2013年07月04日
大洗巡礼記
6/22（土）にGIRLS und PANZERの聖地巡礼ということで大洗まで行ってきた。このタイミングになったのは，キャラクターパネル５４体の街中かくれんぼがいつまでやっているかわからなかったからなるべく早く行っておきたかった，というのと，新たに戦車パネルが４５体追加されて初の週末だったからというのがある。実は6/22が武部沙織誕生日というのは到着してから気がついた。ファン失格この上ない失態だが，奇跡的な幸運をつかんだということにしておきたい。しいて言えば誕生日イベントは午前中から昼頃だったらしく，到着１３時半頃だった我々はそれを逃してしまった。
先に大雑把な感想を述べておくと，先行するレポート群にもあるように住民の理解が深く積極的であり，大変居心地がよく感じた。これなら商店街にお金を落としていこうという気にもなるし，うまいことそういうふうに売るものが設置してあると思う。そもそもアニメの企画自体が町興し的に始まったこともあって，既存の大洗の名物を活かしているのも好印象だった。難点を一つだけ言うと，やっぱり遠い。東京からならともかく，他の地方からでは苦しい距離である。今回１３時半到着になったのは，相方の頬付君（@hoozuki）の移動距離的にこれが割と限界だったからだ。今回，割りと駆け足でがんばったがそれでも予定していたミッションの半分くらいしかこなせなかったので，次行くなら泊まりを考慮したほうがいいかもしれない（もう一回行くこと自体は確定）。
以下，写真多数につき重め。なお，大洗町の「ガールズ＆パンツァー」特設サイトから，街なかかくれんぼの地図をダウンロードして見ながら読むと理解しやすい模様。
先に大雑把な感想を述べておくと，先行するレポート群にもあるように住民の理解が深く積極的であり，大変居心地がよく感じた。これなら商店街にお金を落としていこうという気にもなるし，うまいことそういうふうに売るものが設置してあると思う。そもそもアニメの企画自体が町興し的に始まったこともあって，既存の大洗の名物を活かしているのも好印象だった。難点を一つだけ言うと，やっぱり遠い。東京からならともかく，他の地方からでは苦しい距離である。今回１３時半到着になったのは，相方の頬付君（@hoozuki）の移動距離的にこれが割と限界だったからだ。今回，割りと駆け足でがんばったがそれでも予定していたミッションの半分くらいしかこなせなかったので，次行くなら泊まりを考慮したほうがいいかもしれない（もう一回行くこと自体は確定）。
以下，写真多数につき重め。なお，大洗町の「ガールズ＆パンツァー」特設サイトから，街なかかくれんぼの地図をダウンロードして見ながら読むと理解しやすい模様。
到着していきなりこれ，というのはなかなかインパクトがある。訪れる人も，まずはここで１枚という様子。この他にも，駅の構内からしてガルパンで埋め尽くされていた。写真を撮っていないが，駅を出ると作中でも見たイルカの像があり，なおのこと来たんだなという感慨が強くなる。
駅構内。ここでようやく誕生日を知る。さおりんほんとにごめんね。
記念すべき一人目はおりょうさんであった。しかし，これ本来の配置とは違う場所である。ちょっとずつずらしているのか，この日だけの限定か。元いた場所にも後で行ったがこちらへの誘導はなく，知らなければこの日の街中かくれんぼコンプに大きな支障をきたしていたと思われる。
エルヴィンのいた和泉屋米穀店は店内猫だらけでいきなり和む。ここではあんみつと干し芋が売っていた。あんみつにも惹かれたが昼飯を考えて干し芋を選択。道中で食べたがとても美味しかった。私が干し芋好きすぎるというのはあるが。なお結局昼飯は食べず，道中の買い食いでお腹を満たしていくことになった。買い食いポイントが多いので，行く人はそれくらいの心構えのほうがいいかも。エルヴィンはあんこうチームを除くと一番好きなキャラで，秋山殿との名コンビはもっと見たい。というか歴女チームが全員かわいすぎる。
