やカーネリアンはやや評価軸が違うので除外とするなら)。音楽は思った以上に良かった。OPの橋本みゆき、EDのWHITE-LIPSにしろ鉄板だが、BGMも非常に良かった。プログラムも軽いし、戯画システムと比較さえしなければ使いやすい部類に入る。
さて、やや冒頭のネタバレになるが、体験版部分である上に本作の重要部分であるのでこちらに書く。本作は過労で倒れた母親に代わり、実家のドイツ料理レストランを経営するためにシェフ見習いの主人公が帰郷するところから始まる。ところが、彼は故郷の海岸沿いを歩いていると自衛隊の戦闘機が墜落してきて生死をさまよう重傷を負う。その原因は魔法使いマリー・ルーデルが日本領空に不法侵入し自衛隊に追っかけまわされていたので、彼女が振り切るつもりで曲芸飛行した結果、自衛隊戦闘機が急降下に失敗して墜落したためである。
事故に気付いたマリーはとっさに主人公に治療の魔法を施すが完璧ではなく、責任を感じて主人公のレストランで働くようになる。元々主人公の技量が彼の母親に遠く及ばないためレストランから客足は遠のいていたが、マリーの料理が非常においしかったため評判は上々であった。自分の才能や努力の至らなさを悔やむ主人公だったが、ある日マリーの料理は「魔法」によるもので、だからこそ絶品の料理になっていたのだということを知ってしまい、激怒する。二度と厨房で魔法を使うな、と。結果的にマリーは厨房では魔法を決して使わないと約束し、その翌日から主人公とマリーの未熟なシェフ二人で、レストランは再開することになる。
なぜこのように長々と冒頭の展開を書いたかと言うと、私は、このマリーが魔法使って料理を作ってたのが発覚したときの、主人公の気持ちを理解しうるかどうか、で本作品の評価は大きく変わってくるのではないかと思うからだ。この設定はおもしろい。真剣に何かに打ち込んだことがあって、しかもそのことでリアルチートとしか思えない同僚や先輩がいて、強い敗北感や挫折を味わったことがある人は、何かしらの強い感情が生まれるのではないだろうか。
少なくとも私は主人公にかなり共感した。オチ自体は予想がついたが、マリーさんそりゃないよ、と。この主人公を器の小さい人物だと思ってはいけない。裏では理不尽な怒りや仕打ちをマリーにしてしまっていることを悔やんでいるし、基本的に素直に謝ったり改めたり出来る子である。しかし、人間には侵してはならない聖域というものも、やはりある。
他の特記事項として、二つほど。ルゥリィの破壊力がとてつもない。本作のヒロインの中では比較的まともな言動の持ち主(あれで?w)ということもあり、通常のエロゲのロリ枠と比べても随分とルゥリィに人気が集中しすぎているような気もするが、ともかくルゥリィはかわいい。攻略中、ブログのサブタイトルを「今日からここはルゥリィを愛でるブログになりました」に変えようか思ったけどとどまったくらい。なんだろうな、古参エロゲーマーにとっては、黒猫ででっかいリボンは遺伝子レベルで刻まれているんだろうか。抵抗は無意味だ。
もう一つ。自分はまったく知らない業界なので気にならなかったが、飲食業に従事している人間から見たら設定が崩壊しているらしい。言われてみれば、設定上けっこう大きいレストランなのに、従業員が3〜5名というのは……ラーメン屋やファーストフードだってもうちょっと人数が要るのでは? まあ、リアリティを犠牲にして物語としてのコンパクトさを取ったということか。無駄にキャラの数を増やしても煩雑になるだけだしね。専門家がエロゲに関してぶちぎれていた例で一番記憶に残ってるのは、『そして明日の世界より―』でボーリングの描写がおかしいってレビュー。これほどのレアケースは、多分あんまりない。
総合して、75点前後かなぁ。キャラに癖がなければ80点枠という、通常のエロゲとは逆パターンな欠点を持つ作品であった。
以下、ネタバレ。攻略順。
本作のシナリオライター、NYAONの描くキャラは、独特である。私は本作以外では『もしらば』でしか知らないが、これは断言してもいいだろう。文章が独特であるのではない。描かれたキャラの内部での葛藤や論理展開が、他の人とは異なる。それゆえに、一癖も二癖もあるキャラが誕生し、しかもその癖は紋切り型の言葉で落とし込められないものであり、「こんなやついねーよ」と「いや、エロゲなら許容されるのか?」の境界線上をさまよっている。だからこそ、強烈な魅力と拒絶反応の両方をもたらすことになるのだ。
