2017年07月01日
最近読んだもの・買ったもの
・『だがしかし』7巻。コンビニ進出,尾張一(ハジメ)さん登場,ココノツ君の漫画応募と挫折。
→ 前巻でまさかのメインヒロイン失踪からの新編。尾張ハジメさんはやっぱり「終わり始め」さんなんだろうか。ずぼらな大学生(中退)だが,これまでのメインメンバーに比べると多少なりとも社会を知っている(社会性はないけど)という点が新しい。そして巻の最後でほたるさんがさらっと再登場。多分,本格的に町に帰ってくるわけではない雰囲気なので,また当分現れなさそう。
・『リボンの武者』6巻。「大鍋(カルドロン)」の開催告知,各校修行編。
→ ほぼ試合のない谷間の巻。7巻からは当分カルドロンか。トーナメント戦らしいし,割りと長そう。
→ 相変わらずこの漫画の西住みほとダージリンは人間じゃない,少なくとも高校生ではないw。アニメは大洗の生徒目線,本作は主人公二人の主観とすると,確かにそういう風に見える人たちではある。ひるがえって,西住まほやカチューシャはまだ人間ということか。
・『アド・アストラ』11巻。イリパの戦い,イベリア制服完了,スキピオの執政官立候補&当選,任地シチリア,アフリカ上陸,ウティカの戦い。
→ イリパの戦いは例によって脚色がある。相手の空腹を誘う作戦は史実通り。豪雨は本作ではトレビアの戦いの再現としてスキピオが活用した形になっているが,実際にはスキピオの予想外の現象で,これのせいで追撃ができなかったようだ。ただし,描かれているようにトレビアの戦いの再現を狙ったという意味で上手い改変。マシニッサが捕虜になったのは本作の創作だが,これも後の同盟を考えると効果的な改変だったと言えよう。この漫画は先の歴史を知っていると改変の意図がわかりやすくて良い。
→ 西ヌミディア王シュファクスはソフォニスバ欲しさに国運を決めた醜悪な人物として描かれているが,西ヌミディアはそれ以前にマルケルスの誘いでカルタゴに攻め込んだのにローマの支援がなくて撤退したというローマ側の失策が先にあったという事情も一応ある。
→ スキピオの執政官立候補&当選はもう少し長く書くかと思ったらあっさり終わった。まあ,本作の見所は合戦であって政争ではないので。
→ ウティカの戦いにおけるカルタゴ・ヌミディア側の兵力9万3千は間違いなく誇張だが,リウィウスを引いているのでしょうがない。展開自体はほぼ完全に史実通りでこちらはほとんど脚色がないと思われる。脚色しないでも十分ジスコーネがださすぎる戦いだからであろう。次はバグラデス川の戦いからか。それとマゴの動きを追ってインスブリアの戦いをやって12巻が終わり,13巻でザマかな。
・『ゴールデンカムイ』9巻。土方歳三一派と杉元たちの合流,夕張脱出,ふた手に分かれて月形へ。白石の脱獄物語。鈴川聖弘の偽アイヌ村。白石が第7師団に捕まる。
→ p.12-13の上段の構図はもろにダ・ヴィンチの「最後の晩餐」。アシㇼパさんがキリストの位置,ペテロが杉元なのはいいとして,ヨハネが白石なのかよw。そして案の定キロランケがユダの配置。ここまでフラグがあるとかえって裏切らないのではないか疑惑も。
→ 尾形がすっかり「おちゃらけた一行になじめない真面目な子」の役にw。
→ 樺戸監獄の典獄は脱走されたのが発覚すると失脚するから,熊岸長庵を死んだ扱いにしていたところ,本当に死んでしまうという。結果的に情報が一致して合流した面々が驚くという場面が10巻にある。熊岸長庵が死に際に言った「贋作師は真作を凌駕してやろうという執念があるので,真作よりも材料からこだわったりする」というのは,こちらの陣営が贋作刺青人皮を見抜く手がかりとなるのか。
