2013年09月10日

東京オリンピック決定とか

・東京五輪決定。
自分があまりこれに言及してこなかったのは,どうでも良かったというよりもなんとも言えなかったのが正しい。「被災地復興を口実に使っときながら,危険を指摘されたら遠いとかいうダブスタ」とか,「柔道連盟のパワハラや,体罰に代表される体育会系気質の汚点が改善されてない」とか,「猪瀬都知事の失言」とか,とてもじゃないが賛同する気分を失わせる事件は多かったし,これらにはそれぞれ当時ブコメを残して反応している。
→ が,五輪招致活動の核は,実のところ大して復興でもなく,「スポーツの感動をもう一度」的なものであったのは,東京のど真ん中に住んでいるものとして実感はあり,この辺は都民ならある程度共通見解が取れるのではないかと思う。最後のプレゼンもその方向でまとめていた。



このプレゼンの出来は,悔しいけど高いと思う。実際この方向でまとめて「東京ならスポーツのすばらしさの発信を,安全・安心・確実にできる」としたのが決め手だったのではないか。
→ 私自身スポーツ観戦は好きで,大相撲が一番熱心に見ているが,野球とサッカーは大きな試合なら見ている。格闘技もK-1全盛期にはよく見ていた。しかし,五輪は今ひとつ自分の中で盛り上がらない。2012年夏頃のブログを見てもはてブを見てもtwitterを見ても,五輪にほぼ全く触れていない。理由は単純に「ルールやスター選手の分からない種目が多いから」で,日本人選手を応援するにも,サッカーのA代表や野球のWBCチームくらい普段から露出のある面々ならまだしも,マイナー種目の選手は正直さっぱり知らない。「地元チームを応援するのが流儀」というのがスポーツという”文化”というのはわかっていても,私の中のナショナリズムには呼びかけが足らないのが五輪というものであった。(話がややそれるが,冬季五輪なら愛知県民のナショナリティとしてフィギュアスケートを見る仕事があったのだが。古くからはてブを追ってくれている人なら,自分がキム・ヨナの採点騒動に首突っ込んでたのを知ってると思う。)
→ しかしまあ,スポーツ観戦好き一般としてそれぞれの種目ファンが盛り上がるのは理解できるし,少なくとも「スポーツの感動」を前面に出されては反対もしづらい。というところで,強く反対するところも賛成するところもなく,どちらかというと「表現規制とコミケの問題が怖いから消極的に反対」という程度だったのだが,来てしまうものはしょうがない。せめて7年後までに上記に挙げた欠点の緩和や,表現規制反対・コミケ存続がなされていることに期待したい。


・世界の飲み物になった日本発の乳酸菌飲料 失敗の連続が生んだヨーグルトと似て非なる甘い飲み物(JBPress)
→ 言われてみると日本的魔改造の一種である。カルピスはおいしいよね。割りとよく飲むが,乳酸菌飲料のというイメージが全くない。


・シリア内戦をスペイン内戦と比較したイスラエル紙の記事(中東の窓)
→ 単純な比較は危険だが、言いたいことはわかる。西欧諸国(というか民主主義国)としてどっちも支援したくないという。
→ スペイン内戦のときは王党派がファシストに乗っ取られ,共和派は共産主義に乗っ取られ,英仏は不干渉となった。今回も,独裁者VSイスラーム過激主義(含むテロリスト)で,先進諸国は呉越同舟を避けている。つぶしあえーでは済まないのがシリアの一般庶民で……


・軍役応募で戸籍を贈呈、北京市の“ローマ帝国的”新政策(KINBRICKS NOW)
→ 中国がアントニヌス勅令に行き着くのはいつの日か。行き着かないでしょうなぁ。
→ 逆説的にあれがいかに亡国的だったか想像されうるのかも。


・avexが過去最高売上&過去最高利益を更新!なんとBeeTVが頑張ってる(サイプロ)
→ ブコメが「解約忘れ商法」派と真っ当に売れている派でケンカになっているので,誰か実証的に調べるべき。私気になります。



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