2009年10月02日
姫路とはまた意外な場所にあるもので
文化村のベルギー象徴主義展に行ってきた。今回の展示は全て姫路市美術館から持ってきたものだそうだ。こう言っちゃなんだが、その時点で大して期待もしてなかったし、実際その通りだった。一市立美術館でよくこれだけ持ってるなとは、素直に思える。何の気なしに入った地方の美術館でこれだけそろっていたらさぞ驚くことだろう。しかし、いざ文化村に持ってこられると、どうしても今までの企画展と比較してしまい、見劣りがする。
来ていたのが企画名に恥じない作品ではあって、フェルナン・クノップフ、フェリシアン・ロップス、アンソール、マグリット、デルヴォーがその大半を占めた約150点である。ただし、そのほとんどが小品もしくは習作に近い状態のものであったが。(もっとも、アンソールの場合は習作と完成作の区別が全くつかないのではあるが)。一応、このメンバーの中だったらマグリットのデペイズマン万歳な作品が一番好きだ。そういえば、最も有名なアレではないが、逆人魚がいる作品も来ていた。うむ、きめぇ。
一番良かったのは、レオン・フレデリックの《春の寓意》。しかし、この自然主義的で明るい色彩は象徴主義らしくはない。なお、レオン・フレデリックは幼児性愛の傾向があったそうで、キャプションでは性別が断定されていなかったはずだが、絵を見た瞬間に「ああ、この人はショタの側が強かったんだろうな」と思ってしまった。なんとも言えない話である。
来ていたのが企画名に恥じない作品ではあって、フェルナン・クノップフ、フェリシアン・ロップス、アンソール、マグリット、デルヴォーがその大半を占めた約150点である。ただし、そのほとんどが小品もしくは習作に近い状態のものであったが。(もっとも、アンソールの場合は習作と完成作の区別が全くつかないのではあるが)。一応、このメンバーの中だったらマグリットのデペイズマン万歳な作品が一番好きだ。そういえば、最も有名なアレではないが、逆人魚がいる作品も来ていた。うむ、きめぇ。
一番良かったのは、レオン・フレデリックの《春の寓意》。しかし、この自然主義的で明るい色彩は象徴主義らしくはない。なお、レオン・フレデリックは幼児性愛の傾向があったそうで、キャプションでは性別が断定されていなかったはずだが、絵を見た瞬間に「ああ、この人はショタの側が強かったんだろうな」と思ってしまった。なんとも言えない話である。
Posted by dg_law at 19:32│Comments(0)│