2010年02月12日

『涼宮ハルヒの消失』

昨日、友人と『涼宮ハルヒの消失』を見にいってきた。実はこの間『なのは』を見に行こうとして全時間帯満席という憂き目に遭い、仕方なく急遽カラオケ大会と飲み会となった。今回はその友人が「今回は予約取った」と連絡をとってきたので、ありがたく乗ることにした。今回も案の定一般席はとっくの昔に埋まっていた。というか、1420で見たんだが、すでにその日一日全部埋まってた。空いた状態で見れるのはまだ大分先のよう。ちなみに、Fateもなのはもまだまだ満席状態が続く。

感想は月並だが、非常に良かった。作画は気合入ってたがいつもの京アニという感じは残している。まあ、ちょっと特殊効果多めだったかなとは思う。ストーリーは原作まんま。あまりにも読んだのが昔すぎていまひとつ覚えてないんだけど、一応細部は変わってはいるらしい。演出的な意味ではバリバリ変わってるが。映像付、声優付だからこそできる感じの実験はたくさん詰め込んである。この辺のチャレンジ精神は失っていない感じ。ちょっとやりすぎて、エンドレスエイトは大変なことになってたけど、そういう意味では映画はさすがに無難な感じではある。声がついたという点では、(ネタバレ)やはりキョンの「ユキ……」が屈指の名台詞。抑揚がこれ以上ないくらいベストで、雪なのか有希なのかぎりぎりわからない。(ネタバレ終わり)

他にもいろいろ言いたいことはあるが、やっぱり長門はかわいかった。消失長門ではなく、長門でなければならない。もちろん消失長門も嫌いじゃないし大好きだ。しかし、動く消失長門を見た今だからこそいえる。宇宙人な彼女のほうが、私にはより魅力的に見える。ハルヒとは対極の万能なる神であり、でもキョンだけは届かない。そんなベタだけど、悲恋だけど、無口にがんばる彼女にやはり惹かれるのです。いいから俺のところに嫁に来い。

とりあえず、見に行く価値は確実にあるということは言っておきたい。で、テレビの三期はやるの?



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