2009年11月28日
最近買ったもの読んだもの。
・『ゼロの使い魔』17巻
→ アンリエッタを指してロイヤルビッチと名づけた人間は天才。
→ タバサスキーの私めとしては、この展開はけっこう辛い。ようやく、ようやく彼女が幸せをつかんだというのに。
→ 展開としては完全にマンネリだよなぁ。巻数一桁の頃のおもしろさはもう無いかも。
→ いや、だからこそタイガー戦車が出てきたのか?てこ入れ的な意味で。物語的にはルイズもサイトも虚無の担い手として覚醒してしまった感もあるが、「地球なめんなファンタジー」路線はこれからも貫いていってほしいところである。
・つぼみvol.4
→ 鳴子ハナハルの表紙に勝てなかった。
→ 玄鉄絢は特殊な百合を描かせたら天才的である。小学校教諭と小学生というのは全く見ないカップリングでおもしろかった。
→ 関谷あさみはやはり良いものを描くと思う。『YOUR DOG』と同じ寂寥感を覚えた。
→ 秋☆枝せんせーが儚月抄のときよりもだいぶ生き生きしてたのは気のせいではあるまい。
→ 他だと、絵が好きという点では小川ひだり、コダマナオコは評価する。
→ いや、百合で絵は重要な要素ですよ。どうしても形態とか関係性とかストーリーとかで語られがちですが。ヘテロカプでは出せないものを出せるかどうか、は絵の比重も大きい。
→ うめてんてーは漫画もお願いします。
・『続・殺戮のジャンゴ ビジュアルブック』
→ やっと出た、というような。もう出ないかと思ってた。
→ 王道つっぱしるストーリーだなぁとは当時から思ってたけど、こんなにわかりやすいパロディだらけだったんね、というのが一番驚いた。すげぇ、ある意味ほとんどオリジナルの部分が無い。
→ イライザ=卑怯者、ノーバディー=善玉、リリィ=悪玉、という配置。ブロンディ好きの自分だが、彼女は社会の最底辺のあれくれでありながらも高貴さを失わなかったからこそ魅力的に見えたのではないかと思う。彼女はアバズレで虐殺者ではあるけど、イライザやリリィのような信義にもとる行為はほとんどしてない、というのは非常に特徴的である。
→ 対してリリィは見事な悪玉だった。悪役というよりは悪玉なんだろう。憎めない悪い奴でもかっこいい悪い奴でもない。だからこそ彼女はキャラが立ってた。ジャンゴには必要なキャラ。
→ そうしてみると、イライザの卑怯者というのはやや影が薄いかも。彼女の場合『黒のフランコ』を偽っていたのが最大の卑怯ということになるわけだが、それはストーリー上やむをえない事情があったわけでして、仕方ないのではある。
→ もう一つ驚いたのが、当時ジョイが「過去最低の予約の伸び」と嘆いていたのにもかかわらず、結果的に黒字が出ていたそうで。なんだかんだ言って売れてたのかなぁ。中古で買った僕が言える台詞じゃないですが。
→ ビジュアル面では、やはりブロンディ露出狂。そしてあらためて、リリィとアルフィーの絡みのHシーンがなかったのが悔やまれるところである。アルフィーかわいいよアルフィー。
→ アンリエッタを指してロイヤルビッチと名づけた人間は天才。
→ タバサスキーの私めとしては、この展開はけっこう辛い。ようやく、ようやく彼女が幸せをつかんだというのに。
→ 展開としては完全にマンネリだよなぁ。巻数一桁の頃のおもしろさはもう無いかも。
→ いや、だからこそタイガー戦車が出てきたのか?てこ入れ的な意味で。物語的にはルイズもサイトも虚無の担い手として覚醒してしまった感もあるが、「地球なめんなファンタジー」路線はこれからも貫いていってほしいところである。
・つぼみvol.4
→ 鳴子ハナハルの表紙に勝てなかった。
→ 玄鉄絢は特殊な百合を描かせたら天才的である。小学校教諭と小学生というのは全く見ないカップリングでおもしろかった。
→ 関谷あさみはやはり良いものを描くと思う。『YOUR DOG』と同じ寂寥感を覚えた。
→ 秋☆枝せんせーが儚月抄のときよりもだいぶ生き生きしてたのは気のせいではあるまい。
→ 他だと、絵が好きという点では小川ひだり、コダマナオコは評価する。
→ いや、百合で絵は重要な要素ですよ。どうしても形態とか関係性とかストーリーとかで語られがちですが。ヘテロカプでは出せないものを出せるかどうか、は絵の比重も大きい。
→ うめてんてーは漫画もお願いします。
・『続・殺戮のジャンゴ ビジュアルブック』
→ やっと出た、というような。もう出ないかと思ってた。