戦車についてはこんな感じで展示されている。ここでは写真右側にあるように「大洗女子学園学食」として海鮮定食が食べられる。が，今回はここで食べずにもう少し先で食べようということにした（が結局昼飯自体取らなかった）。戦車のパネルは現時点でHPに地図が無く，大洗駅の構内にはこっそり貼ってあるという状態である。その地図の写真も撮ってきたが，公式に従って貼らないでおく。大雑把に言えば，このティーガーのあるあたりまではキャラパネルと混在しているが，ここからキャラパネルが海に向かって設置してあるのに対し，戦車は陸に向かって設置してあるので正反対である。それもあって，今回は戦車パネルのコンプは諦めた。
酒井屋にいる麻子のおばあ。手作りおはぎを売っている。キャラパネルのナンバリング２番めということもあり，おはぎの知名度は高い。このおはぎがまたうまかったのだが，我が家で作ってるおはぎとちょっと違った。こちらはお米がしっかりしたご飯で，あんこを取れば普通に「ご飯」として機能しそうである。我が家のおはぎは，うるち米ではあるにせよ餅状につぶしてしまってからあんこやきな粉をつけるのだが，どっちのほうがメジャーでスタンダードなのか。
巡礼チェックポイントその１，お好み焼き屋の「道」。この写真ではわかりづらいが，パネルの周辺に多くの公式イラスト・ファンアートが展示してあり，人も常にたむろっている感じである。笑ったのは「兎」のパロディ。ガルパンと麻雀フュージョンさせたらただでさえ某作品になりかねないというのに，兎が混ざった日にはカオスである。また，ここに限ったことではないが，声優さんが何人か訪れているらしく，パネルや周囲にそれぞれの声優がサインしたものがある。一年生組（うさぎさんチーム）は特にサインが多かった気がした。おはぎを食べていたのでスルーしたが，ここではやきそばが４００円で販売中。中で普通にお好み焼きを食べてもよい。
チェックポイントその２，丸山荘……もとい大諌荘。かくれんぼ地図が無かった時代の最大の難所だそうだが，そりゃこれは見つからないよなと。本筋の商店街から少し離れている上に，看板も見つけづらく，看板から玄関も遠い。写真を見ての通り，その玄関も，これだけ見ると少し大きな普通の家にしか見えない。丸山紗希のキャラを考えてここに配置したのは絶妙である。後から知ったのだが，この日は満室だった模様。
あんこうチーム登場。ここは「たかはし」というお店で，みつだんごを売っている。さすがに買い食いが辛いものだったのでその場で食べたが，このみつだんごは絶品であった。聖地巡礼の際はぜひ食べていくようお勧めしたい。みつだんごの写真も撮ったのだが，同行頬付君が「室内で写真撮るならこれくらいしないと」とか言いながら，一眼レフで大人げない写真を撮ってくれたので，そっちを載せておく。
実際，言うだけあってうまそうに撮れている。本人も言っていたが，巡礼者がだいたい一眼レフのデジカメをぶら下げていて，やる気のないデジカメ勢の私が浮いているような状況である。今時舞台探訪したかったら装備くらい整えろ，ということなのか。
チェックポイントその３にして，聖地中の聖地と称される，肴屋本店。練習試合でマチルダが突っ込んで大破した旅館である。この店によらず，商店街のいくつかの店には「戦車道保険」の張り紙が貼ってあって笑った。ここにはつっこんだ場面を再現したジオラマも設置してあり，一見の価値がある。本来は田尻さん……もとい，ダージリンのいるところだが，今日は誕生日ということでさおりんもいた。もう一人並んでるのは設定だけある知波単学園の隊長さん。常に人がたむろっており，さすがは中心地といったところ。今日は家族連れで来ていた人が一服していたり（小さい娘さんがガルパントークをしていたが英才教育すぎるだろう），戦車のラジコンを動かしている人がいたりした。
