2009年09月14日
トロピコ覚書(2) 農業、工業
スイス銀行禁止で国庫20万ドルまでは行った。西暦2020年(プレイ開始後70年)経ってた。難易度、マップ等は初期設定。そこで飽きた。素質「清廉潔白」じゃなかったら、スイス銀行もおもしろいことになってたかも。酒飲み男爵のラム酒おいしいです。
【産業:農業・水産業と食糧生産】
実は一番重要な農業、それはトウモロコシだと思う。トロピコの住民数は特に対策をとっていない場合、移民により異常な速度で急成長する。しかし、このゲームには食糧を輸入するという概念が無いため、それに比例してトウモロコシを育てておかないと食糧はすぐに枯渇する。トウモロコシ以外の食糧を生産していても問題ないが、トウモロコシ以外の食糧は基本的に輸出産業であるため、国庫に影響するのではないだろうか。また、このゲームの場合基本的に飢餓輸出は不可能であるため、大概の場合餓死者が出る前に破産しているということも、難易度高めでプレーしていると重要な要素なので覚えておきたい。なお、序盤は産業がトウモロコシしかないことと人口が少ないため大概食糧が飽和するので勘違いしがちになってしまうが、中盤以降、人口が150人到達した辺りから飢餓はトロピコにとって重大な問題として浮上してくるので、油断しないほうが良い。
畜産は単価は高いが、条件が厳しく広大な土地を占拠する上に成長に時間がかかるため、あまりお勧めできない。意外とおいしいのが漁業で、単価が安くまるで輸出には向かないが、大量の食糧を提供してくれるのでトウモロコシの代替となる上に、場所(陸地)をほとんど必要としない。トウモロコシ農場が足りなくなってきたら設置すると良い。ただし、設置場所は地形により大きく制限される上に、漁場の周囲は環境が悪化、観光価値も著しく下がるので、街の中心地からは大きく離れた場所に設置したほうが良く、場合によっては設置可能な場所がまるでない可能性もある。
こちらに良いものがあったので参照にされたし。以下、自分なりの覚書。
トウモロコシ:どこでも育ち成長も早い「カリブ海のジャガイモ」。序盤には輸出産業としても戦えなくもない万能選手。1農場で30-100人ほど養えるが、その人数は農場の広さ、労働者の数、肥沃さ、労働環境etcにより大きく左右される。観光や鉱業中心で経済を立てていくなら、ぶっちゃけ農業はトウモロコシだけでも十分だったりする。
パイナップル:トウモロコシの次くらいには育てやすく、値段もそこそこ。缶詰に加工すればさらに利益が出る。ただし、トウモロコシより優先的に食われる傾向があり、これを防ぐためにはトウモロコシが飽和してないとダメなようだ。以下、バナナ、パパイヤ、コーヒーに同様の傾向有。
バナナ:斜面必須、雨量必須、肥沃でなければ育たないめんどくさい子。単価は高いが加工できないのと、成長が遅く利益が出るまで数年単位でかかる。あと、これも食われる。
パパイヤ:バナナよりは条件がマシで、斜面必須ながら雨量にあまり影響されないため不作になりづらい。しかし、やはり成長が遅く加工できない。あと、案の定トウモロコシより優先的に食われる傾向有。パイナップルが犠牲になると缶詰工場がストップするので、まだパパイヤが食われたほうがマシか。飢饉の際の保険として育てておいても良い。
タバコ:成長するのが異様に遅く、利益が出るまで選挙は確実に一回またぐ代物。ただし、斜面さえあれば環境には強く安定して育つ上に、加工して葉巻にすると高額商品となる。さらに、飢餓輸出が可能な数少ない農業生産物。大概のマップでトロピコの主力。
サトウキビ:条件的には最も厳しい作物。斜面は必要ないが、肥沃さと雨量に大きく左右される。特にたまたま雨の少なかった年なんて悲惨なほど凶作になる。ただし単価は高く、ラム酒に加工すると莫大な利益をもたらす。とんでもないギャンブラー。ちなみに、これも飢餓輸出可能だが、サトウキビを飢餓輸出しているようではおそらくトロピコに食糧が本気で枯渇しているので、ゲームとしてはもう詰んでいる気もする。しかし、コーヒー豆よりもよほど高カロリーな作物なのに、なぜ食べられないのか不思議である。
