2017年04月04日
フランス大統領選はどうなるんでしょうねぇ……
・支持率4% フランス大統領も不人気のワケ(ITmedia ビジネスオンライン)
→ この記事を借りて言ってしまうが,オランド政権は本当に全く社会党政権の雰囲気のない政権だった。社会主義的な政策をしたわけではないことに加えて,国内の分断に無頓着であり,アフリカの国々にはしばしば軍事介入し,それで解決していればよいものの,かき回した印象の方が強い。サルコジが強権的だった反動で思わず左派を選んだが,左派内部での人選が大失敗だったのかもしれない。右派の失敗で政権が転がってきたが,ちょうどその時左派に押されていた人の人選が最悪だったという意味では本邦の鳩山由紀夫に重なる。本邦は一年足らずで首相が交代したが,そうもいかずフランス国民は5年耐えるしか無かった。制度とは良し悪しである。5年に縮めといて良かったねという話でもあるが。
→ フランスの大統領というと,大国の大統領なだけあって,第五共和制ではそれぞれがそれなりに名前を残している。ド・ゴールは言うまでもなく,ポンピドゥーはポンピドゥー・センターを知らなければやや影が薄いかもしれないが,第1回サミットを主導したジスカールデスタン,ミッテラン,シラクと続いた。シラクというのが象徴的で,ド・ゴール主義の残滓がここまでは続いていたということかもしれない。そのド・ゴール主義への反発として親米のサルコジ政権ができたわけで,評価はともかく,成立の経緯とNATOの軍事機構復帰は間違いなく歴史の教科書に残る。そこへ行くと,オランド大統領は第五共和制で初めて歴史に名を残さなかった人物になると思われる。
・フランス大統領選挙 2017(NHK NEWS WEB)
→ このままフランスがEUに埋没していくのは,ちょっと見たくない。とはいえ,ルペン政権ができてしまうのも困りもので,なんとかマカロン,もといマクロンさんに勝ってもらえないものかな。
・「Webで全編公開されてる漫画」を買う人は意外と多いが「中身が分からないから買って確かめる」という人は凄く少ないという話(Togetter)
→ 凄く少ないかは知らないが,個人的にはわかる話。ここでは漫画だがゲームや小説も同じで,全部読ませてくれとは言わんから合うか合わないかだけ確認させてほしい。漫画だと連載を雑誌で追っていない場合,1話も試し読みできないまま単行本の1巻を買ってしまうのはリスキーで避ける。物語作品への出費は,くじであるよりかはお布施や投資でありたい。Togetter内にも出ているが,完全Web再録の漫画だったり同人誌の商業化再録だったりしてもお布施だと思えば買ってしまうし,場合によっては次作への投資だと思って買うゲームもある。
・とある神社の入り口にいる「狛犬」が異形過ぎてめっちゃ怖い「ヤバイやつ」「これ一体何ですか?」【真相】(Togetter)
→ 明らかに何かが封印されている雰囲気だったが、そんなことはなかった。なんでよりによって前足を補強した。もう都市伝説の成立に乗っかってしまって,そういう邪気眼的な狛犬として宣伝したほうが神社を参拝する人は増えるのかも。
・東方Projectの聖地をPRする「城嶺神社」の周囲に見える謎の影 霊感商法か!?(おたぽる)
→ 城峰神社自体には一度行ってみたいのだが,これは残念な話。この神社自体が考察とこじつけから勝手に聖地化して盛り上がっているところはあるにせよ,地元住民に迷惑かけない範囲なら悪くないと思うし,それに地元住民や行政側が乗っかってきて村おこしに使うのもお互い様なところはある。しかし,地元住民でもなく東方ファンでもない人が主宰してしまうのは,“善意”を標榜してはいても乗っ取りには違いなく,しかもそれが新興宗教的な胡散臭さがあるのはご本人以外には迷惑でしかない。
→ 神主が何か言って収めるのも違う気がするというか,公式に聖地と決まったわけでもなく神主の手を煩わせるのは筋違いだろう。あえて言えば神主が「東方とは何も関係がない神社」と断言してしまえば話は早いが……という解決の困難さを考えても,残念さしかない。
→ この記事を借りて言ってしまうが,オランド政権は本当に全く社会党政権の雰囲気のない政権だった。社会主義的な政策をしたわけではないことに加えて,国内の分断に無頓着であり,アフリカの国々にはしばしば軍事介入し,それで解決していればよいものの,かき回した印象の方が強い。サルコジが強権的だった反動で思わず左派を選んだが,左派内部での人選が大失敗だったのかもしれない。右派の失敗で政権が転がってきたが,ちょうどその時左派に押されていた人の人選が最悪だったという意味では本邦の鳩山由紀夫に重なる。本邦は一年足らずで首相が交代したが,そうもいかずフランス国民は5年耐えるしか無かった。制度とは良し悪しである。5年に縮めといて良かったねという話でもあるが。
