2018年09月25日
上位総好調の稀有な場所
この九月場所は上位陣が勢揃いだっただけではなく,目立って不調だった人がおらず,それぞれ期するものがあってぶつかり合っていた。結果として熱い取組が多く大変に面白かったのだが,それだけにかえって書くべきことが多い。嬉しい悲鳴である。不祥事で外野がうるさいということもなく,上位陣全員好調で相撲に内容があり,個々にドラマもあったという場所全体の完成度で言えば,ここ5年ほどで一番だったのではないか(ドラマという一点だけなら2015年5月や2017年春があるが)。
まずは優勝した白鵬からいこう。5場所ぶりの優勝であり,以前6場所ぶりの優勝があるのでそれに比べると短いが,逆に言えば5場所空いたのは二度目ということになる。しかも,前回優勝したのは例の日馬富士の事件があった九州場所のことであり,優勝インタビューで「彼をもう一度土俵に立たせる」と大見得を切って,それはならなかった。ご存じの通り,その後も大相撲はいくつかの不祥事があり,その間白鵬は土俵に立っていない期間が長かった。さらに前回の6場所は間の休場が2回(うち全休は1回)であるが,今回の5場所は3回(うち全休は1回)である。特に一つ前の名古屋場所は好調そうに見えた矢先のケガで序盤の休場であった。
それでも白鵬は戻ってきたのである。不屈の闘志で。ちょうどその前回の優勝の際に私は「前半は完璧な相撲ぶりで,全盛期とまでは言わずとも2012-13年頃くらいの強さは見られたと思う。後半はややスタミナ切れの雰囲気もあったが,何とか千秋楽まで持たせた。相変わらず張り差し・かち上げは多いものの」と書いているが,今場所の白鵬もまたその2012-13年頃の強さであり,というよりも2016年以降の直近17場所では最も強かったと思う。しかも,今場所は張り差しこそ多用していたが,あれは問題のないやり方であった。白鵬のラフプレーが最もブーイングを浴びていたのが2016年春場所であったことを思い出したい。3年かかって,幾多の休場も挟んで,よくこれだけ相撲の完成度を戻したものだ。素直に感動してしまった。毎場所こうとはいくまいから,来場所またこの強さかはたまた途中休場かは全く予想がつかないが。
次に,やはり稀勢の里。前半戦の不安定感と言ったらこの上なく,私のTwitterのTL上には毎日心臓が止まりそうな人が大勢いて,むしろそのTLに笑ってしまった。それでも相撲勘が今ひとつな中でも勝ち星が拾えていたのは,足腰の強さが戻ってきたからであり,これは安心材料であった。九日目に栃ノ心に真っ向から立ち向かって勝ったのには本当に安堵させられた。10勝という勝数以上に相撲内容から言って,復帰場所としては奇跡の及第点であろう。無論のことながら,奇跡を起こしたのは幸運ではなく本人の努力である。とはいえ復帰前ほど強いかというと2017年初・春とは比較にならないほど弱く,横審から「来場所は12勝くらいしてほしい」とか言われているので,稀勢の里の復帰物語はまだ終わっていない。
御嶽海の大関取りもまた,来場所へ薄い望みをつなぐ形となった。調子は悪そうになかったのだが,最後の最後で彼に11勝させなかったのはツラ相撲(連敗癖)というのはなんとも難しい。精神的なものと言ってしまえばそうなるが,琴光喜や往時の稀勢の里のようなガラスのハートというわけでもないので評しづらい。基本的に立ち合い強く当たってそのまま押し込むかもろ差し,相手の取り口次第では右四つでも左四つでも取れるという臨機応変スタイルだが,連敗中は強く当たってそのまま押し組む一辺倒で臨機応変さに欠ける。ここが治らないと取りこぼしが減らず,11勝は厳しい。来場所の成否を聞かれたら,私は30%と答える。仮に全勝で中日をターンしても信用しまい。