コーヒー:斜面と肥沃さは必須だが、そこまで雨量は必要ではない。安定して育つ上に単価は高く、これも缶詰工場で加工してインスタントコーヒーにすれば莫大な利益をもたらす。ただし、そのイメージと違い飢餓輸出はできず、トロピコの連中はコーヒー豆を余裕で食すので注意されたし。そのもたらす利益や成長速度から行って、バナナやパイナップルが食われたときの比じゃないダメージを国庫とプレイヤーの精神に与える。
漁業:上述の通り。安くて大量、トウモロコシの代替物。ただし、缶詰工場で加工が可能で、加工さえすればそこそこ利益が出る。もっとも、トロピコの住民は物資が飽和するとコーヒー豆>パイナップル>魚の順番で加工し、余った原材料は工場労働者の食糧と化すので、大概やっぱり食される。
畜産:条件が厳しい場合が多く、成長に時間がかかる。が、天候に左右されず、けっこうな高額商品を出荷してくれる。だが、当然住民に食われるので、やはり十分なトウモロコシを。
【産業:鉱工業、林業】
序盤、移民の数が増えすぎて失業者が出てくるようになると、真っ先に作るべきは伐採所。なぜなら雨量に一切左右されない序盤の生産物というと、これくらいしかない。しかもマップ上の森林をどんどん伐採してくれるため、他の建築物を建てる際のタイムロスを減らしてくれる効果もある。ただし、伐採所は周辺の環境が悪化するので注意。
なにかしらの鉱脈があるなら採掘所は建てるべきだろう。ただし、金鉱脈以外は伐採所程度の収益だと思っておいたほうがいい。過度の期待は禁物。あと、トロピコではなぜか金以外の鉱物は加工できないというのも重要な要素で、ここはけっこう不満である。製鉄工場を建てると建造物が安くなるとか、ボーキサイト精錬には電気を異常に食うけど高収入とか、あればおもしろかったのに。なお、採掘所の真下は掘らないので、建設する場所に注意。また、適当に枯渇するが採掘所を立て直すとなぜか鉱脈が復活するので、鉱山の高さが下がってきたら立替を推奨。まあ、一回の採掘所で2、30年持つので、あまり長期にわたってプレーしなければ問題ないと思うが。
工場各種について。重要なことは、工場労働者は高卒以上であるということ。高校を建ててからの工業化でなければ、すぐに労働者不足に陥る。また、宝飾品工場と製材所以外の工場は農業生産物を加工するので、工業化は経済の安定化に貢献せず、むしろ振れ幅を大きくするということ。特にサトウキビが不作だった年のラム酒工場は目も当てられないので、注意。
缶詰工場:コーヒー豆、パイナップル、魚を加工して出荷する工場。コーヒー豆→インスタントコーヒーが一番儲かる。むしろ他二つは圧迫しないでほしい。競合しないように原材料を生産するか、缶詰工場の数を増やすか。
宝飾品工場:金を加工して出荷するので莫大な利益をもたらす。労働者が充足していて熟練度がそこそこなら、この工場だけで年収3万ドルは堅い。金鉱脈があるなら真っ先に目指すべき工場。
葉巻工場:タバコを葉巻に加工する工場。農業生産物を加工する工場の中では安定しているほう。タバコ農場があるなら。
製材所:これも有効な伐採所があるなら。序盤の工業化には向いてる。とりあえずこれ一個建てておけば、「わが国は一次産業に頼りすぎている!」と不平ばかり言う資本主義者どもをだまらせておくことはできる。そういう意味では選挙対策にもなりうるか。
ラム酒の蒸留所:前述の通り。サトウキビが豊作なら最強の工場。超豊作だった年に、この工場だけで5万ドル弱の収入をたたき出したこともあるが、サトウキビが全く入ってこなければ1万ドル超の赤字を出したこともある。
