2015年03月04日
言い換えるなら「イマイチ萌えない現象」か
・残念な女性向け商品が作られてしまう「ダサピンク現象」について(yuhka-unoの日記)
→ 商品開発の際は,ちゃんと当事者の意見を聞こう,という話。「ピンク」自体は問題ではなく,「安直なピンク」が「ダサくなりがち」で,原因は「安直さ」にある,ということ。
→ 似たような事例で,「オタクって萌え絵が好きなんだろ?」と出てきたものが少なからずセンスに欠け,様式から言えば萌え絵の範疇だがちっとも萌えないというパターン。好みの差で片付けられないクオリティがそこにはある。地方自治体のや大手企業のキャラがそういうのだったりするときの残念さ。その意味で,「イマイチ萌えない娘」はダサピンク現象の空隙をよく突いていたと思われる。
・京王線の種類が多すぎて訳が分からないという悲鳴(Togetter)
→ 京王と京急はもうちょっと整理できんのか,とは思う。準特急あたりは存在意義がわからない。止まる駅が特急と大差なくないか。
→ スマホでジョルダン使えよ,というのは別問題の話である。
・私大の定員超過抑制へ 文科省検討、大都市で助成厳格化(朝日新聞デジタル)
→ 本義はどちらかというとこっちじゃないかと。
>「文科省が定員超過に厳しい態度をとるのは、教員数が定員数に基づき決まり、定員を超過するほど、教育の質の悪化につながりかねないからだ。」
→ とするとそう悪い政策ではない。少なくとも目的は正当で,批判するなら別の目的に使われそうだからとするべきだ。「地方の過疎化に歯止めをかけるのが狙い」を主眼とした朝日新聞の読解は根本的に間違いである。
→ それはそれとして,「地方(大学)の過疎化・人材の大都市流出」はどう対策したらいいだろうか。そもそも大都市圏の私大を狙う層は地方国立大を受験しない。受験型が違いすぎるためだ。地方国立を受ける子は東京の私大も受験できるが,逆はできない。私立専願なら大都市圏中心になるのは当然だ。それゆえに,記事への反応に見られる「国立の学費を下げれば自然に誘導できる」という批判も的外れだ。学費の問題ではないし,さらに言えば人気の私大は奨学金が充実したところが多い。彼らは彼らで,地方の旧帝大と熾烈な学生の奪い合いをしているのである。高額の学費+下宿の必要性を考えれば,奨学金の拡充は有力な一手だ。
→ 「地方の私大にまともなのがほとんどないのが問題」というのは割りと正しい。私大ではないが国際教養大はあんな辺境にあるのに成功していて,私大からの見学・研修の申請が絶えないというのは有名な話だ。偏差値的にも旧帝大・早慶と差がない。魅力さえあれば人は誘引できるが,その魅力の創出が一番難しいのである。
・【PC-98】Windows95で仕事ができるか実験してみた【フロッピー】(ツナガルコラム 〜ツナガルをもっと楽しく!〜)
→ そらそうなるよ,を地で行く強引さ,嫌いじゃない。
→ 「「Tポイントカードの残高は確認できますよ!」「馬鹿かこいつ」」の流れが好きです。
→ あと,アスキーの人マジでお疲れ様でした。
→ 商品開発の際は,ちゃんと当事者の意見を聞こう,という話。「ピンク」自体は問題ではなく,「安直なピンク」が「ダサくなりがち」で,原因は「安直さ」にある,ということ。
→ 似たような事例で,「オタクって萌え絵が好きなんだろ?」と出てきたものが少なからずセンスに欠け,様式から言えば萌え絵の範疇だがちっとも萌えないというパターン。好みの差で片付けられないクオリティがそこにはある。地方自治体のや大手企業のキャラがそういうのだったりするときの残念さ。その意味で,「イマイチ萌えない娘」はダサピンク現象の空隙をよく突いていたと思われる。
・京王線の種類が多すぎて訳が分からないという悲鳴(Togetter)
→ 京王と京急はもうちょっと整理できんのか,とは思う。準特急あたりは存在意義がわからない。止まる駅が特急と大差なくないか。
→ スマホでジョルダン使えよ,というのは別問題の話である。
・私大の定員超過抑制へ 文科省検討、大都市で助成厳格化(朝日新聞デジタル)
→ 本義はどちらかというとこっちじゃないかと。
>「文科省が定員超過に厳しい態度をとるのは、教員数が定員数に基づき決まり、定員を超過するほど、教育の質の悪化につながりかねないからだ。」
→ とするとそう悪い政策ではない。少なくとも目的は正当で,批判するなら別の目的に使われそうだからとするべきだ。「地方の過疎化に歯止めをかけるのが狙い」を主眼とした朝日新聞の読解は根本的に間違いである。
→ それはそれとして,「地方(大学)の過疎化・人材の大都市流出」はどう対策したらいいだろうか。そもそも大都市圏の私大を狙う層は地方国立大を受験しない。受験型が違いすぎるためだ。地方国立を受ける子は東京の私大も受験できるが,逆はできない。私立専願なら大都市圏中心になるのは当然だ。それゆえに,記事への反応に見られる「国立の学費を下げれば自然に誘導できる」という批判も的外れだ。学費の問題ではないし,さらに言えば人気の私大は奨学金が充実したところが多い。彼らは彼らで,地方の旧帝大と熾烈な学生の奪い合いをしているのである。高額の学費+下宿の必要性を考えれば,奨学金の拡充は有力な一手だ。
→ 「地方の私大にまともなのがほとんどないのが問題」というのは割りと正しい。私大ではないが国際教養大はあんな辺境にあるのに成功していて,私大からの見学・研修の申請が絶えないというのは有名な話だ。偏差値的にも旧帝大・早慶と差がない。魅力さえあれば人は誘引できるが,その魅力の創出が一番難しいのである。
・【PC-98】Windows95で仕事ができるか実験してみた【フロッピー】(ツナガルコラム 〜ツナガルをもっと楽しく!〜)
→ そらそうなるよ,を地で行く強引さ,嫌いじゃない。
→ 「「Tポイントカードの残高は確認できますよ!」「馬鹿かこいつ」」の流れが好きです。
→ あと,アスキーの人マジでお疲れ様でした。
Posted by dg_law at 23:00│Comments(0)│