→ 前巻でまさかのメインヒロイン失踪からの新編。尾張ハジメさんはやっぱり「終わり始め」さんなんだろうか。ずぼらな大学生(中退)だが,これまでのメインメンバーに比べると多少なりとも社会を知っている(社会性はないけど)という点が新しい。そして巻の最後でほたるさんがさらっと再登場。多分,本格的に町に帰ってくるわけではない雰囲気なので,また当分現れなさそう。
・『リボンの武者』6巻。「大鍋(カルドロン)」の開催告知,各校修行編。
→ ほぼ試合のない谷間の巻。7巻からは当分カルドロンか。トーナメント戦らしいし,割りと長そう。
→ 相変わらずこの漫画の西住みほとダージリンは人間じゃない,少なくとも高校生ではないw。アニメは大洗の生徒目線,本作は主人公二人の主観とすると,確かにそういう風に見える人たちではある。ひるがえって,西住まほやカチューシャはまだ人間ということか。
・『アド・アストラ』11巻。イリパの戦い,イベリア制服完了,スキピオの執政官立候補&当選,任地シチリア,アフリカ上陸,ウティカの戦い。
→ イリパの戦いは例によって脚色がある。相手の空腹を誘う作戦は史実通り。豪雨は本作ではトレビアの戦いの再現としてスキピオが活用した形になっているが,実際にはスキピオの予想外の現象で,これのせいで追撃ができなかったようだ。ただし,描かれているようにトレビアの戦いの再現を狙ったという意味で上手い改変。マシニッサが捕虜になったのは本作の創作だが,これも後の同盟を考えると効果的な改変だったと言えよう。この漫画は先の歴史を知っていると改変の意図がわかりやすくて良い。
→ 西ヌミディア王シュファクスはソフォニスバ欲しさに国運を決めた醜悪な人物として描かれているが,西ヌミディアはそれ以前にマルケルスの誘いでカルタゴに攻め込んだのにローマの支援がなくて撤退したというローマ側の失策が先にあったという事情も一応ある。
→ スキピオの執政官立候補&当選はもう少し長く書くかと思ったらあっさり終わった。まあ,本作の見所は合戦であって政争ではないので。
→ ウティカの戦いにおけるカルタゴ・ヌミディア側の兵力9万3千は間違いなく誇張だが,リウィウスを引いているのでしょうがない。展開自体はほぼ完全に史実通りでこちらはほとんど脚色がないと思われる。脚色しないでも十分ジスコーネがださすぎる戦いだからであろう。次はバグラデス川の戦いからか。それとマゴの動きを追ってインスブリアの戦いをやって12巻が終わり,13巻でザマかな。
・『ゴールデンカムイ』9巻。土方歳三一派と杉元たちの合流,夕張脱出,ふた手に分かれて月形へ。白石の脱獄物語。鈴川聖弘の偽アイヌ村。白石が第7師団に捕まる。
→ p.12-13の上段の構図はもろにダ・ヴィンチの「最後の晩餐」。アシㇼパさんがキリストの位置,ペテロが杉元なのはいいとして,ヨハネが白石なのかよw。そして案の定キロランケがユダの配置。ここまでフラグがあるとかえって裏切らないのではないか疑惑も。
→ 尾形がすっかり「おちゃらけた一行になじめない真面目な子」の役にw。
→ 樺戸監獄の典獄は脱走されたのが発覚すると失脚するから,熊岸長庵を死んだ扱いにしていたところ,本当に死んでしまうという。結果的に情報が一致して合流した面々が驚くという場面が10巻にある。熊岸長庵が死に際に言った「贋作師は真作を凌駕してやろうという執念があるので,真作よりも材料からこだわったりする」というのは,こちらの陣営が贋作刺青人皮を見抜く手がかりとなるのか。
Posted by dg_law at 22:25│Comments(0)