2019年06月02日
最近読んだもの・買ったもの(Trinity Field他)
・『ブラックラグーン』11巻。
→ ロックがフォンに指摘されて,「他人の物語に介入して,自分の納得する形に流す自由」に快楽,人生の目的を見出していることを自覚し,さっそくフォンの物語に決着をつける回。9巻ではロベルタ御一行にそれを悪党と言われて凹んでいたが,フォンに指摘されて振り切れたようだ。
→ 売春宿,まさかのインターネットが通じていない。そう,ここは2010年代のタイではなく,1990年代のタイなのである。10巻の感想で「IT環境の遅れに妙なノスタルジーがある」なんて書いていたが,まさか本当に作中のギミックとして重要な要素だったとは。アフリカとかニューギニアに逃亡しろと言われたジェーンが「嫌よそんな場所! ネットどころか電気もないじゃない!」と言っているのも面白い。こう30年近く前と比較すると,世界は発展している。
→ エダが豪快なホームラン(ただし球は人)を決めながらつぶやいていたトニー・グウィンは実在のメジャーリーガーで,サンディエゴ・パドレスに所属し1990年代なかばに首位打者4回の大活躍をしていた。
『火ノ丸相撲』23巻。鬼丸・刃皇戦とその後。
→ 死にたがりでは刃皇に届かず,道を誤っていることがはっきり示された回。比古清十郎も緋村剣心に同じこと言ってた。ジャンプの伝統である。死ぬ気でがんばるつもりで,実際には大事なことから目をそむける口実になってしまっていた。力士生命が短命になりがちな身体だからせめてその短い期間でもきらめきを,というつもりがかえって力士生命を縮めてもいいという口実になってしまっていたので,なるほど死にたがりである。
→ レイナさんとの首投げ未遂後,「何かが解決したわけじゃないが,心が少し軽くなった気がした」と独白しているが,実際何かが解決したわけではないので,この辺は24巻以降に。しかしまあ,レイナさんはいつ首投げできるのか……pixiv等の二次創作ではすでにあるがw。
・「Trinity Field」。
→ 私的アイマスソングランキング1位を塗り替えた名曲(これまで1位だったのは「細氷」)。これぞトラプリという曲で,センターは加蓮ながら,曲も歌詞も仰々しくて実に「蒼い」。というかTrancing Pulseよりもさらに蒼い。さすがは皆大好きElements Garden。渋谷凛の蒼歴史がまた一つ増えたともいう。そもそも設定上,凛が作詞作曲に携わったという設定で,実際コミュで加蓮に「青くなりそう」って言われてて笑った。
→ 一番好きな箇所は1サビが終わった後,2メロが始まるまでの間奏の展開。「え,まだここに重ねるの?」と思わせる無意味なまでの仰々しさといったら。歌詞通り,どこまでも上っていく雰囲気がする。
→ こうなるとセンターが奈緒の曲もほしいところだけど,さすがにしばらく後だろう。また歌詞に過去・現在・未来って出てきそう。
・『ダンスインザヴァンパイアバンド ASO』1巻。
→ Age of Scarlet Orderの略。不思議な打ち切られ方をしたと思ったら復活した。不思議な打ち切られ方だったのでリカバリーが大変そうで,この巻はほぼそれに当てられ,空白期間の状況説明に当てられた感じ。バンドは男の真祖に破壊されて洪水により崩壊。ヴァンパイアの跳梁によりアメリカは狂乱の反吸血鬼国家へ。それをだらだらと説明するのではなく,アメリカの吸血鬼の脱出・救出劇として具体的なエピソードに仕上げたのは上手いところ。
→ ミナ様とアキラは再び南米,クレイドルと呼ばれる遺跡・地下都市へ。ミナは明晰夢の中で先祖たち(と偽ミナことケティ・モーリス)に会い,アキラはケティを探して疾駆,現れる新たな謎の敵,というところで次巻へ。
→ ロックがフォンに指摘されて,「他人の物語に介入して,自分の納得する形に流す自由」に快楽,人生の目的を見出していることを自覚し,さっそくフォンの物語に決着をつける回。9巻ではロベルタ御一行にそれを悪党と言われて凹んでいたが,フォンに指摘されて振り切れたようだ。
→ 売春宿,まさかのインターネットが通じていない。そう,ここは2010年代のタイではなく,1990年代のタイなのである。10巻の感想で「IT環境の遅れに妙なノスタルジーがある」なんて書いていたが,まさか本当に作中のギミックとして重要な要素だったとは。アフリカとかニューギニアに逃亡しろと言われたジェーンが「嫌よそんな場所! ネットどころか電気もないじゃない!」と言っているのも面白い。こう30年近く前と比較すると,世界は発展している。
→ エダが豪快なホームラン(ただし球は人)を決めながらつぶやいていたトニー・グウィンは実在のメジャーリーガーで,サンディエゴ・パドレスに所属し1990年代なかばに首位打者4回の大活躍をしていた。
『火ノ丸相撲』23巻。鬼丸・刃皇戦とその後。
→ 死にたがりでは刃皇に届かず,道を誤っていることがはっきり示された回。比古清十郎も緋村剣心に同じこと言ってた。ジャンプの伝統である。死ぬ気でがんばるつもりで,実際には大事なことから目をそむける口実になってしまっていた。力士生命が短命になりがちな身体だからせめてその短い期間でもきらめきを,というつもりがかえって力士生命を縮めてもいいという口実になってしまっていたので,なるほど死にたがりである。
→ レイナさんとの首投げ未遂後,「何かが解決したわけじゃないが,心が少し軽くなった気がした」と独白しているが,実際何かが解決したわけではないので,この辺は24巻以降に。しかしまあ,レイナさんはいつ首投げできるのか……pixiv等の二次創作ではすでにあるがw。
・「Trinity Field」。
→ 私的アイマスソングランキング1位を塗り替えた名曲(これまで1位だったのは「細氷」)。これぞトラプリという曲で,センターは加蓮ながら,曲も歌詞も仰々しくて実に「蒼い」。というかTrancing Pulseよりもさらに蒼い。さすがは皆大好きElements Garden。
→ 一番好きな箇所は1サビが終わった後,2メロが始まるまでの間奏の展開。「え,まだここに重ねるの?」と思わせる無意味なまでの仰々しさといったら。歌詞通り,どこまでも上っていく雰囲気がする。
→ こうなるとセンターが奈緒の曲もほしいところだけど,さすがにしばらく後だろう。また歌詞に過去・現在・未来って出てきそう。
・『ダンスインザヴァンパイアバンド ASO』1巻。
→ Age of Scarlet Orderの略。不思議な打ち切られ方をしたと思ったら復活した。不思議な打ち切られ方だったのでリカバリーが大変そうで,この巻はほぼそれに当てられ,空白期間の状況説明に当てられた感じ。バンドは男の真祖に破壊されて洪水により崩壊。ヴァンパイアの跳梁によりアメリカは狂乱の反吸血鬼国家へ。それをだらだらと説明するのではなく,アメリカの吸血鬼の脱出・救出劇として具体的なエピソードに仕上げたのは上手いところ。
→ ミナ様とアキラは再び南米,クレイドルと呼ばれる遺跡・地下都市へ。ミナは明晰夢の中で先祖たち(と偽ミナことケティ・モーリス)に会い,アキラはケティを探して疾駆,現れる新たな謎の敵,というところで次巻へ。
Posted by dg_law at 19:09│Comments(0)