残りの個別評。残りの横綱・大関陣。鶴竜は終盤の失速が手痛いが,ちょっと他の力士の出来が良すぎた。千秋楽の白鵬との決戦は見応えがあり,あの一番だけで横綱の責任は全うしたと思える。豪栄道は絶好調で,なにせ首投げが一番も無く12勝である。優勝した場所でさえ首投げはあったのに。高安と白鵬のどちらかくらいがもう少し不調なら2回めの優勝がありうるくらいの出来だった。これだけの出来で世間的なスポットがほとんど全く当たらない場所なのだから,不運と言えば不運である。立ち合い強く当たってから後は臨機応変にというスタイルという点で御嶽海の先輩に当たるが,今場所はその対応がすぱっと綺麗にはまっていた。高安も悪くない出来で,立ち合いや投げに力強さがあった。しかし,10日に豪栄道・12日目に鶴竜を止めて結果的に白鵬の優勝をアシストしておきながら,14日目に御嶽海に勝ち越しの白星を与えてフェードアウトし,千秋楽には栃ノ心に会心の相撲を取られるという,なんとも星の回りの悪い場所ではあった。栃ノ心は思っていたよりもカド番脱出に苦労したが,彼も周囲の好調に苦労させられていたように見えた。11日目の鶴竜戦や千秋楽の高安戦を中心に強敵相手でもインパクトの強い相撲で勝ってくれるので,どうしたって印象は良い。
関脇・小結。御嶽海は上述。逸ノ城はまあいつも通りだったが,11日目の稀勢の里戦だけ妙に強かった。よくわからないが,自信があったのだろうか。玉鷲は単純に不調。どうも右足首のケガがおもわしくなさそう。貴景勝は好調上位陣に混ざってこっそり9勝をあげており,実は高評価材料しかない。押し切るか引くかの判断が良く,引いて呼び込んだ負けが少ない。組まされて負けることも少なく,負けるときは概ね相手の引きに落ちるパターンである。前半上位総当たりは当然負けが込んだが,多くの力士がそうであるようにそこで不調にならず,後半で取り戻したメンタルも良い。これで関脇に上がれないのは不運である。張り出しにしてもいい気はするが,慣例から言えば多分ならない。
前頭上位。上位陣全員好調の被害をもろに食らって,星から言えばズタズタの状況。その中でピックアップすると,魁聖の勝ち越しはさすが。豊山は休場が非常にもったいない。ケガがなければ強い相撲がとれたのだろうと思しき後半の白星3つが好材料。朝乃山は負け越したのが意外で,終盤5連敗はどこか傷めたのでなければスタミナが切れたか。どうも後者に思えるのが今後の不安。
前頭中盤。実はこの辺りも絶不調という人が少なく,見事に潰しあった結果,紙一重で勝ち越し負け越しの皆8勝や7勝(前頭6〜11枚目の12人のうち8人が該当),来場所の番付編成が非常に苦しそうな情勢である。その余波とはいえ,琴奨菊はとうとうここで負け越すか。その中で阿武咲は惨敗であったが,まだケガが治りきっていないということか。初場所で休んだときはそれほど重傷には見えなかったのだが,復帰に時間がかかっている。
前頭下位。貴ノ岩は順当な上りエレベーターで,まだまだここで負ける人ではない。さらに竜電を挙げておきたい。だいぶ寄る形が整ってきて,特に左四つは琴奨菊を寄り切ったのが象徴的で強みが増した。差し負けて右四つや立ち合い当たり負けるとそのまま負けることが多いので,確実に左四つに持っていく相撲を完成させたいところ。新入幕隆の勝は8勝でギリギリの勝ち越しだが,そもそも勝ち越せると思っていなかったので,思っていたよりも強かった。それなりに注力して見ていたが,まだよくわからない。石浦が大きく負け越していて残念である。かなり研究されていて,なかなか潜れない。
