2013年08月30日

夏コミ同人誌レビュー(1)

twitterで「夏コミ終わって三週間経ちつつあるけど需要ありますか(震え声)」とつぶやいたところ,意外と好意的な反応がいくつか返ってきたので,試験的に。自分でも気になったので,全部で何冊あるか数えて分類してみたが,適当カウントである。コピ本はノーカン,既刊込。かっこ内の数字はR-18。

東方:29(11) ※評論2冊
アイマス・モバマス:20(9) ※聖地巡礼2冊,評論1冊 
咲:10(1) ※評論2冊
ガルパン:6(0) ※戦車読本2冊
その他版権:6(1)
オリジナルイラスト:9(1)
オリジナル漫画:11(4)
その他評論:4
同人ゲー:1 ※World End Economica Ep.3,これは後日別個に

というわけで,全部で90冊くらいあるのでとてもじゃないが全冊は無理(コピ本やグッズを分解すると100を超えると思う)なので,まあ3冊に1冊くらいのペースで。なるべく何か実のあることを書いたつもりだが,それでも感想が浮かばなかった本については「かわいい」「きれい」「エロい」(小並感)で終わっているので,ご容赦いただきたい。サークル名はチェックリスト(http://blog.livedoor.jp/dg_law/archives/52144711.html)からのコピペ。

一旦力尽きたので(1)で区切ったが,(2)も割と早めに書くと思います。


咲関連
近代麻雀漫画生活 http://blog.livedoor.jp/inoken_the_world/
・『咲-Saki-最強考察2』:まずは何はなくともこれでしょう。咲の闘牌を非常に細かく考察している同人誌。1も合わせて,これを読んで「咲の闘牌描写は適当」なんて口が裂けても言えなくなると思う。
→ 一番同意したのはp.28,二回戦大将戦後半について「このあたりの、(末原先輩以外の)3人が能力をフルに使い合いながらもそれらを受け止めきって咲さんが勝つという展開は本当に素晴らしいですね」という部分。本当にそうですよ。あまりの美しさに自分内咲評価が1ランク上がったのがこの試合だったり。
→ ところで,p.20の塞と初っちゃんについての考察には,「やっぱり遡及的過去形成か,予定説のどちらかを適用すれば解決するんじゃない?」とはつっこんでおきたい(まだ言ってる)

妥当麻雀界 http://datoumajan.blog.fc2.com/
・『麻雀TODAY No.2咲阿知賀編』:ここも咲の闘牌考察だが,「阿知賀編」を扱っている。また,現代的な麻雀の「鳴き・リーチの判断基準」に照らし合わせて,各人の判断がどうだったかという点に大きく焦点が当たった考察になっている。↑のいのけんさんのほうは「麻雀漫画としての見方」が強いので,好対照になっているのではないかと。
→ こうして見ると阿知賀編はすばら先輩や亦野の鳴きがひどくておもしろい。これは新鮮な見方だった。あと,フナQの大嘘はこの本で初めて気づいた。なるほど,なにがピン不イーペーコー狙いだ(p.38)。
→ 私事で恐縮だが,読んでて思うのは,私の打ち筋はあらたそ張りに古いのだなぁと。言い訳させてもらうと,私の麻雀の基盤である家族麻雀が「ナシナシ」で,鳴き仕掛けは即決め打ちを意味する環境で育ったので,アリアリの環境でも,どうしても食って仕掛けるのはとまどう。副将戦あらたそのリーチが安易すぎると指摘されているが,あれは私もリーチしちゃう場面やわ……(反省)

かんむりとかげ http://blog.livedoor.jp/kanmuritokage/
・『白望山のふもとで・完』:シロ塞本。何を書いてもネタバレになりそうなので内容への言及は避けるが,シロのキャラをうまいこと使った話だった。あとがきにあるような方向性の漫画も読みたいな。あとはイラスト本とか。
→ ところで,会場では割りと楽勝で買えたが,後から聞くにメロブでは戦争だったようで。こういうのがあるから安易に「ショップで買えばいいから,コミケ会場まで行かなくていいんじゃね」ができないんだよなぁ(無論,サークルの方々をdisる意図は全くない)。

梅の実画報 http://www4.osk.3web.ne.jp/~umekiti/
・『だいすき!』:割りと追ってる梅の実画報ですが,咲で再会するとは思わなかった,と去年思ったものだ。自分の中では東方の人というイメージが強い。で,今回はアコシズでド直球な百合。戸惑う穏乃がとてもとても良かった。
→ コピ本のかじゅモモも良かった。先輩後輩の呼び方は卒業したらどうするの?というのは高校を扱う以上ついてくる問題だわなぁ。現実だとわりと「卒業してもそのまま」というパターンが。

