2018年04月09日
無数の分岐があるTKG
・【ついに判明!】とある一枚の謎の写真「この観音像はどこにあったのか?」写ったものをヒントに推理続々「ガチ勢すごい」「感動した」(Togetter)
→ いろいろと情報が集まったけども,決定打は仏像の制作者,海洋信仰,子安観音というあたりで,これは美術史学マターであった。地形・植生や写っている人から迫っていくのも裏道っぽくておもしろいけども,やっぱり正攻法は強いなというのが個人的な感想である。
・約55%の人が卵かけごはんを混ぜて食べている(デイリーポータルZ)
→ これはちょっとびっくりした。自分は混ぜる派で,混ぜない派の人に会ったことがなかったので……しかし,記事中にある通り,そもそも他人と卵かけご飯を一緒に食べる機会自体が人生でも稀ではあり,気づいていないだけかもしれない。
→ なお,自分の食べ方をもう少し細かく言えば,醤油は割と多めにかける,泡立つまでは混ぜず,ご飯の底まで溶き卵が行き届いていれば十分くらい。かけてから混ぜるか,混ぜてからかけるかはほとんどこだわりがないが,多分かけてから混ぜる方が多いと思う。
→ やや脱線。親子丼は「鶏肉の入った卵かけご飯」だと思っているので,卵は半分固形くらいの状態がよく,ちょっとかき混ぜたい。これは牛丼も同じで,生卵はあるなら必ず乗せるし,乗せたら醤油を垂らしてちょっとかき混ぜる。でもカレーは混ぜない。あれは上からかかっているわけではなく,白米の横に広がっているので,カレー側から掬っていけばかき混ぜなくても味は混ざるからだ。もっとも,最近は辛いものを避けているので,カレーライス自体めったに食べないが。
・庭園隠者(Wikipedia)
→ 隠者なのに観賞される存在とは。矛盾がすごいパワーワードだ。
→ RPGによくいる「どうやって生活しているんだろう」というような,ほこらで一人暮らししてる髭もじゃのご老人,案外に現実的に不自然ではなかったようだ。18世紀のイギリス貴族は中二病(あえてゴシック・リヴァイヴァルとは書かない)な趣味が流行っていたし,それを実現できてしまう資産もあったとはいえ,あまりにも現代の日本人の考える「かっこいい隠者」像と同じなので,その意味ではちょっと驚いた。ブコメにあったが,テーマパークのキャストと考えるとしっくり来る。なお人権と労働環境。助言が雑だったり意に沿わなかったり,風貌が賢者っぽくなくなったりしたらクビになったんだろうか。
→ そう言えば中国や日本でも賢者は隠者や仙人として山奥に住んでいるものであり,イスラームもスーフィーはそんな傾向があり,インドやアメリカ大陸あたりは知らないし調べてもいないが,隠者たるもの賢者であり旅人や訪問者に意味深な助言を与えるものというイメージは洋の東西問わず,前近代から確立しているものということか。とするとおもしろい現象だ。
・バッドデザイン賞を勝手にノミネートしてみた-2017年度版(酔いどれデザイン日誌 - Drunken Design Diary)
→ なんかもう全体的にすごい。どうしてこんなデザインに。No.2はこれで矢印がボタンじゃないのは信じがたい。こういうエレベーターたまにあるけど心底腹が立つ(が,降りた時には忘れているので実際には怒りが残らない)。No.4の乱視案内板が一番ひどい。これはデザインがひどいというか仕事が雑すぎる。No.6の孔明の罠は文字通りの孔明の罠で,確実にドアに頭をぶつけるやつだ。このデザインで,さすがに奥が手動とは微塵も思わないだろう。
→ いろいろと情報が集まったけども,決定打は仏像の制作者,海洋信仰,子安観音というあたりで,これは美術史学マターであった。地形・植生や写っている人から迫っていくのも裏道っぽくておもしろいけども,やっぱり正攻法は強いなというのが個人的な感想である。
・約55%の人が卵かけごはんを混ぜて食べている(デイリーポータルZ)
→ これはちょっとびっくりした。自分は混ぜる派で,混ぜない派の人に会ったことがなかったので……しかし,記事中にある通り,そもそも他人と卵かけご飯を一緒に食べる機会自体が人生でも稀ではあり,気づいていないだけかもしれない。
→ なお,自分の食べ方をもう少し細かく言えば,醤油は割と多めにかける,泡立つまでは混ぜず,ご飯の底まで溶き卵が行き届いていれば十分くらい。かけてから混ぜるか,混ぜてからかけるかはほとんどこだわりがないが,多分かけてから混ぜる方が多いと思う。
→ やや脱線。親子丼は「鶏肉の入った卵かけご飯」だと思っているので,卵は半分固形くらいの状態がよく,ちょっとかき混ぜたい。これは牛丼も同じで,生卵はあるなら必ず乗せるし,乗せたら醤油を垂らしてちょっとかき混ぜる。でもカレーは混ぜない。あれは上からかかっているわけではなく,白米の横に広がっているので,カレー側から掬っていけばかき混ぜなくても味は混ざるからだ。もっとも,最近は辛いものを避けているので,カレーライス自体めったに食べないが。
・庭園隠者(Wikipedia)
→ 隠者なのに観賞される存在とは。矛盾がすごいパワーワードだ。
→ RPGによくいる「どうやって生活しているんだろう」というような,ほこらで一人暮らししてる髭もじゃのご老人,案外に現実的に不自然ではなかったようだ。18世紀のイギリス貴族は中二病(あえてゴシック・リヴァイヴァルとは書かない)な趣味が流行っていたし,それを実現できてしまう資産もあったとはいえ,あまりにも現代の日本人の考える「かっこいい隠者」像と同じなので,その意味ではちょっと驚いた。ブコメにあったが,テーマパークのキャストと考えるとしっくり来る。なお人権と労働環境。助言が雑だったり意に沿わなかったり,風貌が賢者っぽくなくなったりしたらクビになったんだろうか。
→ そう言えば中国や日本でも賢者は隠者や仙人として山奥に住んでいるものであり,イスラームもスーフィーはそんな傾向があり,インドやアメリカ大陸あたりは知らないし調べてもいないが,隠者たるもの賢者であり旅人や訪問者に意味深な助言を与えるものというイメージは洋の東西問わず,前近代から確立しているものということか。とするとおもしろい現象だ。
・バッドデザイン賞を勝手にノミネートしてみた-2017年度版(酔いどれデザイン日誌 - Drunken Design Diary)
→ なんかもう全体的にすごい。どうしてこんなデザインに。No.2はこれで矢印がボタンじゃないのは信じがたい。こういうエレベーターたまにあるけど心底腹が立つ(が,降りた時には忘れているので実際には怒りが残らない)。No.4の乱視案内板が一番ひどい。これはデザインがひどいというか仕事が雑すぎる。No.6の孔明の罠は文字通りの孔明の罠で,確実にドアに頭をぶつけるやつだ。このデザインで,さすがに奥が手動とは微塵も思わないだろう。
Posted by dg_law at 02:03│Comments(0)