2009年11月13日

四国旅行記 三日目 高知〜宇和島〜岡山〜東京

この日も7時頃に起床し、ホテルの朝飯を食べてから高知駅へ。昨晩を思い出して思わず鰹を買いそうになったが、一人暮らしで誰が調理するんだよということで思いとどまった。高知駅から土予線で宇和島へ。ずっと変わり映えのしない風景で、昨晩ホテルが暑すぎてやや寝苦しかったこともあり爆睡。ちなみに、ここの部分だけ鈍行であった。特急が通ってなかったんだから仕方が無い。

11時頃に宇和島着。ここの名物は鯛飯だというのでダッシュで食べに行った。

鯛飯@宇和島










といた卵と醤油に鯛の刺身をぶっこんでよくあわせ、その状態のものを白米にかけて食べる……というのが正式な食べ方だったようだが、あまりにも時間がなかったためご飯と刺身を醤油の中にぶっこんで食べるという暴挙に出てしまった。それでも十分にうまかった。しかし、やはり醤油の味が強くなりすぎてしまった。やはり、正式な食べ方で行くのがベストであろう。

宇和島からは予讃線を通る特急潮風一本で岡山へ。今回とってあった指定席はアンパンマン列車ではなかったものの、一つ前の車両がそうだった。どんだけアンパンマンプッシュだよ四国。三日間だけでかなりの車両数を見た。予讃線はずっと蜜柑畑で最初はおもしろかったものの、こちらも途中からは見慣れた風景に。結論:日本の風景はどこに行っても同じというのは真理。ここまで変わり映えがしないとなるとこの病理は深いな……と思わざるをえない。

17時頃、岡山到着。駅弁の穴子飯を買う。18時やや前の新幹線(またしてもレールスターのコンパートメント)に乗って新大阪へ。行きと同様、新大阪から米原の間だけ在来線を使った。実はこの帰りの新大阪・米原間が、この旅唯一の立ちだったりする。米原で愛知県止まりの連中と別れ、一人再び新幹線へ。あまりの疲労感に「これなら岡山からのぞみで一発で帰ればよかった」とやや後悔しつつ、ひかりに乗ってまたしても爆睡。気付いたら東京であった。最終的に本郷三丁目の我が家に着いたのは23時半頃。参加者の皆様、お疲れ様でした。

来年はどこ行こうねぇ。やっぱり出雲に東方と古代日本史の薀蓄を語りに行く旅か、それとも今まで一度も行ったことがない東北地方に紅葉を求めて足を伸ばすか。ちなみに個人的な話をすると、北海道と沖縄と海外を除いた人生最南端は今回の高知。それ以外は最西端が山口市、最東端&最北端が福島県。このどれかを更新してみてもいい。秋に限定しないなら、大阪の弘川寺は一回行っておかないといけない気がするし、冬の北陸に寒鰤とホタルイカと日本酒と雪だるまの旅にも行きたい。まあ、来年の話は来年にしよう。



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