2019年09月01日
でも続報はちゃんとGIGAZINE本体が出してほしい
・ある日突然自分の建物を他人がショベルカーで破壊しても「建造物損壊」にはならないのか?(GIGAZINE)
・続・ある日突然自分の建物を他人がショベルカーで破壊しても「建造物損壊」にはならないのか?(GIGAZINE)
→ 平成も終わりになろうという2019年3月末のタイミングで,こんな平成初期のような地上げの話を聞き,かつ法律の抜け穴を見ることになろうとは思わなかった。「滅失登記の申出」,存在している意味はわかるものの,
>・いかなる方法であってもとにかく何もない更地にしてしまえば「滅失登記の申出」によって登記を書き換えることができる
>・この更地にする方法は合法でも違法でもどっちでもいい、書類上はそういうのは一切問われないため
→ 実際の運用がこれでは悪用されるのは目に見えている。そういう意味では法の抜け穴というよりも行政の抜け穴と言うべきかもしれない。警察の不作為もひどい。「「スーッと入れる」状態だと中のモノを盗まれても文句が言えない」は常識的に考えてありえない。
・ある日突然無断で他人の建物をショベルカーで破壊する企業は「反社会的勢力」ではないのか? (GIGAZINE)
→ 約10日後の続報。まあやっぱ反社案件ですよね。「反社会的勢力の排除に関する誓約書」的な書類って虚偽でも誓約できてしまうから意味あるんかなと思っていたので(もちろん誓約を破れば罰が重いが反社の人はそんなの気にするかなという),誓約が拒否されたのは驚いた。案外意味があるのだな。
→ この後,GIGAZINEからの本件の更新は途絶えてしまい,その後はあるアーティストのブログで更新されている。それによると,いまだもって西淀川署は動きがないという。
・西淀川警察署は私のブログを読んでいたという事実。(KEISUI ART STUDIO)
・雨と風でどんどん崩壊していく事件現場(GIGAZINE東倉庫)を風化させない。(KEISUI ART STUDIO)
→ 私もこの案件はもう少し追ってみたい。
・新しい日本銀行券及び五百円貨幣を発行します(財務省)
→ 意外と言及されていないが,一橋・津田塾・北里で大学(または母体の研究所)の創設者でそろえていて統一感はある。そういう意味では福沢諭吉が何らかの形で残っていた方が面白かった気は。大隈重信が採用されないのは,政治家カラーが強すぎて,特に中国とは揉めそうだからという事情はあろうな(1980年代まで伊藤博文を使ってたのも今考えるとすごい,私使ったことないけど)。そうしてみると1984年以降の10人(紫式部をカウント)は絶妙な人選である。
→ 次の話をするのはあまりにも気が早いが,同様のシリーズでそろえるなら,十数年後の刷新の際にはボアソナードとか緒方洪庵のような変化球が見たい。見たくない?
・ノートルダム大聖堂で火災 96mの塔が焼け落ちる(朝日新聞)
→ 自分も二度ほど行ったことがあるだけに,とても驚いた。現場の努力で屋根と尖塔以外は大きな被害を免れたそうなので,復興は可能だろう。火事の原因は不明瞭ながら修復作業中に何らかの原因があったのは間違い無いようで,逆効果になってしまったのは何とも悲しい。
→ 漫画『プリニウス』で,石造の都市ローマが焼け落ちる描写があり,それについて「当時は柱なんかが木組みだったので燃えたらむしろ石材やレンガが一気に崩落してくるという」という論評をしたところ,まさかその翌日に似たような構造のものが焼け落ちるシーンを現実に見ることになるとは,全く思ってもみなかった。偶然とは恐ろしい。
・続・ある日突然自分の建物を他人がショベルカーで破壊しても「建造物損壊」にはならないのか?(GIGAZINE)
→ 平成も終わりになろうという2019年3月末のタイミングで,こんな平成初期のような地上げの話を聞き,かつ法律の抜け穴を見ることになろうとは思わなかった。「滅失登記の申出」,存在している意味はわかるものの,
>・いかなる方法であってもとにかく何もない更地にしてしまえば「滅失登記の申出」によって登記を書き換えることができる
>・この更地にする方法は合法でも違法でもどっちでもいい、書類上はそういうのは一切問われないため
→ 実際の運用がこれでは悪用されるのは目に見えている。そういう意味では法の抜け穴というよりも行政の抜け穴と言うべきかもしれない。警察の不作為もひどい。「「スーッと入れる」状態だと中のモノを盗まれても文句が言えない」は常識的に考えてありえない。
・ある日突然無断で他人の建物をショベルカーで破壊する企業は「反社会的勢力」ではないのか? (GIGAZINE)
→ 約10日後の続報。まあやっぱ反社案件ですよね。「反社会的勢力の排除に関する誓約書」的な書類って虚偽でも誓約できてしまうから意味あるんかなと思っていたので(もちろん誓約を破れば罰が重いが反社の人はそんなの気にするかなという),誓約が拒否されたのは驚いた。案外意味があるのだな。
→ この後,GIGAZINEからの本件の更新は途絶えてしまい,その後はあるアーティストのブログで更新されている。それによると,いまだもって西淀川署は動きがないという。
・西淀川警察署は私のブログを読んでいたという事実。(KEISUI ART STUDIO)
・雨と風でどんどん崩壊していく事件現場(GIGAZINE東倉庫)を風化させない。(KEISUI ART STUDIO)
→ 私もこの案件はもう少し追ってみたい。
・新しい日本銀行券及び五百円貨幣を発行します(財務省)
→ 意外と言及されていないが,一橋・津田塾・北里で大学(または母体の研究所)の創設者でそろえていて統一感はある。そういう意味では福沢諭吉が何らかの形で残っていた方が面白かった気は。大隈重信が採用されないのは,政治家カラーが強すぎて,特に中国とは揉めそうだからという事情はあろうな(1980年代まで伊藤博文を使ってたのも今考えるとすごい,私使ったことないけど)。そうしてみると1984年以降の10人(紫式部をカウント)は絶妙な人選である。
→ 次の話をするのはあまりにも気が早いが,同様のシリーズでそろえるなら,十数年後の刷新の際にはボアソナードとか緒方洪庵のような変化球が見たい。見たくない?
・ノートルダム大聖堂で火災 96mの塔が焼け落ちる(朝日新聞)
→ 自分も二度ほど行ったことがあるだけに,とても驚いた。現場の努力で屋根と尖塔以外は大きな被害を免れたそうなので,復興は可能だろう。火事の原因は不明瞭ながら修復作業中に何らかの原因があったのは間違い無いようで,逆効果になってしまったのは何とも悲しい。
→ 漫画『プリニウス』で,石造の都市ローマが焼け落ちる描写があり,それについて「当時は柱なんかが木組みだったので燃えたらむしろ石材やレンガが一気に崩落してくるという」という論評をしたところ,まさかその翌日に似たような構造のものが焼け落ちるシーンを現実に見ることになるとは,全く思ってもみなかった。偶然とは恐ろしい。
Posted by dg_law at 18:26│Comments(0)