まずは優勝した白鵬からいこう。5場所ぶりの優勝であり,以前6場所ぶりの優勝があるのでそれに比べると短いが,逆に言えば5場所空いたのは二度目ということになる。しかも,前回優勝したのは例の日馬富士の事件があった九州場所のことであり,優勝インタビューで「彼をもう一度土俵に立たせる」と大見得を切って,それはならなかった。ご存じの通り,その後も大相撲はいくつかの不祥事があり,その間白鵬は土俵に立っていない期間が長かった。さらに前回の6場所は間の休場が2回(うち全休は1回)であるが,今回の5場所は3回(うち全休は1回)である。特に一つ前の名古屋場所は好調そうに見えた矢先のケガで序盤の休場であった。
それでも白鵬は戻ってきたのである。不屈の闘志で。ちょうどその前回の優勝の際に私は「前半は完璧な相撲ぶりで,全盛期とまでは言わずとも2012-13年頃くらいの強さは見られたと思う。後半はややスタミナ切れの雰囲気もあったが,何とか千秋楽まで持たせた。相変わらず張り差し・かち上げは多いものの」と書いているが,今場所の白鵬もまたその2012-13年頃の強さであり,というよりも2016年以降の直近17場所では最も強かったと思う。しかも,今場所は張り差しこそ多用していたが,あれは問題のないやり方であった。白鵬のラフプレーが最もブーイングを浴びていたのが2016年春場所であったことを思い出したい。3年かかって,幾多の休場も挟んで,よくこれだけ相撲の完成度を戻したものだ。素直に感動してしまった。毎場所こうとはいくまいから,来場所またこの強さかはたまた途中休場かは全く予想がつかないが。
次に,やはり稀勢の里。前半戦の不安定感と言ったらこの上なく,私のTwitterのTL上には毎日心臓が止まりそうな人が大勢いて,むしろそのTLに笑ってしまった。それでも相撲勘が今ひとつな中でも勝ち星が拾えていたのは,足腰の強さが戻ってきたからであり,これは安心材料であった。九日目に栃ノ心に真っ向から立ち向かって勝ったのには本当に安堵させられた。10勝という勝数以上に相撲内容から言って,復帰場所としては奇跡の及第点であろう。無論のことながら,奇跡を起こしたのは幸運ではなく本人の努力である。とはいえ復帰前ほど強いかというと2017年初・春とは比較にならないほど弱く,横審から「来場所は12勝くらいしてほしい」とか言われているので,稀勢の里の復帰物語はまだ終わっていない。
御嶽海の大関取りもまた,来場所へ薄い望みをつなぐ形となった。調子は悪そうになかったのだが,最後の最後で彼に11勝させなかったのはツラ相撲(連敗癖)というのはなんとも難しい。精神的なものと言ってしまえばそうなるが,琴光喜や往時の稀勢の里のようなガラスのハートというわけでもないので評しづらい。基本的に立ち合い強く当たってそのまま押し込むかもろ差し,相手の取り口次第では右四つでも左四つでも取れるという臨機応変スタイルだが,連敗中は強く当たってそのまま押し組む一辺倒で臨機応変さに欠ける。ここが治らないと取りこぼしが減らず,11勝は厳しい。来場所の成否を聞かれたら,私は30%と答える。仮に全勝で中日をターンしても信用しまい。
残りの個別評。残りの横綱・大関陣。鶴竜は終盤の失速が手痛いが,ちょっと他の力士の出来が良すぎた。千秋楽の白鵬との決戦は見応えがあり,あの一番だけで横綱の責任は全うしたと思える。豪栄道は絶好調で,なにせ首投げが一番も無く12勝である。優勝した場所でさえ首投げはあったのに。高安と白鵬のどちらかくらいがもう少し不調なら2回めの優勝がありうるくらいの出来だった。これだけの出来で世間的なスポットがほとんど全く当たらない場所なのだから,不運と言えば不運である。立ち合い強く当たってから後は臨機応変にというスタイルという点で御嶽海の先輩に当たるが,今場所はその対応がすぱっと綺麗にはまっていた。