2015年11月12日
名誉にならない名誉職
相撲記事の続きとか旅行記とか,何よりデレマスアニメの感想とか書くべきものがいろいろあるが,ちょっと体力が切れているので後回し。土日辺りからまとめて更新できると思います。
・NZ、新国旗4案を公表 来年3月、国民投票で変更是非(47NEWS)
→ 個人的なセンスでは右上か左下が良いと思う。ただ,この間ニュージーランド事情に詳しいある友人から聞いたところによると「地元民の話では,決選投票で元の国旗が勝ちそう」だそうで,意外とあのユニオンジャックに愛着がある人が多いのかなと。
・伝説のナチス黄金列車「99%本物」 財宝300トン?タイタニック級の発見(産経Biz)
→ 限りなく徳川の埋蔵金に近い匂いを感じるが,ポーランドの文化副大臣が言っているので,列車の存在自体は確かなのだろう。あとは本当に黄金が詰まっているかどうかだが……続報を待ちたいところ。
・豪華な五輪組織委、責任あいまい 識者「名誉職多すぎ」(朝日新聞)
→ 功成った(ということに世間的になっている)人たちに泊をつけるための組織あったのに瑕疵がボロボロと,というのが真相ではあるだろう。本人たちとしてもドンと座っているだけと言われて引き受けたら「責任」と言われて戸惑っている,あるいは「外部のバカが問題起こしやがって」と怒っているという様相ではないか。まあ確かに誰かがを辞めさせれば解決する話ではないのだが,ただまあこのまま行くと泊がつくところが晩節を汚すことになるので,「名誉職」が名誉たりえなくなるのが彼らにとっての最大の責任のとり方になるのではないかと思う。現時点でボロボロでしょう。
・佐野氏のこと(増田)
→ この前のときにこれもまとめて言及すれば良かったなと。私もほぼ同じ流れ。一点,写真の著作権を無視したこと(というかウォーターマーク外し)は,原案発表並みに致命傷だったのではないかなと。あれでいちゃもんや中傷の領域だった有象無象のパクリ疑惑糾弾に,説得力が出てきてしまったので。
→ 佐野氏の原案が選ばれた理由が今ひとつよくわからないというか,完成形の方なら私はダサくないと思っている。しかし,コンセプト抜きの原案でコンペは勝てないだろうと。確かどこかで「拡張性の高さ」が理由に挙げられていたと思うのだが,では他のデザインでは拡張できなかったのか,というのは当然疑問に挙がる。また,結果的に良いものができれば途中の過程で佐野氏以外の手が入ってても,とは思うものの,あの完成形の功績が全部佐野氏のところに行くというのも納得しかねる話ではある。コンペの公正さが疑われることにもつながる。
・国会議事堂前の「敗北主義」 −戦後左翼史のなかの市民ナショナリズムと保守リベラル(Football is the weapon of the future)
→ この辺の話は今まで興味があまり向かなかったこともあって全く触れてこなかったので,ちょっとした勉強になった。
→ SEALDSについては指摘の通りではあるものの,「現在の国会前のデモの中心の人達が、00年代までの左翼運動とほとんど断絶していること」という新しさは割と重要ではないかと思う。そこいらにいるオッサンオバサン有権者」にして現在の自民党の分厚い支持層は,旧来の市民運動に対してアレルギーを持っていると思われるので。いかに断絶できるかというのは焦点だと思うのだが,2ヶ月ほど前の運動の終わり際のSEALDSを見ているとそこら辺をわかっているのか,この記事で指摘されているような「心情左翼」の一定の成功の要因がわかっているのかということと合わせて,不安なところである。
・NZ、新国旗4案を公表 来年3月、国民投票で変更是非(47NEWS)
→ 個人的なセンスでは右上か左下が良いと思う。ただ,この間ニュージーランド事情に詳しいある友人から聞いたところによると「地元民の話では,決選投票で元の国旗が勝ちそう」だそうで,意外とあのユニオンジャックに愛着がある人が多いのかなと。
・伝説のナチス黄金列車「99%本物」 財宝300トン?タイタニック級の発見(産経Biz)
→ 限りなく徳川の埋蔵金に近い匂いを感じるが,ポーランドの文化副大臣が言っているので,列車の存在自体は確かなのだろう。あとは本当に黄金が詰まっているかどうかだが……続報を待ちたいところ。
・豪華な五輪組織委、責任あいまい 識者「名誉職多すぎ」(朝日新聞)
→ 功成った(ということに世間的になっている)人たちに泊をつけるための組織あったのに瑕疵がボロボロと,というのが真相ではあるだろう。本人たちとしてもドンと座っているだけと言われて引き受けたら「責任」と言われて戸惑っている,あるいは「外部のバカが問題起こしやがって」と怒っているという様相ではないか。まあ確かに誰かがを辞めさせれば解決する話ではないのだが,ただまあこのまま行くと泊がつくところが晩節を汚すことになるので,「名誉職」が名誉たりえなくなるのが彼らにとっての最大の責任のとり方になるのではないかと思う。現時点でボロボロでしょう。
・佐野氏のこと(増田)
→ この前のときにこれもまとめて言及すれば良かったなと。私もほぼ同じ流れ。一点,写真の著作権を無視したこと(というかウォーターマーク外し)は,原案発表並みに致命傷だったのではないかなと。あれでいちゃもんや中傷の領域だった有象無象のパクリ疑惑糾弾に,説得力が出てきてしまったので。
→ 佐野氏の原案が選ばれた理由が今ひとつよくわからないというか,完成形の方なら私はダサくないと思っている。しかし,コンセプト抜きの原案でコンペは勝てないだろうと。確かどこかで「拡張性の高さ」が理由に挙げられていたと思うのだが,では他のデザインでは拡張できなかったのか,というのは当然疑問に挙がる。また,結果的に良いものができれば途中の過程で佐野氏以外の手が入ってても,とは思うものの,あの完成形の功績が全部佐野氏のところに行くというのも納得しかねる話ではある。コンペの公正さが疑われることにもつながる。
・国会議事堂前の「敗北主義」 −戦後左翼史のなかの市民ナショナリズムと保守リベラル(Football is the weapon of the future)
→ この辺の話は今まで興味があまり向かなかったこともあって全く触れてこなかったので,ちょっとした勉強になった。
→ SEALDSについては指摘の通りではあるものの,「現在の国会前のデモの中心の人達が、00年代までの左翼運動とほとんど断絶していること」という新しさは割と重要ではないかと思う。そこいらにいるオッサンオバサン有権者」にして現在の自民党の分厚い支持層は,旧来の市民運動に対してアレルギーを持っていると思われるので。いかに断絶できるかというのは焦点だと思うのだが,2ヶ月ほど前の運動の終わり際のSEALDSを見ているとそこら辺をわかっているのか,この記事で指摘されているような「心情左翼」の一定の成功の要因がわかっているのかということと合わせて,不安なところである。
Posted by dg_law at 15:00│Comments(0)│