2017年02月05日
「投入堂,破損なし」の方がニュースバリューがあったのでは
・参院の合区解消「憲法改正が必要」 自民・高村副総裁(朝日新聞)
→ 今の選挙制度では衆院と参院の差異が小さすぎて,参院が単なる小さい衆院になってしまっていてもったいない。解散がない,任期が多少長い6年,半数改選による安定性・良識の府たる抑制装置という特質は,現状の日本の政治的風土ではほとんど機能していないように見える。参院は1票の格差を是認する地域の代表とすれば合区の解消は可能だろうが,そうなると確かに改憲が必要であろう。また,参院の権限を現在よりもさらに縮小・変更する必要もある。
→ もちろん,参院の定員を増やして,増えた分を人口の多い場所に当てれば改憲の必要なく1票の格差を縮小しつつ合区を解消できる。しかし,これは世論の賛同が得づらそう。また,個人的には1票の格差の問題よりも,参院の存在意義の方が根本的な問題としては深いと思っているので,いずれにせよ改憲して解決させた方が意義深いと思う。まあ,それを言い出すと,世論は1票の格差問題に実は関心がないのではないか,という疑問もある。
・チェスにおけるコンピュータ不正行為の歴史
→ 先行事例のチェスはものすごかった。トイレは鬼門。これは将棋も今後は厳しい。
→ 最後に書かれているが,「これを機に、(どこも経営が苦しいはずの)新聞社がタイトル戦のスポンサーから降りるのではないかと心配だ。一つ降りたら皆降りるのではないか。」は本当に今後出てきそうで怖い。降りる口実をうかがってそう。
・葛飾北斎の作品と判明。オランダの博物館員「西洋人が描いたと思っていた」(huffingtonpost)
→ まだ確定はしていないが,北斎なら可能性はあるだろうし,本物なら相当な貴重品・重要な史料になる。今後の研究を期待したい。
→ 向こうの人々はこちらの線的遠近法を使わない構成に驚いたようだが,こちらは陰影をつけることによる立体感の描写に驚いたのである。この絵も西洋画にしか見えず,北斎が描いたのなら,彼は陰影の付け方を貪欲に学んでいたことがわかる。
→ なお,江戸後期の西洋画技法の受容については,同時期(あるいはやや先行して)に小田野直武・司馬江漢・亜欧堂田善らによる蘭画ブームが起きていたことを考えるに,別段不思議ではない。本格的な油彩画の導入となると,さすがに幕末明治初期を待つことになるが。
・国の重文「文殊堂」土台に亀裂 立ち入り禁止に 鳥取(NHK)
→ 行ったことがある場所なので,少し気になっていた。投入堂は無傷という。文殊堂も建物は無傷で,土台の岩に亀裂が入ったとのこと。この鎖のところの建物である。
→ ところで,このブログを発見したことによりNHKのニュースでも文化・科学系なら保存されていることがわかった。積極的に活用していきたい。
・徹甲榴弾抱きまくらなど、「同人界の狂人(原価計算的に)」こと@EXCEL__ さんのビッグサイト結婚祝賀会の様子(Togetter)
→ 何年か前にZUNが結婚したし(現在は二児の父だったか),2016年はEXCELさんが結婚し,ビートまりおも結婚した。なんというかこう,同人の頂点を極めたオタクたちが“ある種のゴール”を迎える光景(not卒業)が続いていて,おそらく世代的には私の1つ上の人々もそういう人生のステージなんだなぁと。そしてオタクを卒業しないまま“ゴール”すると,結婚式がこうなるという。ZUNさんの結婚式もビートまりおの結婚式もすごかったので,これはそういうものであり,オタクを極めた人たちの特権なのだろうと思う。楽しそう,以外の感想がわかない。ビートまりおの結婚式はここからさらに一段と,あまりに感慨深かったので,また別個に取り上げると思う。
→ 今の選挙制度では衆院と参院の差異が小さすぎて,参院が単なる小さい衆院になってしまっていてもったいない。解散がない,任期が多少長い6年,半数改選による安定性・良識の府たる抑制装置という特質は,現状の日本の政治的風土ではほとんど機能していないように見える。参院は1票の格差を是認する地域の代表とすれば合区の解消は可能だろうが,そうなると確かに改憲が必要であろう。また,参院の権限を現在よりもさらに縮小・変更する必要もある。
→ もちろん,参院の定員を増やして,増えた分を人口の多い場所に当てれば改憲の必要なく1票の格差を縮小しつつ合区を解消できる。しかし,これは世論の賛同が得づらそう。また,個人的には1票の格差の問題よりも,参院の存在意義の方が根本的な問題としては深いと思っているので,いずれにせよ改憲して解決させた方が意義深いと思う。まあ,それを言い出すと,世論は1票の格差問題に実は関心がないのではないか,という疑問もある。
・チェスにおけるコンピュータ不正行為の歴史
→ 先行事例のチェスはものすごかった。トイレは鬼門。これは将棋も今後は厳しい。
→ 最後に書かれているが,「これを機に、(どこも経営が苦しいはずの)新聞社がタイトル戦のスポンサーから降りるのではないかと心配だ。一つ降りたら皆降りるのではないか。」は本当に今後出てきそうで怖い。降りる口実をうかがってそう。
・葛飾北斎の作品と判明。オランダの博物館員「西洋人が描いたと思っていた」(huffingtonpost)
→ まだ確定はしていないが,北斎なら可能性はあるだろうし,本物なら相当な貴重品・重要な史料になる。今後の研究を期待したい。
→ 向こうの人々はこちらの線的遠近法を使わない構成に驚いたようだが,こちらは陰影をつけることによる立体感の描写に驚いたのである。この絵も西洋画にしか見えず,北斎が描いたのなら,彼は陰影の付け方を貪欲に学んでいたことがわかる。
→ なお,江戸後期の西洋画技法の受容については,同時期(あるいはやや先行して)に小田野直武・司馬江漢・亜欧堂田善らによる蘭画ブームが起きていたことを考えるに,別段不思議ではない。本格的な油彩画の導入となると,さすがに幕末明治初期を待つことになるが。
・国の重文「文殊堂」土台に亀裂 立ち入り禁止に 鳥取(NHK)
→ 行ったことがある場所なので,少し気になっていた。投入堂は無傷という。文殊堂も建物は無傷で,土台の岩に亀裂が入ったとのこと。この鎖のところの建物である。
→ ところで,このブログを発見したことによりNHKのニュースでも文化・科学系なら保存されていることがわかった。積極的に活用していきたい。
・徹甲榴弾抱きまくらなど、「同人界の狂人(原価計算的に)」こと@EXCEL__ さんのビッグサイト結婚祝賀会の様子(Togetter)
→ 何年か前にZUNが結婚したし(現在は二児の父だったか),2016年はEXCELさんが結婚し,ビートまりおも結婚した。なんというかこう,同人の頂点を極めたオタクたちが“ある種のゴール”を迎える光景(not卒業)が続いていて,おそらく世代的には私の1つ上の人々もそういう人生のステージなんだなぁと。そしてオタクを卒業しないまま“ゴール”すると,結婚式がこうなるという。ZUNさんの結婚式もビートまりおの結婚式もすごかったので,これはそういうものであり,オタクを極めた人たちの特権なのだろうと思う。楽しそう,以外の感想がわかない。ビートまりおの結婚式はここからさらに一段と,あまりに感慨深かったので,また別個に取り上げると思う。
Posted by dg_law at 07:00│Comments(0)│