2011年07月11日

だがパリヤさんはかわいい。

・文化村に行ったときに渋谷でマック赤坂の本物を初めて見た。選挙期間以外もこの人ちゃんと活動してるんだなと思った。

・『乙嫁語り』3巻。twitterでパリヤさん可愛いよパリヤさんと思わずつぶやいてしまったが,タラスさんがかわいいのも自明である。
→ 一方,本巻で描かれたのは遊牧民の社会と19世紀欧米人の感覚の違いで,こうして見ると近代社会を指して「家父長制が強くなった時代」と一方的に断定するのも問題だなと再確認する次第である。無論この物語はフィクションであり完璧に忠実というわけではないにせよ,実際にこういうすれ違いはありえただろう。結婚の話以外にも,ヴェールをぬいだところを垣間見られたタラスさんが超恥ずかしがる様子とか。宴会の様子だとか。料理は超うまそう。(参考:森薫先生本人が作っちゃった。
→ もう一つ今回判明したこととして,本作の舞台がソグディアナやマーワラーアンナフル,現代で言えばウズベキスタンにあたる場所であったこと。もう少し西のほうの,カフカス山脈のあたりかと思っていた。そりゃ時代的にもろロシアの侵略最中ですわな……


・Bitchの為にカネは鳴る−佐倉杏子の系譜−(凍てつくが如く、哀槌を鍛つ)
→ 身内びいきを差し引いても,これは優れた論評である。
→ ウロビッチという造語は,語呂の良さに惹かれてつけられ,「お前ビッチと言いたいだけだろ」と本人がセルフツッコミしている通り。適語と言えるかは微妙だが,論旨自体は的を射ている。「傷ついた聖女」は,間違いなく虚淵作品を貫く通奏低音であろう。
→ まあ「なんだよぶっさんも結局キリスト教がネタの源泉なのかよ」と思うかどうかは個人差があるところで。個人的にもあまり気にならないのだけれど,一方キリスト教ネタはかぶりやすいので,案の定まどマギのときも相当煽られていたから,虚淵もそろそろもう一捻り必要なのかなとは思った。


・ゲームのレビューについて去年学んだことのメモ(dldou)
→ 「反応を気にしてたら何も書けなくならから吹っ切れよう」と読み取るかは自由なところで。
→ 一部除けばおおよそ同意できる内容。肝心なことは好き・嫌いな理由,評価している・していない理由をきちんと語れることで,それを読んで納得出来るか否かは読む側の問題かなと。
→ 同意できないのはアイドル批判でも別にいいじゃないかと思うし,「自分には合わなかった」でも理由を説明できれば別にいいんじゃないかとか。
→ なお,一番同意するのは「書けば書くほど矛盾する。」という点で。人間は時間経過すると意見が変わる生き物であり,そうでなくとも内側に矛盾した理屈を秘めているものなので,レビューも論理的にはいかないものなのです。ただ,自分で気づいた分には「この点は矛盾してるけど,矛盾しているのにも自分の中で理屈があって」と語れる限りは語っておきたい。


・陸前高田市の中学校で、やけくそとしか思えない運動会が開催される(暇人速報)
→ タイトルが秀逸。
→ 「生きるって行為は無駄なんだよ でもそれが楽しいから生きてるんだと思う」っていうコメントはけっこう大事で,いやほんともうその通りなんじゃないかと。