海鮮帝国 http://kaisenteikoku.fem.jp/
・『合同合宿!』:シズ淡おいしかったです。


ガルパン
SEQMED http://www.seqmed.com/
・『GREEN METHOD』:とりあえず絵が超かわいかったので衝動買いした。内容はBD特典のスクール・ウォーにあった,あんこうチームが露天風呂に入りに行く話。中心はまこさお。まあ,沙織さんは重いよね……

舞子海岸迄五分 http://maikokaigan.sakura.ne.jp/
・『それは兵站上の問題だ!』:ここも他ジャンルで買っていて,ガルパンで再会。4コマ漫画。ネタがマニアックでおもしろい(フンデミーネとか)。ところで,車体に子猫ネタは左衛門佐が言うよりカエサルが言った方がそれっぽいのでは(エジプトへの物理的な近さ的に)。


その他版権
あなたを、廃人です。 http://haijindeath.com/
・『俺たちが火力発電所だ!』:タイトルで落ちてる。中身は言うまでもなく孤独のグルメ本。読んでる間終始笑いっぱなしだったので,ネタさえわかれば確実に買い。
→ 本書に「焼肉麻雀」なる競技が載っており,エクストリーム麻雀クラスタとして「してやられた」という感想を抱いてしまった。これはやらねば(迫真)

VOLUTES http://www.lo-tek.info/
・『T-Spin』:玄鉄絢のサークル,なんというかまともな同人誌出たの久々じゃないか……。今回は中二病から凸森本。キスの事故を思い出させる展開からのいちゃいちゃ,最後に保護者的モリサマーも出てきて,二人の関係が十全に表現されており,なんともたまらん。

北原工房 http://tomo.client.jp/
・『AKARI COMPLETE 総集編+』:ゆるゆり総集編。タイトルにあかりとついてるのに,あかりが主人公な話は1/4しかないという。さすがはあかりである。
→ 「もしかしてあかりが目立てないのって好きな人がいないせい…?」おめでとうあかりちゃん,貴女は世界の真理に気づいた。ここをぶっこんでくるゆるゆりの同人誌は初めて読んだかも。あとゆるゆりがサザエさん時空なのは京子の苗字が「歳納」だからというのも良い目の付け所だと思った。


オリジナル漫画系
パンダが一匹。 http://panda1.kirara.st/
・『噂のビビリとぼっちさん2』:シリーズ2作め。ぼっちな少女と,幽霊のくせに幽霊が怖い先生の物語。とてもいい話が続いているので,今後にも期待したい。1も読んでないと話が意味不明なので,そういう意味では薦めづらいかも。
→ コミズミコ先生,たまにはアイマス(というか千早)に戻ってきてもらえると嬉しいかなぁ。オリジナルに不満はないですが。

Gewalt・近衛衆兵鉄虎第501大隊 http://excel.zuya.jp/
・『枢軸の絆 出張版』:実質コピ本なので迷ったが,紹介しておく。MCあくしずで連載しているものの出張版で,マイナーな枢軸参加勢力を扱う。出張版ではウクライナ・グルジア・コサックの3つ。ウクライナとコサックはまだしも,グルジアは知らないことだらけで新鮮だった。なんでグルジア人がオランダで反乱を起こしてるんだと思ったら,そんな経緯が……本編は読んでないが,単行本になったら買うなぁ。

いでありてーと http://idealitaet.web.fc2.com/
・『ゼウスに誓ってその通りです、ソクラテス。』:大学の後輩のサークル。古代ギリシア哲学者ギャグ本である。ネタがわからないとどうしようもないが,わかればあまりのシュールさに笑えるはずである。委託はしていないが余っているらしいので,冬コミで行けば既刊で買えるんじゃないかと(出展するかどうか自体聞いてないが)。少年愛はデフォ。
→ あ,表紙絵のネタ出しは私です(ドヤァ

NEKO WORKs http://sayorinekoworks.blog.fc2.com/
・『ネコぱら01』:さよりさん久々の同人参加。オリジナルキャラでエロだが,超絶美麗なのでお勧め。今度このオリキャラで同人ゲーが出るらしいので,期待して待っている。冬コミはそれなのかな。
・『NEKO WORKs 03』:こっちはお仕事本。さよりさん,塗り方が二種類あって,柔らかく淡く塗っている時と硬質に見えるよう濃く塗っている時がある。個人的には前者のほうが好きなんだけど,お仕事絵は割りと硬質な方の塗りが多い。特にage関連の仕事は大体硬めで塗っているような。これだけはっきりと塗り方を複数持っていて,使い分けている人も珍しい。

すてうかの小屋 http://ukomone.sakura.ne.jp/
・『Vanilla Yoghurt』:オリジナルキャラでエロ,というすてうかの小屋いつもの同人誌。今回の子はロリ気味で無知シチュ。そういうのが好みならばかなり実用的に使えると思います。
→ このサークルのオリキャラはかなり数が多いので,かなり昔から追ってるけどさすがに混乱してきた。私は長女が一番好きだ。


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