2014年06月16日

初戦は敗戦

今回のワールドカップのグループリーグ,あまり歴史的(notサッカーの)がなくておもしろみがなかったが,グループBだけは別格でいろいろあっておもしろい。オランダとスペインは言うまでもなく,前回の決勝は400年ぶりのリベンジとか言われていた。オーストラリアはオランダ人のタスマンが最初に発見。チリはスペインが旧宗主国にあたる。残りの数少ないところだと,ブラジルとメキシコはラテンアメリカで数少ない「帝政」の経験者という共通点がある(メキシコにとってマクシミリアンをカウントされるのは心外かもしれないが)。まあそういう意味ではクロアチアはオーストリア帝国,カメルーンはドイツ帝国で,全部皇帝を頂いたことのある国ではあるのだけれど。

ワールドカップはここまでそこそこ見ている。スペイン・オランダ戦の後半戦は爆笑しながら見ていた。前半戦見終わったところで寝る予定だったのだけれど,結果が気になってちょっと起きていたら,オランダの攻撃が大変なことになって眠らせてくれなかった。イングランド・イタリア戦は強豪国同士という感じの試合で,落ち着いたおもしろさだった。スコアは2−1だが,イタリアが勝って当然という内容かなと。メキシコ・カメルーンは1−0だったけど,メキシコは明らかな誤審で2点消えてて本当は3−0であったし,そういう内容だったと思う。カメルーンは4年前もそうだったが,ワールドカップになると実力が出ないのか。本番に弱いのか。

で,本邦の初戦ですが,本邦らしい戦いではなかった。日本の攻め方というとパスで回して左サイドから崩す格好だが,前半は「なんで右に寄せるの?」って思いながら見ていたし,先制点を上げた後は「引いて守らなくていいの? カウンターの餌食なんじゃない?」と思って見てたら後半すぐに案の定である。パスで回すというよりは人数増やして何とかしようとしてたり,単調な縦パスを通そうとしてインターセプトされてたりと,なんだかなぁと。大迫と香川は機能していなかったし,本田は先制点をあげたもののパスの精度は悪かった。というよりも全体としてパスミスが多かったが,これは雨がすごく降ってたせいかもしれない。もっともコートジボワール側がそんなにミスしてた印象もない。いろんな記事を読んで感想戦を楽しみたいところ。

日本以外だとドイツを応援することにしているので,次にちゃんと見るのはドイツ・ポルトガル戦になるかな。あとは起きていられるかどうか次第で。



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