→ 王道つっぱしるストーリーだなぁとは当時から思ってたけど、こんなにわかりやすいパロディだらけだったんね、というのが一番驚いた。すげぇ、ある意味ほとんどオリジナルの部分が無い。
→ イライザ=卑怯者、ノーバディー=善玉、リリィ=悪玉、という配置。ブロンディ好きの自分だが、彼女は社会の最底辺のあれくれでありながらも高貴さを失わなかったからこそ魅力的に見えたのではないかと思う。彼女はアバズレで虐殺者ではあるけど、イライザやリリィのような信義にもとる行為はほとんどしてない、というのは非常に特徴的である。
→ 対してリリィは見事な悪玉だった。悪役というよりは悪玉なんだろう。憎めない悪い奴でもかっこいい悪い奴でもない。だからこそ彼女はキャラが立ってた。ジャンゴには必要なキャラ。
→ そうしてみると、イライザの卑怯者というのはやや影が薄いかも。彼女の場合『黒のフランコ』を偽っていたのが最大の卑怯ということになるわけだが、それはストーリー上やむをえない事情があったわけでして、仕方ないのではある。
→ もう一つ驚いたのが、当時ジョイが「過去最低の予約の伸び」と嘆いていたのにもかかわらず、結果的に黒字が出ていたそうで。なんだかんだ言って売れてたのかなぁ。中古で買った僕が言える台詞じゃないですが。
→ ビジュアル面では、やはりブロンディ露出狂。そしてあらためて、リリィとアルフィーの絡みのHシーンがなかったのが悔やまれるところである。アルフィーかわいいよアルフィー。
Posted by dg_law at 19:52│Comments(2)│
この記事へのトラックバックURL
この記事へのコメント
そういえばジャンゴをやっていなかった。
ファントムにも随所にフィルムノワールのオマージュ、パロディありましたし
映画をよく観て勉強してる人なんでしょうね。
つぼみはクロガネ先生分で確保してたんですが、
儚月抄(読みました。感想はdg_lawさんや大半の人と同じ)の人が描いてることに気付いて読んでみました。
あ〜本当はこういう話が描きたかったんだな〜と納得したり。
もともと甘甘のレイマリ本なんかが評価されてる人なんですよね。
ファントムにも随所にフィルムノワールのオマージュ、パロディありましたし
映画をよく観て勉強してる人なんでしょうね。
つぼみはクロガネ先生分で確保してたんですが、
儚月抄(読みました。感想はdg_lawさんや大半の人と同じ)の人が描いてることに気付いて読んでみました。
あ〜本当はこういう話が描きたかったんだな〜と納得したり。
もともと甘甘のレイマリ本なんかが評価されてる人なんですよね。
Posted by toppoi at 2009年12月02日 16:24
『ジャンゴ』おもしろいですよ。虚淵の最高傑作は『沙耶』かこれかってくらい。
toppoiさんならおもしろさがわかると思います。そんなに長くないですしね。
儚月抄読んじゃいましたかw
あれはあれでストーリーを無視して日本神話的な切り口から見るとそれはそれでおもしろかったりするんですが(八雲紫は完全にスサノオ役だとか)、いかんせんストーリーがアレすぎて擁護しきれないんですよねぇ。
ちなみに単行本はかなり加筆修正されていて、雑誌掲載時はけっこうひどかったりします。(「餅スパーク」でぐぐるといろいろ楽しい)
秋☆枝さんは魔理沙周囲で甘甘な本書いてればいいと思いますよ。
そういえば、比較的珍しいパチェアリの同人誌が出たときはけっこう話題になりましたね(「プラスチックハート」ってタイトル)。
確かに、あれ以来パチェアリが増えたような。あのカップリングも好きなので個人的には嬉しいですが。
toppoiさんならおもしろさがわかると思います。そんなに長くないですしね。
儚月抄読んじゃいましたかw
あれはあれでストーリーを無視して日本神話的な切り口から見るとそれはそれでおもしろかったりするんですが(八雲紫は完全にスサノオ役だとか)、いかんせんストーリーがアレすぎて擁護しきれないんですよねぇ。
ちなみに単行本はかなり加筆修正されていて、雑誌掲載時はけっこうひどかったりします。(「餅スパーク」でぐぐるといろいろ楽しい)
秋☆枝さんは魔理沙周囲で甘甘な本書いてればいいと思いますよ。
そういえば、比較的珍しいパチェアリの同人誌が出たときはけっこう話題になりましたね(「プラスチックハート」ってタイトル)。
確かに、あれ以来パチェアリが増えたような。あのカップリングも好きなので個人的には嬉しいですが。
Posted by DG-Law at 2009年12月03日 01:40