→ フランスの大統領というと,大国の大統領なだけあって,第五共和制ではそれぞれがそれなりに名前を残している。ド・ゴールは言うまでもなく,ポンピドゥーはポンピドゥー・センターを知らなければやや影が薄いかもしれないが,第1回サミットを主導したジスカールデスタン,ミッテラン,シラクと続いた。シラクというのが象徴的で,ド・ゴール主義の残滓がここまでは続いていたということかもしれない。そのド・ゴール主義への反発として親米のサルコジ政権ができたわけで,評価はともかく,成立の経緯とNATOの軍事機構復帰は間違いなく歴史の教科書に残る。そこへ行くと,オランド大統領は第五共和制で初めて歴史に名を残さなかった人物になると思われる。
・フランス大統領選挙 2017(NHK NEWS WEB)
→ このままフランスがEUに埋没していくのは,ちょっと見たくない。とはいえ,ルペン政権ができてしまうのも困りもので,なんとかマカロン,もといマクロンさんに勝ってもらえないものかな。
・「Webで全編公開されてる漫画」を買う人は意外と多いが「中身が分からないから買って確かめる」という人は凄く少ないという話(Togetter)
→ 凄く少ないかは知らないが,個人的にはわかる話。ここでは漫画だがゲームや小説も同じで,全部読ませてくれとは言わんから合うか合わないかだけ確認させてほしい。漫画だと連載を雑誌で追っていない場合,1話も試し読みできないまま単行本の1巻を買ってしまうのはリスキーで避ける。物語作品への出費は,くじであるよりかはお布施や投資でありたい。Togetter内にも出ているが,完全Web再録の漫画だったり同人誌の商業化再録だったりしてもお布施だと思えば買ってしまうし,場合によっては次作への投資だと思って買うゲームもある。
・とある神社の入り口にいる「狛犬」が異形過ぎてめっちゃ怖い「ヤバイやつ」「これ一体何ですか?」【真相】(Togetter)
→ 明らかに何かが封印されている雰囲気だったが、そんなことはなかった。なんでよりによって前足を補強した。もう都市伝説の成立に乗っかってしまって,そういう邪気眼的な狛犬として宣伝したほうが神社を参拝する人は増えるのかも。
・東方Projectの聖地をPRする「城嶺神社」の周囲に見える謎の影 霊感商法か!?(おたぽる)
→ 城峰神社自体には一度行ってみたいのだが,これは残念な話。この神社自体が考察とこじつけから勝手に聖地化して盛り上がっているところはあるにせよ,地元住民に迷惑かけない範囲なら悪くないと思うし,それに地元住民や行政側が乗っかってきて村おこしに使うのもお互い様なところはある。しかし,地元住民でもなく東方ファンでもない人が主宰してしまうのは,“善意”を標榜してはいても乗っ取りには違いなく,しかもそれが新興宗教的な胡散臭さがあるのはご本人以外には迷惑でしかない。
→ 神主が何か言って収めるのも違う気がするというか,公式に聖地と決まったわけでもなく神主の手を煩わせるのは筋違いだろう。あえて言えば神主が「東方とは何も関係がない神社」と断言してしまえば話は早いが……という解決の困難さを考えても,残念さしかない。
Posted by dg_law at 23:30│Comments(7)│
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この記事へのコメント
私は逆に、リベラル派が発狂するところをもう一度見たいのでルペンに勝って欲しい気もしますw
偽善と欺瞞に満ちたリベラリストどもの化けの皮が剥がれていく様は見ていて愉快ですのでw
偽善と欺瞞に満ちたリベラリストどもの化けの皮が剥がれていく様は見ていて愉快ですのでw
Posted by N at 2017年04月05日 01:40
そういうのは去年イギリスやらアメリカやらでお腹いっぱいなので,ここくらいはまともな勢力に勝ってほしいかなと。
オランド大統領について言えば,リベラル勢力も裏切られた側でしょうし。
オランド大統領について言えば,リベラル勢力も裏切られた側でしょうし。
Posted by DG-Law at 2017年04月05日 02:36
治安対策に関して言えばル・ペンもマクロンもあんまり変わらないような気もしますが、どうなんでしょうねえ。
私個人の印象で言えば、やっぱり超エリート臭プンプンのマクロンはどうしてもいいけ好かないww
それと彼に限らず、世界のリベラル派は所得再配分政策をきっちり打ち出し、実現する意欲を見せて欲しい。「ヒルビリー・エレジー」とか「ルポトランプ王国」を読んだ後だと、尚更そう思わされます。
私個人の印象で言えば、やっぱり超エリート臭プンプンのマクロンはどうしてもいいけ好かないww
