2016年01月16日

海外への聖地巡礼は増やしていきたい

なぜラノベ原作ヒロインは3分以内に脱ぐのか(本しゃぶり)
→ これ,法則自体をよく発見したなぁと。この間読んだぶっ飛んだラノベ『ざるそば(かわいい)』 でさえも“油を注がれていて(石鹸を塗られていて)”笑ってしまった。テンプレの魔力である。もっとも,『ざるそば(かわいい)』は石鹸枠のテンプレからは大きく外れているので,石鹸枠でなくとも塗油は起きる,ということかもしれない。
→ 正直に言って石鹸枠は私の趣味ではないので,現象面以外には全く興味がわかないのだけれど,ありそうな今後の展開としては「テンプレを突き詰めた作品が何作か出た後,どこかの転機で飽きられて,テンプレが少しずつずれていく」であるが,今期の『最弱無敗の神装機竜』が純度の高い石鹸らしいので,テンプレの純化が進んでいるのは確かなんだと思う。
ラッキースケベ発生時間ランキング(カトゆー家断絶)
→ カトゆーさんによる関連調査。実にカトゆーさんらしい熱の入った網羅的な調査である。貫禄の『ToLoveる』なのだが,ジャンプアニメとエロゲアニメもラノベに負けじ劣らずがんばっている(何かを)というのがわかる。
→ ところで本記事ははてブが1000usersを超えるなど非常に伸びた記事だが,このブログは他にもおもしろい記事が多いのでいくつか紹介しておきたい。

・ヒストリエからの古典9選(本しゃぶり)
→ 自分も『ヒストリエ』や『アド・アストラ』,『乙女戦争』関係の本読まなあかんなーと思いつつ読めていない。歴史漫画を読んでると,「これってどの程度史実に沿ってる/乖離しているんだ?」というのが気になって,書籍の方に手を出すと,もう読書スピードが落ちることこの上ない。「さすがに知っていることの方が多い」と思って読んでいる『へうげもの』でさえも,創作だと思っていたら史実だったエピソードがいくつかあり。『チェーザレ』に至っては,単行本の巻末に史実を検証する論文がついている状態であるから,最近の歴史漫画はなおのこと罪深い。

・ラブライブ!の洗礼(本しゃぶり)
→ ラブライブとテルマエ・ロマエをまとめて扱って,これどこで落とすんだよと思って読み進めていたらμ's=Museのつながりで落とすとは想定外だったw。こっそり書かれている注釈9のこじつけっぷりもなかなかすごい。

・ヒストリエからトルコへのアナバシス(本しゃぶり)
→ 一番おもしろかった記事ということこれ。ものすごく長い旅行記だが,読む価値がある。私も割りと聖地巡礼ガチ勢であるが(なにせ『ホワルバ2』のためにストラスブールまで行ったのだから),『ヒストリエ』の1話冒頭再現のためにトルコまで行くのにはちょっと勝てない。写真の通り,カルディアなんて今は何もないし。何より,カッパドキアはともかくパフラゴニアまで行ったのがすごい。


・UQ HOLDER! Stage.97 忍がやって来たシーンは「ラブひな」1話のオマージュだ(大炎上)
→ 雑誌で読んでて「ここに来て『ラブひな』回帰か」と驚いた覚えが。ご存じの方はご存じの通り,『ラブひな』自体のテーマの一つに「時の止まった竜宮城と永遠回帰」があって,最終話が「ひなた荘に少女が訪れる」という1話への回帰となっている。一方『U.Q.HOLDER』は「(ある意味)時が止まった不死者たち」の話題であり,その不死者たちの集まる桃源郷たる仙境館に,普通の少女が訪れるというのは,見事なセルフオマージュと言わざるをえない。全く違ったテーマだった両作品が,ここに来て大きく接近したような,それでいて時の止まっているものが「場所」か「人間」かという大きな差異にも踏み込んでいて,印象的な話であった。
→ そういえば,山形県の銀山温泉はまだ行ってないなぁ。というか宮城県以北の東北に足を踏み入れていないので,聖地巡礼を兼ねて一度は行きたい。

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