実は一番重要な農業、それはトウモロコシだと思う。トロピコの住民数は特に対策をとっていない場合、移民により異常な速度で急成長する。しかし、このゲームには食糧を輸入するという概念が無いため、それに比例してトウモロコシを育てておかないと食糧はすぐに枯渇する。トウモロコシ以外の食糧を生産していても問題ないが、トウモロコシ以外の食糧は基本的に輸出産業であるため、国庫に影響するのではないだろうか。また、このゲームの場合基本的に飢餓輸出は不可能であるため、大概の場合餓死者が出る前に破産しているということも、難易度高めでプレーしていると重要な要素なので覚えておきたい。なお、序盤は産業がトウモロコシしかないことと人口が少ないため大概食糧が飽和するので勘違いしがちになってしまうが、中盤以降、人口が150人到達した辺りから飢餓はトロピコにとって重大な問題として浮上してくるので、油断しないほうが良い。
畜産は単価は高いが、条件が厳しく広大な土地を占拠する上に成長に時間がかかるため、あまりお勧めできない。意外とおいしいのが漁業で、単価が安くまるで輸出には向かないが、大量の食糧を提供してくれるのでトウモロコシの代替となる上に、場所(陸地)をほとんど必要としない。トウモロコシ農場が足りなくなってきたら設置すると良い。ただし、設置場所は地形により大きく制限される上に、漁場の周囲は環境が悪化、観光価値も著しく下がるので、街の中心地からは大きく離れた場所に設置したほうが良く、場合によっては設置可能な場所がまるでない可能性もある。
こちらに良いものがあったので参照にされたし。以下、自分なりの覚書。
トウモロコシ:どこでも育ち成長も早い「カリブ海のジャガイモ」。序盤には輸出産業としても戦えなくもない万能選手。1農場で30-100人ほど養えるが、その人数は農場の広さ、労働者の数、肥沃さ、労働環境etcにより大きく左右される。観光や鉱業中心で経済を立てていくなら、ぶっちゃけ農業はトウモロコシだけでも十分だったりする。
パイナップル:トウモロコシの次くらいには育てやすく、値段もそこそこ。缶詰に加工すればさらに利益が出る。ただし、トウモロコシより優先的に食われる傾向があり、これを防ぐためにはトウモロコシが飽和してないとダメなようだ。以下、バナナ、パパイヤ、コーヒーに同様の傾向有。
バナナ:斜面必須、雨量必須、肥沃でなければ育たないめんどくさい子。単価は高いが加工できないのと、成長が遅く利益が出るまで数年単位でかかる。あと、これも食われる。
パパイヤ:バナナよりは条件がマシで、斜面必須ながら雨量にあまり影響されないため不作になりづらい。しかし、やはり成長が遅く加工できない。あと、案の定トウモロコシより優先的に食われる傾向有。パイナップルが犠牲になると缶詰工場がストップするので、まだパパイヤが食われたほうがマシか。飢饉の際の保険として育てておいても良い。
タバコ:成長するのが異様に遅く、利益が出るまで選挙は確実に一回またぐ代物。ただし、斜面さえあれば環境には強く安定して育つ上に、加工して葉巻にすると高額商品となる。さらに、飢餓輸出が可能な数少ない農業生産物。大概のマップでトロピコの主力。
サトウキビ:条件的には最も厳しい作物。斜面は必要ないが、肥沃さと雨量に大きく左右される。特にたまたま雨の少なかった年なんて悲惨なほど凶作になる。ただし単価は高く、ラム酒に加工すると莫大な利益をもたらす。とんでもないギャンブラー。ちなみに、これも飢餓輸出可能だが、サトウキビを飢餓輸出しているようではおそらくトロピコに食糧が本気で枯渇しているので、ゲームとしてはもう詰んでいる気もする。しかし、コーヒー豆よりもよほど高カロリーな作物なのに、なぜ食べられないのか不思議である。
コーヒー:斜面と肥沃さは必須だが、そこまで雨量は必要ではない。安定して育つ上に単価は高く、これも缶詰工場で加工してインスタントコーヒーにすれば莫大な利益をもたらす。ただし、そのイメージと違い飢餓輸出はできず、トロピコの連中はコーヒー豆を余裕で食すので注意されたし。そのもたらす利益や成長速度から行って、バナナやパイナップルが食われたときの比じゃないダメージを国庫とプレイヤーの精神に与える。
漁業:上述の通り。安くて大量、トウモロコシの代替物。ただし、缶詰工場で加工が可能で、加工さえすればそこそこ利益が出る。もっとも、トロピコの住民は物資が飽和するとコーヒー豆>パイナップル>魚の順番で加工し、余った原材料は工場労働者の食糧と化すので、大概やっぱり食される。