高安も悪くない出来で,立ち合いや投げに力強さがあった。しかし,10日に豪栄道・12日目に鶴竜を止めて結果的に白鵬の優勝をアシストしておきながら,14日目に御嶽海に勝ち越しの白星を与えてフェードアウトし,千秋楽には栃ノ心に会心の相撲を取られるという,なんとも星の回りの悪い場所ではあった。栃ノ心は思っていたよりもカド番脱出に苦労したが,彼も周囲の好調に苦労させられていたように見えた。11日目の鶴竜戦や千秋楽の高安戦を中心に強敵相手でもインパクトの強い相撲で勝ってくれるので,どうしたって印象は良い。
関脇・小結。御嶽海は上述。逸ノ城はまあいつも通りだったが,11日目の稀勢の里戦だけ妙に強かった。よくわからないが,自信があったのだろうか。玉鷲は単純に不調。どうも右足首のケガがおもわしくなさそう。貴景勝は好調上位陣に混ざってこっそり9勝をあげており,実は高評価材料しかない。押し切るか引くかの判断が良く,引いて呼び込んだ負けが少ない。組まされて負けることも少なく,負けるときは概ね相手の引きに落ちるパターンである。前半上位総当たりは当然負けが込んだが,多くの力士がそうであるようにそこで不調にならず,後半で取り戻したメンタルも良い。これで関脇に上がれないのは不運である。張り出しにしてもいい気はするが,慣例から言えば多分ならない。
前頭上位。上位陣全員好調の被害をもろに食らって,星から言えばズタズタの状況。その中でピックアップすると,魁聖の勝ち越しはさすが。豊山は休場が非常にもったいない。ケガがなければ強い相撲がとれたのだろうと思しき後半の白星3つが好材料。朝乃山は負け越したのが意外で,終盤5連敗はどこか傷めたのでなければスタミナが切れたか。どうも後者に思えるのが今後の不安。
前頭中盤。実はこの辺りも絶不調という人が少なく,見事に潰しあった結果,紙一重で勝ち越し負け越しの皆8勝や7勝(前頭6〜11枚目の12人のうち8人が該当),来場所の番付編成が非常に苦しそうな情勢である。その余波とはいえ,琴奨菊はとうとうここで負け越すか。その中で阿武咲は惨敗であったが,まだケガが治りきっていないということか。初場所で休んだときはそれほど重傷には見えなかったのだが,復帰に時間がかかっている。
前頭下位。貴ノ岩は順当な上りエレベーターで,まだまだここで負ける人ではない。さらに竜電を挙げておきたい。だいぶ寄る形が整ってきて,特に左四つは琴奨菊を寄り切ったのが象徴的で強みが増した。差し負けて右四つや立ち合い当たり負けるとそのまま負けることが多いので,確実に左四つに持っていく相撲を完成させたいところ。新入幕隆の勝は8勝でギリギリの勝ち越しだが,そもそも勝ち越せると思っていなかったので,思っていたよりも強かった。それなりに注力して見ていたが,まだよくわからない。石浦が大きく負け越していて残念である。かなり研究されていて,なかなか潜れない。
北勝富士と錦木はすごい番付運で,団子状態の中盤から少し浮いていただけなのに,その少しのおかげで4枚分くらいジャンプしそう。錦木と竜電は上位初挑戦か。幕尻は千代丸に変えて矢後が新入幕の可能性もあるが,13日目の事実上の入れ替え戦で千代丸が勝っているのを重視した。十両から落ちるのは青狼・臥牙丸・天空海の3人で,臥牙丸は師匠と相談するとのこと。上がってくるのは極芯道と豊ノ島は確実として,あとは友風か大成道か。
Posted by dg_law at 08:00│Comments(2)
この記事へのコメント
14日までに、各段優勝を除けば、めぼしい星勘定が決まってしまった場所でした。逸ノ城の勝ち越しは何ともはや。白鵬の全勝優勝、一番危うかったのは御嶽海戦でしたが、御嶽海の方が飲まれてしまって、とうとう負けませんでした。鶴竜は中盤まで抜群の安定感だったのに、栃ノ心の釣りがそんなに響いてしまったのか。
