2018年03月16日
最近読んだもの・買ったもの
・『ご注文はうさぎですか?』6巻。ハロウィン,皆の受験勉強,クリスマス会。
→ けっこう劇場版はこの巻から話をとってきてたんだなと今更ながら。劇場版を見てから読んだので,順番が逆になってしまった。
→ アンティークともフリーマーケットとも言わずにブロカントという言葉を使う本作の気取り具合よ。メリーゴーラウンドと言わずにカルーセルって言うしな。宝探しをシストって言っているだけじゃなかった。
→ 社会人百合が好きな私としては,本作で凛・翠が一番熱いかもしれない。もっと出番。
→ 本作が意外にもドラえもん時空ではなくちゃんと時間が流れているのは前からだが,こうチマメ隊が高校進学とかリゼが進路に悩む話とか出てくると,途端にリアリティが。この夢のような木組の街でも時間は流れるからこそ,変わらないものは変わらないという理想郷の姿が強調されるのかもしれない。
・『狼と羊皮紙』3巻。新大陸を目指す羊の商人編。
→ 近世欧州の幕開けというとルネサンス・宗教改革・大航海時代であるが,その大航海時代ネタをとうとう入れてきたか。本作は完全に現実世界を模しているというわけではないので,「新大陸」がこの世界に存在しているのかどうか自体も怪しかったけれども,そこを逆手にとって読者の予想を外してきた。この世界にも「新大陸」は存在するし,現実世界と同じように――政治的・宗教的亡命者の受け入れ先として機能する未来もまた予期されるのであった。しかしそこはファンタジー世界,現実世界との差分である“人ならざるものたち”がまさに政治的・宗教的亡命者の筆頭なのである。しかもプレスター・ジョン伝説のごとく,彼らには“月を狩る熊”という「新大陸」に赴くには十分な追加の目的もあるということが明かされた。本巻は新大陸の話題が出てきただけで実際の航海には全く手がかかっていないので,今後もこの話題は出てくるのであろう。
→ 2巻の感想に「本巻の展開だけでも,コルくんは十分にウィンフィール王国史に名前出てくるじゃろ」と書いたら,本編でも「薄明の枢機卿」とかいう大仰なあだ名がついていた。やっぱりそういうポジションになっちゃってるよねコルくん……
→ コルとミューリの関係は,雨降って地固まる的に進展した。ご両親のように,とまでは言わないがずいぶんと落ち着いてしまった。次に彼らがいさかいを起こすのは,物語上重要なポイントになるのかもしれない。
・『U.Q.HOLDER』15巻。京都のネギのアトリエでカモさんと会い,1巻まるごと使って『ネギま』最終巻でカットされた部分の詳述。
→ 本来1世界に1人しかいないはずの明日菜さんを,タイムマシンで未来から連れてきて2人に増やし,諸々の事情を完全解決というのが『ネギま』でカットされた部分の話であった。タイムマシンを使って2人に増やしたのは『ネギま』の最終巻にある通りだが,その後のバトルを見るとなるほど確かに裏技というかチート技というか。
→ 別所ですでに明かされていた話ではあるが,ネギが最終的に選んだのは千雨というのが本編でもとうとう明かされた。改めて意外。ますますもって『U.Q.HOLDER』世界線の彼女は一体どうなっているのか。
→ けっこう劇場版はこの巻から話をとってきてたんだなと今更ながら。劇場版を見てから読んだので,順番が逆になってしまった。
→ アンティークともフリーマーケットとも言わずにブロカントという言葉を使う本作の気取り具合よ。メリーゴーラウンドと言わずにカルーセルって言うしな。宝探しをシストって言っているだけじゃなかった。
→ 社会人百合が好きな私としては,本作で凛・翠が一番熱いかもしれない。もっと出番。
→ 本作が意外にもドラえもん時空ではなくちゃんと時間が流れているのは前からだが,こうチマメ隊が高校進学とかリゼが進路に悩む話とか出てくると,途端にリアリティが。この夢のような木組の街でも時間は流れるからこそ,変わらないものは変わらないという理想郷の姿が強調されるのかもしれない。
・『狼と羊皮紙』3巻。新大陸を目指す羊の商人編。
→ 近世欧州の幕開けというとルネサンス・宗教改革・大航海時代であるが,その大航海時代ネタをとうとう入れてきたか。本作は完全に現実世界を模しているというわけではないので,「新大陸」がこの世界に存在しているのかどうか自体も怪しかったけれども,そこを逆手にとって読者の予想を外してきた。この世界にも「新大陸」は存在するし,現実世界と同じように――政治的・宗教的亡命者の受け入れ先として機能する未来もまた予期されるのであった。しかしそこはファンタジー世界,現実世界との差分である“人ならざるものたち”がまさに政治的・宗教的亡命者の筆頭なのである。しかもプレスター・ジョン伝説のごとく,彼らには“月を狩る熊”という「新大陸」に赴くには十分な追加の目的もあるということが明かされた。本巻は新大陸の話題が出てきただけで実際の航海には全く手がかかっていないので,今後もこの話題は出てくるのであろう。
→ 2巻の感想に「本巻の展開だけでも,コルくんは十分にウィンフィール王国史に名前出てくるじゃろ」と書いたら,本編でも「薄明の枢機卿」とかいう大仰なあだ名がついていた。やっぱりそういうポジションになっちゃってるよねコルくん……
→ コルとミューリの関係は,雨降って地固まる的に進展した。ご両親のように,とまでは言わないがずいぶんと落ち着いてしまった。次に彼らがいさかいを起こすのは,物語上重要なポイントになるのかもしれない。
・『U.Q.HOLDER』15巻。京都のネギのアトリエでカモさんと会い,1巻まるごと使って『ネギま』最終巻でカットされた部分の詳述。
→ 本来1世界に1人しかいないはずの明日菜さんを,タイムマシンで未来から連れてきて2人に増やし,諸々の事情を完全解決というのが『ネギま』でカットされた部分の話であった。タイムマシンを使って2人に増やしたのは『ネギま』の最終巻にある通りだが,その後のバトルを見るとなるほど確かに裏技というかチート技というか。
→ 別所ですでに明かされていた話ではあるが,ネギが最終的に選んだのは千雨というのが本編でもとうとう明かされた。改めて意外。ますますもって『U.Q.HOLDER』世界線の彼女は一体どうなっているのか。
Posted by dg_law at 07:30│Comments(0)