それと彼に限らず、世界のリベラル派は所得再配分政策をきっちり打ち出し、実現する意欲を見せて欲しい。「ヒルビリー・エレジー」とか「ルポトランプ王国」を読んだ後だと、尚更そう思わされます。
Posted by スパルヴィエロ大公 at 2017年04月05日 21:42
マクロンさんはそういうところがかえって逆風でしょうねw
>彼に限らず、世界のリベラル派は所得再配分政策をきっちり打ち出し、実現する意欲を見せて欲しい
そうですね。そうした言動と政策の矛盾点(上のコメントにあるような偽善と欺瞞とも言える)が,アメリカをはじめとした世界中でリベラルに対して吹いている逆風の原因でしょうし。
ちゃんと実現できれば,支持は取り戻せるのでしょうから。
>彼に限らず、世界のリベラル派は所得再配分政策をきっちり打ち出し、実現する意欲を見せて欲しい
そうですね。そうした言動と政策の矛盾点(上のコメントにあるような偽善と欺瞞とも言える)が,アメリカをはじめとした世界中でリベラルに対して吹いている逆風の原因でしょうし。
ちゃんと実現できれば,支持は取り戻せるのでしょうから。
Posted by DG-Law at 2017年04月06日 10:00
私は無理だと思いますけどね。
庶民の怒りに対しポピュリズム、レイシストとレッテルを貼り、寛容や多様性を叫んでおきながら政敵やその支持者には攻撃的というそのリベラル派の態度を見るかぎり、彼らは自分たちの思想や政策の誤りを認められないでしょう。
それに昔のリベラルは反社会、反権威主義的でしたが、いまのリベラル思想はそれ自体権威と化し宗教じみています。
権威や教条主義にどっぷり浸かっている連中はやはり痛い目にあわないかぎり変わらない。
当分の間は「高慢なリベラル」より「弱者に優しい極右」が労働者の支持を集めるでしょうね。
庶民の怒りに対しポピュリズム、レイシストとレッテルを貼り、寛容や多様性を叫んでおきながら政敵やその支持者には攻撃的というそのリベラル派の態度を見るかぎり、彼らは自分たちの思想や政策の誤りを認められないでしょう。
それに昔のリベラルは反社会、反権威主義的でしたが、いまのリベラル思想はそれ自体権威と化し宗教じみています。
権威や教条主義にどっぷり浸かっている連中はやはり痛い目にあわないかぎり変わらない。
当分の間は「高慢なリベラル」より「弱者に優しい極右」が労働者の支持を集めるでしょうね。
Posted by N at 2017年04月07日 23:24
とはいえ「弱者に優しい極右」を支持してやる義理も理由もないわけで。そもそも二択でもないですしね。弱者に優しい“振り”なので,化けの皮は確実にはがれますし。
もっとも,二択ではないという話はつきつめると,中道右派はどこに行ったの? という話にもなるのかもしれません。
一応この大統領選でも,現時点でフィヨンさんが3位ではあるんですが……
とか書いていたら,いつの間にかメランションさんが猛追してて,23日までどう転ぶかわからんですね。
もっとも,二択ではないという話はつきつめると,中道右派はどこに行ったの? という話にもなるのかもしれません。
一応この大統領選でも,現時点でフィヨンさんが3位ではあるんですが……
とか書いていたら,いつの間にかメランションさんが猛追してて,23日までどう転ぶかわからんですね。
Posted by DG-Law at 2017年04月08日 03:26
極右の化けの皮が剥がれるのを期待するなら、ますますルペンに勝って貰うしかありませんねw
人間は権力を獲ったとき、あるいは多数派を形成したときに化けの皮が剥がれやすいと思いますので。
それにしても急進左派のメランションが猛追するとは、ますますアメリカ大統領選挙のときの状況に似てきたものです。
おそらくフランス人も内心グレートリセットを期待していて、中道化しやすい左右両派や既存政治に苛立っているんでしょうね。
マクロンやフィヨンは中道な上に、外交面では親EU、経済面ではネオリベ的という、グレートリセットを望む人たちの支持は得にくいような気がしますがどうなるのでしょうねえ。
人間は権力を獲ったとき、あるいは多数派を形成したときに化けの皮が剥がれやすいと思いますので。
それにしても急進左派のメランションが猛追するとは、ますますアメリカ大統領選挙のときの状況に似てきたものです。
おそらくフランス人も内心グレートリセットを期待していて、中道化しやすい左右両派や既存政治に苛立っているんでしょうね。
マクロンやフィヨンは中道な上に、外交面では親EU、経済面ではネオリベ的という、グレートリセットを望む人たちの支持は得にくいような気がしますがどうなるのでしょうねえ。
Posted by N at 2017年04月09日 02:13