2012年10月23日

まどマギ劇場版と今期のアニメ

・まどマギ劇場版。前後編を,昼ごはんを挟んで一日で見た。基本的には総集編でしかないので,あまり新たな感想というものはない。その中でまあ2つほど。以下ネタバレ注意。
→ TVアニメ版,BD版と同じシーンを見るのは3回目で,漫画版に脚本本も含めれば都合5回も同じシーンを味わっているはずなのだが,やっぱり9,10,12話は涙腺破壊ポイントなわけでして。何度見ても耐えがたい。三箇所ともこっそり泣きかけたのだけど同行友人は気づかなかったか気づかなかったふりか。
→ 前編は1〜8話,後編が9〜12話。なので,前編はカットが多め,後編は逆に追加がある。前編は丸々カットされたシーンもあったが,基本的には話のペース自体が巻き気味で,会話の間も微妙に狭くなっていた。TVアニメ版が頭にあるとちょっと違和感があるかもしれない。そんな前編は要するにさやかの魔女化まで進むわけだが,4〜8話まで一気に駆け抜けるためにジェットコースター感がTVアニメ版よりも強い。逆に後編はほとんどTVアニメ版そのままで,追加された部分もさして重要ではないものであった。その意味では,劇場版としての見所は前編のほうがあるのかもしれない。
→ 後編の最後に,三作目の予告。改変後の世界の話。とても気になる引きではあったのだけど,うかつなことは言えない感じ。期待して待ちましょう。


・今期のアニメの1話の感想。
→ 中二病でも恋がしたい。中二病というよりは邪気眼だよね,と言うべきなのだが作中の言葉自体が邪王真眼なのであった。ここで中二病定義論争をしてもしょうがないので黙っておく。1話の痛々しさは割と好感触で,六花もかわいいので良かった。2話まで見たが,先がどう進んでいくのかさっぱり読めない。とりあえず視聴継続で,それほど期待値が高いわけではないが多分最後まで見ると思う。
→ さくら荘のペットな彼女。設定はまずまずおもしろそう。1話はあまり期待してなかった割りにはおもしろかった。ダメなヒロインはよく見るものの,"要介護系ヒロイン"レベルまで来ると確かに新鮮かもしれない。ニコニコで見れる気軽さは強みで,意外と切らずに見続けるかもしれないが,凡百のハーレムものになりそうな雰囲気もあってちょっと怖い。
→ リトバス。まあこれはよほどのことがない限り最後まで見るだろう。2話まで見たけど,どうも個別ルートは一本道に再編成し,鈴ルートを基本につまみ食いしていく感じらしい。確かにあの個別ルートをだらだらとやってもしょうがないし,世界についての細かい説明もめんどくさそうなので,これでいいのだと思う。
→ サイコパス。2話まで見たところ,まどマギの手前素直に褒めるのはやや悔しいが,おもしろい。設定もストーリーもベタこの上ないのだが,どちらかというとまどマギが例外的で(だからこそあれはカルテット作品ではある),こちらの「どっかで見たことあるけどおもしろい」というほうが虚淵らしい。期待して見ることにしたい。
→ ロボティクス・ノーツ。2話まで見たけど,正直に言って微妙。主人公がああいうやる気に欠ける感じなので,動き出せば違うのだろうけどそこまで耐えられるかどうか。前評判では綯さんが出てきたところくらいまでは我慢という話も聞くので,そこまではがんばりたい……けど無理かもしれん。


・淫蟲猟域クリア。エロゲレビューとして単体で投稿するほどの感想もないので,日記の一部として。エロとしては快楽堕ち,痛めつけて殺すの2パターンで,無論のことながら全部触手。ストーリーはHシーンを除くと極めて短いが,HPに書いてある設定と,ライターが和泉万夜,登場人物に夢美がいる,という時点で大体想像のつく感じ。
→ (『EXTRAVAGANZA』ネタバレ注意)久しぶりに会った蟲クンはやっぱりかっこよかった。ただ,右腕に合体したエンドだと,蟲クン死んでない?ファンサービスだから気にしないほうが良いとは思うけど。

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