というわけで、本作は『もしらば』からは大きく離れて単純な萌えゲー、キャラゲーの体裁をとってはいるが、その独特の論理展開においては『もしらば』となんら変わることはない。単純な萌えゲーであってシナリオゲーではないのは確実だが、しかし前者には不必要なほどの癖を持ち、むしろシナリオゲーマー御用達なのではないかという感覚がする。とりわけ本作なら、マリーとかりんのキャラ付けとシナリオに対し、不快に感じたプレーヤーはさぞ多かったのではないだろうか。とりわけ、批評空間のレビューでは自分の予想よりも大きくかりんのキャラが叩かれていてた。その一方で、本作のシナリオは実にエロゲらしい甘さ、ラブラブいちゃいちゃ(死語)をも内包している。実に、不思議である。
くすくすの絵に関しては、本作の出来ならば現状のエロゲ界において最高に近い評価を与えてもいいだろう。少なくとも自分の中ではべっかんこう、こ〜ちゃに次ぐ(みやま零やカーネリアンはやや評価軸が違うので除外とするなら)。音楽は思った以上に良かった。OPの橋本みゆき、EDのWHITE-LIPSにしろ鉄板だが、BGMも非常に良かった。プログラムも軽いし、戯画システムと比較さえしなければ使いやすい部類に入る。
さて、やや冒頭のネタバレになるが、体験版部分である上に本作の重要部分であるのでこちらに書く。本作は過労で倒れた母親に代わり、実家のドイツ料理レストランを経営するためにシェフ見習いの主人公が帰郷するところから始まる。ところが、彼は故郷の海岸沿いを歩いていると自衛隊の戦闘機が墜落してきて生死をさまよう重傷を負う。その原因は魔法使いマリー・ルーデルが日本領空に不法侵入し自衛隊に追っかけまわされていたので、彼女が振り切るつもりで曲芸飛行した結果、自衛隊戦闘機が急降下に失敗して墜落したためである。
事故に気付いたマリーはとっさに主人公に治療の魔法を施すが完璧ではなく、責任を感じて主人公のレストランで働くようになる。元々主人公の技量が彼の母親に遠く及ばないためレストランから客足は遠のいていたが、マリーの料理が非常においしかったため評判は上々であった。自分の才能や努力の至らなさを悔やむ主人公だったが、ある日マリーの料理は「魔法」によるもので、だからこそ絶品の料理になっていたのだということを知ってしまい、激怒する。二度と厨房で魔法を使うな、と。結果的にマリーは厨房では魔法を決して使わないと約束し、その翌日から主人公とマリーの未熟なシェフ二人で、レストランは再開することになる。
なぜこのように長々と冒頭の展開を書いたかと言うと、私は、このマリーが魔法使って料理を作ってたのが発覚したときの、主人公の気持ちを理解しうるかどうか、で本作品の評価は大きく変わってくるのではないかと思うからだ。この設定はおもしろい。真剣に何かに打ち込んだことがあって、しかもそのことでリアルチートとしか思えない同僚や先輩がいて、強い敗北感や挫折を味わったことがある人は、何かしらの強い感情が生まれるのではないだろうか。
少なくとも私は主人公にかなり共感した。オチ自体は予想がついたが、マリーさんそりゃないよ、と。この主人公を器の小さい人物だと思ってはいけない。裏では理不尽な怒りや仕打ちをマリーにしてしまっていることを悔やんでいるし、基本的に素直に謝ったり改めたり出来る子である。しかし、人間には侵してはならない聖域というものも、やはりある。
他の特記事項として、二つほど。ルゥリィの破壊力がとてつもない。本作のヒロインの中では比較的まともな言動の持ち主(あれで?w)ということもあり、通常のエロゲのロリ枠と比べても随分とルゥリィに人気が集中しすぎているような気もするが、ともかくルゥリィはかわいい。攻略中、ブログのサブタイトルを「今日からここはルゥリィを愛でるブログになりました」に変えようか思ったけどとどまったくらい。なんだろうな、古参エロゲーマーにとっては、黒猫ででっかいリボンは遺伝子レベルで刻まれているんだろうか。抵抗は無意味だ。
