2012年06月03日

言うても言語にそんなに関心がない

・「魔法先生ネギま!」よ永遠に(未来私考)
→ 『ネギま!』考。僕の読みは実は逆で,魔法世界編はまさに「熱的死」だったのではないかと。ネギの成長は急激すぎ,クラスメイト達の成長は描写不足だった。それを挽回すべき魔法世界編後はまさに「熱」が足りず続かなかった。
→ 気合いがあれば,後から1記事立てて書くつもり。


・日本エスペラント学会が想像以上にヨーロッパ中心主義を標榜している件について(Danas je lep dan.)
→ コメント欄まで読んだ上で,この記事(Mukkeさん)に同意する。それなら,少なくとも現状は,文化的覇権とその問題点を認めた上で,英語が世界的リンガ・フランカでかまわないと思う。私の中にある「印欧語とそれ以外の中国語や日本語などの主要言語を混ぜる,ないしどの言語にも似ても似つかない形で創造された,過半数の人類にとって完全に公平中立な言語」は現実的に可能なのかという疑問は,コメント欄を読んでもなんら解消されなかった。
→ もう一つ,いかに公平中立であろうとも,かなりの割合の人類にとっては「厄介で勉強しづらい外国語」が一つ増えるだけではないかという疑問がつきまとう。誰からも遠いということは勉強しづらいことこの上ないし,文化的に無味無臭な言語は非常に覚えるのに苦労すると思う。これは現状のエスペラントでも同じだとは思うが。結局中立公平って使いづらい・覚えにくいの言い換えにすぎないのではないか。不規則変化が無いなどは,人工言語のほうが勉強しやすい点にはなるのだろうが,メリットとデメリットの割合が不明瞭である。
→ ついでに言えば,言語的差異がそのまま社会的格差につながってしまう問題については,個別に対処すべきであり,そもそもそれって「上から公平中立な言語を降らして」解決するものなの?という疑問を呈しておきたい。


・男でも女でもない「中性」容認の波紋(ニューズウィーク日本版)
→ ある種似たような言語の問題として。英語だと隠れに隠れてるのであまり気にならないが,男性・女性・中性とあるのが印欧語の特徴である。この場合,セクシャルマイノリティの名称どうするの?という。
→ ひとまず使われている人称代名詞としてはzie-zir-zir-zirsもしくはzie-zes-zem-zesがある模様。しかし,どちらもhをzに変えただけで実質的に解決している気はしないんだよなぁ。あとこの格変化,ドイツ語に似ていて,英語も一応ゲルマン諸語ってことか,と思った。


・旧幕府と軍事技術に対してのペリー来航の衝撃(Togetter)
→ 江戸時代は物流が発達していたがゆえに都市経済が発展し,特に江戸は海運による食糧供給に依存していた,ということを知っていると黒船到来の衝撃が理解できる。リアルシーレーンの危機。この辺はもっと高校日本史で強調したほうがいいよなぁ,と確かに思った。だからこそ江戸後期には海防論がいろいろと浮上していたわけだが,今ひとつ身動き取れないまま幕末へ。


・表面的愛国心に拘る狭量 〜国旗・国歌の問題に寄せて〜(Consideration of the history)
→ 右派からの日の丸・君が代強制反対論。ほぼ全面的に賛同する理路である。1.強制では愛国心は芽生えない 2.儀礼的意味合いだからこそ起立指示は合憲なのであって,思想信条の踏み絵に使うは違憲 という司法の判断 3はちょっとおいといて,4.最高裁判決にも強制を抑制する補足意見がある。
→ 言うまでもなく私自身右派なので,今の国旗国歌には愛着もあれば改廃すべきではない,と考えている。しかし,このブログ上では重ねて言っているが,生徒はともかく教師への過度な強制は反対だし,生徒にも「(民族)教育の範疇」で,義務教育の範疇でなされるべきであろう。
→ それはそうとして,他の方から指摘が入っている通り,ところどころに入る「ある種の左派」への揶揄がおもしろい。まあ,強制に反発する理路が全く違うのだから当然なのだが。