2014年09月02日

C86同人誌レビュー

今回も総数で100冊ほど。うちわけは50冊が一般向けイラストor漫画,30冊がエロ,20冊ほどが文章系。ジャンル別だと東方・アイマス・艦これ・咲が10〜20冊で比較的多いが,割と雑多な感じ。気になった20冊ほどだけピックアップして紹介。前回同様,既に何度も紹介しているサークルや超有名どころ,良かったけど特に感想が思いつかなかったところは除いた。購入した割合とレビューを書いてる割合が大きくずれてるのはそのせい。


<オリジナル・イラスト系>
ぽんぽんお http://ponpondao.blog10.fc2.com/
→ オリジナル百合本。ま た 王 道 の 不 良 と い い 子 か 。だがそれがいい。  

HEART WORK  http://heart-work.info/
→ 「個人的な推しヒロインは実はルミ姉ことルミネさんですw」圧倒的知ってた。鈴平ひろの好みは明らかにルミネやろ。

az+play http://azplay.net/
→ 小物・雑貨に焦点を当てたイラスト集。大変すばらしいのですが,セットでついてきたバナナの皮のビニールテープ,使いどころが難しい。


<まどマギ>
きのこなべ避難所 http://maitake2.blog17.fc2.com/
→ 「ほむらも引き裂いちゃえば?」その発想はなかった。


<艦これ>
パンダが一匹。 http://panda1.kirara.st/
→ 大井さんと北上さんがそれぞれの提督と夏祭り。二人ともらしいところがよく出てて大変かわいかった。

VISTA http://hakooda.blog96.fc2.com/
→ 「浦・浜・谷風にダメにされたい」本。あぁ^〜浦風のせいでダメになるぅ〜

NEKO WORKs&i http://sayorinekoworks.blog.fc2.com/
→ フルカラーイラスト本。sayoriさんが艦娘,ideoloさんが深海棲艦を担当。どっちも美麗でこれはお勧め。初風が載ってる同人誌は珍しいかも。

さざなみ壊変 http://sazanami.net/
→ アイマスと艦これの舞台探訪本。両方ともハワイがかかわっているので,どちらの本にもハワイが取り上げられていた。ハワイの日系人の痕跡や真珠湾の施設では,あまり日本人観光客の姿を見なかったという話は胸を打つ……まあ私はハワイ自体行ったこと無いんですが。艦これ本の方はミッドウェー上空の写真があり,貴重。

どん底かしわめし http://donzokokashiwa.dou-jin.com/
→ 加賀さんとのポリネシアンセックス,エロくて大変良かったです。 


<咲>
かんむりとかげ http://blog.livedoor.jp/kanmuritokage/
→ いつもにも増してめちゃくちゃおもしろいんですが。12巻のとらのあなの特典からそう話が展開するとは,誰も想像がつかないw。なるほど,シロ塞が付き合ってるとすると,確かに胡桃はこう立ち回りそう。

梅の実画報 http://d.hatena.ne.jp/umekiti/
→ 濃厚なまいひめ本でした。ごちそうさまでした。

海鮮帝国 http://www.pixiv.net/member.php?id=472911 
→ 有珠山本とシノハユ本。有珠山本,爽さん人生楽しそう。 その人生楽しそうな人に惹きつけられる人たち。ユキと揺杏で絶妙なバランス。
→ シノハユ本,主人公は杏果。あとがきにある通りまだ原作でも掘り下げられていない部分で,現状の「杏果ちゃんの閑無ちゃんに対する目線や態度が意味深」から膨らませて二次創作するとこうなるなという感じ。ほっこりした。

妥当麻雀界 http://datoumajan.blog.fc2.com/
→ 咲全国編の解説本。p.13の「おまけの何切る問題」は,私だったら八筒に見切りをつけて九筒を落とします。二枚切れてるのは辛い。三色は諦めて平和かタンヤオがつけばラッキーとしたい。
→ p.30の左側のコラムで取り上げられてることは,実はけっこう重要なような。全然気づかなかったのでおもしろい示唆だった。これ,準決勝大将戦の行く末を大きく占う要素なのでは。


<アイマス>
赤兎小屋 http://www.pixiv.net/member.php?id=1583564
→ モバマスかな子フルカラーイラスト本。かな子超やわらかそう。


<東方>
蒼空市場 http://aozoramarket00.blog115.fc2.com/
→ こころちゃんいいところに気がついたがそれ以上いけない。魔理沙さんが恥ずかしくて死ぬ。

くらっしゅはうす http://homepage3.nifty.com/clash/
→ あきゅすず本と見せかけてからのマミすず本。この悪いお姉さんにだまされてる感じがマミすずは大変に良い。

Carcharias http://carcharias.3rin.net/
→ 「空亡」なんて妖怪知らんぞ,と思ったら現代産(『大神』が元ネタ)であった。今回はプレビュー版で,本編は紅楼夢で出る予定とのこと。

アビオン村F http://fechirin.sakura.ne.jp/
→ 白蓮の行動がババくさいというネタだが,実際一度は老婆になってるので本編でもそうでも全然驚かない。幻想郷の映画館でシニア価格を適用したら,妖怪の大部分がシニア価格なのではw



<その他>
環屋 http://blog.goo.ne.jp/tamakiya_web
→ いつも通り重要設定を同人誌でぶっぱしているので油断ならない。浜さんとドクターに関する重要設定があるので,ヴァンパイアバンドファンは必読。まあ,いくつかは本編でそのうち公開されると思うけど。

あまあまくろにくる http://tarte41.hatenablog.com/
→ コミケカタログに掲載されているサークルカットから,「カップリング表記」を全て「目視で」抜き出して集計した本。今回は1982年から1999年までだが,例外的にC85がサンプルとして載っている。貴重なデータのオンパレードで大変おもしろい。作品やキャラクター自体ももちろん変遷があるが,カップリングの表記方法・記号もいろいろと変遷しているというのがわかる。
→ カップリング表記という概念自体の普及という歴史もあり,1988年の夏コミ(C34)で急激にカップリング表記が増加したというのは興味深い。ちょうどC34以降というのは,女性向けの人気ジャンルがキャプ翼からサムライトルーパーや聖闘士星矢に拡散していく時期に当たり,これにより「キャプ翼のみで有効だったカップリング表記という概念が他ジャンルに拡散したのでは」というのが本書の推測である。こういう話に興味が持てるのであれば,必読書。


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