もう一つ。自分はまったく知らない業界なので気にならなかったが、飲食業に従事している人間から見たら設定が崩壊しているらしい。言われてみれば、設定上けっこう大きいレストランなのに、従業員が3〜5名というのは……ラーメン屋やファーストフードだってもうちょっと人数が要るのでは? まあ、リアリティを犠牲にして物語としてのコンパクトさを取ったということか。無駄にキャラの数を増やしても煩雑になるだけだしね。専門家がエロゲに関してぶちぎれていた例で一番記憶に残ってるのは、『そして明日の世界より―』でボーリングの描写がおかしいってレビュー。これほどのレアケースは、多分あんまりない。
総合して、75点前後かなぁ。キャラに癖がなければ80点枠という、通常のエロゲとは逆パターンな欠点を持つ作品であった。
以下、ネタバレ。攻略順。
かりん。「あのね、早くごはんつくって!」ここで確信した。ああ……この子は頭緩いわ……。ここまで正しく白痴な子は相当に久しぶりで、このまま『Kanon』か『AIR』に出ててもおかしくないという意味では古典芸能に感じた。かりんに対して不快感を感じたという、けっこう数の多いプレーヤーは、これだけ白痴なのにシナリオが真っ当なエロゲっぽく進む違和感からではないだろうか。シナリオは、鈍感で幼すぎる幼馴染が恋愛に目覚めていく様子というすがすがしいまでの王道展開で、オチも惚れ薬が出てきたところで読める。でも、エロくて頭のネジがこういう方向に吹っ飛んでる子ってのは珍しいし、しかもエロさ倍増というのはすごい発見だ。
優佳。どうでもいいキャラだなとパッケージを見て思ってたらCVが風音様だった。でもやっぱり比較的どうでもよかった。またしてもほんとどっかで見たことあるシナリオで、この辺でこのゲームのシナリオに対する期待感はゼロに漸近する。いくらなんでも殴りすぎで、ちょっとギャグの領域を超えてるかも。素直じゃないにも程があってぐだぐだなのもなぁ。義理の姉弟(兄妹)がくっついて、主人公たちの両親が健在の場合、彼らが公表前に気付いていて、しかも祝福してくれる確率98%(当社調べ)。まあ、可も不可も無いです。終盤、マリーの魔法が始めて有効に使われたところは少し加点してもいい。マリアージュって言うのよ? そう来ると思ってたんだぜ。ソムリエネタで来るんだったら使わない手はない。
シナリオ外でなら褒められるポイントは多い。まず、高橋さんのどんより立ち絵を用意したのは神。爆笑した。Hシーンに関しても、お尻エッチを用意して風音に「変態!」って言わせたかったというのが透けて見えてすばらしい。ユーザーのツボをわかってる。
マリー。よく見たらちゃんとMarieになってるのでひとまず安心した。「まじかるまりん」がすっごいなのはさんだよ! リロードとか言っちゃってるよ! これいいの?w真っ黒なレイジングハートと「これが私の全力全壊」で僕の腹筋が光になった。それ以外にも、映画「もしも明日が晴れならば」を見に行って、主人公が「ああ、客を泣かせる意図が見え見えだったな」とかなんて自虐? まあ主人公は号泣してるわけだから、必ずしも自虐ではないんだけど。
そんな感じで前半は終始爆笑してたんだが、やはり問題となるのはマリーのわがままっぷりか。あんな風に、悲劇のヒロインぶられるのが一番男としては厄介なんだろうなぁ、と。貫き通した春美君は偉い。しかし、これ婚約の話いらなかったんじゃ。普通にSEXしたらしばらく魔法が使えなくなる設定だけで、もっとすっきりとした話が作れたのではないのだろうか。そしたらマリーもこんなに嫌われるキャラにならずに済んだのに。このルートをクリアした十人に八人は「そこはクリス含めて3PだろJK……」と言い出すに100ガバス。
『次はイタリア抜きでやろうぜ』と春美君が言ってましたが、この魔法村総出ならアメリカにだって勝てる気もします。ところで、マリー・ルーデルのネーミングに関して、『さくらんぼ』のスタッフコメントにて「ハルトマンとかリヒトホーフェンじゃないのは、いまいち語呂が悪かったからです。」と解説されてて納得した。確かに呼びにくもんな、リヒトホーフェンもハルトマンも。なんだろう、マルセイユじゃ他の意味も含んじゃうし、ゲーリングも別の意味合いが強いし、バルクホルンもメルダースも、ガラントも語呂がちょっと。圧倒的な知名度を考えても、ルーデルは妥当なのかも。イタリア人だったらさしずめルッキーニだったんだろうなw
