2015年07月14日

提出期限は守るか,事前に交渉しよう

・<単位>としての東京ドームの誕生(増田)
→ これはおもしろかった。読売新聞が意図的に流行させたのね。当初から「わかりづれーよ」というツッコミ待ちという文脈含みだったとすると,文脈が切れてしまったことが昨今の不人気の理由かも。
→ しかし,批判が増えたせいか,東京ドーム自体が古くなってきたからか,最近見なくなったような。


・良識ある社会人のみなさんへ−提出物は期限に余裕もって出してください(攻めは飛車角銀桂守りは金銀三枚)
→ はてブの反応を見ていると不評で,「だったらそれを踏まえて締切設定しろ」という反論が見られるが,そうするとさらに杜撰なものが提出されるのが常であり,または「引き伸ばして」と言われてギリギリまで引き伸ばした結果が大体これというのが私的な経験談である。世の中の管理職は大体似たような経験をしていると思っていたのだが,違うのだろうか。
→ 「途中で成果を確認すべきでは」という意見は,反論の中では真っ当で,これはその通り。ただ,「大丈夫です!」とか言われてしまうと,相当に前科がない限りこちらも「いや,信用ならないから見せろ」とは言いづらい。幸い,私自身はそういうのを横目で見ていただけで,自分では経験がないが。ブラックボックスのまま怖くて放置すると確実に後で大惨事になる。
→ 「そこで部下の提出物の質を向上させるのが管理職の仕事だろう」という指摘もあり,それは正論ながら別問題だと思う。部下の育成は長期計画なので。


・宗教まなんでる人間が、無宗教の人間と結婚するリスク。(増田)
→ 「宗教をまなぶ」が「信仰する」の意味合いで使われている事例。高慢な思想の持ち主が倫理を説く謎の現象ともいう。
→ 「自分がやっているのは厳密に言うと宗教じゃなくて哲学だから」勢はまず間違いなく信用できないという自分の中の法則が強化された。
→ 本邦,儒教や仏教と言った,出自は確かに哲学だったものが主要な文化として定着しており,また仏教系のカルトが跋扈しているので,感覚が麻痺させられているところはあると思う。
→ はてブの反応を見ると,案外と「自分がやっているのは宗教じゃなくて哲学だから」という言説に触れたことがなかった人が多いようで,やや意外である。大学に潜伏している仏教系カルトだと,かなりの確率でこの言説を唱えているようなイメージがあるのだが。




→ 私以外にも複数の人が指摘していたが,諱の文化がなんとはなしに残っていた人がイラッとしてしまったのかもしれず,そうすると日本人同士ならまだしもイギリス人に笑われるのは文化の摩擦で今ひとつ笑えない。それでイギリス人に同調して日本人が「野蛮な」日本人を笑いものにする構図は,そのほうが醜かろう。まあ,当のイギリス人が一切気にしていないのなら,日本人同士で論争するのも無意味なのではあるが。


・NHKの訴え棄却 原作のドラマ化契約解除巡り東京地裁(朝日新聞)
→ そりゃそうだという話。
・「鬼門! 原作者チェック」〜判例に見るSHIROBAKOの法律問題(アニメキャラが行列を作る法律相談所withアホヲタ元法学部生の日常)
→ こちらも合わせて。アニメ化であっても事情は同じ。基本的には原作者が一番強い。明確な判例が欲しいところ。
→ しかし,『SHIROBAKO』の件について言えば,であれば原作者との交流を完全に断っていた茶沢の罪は重いとかいうレベルではないのでは。実はあれは,それこそ法的に訴えてよい話なのでは。


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