畜産:条件が厳しい場合が多く、成長に時間がかかる。が、天候に左右されず、けっこうな高額商品を出荷してくれる。だが、当然住民に食われるので、やはり十分なトウモロコシを。
【産業:鉱工業、林業】
序盤、移民の数が増えすぎて失業者が出てくるようになると、真っ先に作るべきは伐採所。なぜなら雨量に一切左右されない序盤の生産物というと、これくらいしかない。しかもマップ上の森林をどんどん伐採してくれるため、他の建築物を建てる際のタイムロスを減らしてくれる効果もある。ただし、伐採所は周辺の環境が悪化するので注意。
なにかしらの鉱脈があるなら採掘所は建てるべきだろう。ただし、金鉱脈以外は伐採所程度の収益だと思っておいたほうがいい。過度の期待は禁物。あと、トロピコではなぜか金以外の鉱物は加工できないというのも重要な要素で、ここはけっこう不満である。製鉄工場を建てると建造物が安くなるとか、ボーキサイト精錬には電気を異常に食うけど高収入とか、あればおもしろかったのに。なお、採掘所の真下は掘らないので、建設する場所に注意。また、適当に枯渇するが採掘所を立て直すとなぜか鉱脈が復活するので、鉱山の高さが下がってきたら立替を推奨。まあ、一回の採掘所で2、30年持つので、あまり長期にわたってプレーしなければ問題ないと思うが。
工場各種について。重要なことは、工場労働者は高卒以上であるということ。高校を建ててからの工業化でなければ、すぐに労働者不足に陥る。また、宝飾品工場と製材所以外の工場は農業生産物を加工するので、工業化は経済の安定化に貢献せず、むしろ振れ幅を大きくするということ。特にサトウキビが不作だった年のラム酒工場は目も当てられないので、注意。
缶詰工場:コーヒー豆、パイナップル、魚を加工して出荷する工場。コーヒー豆→インスタントコーヒーが一番儲かる。むしろ他二つは圧迫しないでほしい。競合しないように原材料を生産するか、缶詰工場の数を増やすか。
宝飾品工場:金を加工して出荷するので莫大な利益をもたらす。労働者が充足していて熟練度がそこそこなら、この工場だけで年収3万ドルは堅い。金鉱脈があるなら真っ先に目指すべき工場。
葉巻工場:タバコを葉巻に加工する工場。農業生産物を加工する工場の中では安定しているほう。タバコ農場があるなら。
製材所:これも有効な伐採所があるなら。序盤の工業化には向いてる。とりあえずこれ一個建てておけば、「わが国は一次産業に頼りすぎている!」と不平ばかり言う資本主義者どもをだまらせておくことはできる。そういう意味では選挙対策にもなりうるか。
ラム酒の蒸留所:前述の通り。サトウキビが豊作なら最強の工場。超豊作だった年に、この工場だけで5万ドル弱の収入をたたき出したこともあるが、サトウキビが全く入ってこなければ1万ドル超の赤字を出したこともある。
Posted by dg_law at 12:00│Comments(2)│
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この記事へのコメント
コーヒーは食用になりませんよ。
あと面積あたりの食糧生産量はパパイヤ>バナナ>トウモロコシなので、
人口が増えてくるとトウモロコシだけでは土地不足になりがちです。
あと面積あたりの食糧生産量はパパイヤ>バナナ>トウモロコシなので、
人口が増えてくるとトウモロコシだけでは土地不足になりがちです。
Posted by 売人 at 2010年01月05日 00:03
マジすか。うちのトロピコ国民はログにしょっちゅう「バリボリ」とか言ってやがるんですが。ちくしょう、だまされたぜ。
パパイヤやバナナってトウモロコシよりも面積当たりは優秀なんですね。
トウモロコシ……お前って奴は……
そういえば最近トロピコも起動してないなぁ。
卒論出したらまたやろう。
パパイヤやバナナってトウモロコシよりも面積当たりは優秀なんですね。
トウモロコシ……お前って奴は……
そういえば最近トロピコも起動してないなぁ。
卒論出したらまたやろう。
Posted by DG-Law at 2010年01月05日 00:46