ルゥリィ。ぶっちゃければ月姫のレンなんだが彼女や白レンにはない何かが彼女にはある。一年に一人くらい、こういう子がいると、エロゲをやってるかいを感じる。なんだろう、素直じゃないキャラが多い本作において、ツンと素直さの割合が絶妙なのか。
シナリオは、猫嫌いの主人公 → 正体が猫と知らないうちにばっちりフラグを立てる → ルゥリィの正体発覚 →ルゥリィデレモード → 逃げ回る主人公 の流れは単純に笑えた。猫は気まぐれにして従順なのです。だがそれがいい。不覚にも泣きそうになったのは、『AIR』の美凪シナリオ思い出したから。猫のルゥリィと人間のルゥリィは、なぎーとみちるの関係なんだよなぁ。
優佳。どうでもいいキャラだなとパッケージを見て思ってたらCVが風音様だった。でもやっぱり比較的どうでもよかった。またしてもほんとどっかで見たことあるシナリオで、この辺でこのゲームのシナリオに対する期待感はゼロに漸近する。いくらなんでも殴りすぎで、ちょっとギャグの領域を超えてるかも。素直じゃないにも程があってぐだぐだなのもなぁ。義理の姉弟(兄妹)がくっついて、主人公たちの両親が健在の場合、彼らが公表前に気付いていて、しかも祝福してくれる確率98%(当社調べ)。まあ、可も不可も無いです。終盤、マリーの魔法が始めて有効に使われたところは少し加点してもいい。マリアージュって言うのよ? そう来ると思ってたんだぜ。ソムリエネタで来るんだったら使わない手はない。
シナリオ外でなら褒められるポイントは多い。まず、高橋さんのどんより立ち絵を用意したのは神。爆笑した。Hシーンに関しても、お尻エッチを用意して風音に「変態!」って言わせたかったというのが透けて見えてすばらしい。ユーザーのツボをわかってる。
マリー。よく見たらちゃんとMarieになってるのでひとまず安心した。「まじかるまりん」がすっごいなのはさんだよ! リロードとか言っちゃってるよ! これいいの?w真っ黒なレイジングハートと「これが私の全力全壊」で僕の腹筋が光になった。それ以外にも、映画「もしも明日が晴れならば」を見に行って、主人公が「ああ、客を泣かせる意図が見え見えだったな」とかなんて自虐? まあ主人公は号泣してるわけだから、必ずしも自虐ではないんだけど。
そんな感じで前半は終始爆笑してたんだが、やはり問題となるのはマリーのわがままっぷりか。あんな風に、悲劇のヒロインぶられるのが一番男としては厄介なんだろうなぁ、と。貫き通した春美君は偉い。しかし、これ婚約の話いらなかったんじゃ。普通にSEXしたらしばらく魔法が使えなくなる設定だけで、もっとすっきりとした話が作れたのではないのだろうか。そしたらマリーもこんなに嫌われるキャラにならずに済んだのに。このルートをクリアした十人に八人は「そこはクリス含めて3PだろJK……」と言い出すに100ガバス。
『次はイタリア抜きでやろうぜ』と春美君が言ってましたが、この魔法村総出ならアメリカにだって勝てる気もします。ところで、マリー・ルーデルのネーミングに関して、『さくらんぼ』のスタッフコメントにて「ハルトマンとかリヒトホーフェンじゃないのは、いまいち語呂が悪かったからです。」と解説されてて納得した。確かに呼びにくもんな、リヒトホーフェンもハルトマンも。なんだろう、マルセイユじゃ他の意味も含んじゃうし、ゲーリングも別の意味合いが強いし、バルクホルンもメルダースも、ガラントも語呂がちょっと。圧倒的な知名度を考えても、ルーデルは妥当なのかも。イタリア人だったらさしずめルッキーニだったんだろうなw
ルゥリィ。ぶっちゃければ月姫のレンなんだが彼女や白レンにはない何かが彼女にはある。一年に一人くらい、こういう子がいると、エロゲをやってるかいを感じる。なんだろう、素直じゃないキャラが多い本作において、ツンと素直さの割合が絶妙なのか。
シナリオは、猫嫌いの主人公 → 正体が猫と知らないうちにばっちりフラグを立てる → ルゥリィの正体発覚 →ルゥリィデレモード → 逃げ回る主人公 の流れは単純に笑えた。猫は気まぐれにして従順なのです。だがそれがいい。不覚にも泣きそうになったのは、『AIR』の美凪シナリオ思い出したから。猫のルゥリィと人間のルゥリィは、なぎーとみちるの関係なんだよなぁ。
Posted by dg_law at 23:58│Comments(0)│