稀勢の里は、序盤から毎日が千秋楽と言った盛り上がり。幸運もあって序盤5連勝できたのが大きかった。難敵に勝つ一方で、もろくも敗れるという両極端が不安材料、いや、もともとそんなタイプではありましたか。栃ノ心は終盤にようやくカド番脱出。御嶽海もですが、上位不在で優勝したからと言って、楽ではありません。
貴景勝の勝ち越しは確かに地味でした。北勝富士も終盤まで優勝争いを続けてほしかった。他の新鋭力士は、おおむね壁に跳ね返された場所となってしまいました。新入幕の隆の勝、7-8でも残れそうでしたが、勝ち越しました。
十両は千秋楽までもつれる優勝争いでした。久々復帰の宇良と、舛ノ山が共に6勝だったので、来場所はBSに映る番付かもしれません。納屋と豊昇龍は、3-3の直接対決で明暗が分かれることに。琴鎌谷は4勝で勝ち越し。最重量力士だった大露羅、今場所は序盤に運良く館内まで行けまして、その時に「手を付かないと土俵に上がれなくて、今場所限りかも」と聞いたのですが、やはり引退。お疲れ様でした。
稀勢の里は、序盤から毎日が千秋楽と言った盛り上がり。幸運もあって序盤5連勝できたのが大きかった。難敵に勝つ一方で、もろくも敗れるという両極端が不安材料、いや、もともとそんなタイプではありましたか。栃ノ心は終盤にようやくカド番脱出。御嶽海もですが、上位不在で優勝したからと言って、楽ではありません。
貴景勝の勝ち越しは確かに地味でした。北勝富士も終盤まで優勝争いを続けてほしかった。他の新鋭力士は、おおむね壁に跳ね返された場所となってしまいました。新入幕の隆の勝、7-8でも残れそうでしたが、勝ち越しました。
十両は千秋楽までもつれる優勝争いでした。久々復帰の宇良と、舛ノ山が共に6勝だったので、来場所はBSに映る番付かもしれません。納屋と豊昇龍は、3-3の直接対決で明暗が分かれることに。琴鎌谷は4勝で勝ち越し。最重量力士だった大露羅、今場所は序盤に運良く館内まで行けまして、その時に「手を付かないと土俵に上がれなくて、今場所限りかも」と聞いたのですが、やはり引退。お疲れ様でした。
Posted by EN at 2018年09月25日 14:03
白鵬の御嶽海戦は今場所屈指の見どころでしたね。あの棒立ちはかえって御嶽海が取りづらそうで,白鵬の経験が本当に光った場面だったと思います。
鶴竜は何だったんでしょうね。確かに栃ノ心戦でなにかあったようには見えませんでした。
稀勢の里は今場所の不安定さが来場所も続くようだと困るというか,おっしゃる通り大関時代以前に逆戻りですね。せっかく安定して横綱になったのに。
十両は全然勝ち越し力士が出てこないすごい状況でしたね。宇良と舛ノ山は幕下まで来れますかね。納屋と豊昇龍はすでにこれだけ注目を浴びているのが当人たちのプレッシャーにならなければよいですが。大露羅の引退もニュースになっていました。ロシア出身力士が不在になってしまうのは寂しいです。
鶴竜は何だったんでしょうね。確かに栃ノ心戦でなにかあったようには見えませんでした。
稀勢の里は今場所の不安定さが来場所も続くようだと困るというか,おっしゃる通り大関時代以前に逆戻りですね。せっかく安定して横綱になったのに。
十両は全然勝ち越し力士が出てこないすごい状況でしたね。宇良と舛ノ山は幕下まで来れますかね。納屋と豊昇龍はすでにこれだけ注目を浴びているのが当人たちのプレッシャーにならなければよいですが。大露羅の引退もニュースになっていました。ロシア出身力士が不在になってしまうのは寂しいです。
Posted by DG-Law at 2018年09月27日 07:17