2016年10月23日

近世の社会史はどこのもおもしろいかも

・カオス駅四天王:京急蒲田・名鉄名古屋・近鉄大和西大寺wwwwwwwwww(VIPPERな俺)
→ 「同じホームに路線や行き先の異なる列車が入る」「ホームの配置が狂っている」等の事情により,運行状況・人間の導線に混乱が生じている駅,という定義かな。ニコニコ大百科にもあった。あまり流行しそうにない概念だが,発想自体はおもしろいと思う。
→ 蒲田要塞こと京急蒲田行き先がカオスな名鉄名古屋は有名どころ,というか私はそれくらいしか知らなかったので,大和西大寺は初めて知った。ここもすごいな……
→ 迷宮駅との違いは狭くても成立することや,ホームの位置自体はわかりやすいことか。大概の迷宮駅はホーム数が多すぎることによって発生しているので,概念的にずれているものとはいえ,重なりにくいと思う。迷宮駅の一部分である京王新宿駅が,そこだけ見ればカオスとかはあるけど。


・“きのこたけのこ戦争”を描いた襖絵「明治物語」が悠久の時を感じる 「平治物語絵詞」からオマージュ(ねとらぼ)
→ 何度も書いているように私はきのこ=たけのこ戦争はめちゃくちゃどっちでもいいが,「歴史をパロディした言辞」が本当に伝統あるものに回収されて利用されるという現象はとてもおもしろいと思う。“ネタの逆襲”とでも言うべきか。西洋画なら油彩画だろうが,日本画だから障壁画で完璧だ。
→ 「平治物語絵詞の「三条殿夜討巻」の一場面をオマージュ」だそうで,ボストン美術館所蔵の品である。これで行くと炎上した館にいるきのこが平氏,攻め込んでいるたけのこが源氏になる。ということは,この場は源氏方=たけのこ勢の勝利だが,最終的な戦役全体では平氏方=きのこ勢の勝利になるのでは……? いや,治承・寿永の乱まで含むなら源氏方=たけのこ勢の勝利か? なかなか双方を悩ませるモチーフをとってきたものだ。


・食へのこだわりをタイプ分けしてみた。(pixiv)
→ 自分の場合は4番が8割,2番が2割というくらいか。よほどまずいかからいことが想定される以外はとりあえず口に入れてみるので。その中で美味いものが出てきたら嬉しい。逆に味の予想がつく場合なら,可能な限り好みにあったものを食べたい。


・【江戸時代の身分制度論】士農工商から身分的周縁へ(Kousyoublog)
→ Kousyouさんが半年ほどブログを止めて書いていた大作記事。書き始めたら「あれも入れて,これも入れないと良い説明にはならない」で収集つかなくなり,自分の脳内はともかくブログの記事にはまとまんねぇやこれ,になるのは自分にも見に覚えがある。というよりも現在進行系で“文科省主導の2020年新テストの行く末”についての記事がそうなっていて,これいつ完成させていつ公開させよう……状態だったりするのはここだけの話である。
→ 本題は江戸時代の身分制度と社会様態についてであるが,読み進めていって思ったのは,アンシャン・レジーム期のフランス社会に非常によく似ているということである。江戸時代が思っていた以上に社団国家だったんだなぁと。身分的職能分担が存在している,明らかに身分ごとの集団として社団が成立している,幕府と社団間に特権と奉仕の関係が成立している,金銭や実力による個人の身分上昇・下落はある,近世的な経済成長が身分内の階層分化や身分間の利害不一致を進めて社会不安が訪れた等。書き並べてみるとますます似ている。
→ そんな感想をつぶやいていたらKousyouさん本人から「日本の近世社会史は昔からフランス絶対王政期との比較史が盛んだったんでやっぱり社団国家っぽい分析におのずとなってくるんだよね。」というコメントをいただいた。なるほど,分析自体も似てきてしまうのか。

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