ガラスが光ってわかりにくいが，左衛門佐のパネルには真田神社のお守りがくっついている。江口又新堂さんが直接買ってきたのかファンの差し入れかは知らないが，心憎い演出。左衛門佐が他３人に比べて元ネタがわかりにくいだけに。彼女で番号２６，おおよその折り返しであるが，この時点で１６時。我々は２時間以上かけており，日が落ちるまでにコンプが怪しくなってきたので，この辺から少し急ぎ気味に。
チェックポイントその４，大串屋商店。この日の主役，武部沙織のパネル展示場所である。ここでは「さおりん手作り肉じゃが」が売られていたので，食した。ここも店内にいろいろと展示があるので，ゆっくり眺めながら食べるといいだろう。この後，交差点挟んで向かいの，アッサムのパネルがある国井屋でもアッサムティーを飲んだ。そのとき，そこの店長さんと少し話をしたのだが，その店長さんが「あそこのおばちゃんは沙織さんとは似ても似つかないけどね，そこは想像力で補って食べてください」とか言っていたことをここで暴露しておく。大丈夫だ，我々想像力には自信があるぜ。にしてもお茶目な店長さんで，始まった時点では皆半信半疑で（そりゃそうだろう），パネルも企画が始まった時には３０体くらいしか希望がなかった，なんて裏話もしてくれた。今となっては９９体もあるわけだが，要するに後追いで置かせてほしい，という店舗が増えてきたのであろう。
チェックポイントその５，月の井酒造。店の裏では酒蔵があり，地酒が作られている。撃破率１２０％は買ったが，頬付君の家に郵送にしてしまったので今は飲む手段がない。重くてそうしてしまったが，今考えるとがんばって持って帰ればよかったと少し後悔している。その場でも試飲で飲んだが（電車で来たかいがあった），淡麗ながら辛すぎず，飲みやすい。周囲には魚屋が多く，つまみの調達は容易。はっきり言って今すぐ一杯やれてしまう感じである。ここも常連さんらしき人たちがたむろっていた。隣接地では武部沙織誕生パーティーが催されていたらしいが，時間帯的には終わっていたか。
さて，これが痛恨のミスであった。この時点で１７時４０分，時間帯的に危ないなーとは思っていたのだが，ノンナさんのいるお店が見事に閉店。これにてコンプは次回に持越しとなった。いずれにせよ戦車のほうのコンプは諦めていたので，もう一回行くことは決まっていたのだけれど。キャラのほうは今回コンプしておきたかった。よりによってノンナ……
そうこうして，ラストのパネル。シーサイドホテルの西住みほ。コンプ失敗で気が緩んだのと，ホテルなら閉店はないという安心感からか寄り道をしまくったので，この時点で１８時半。日は落ちきっていないが，ものすごい勢いで霧が出始めたので辺りは割りと暗かった。ここまでの行程で約７時間。歩きづめでさすがに疲労困憊であった。正直ホテルに泊まっていく考えも頭をよぎったが，翌日予定があったので，頬付君と相談して帰宅する方向に。
寄り道その１，大洗海岸。ものすごくいいところ。右は頬付カメラによる……さすがに画質の違いが明白だなぁというのは置いといて，点々とする岩礁がとても良い味を出していて，複雑な波を生み出している。こうなると霧は邪魔者ではなく，逆に幽玄さをかもしだす重要な役割を果たした。
寄り道その２，磯前神社。祀られているのは大国主と少彦名である。創建は文徳天皇の代（西暦８５０年頃）のことなので相当に古い。このとんでもなく巨大な鳥居に比して，社殿はこじんまりしていた。神主さんとも少し話した。絵馬がすごいことになっていることについては特に気にしていないらしい。社殿は，実は震災のダメージが大きく，屋根と建物の隙間から日が差してしまうこともあるのだとか。聖地巡礼の際には，絵馬奉納だけではなく少し多めに賽銭を入れるようにしたい。
最後に夕飯の海鮮定食を食べて帰った。本当はあんこう鍋が食べたかったが当然時期外れである。戦車パネル以外にも，あんこう鍋を食べに来る用事もできてしまったから，あと２回は行くことになりそう。
Posted by dg_law at 12:00│Comments(0)│
